横浜の洋食の老舗はどこ？おすすめのお店やメニューを紹介！

港町横浜。おしゃれで人気の観光地ですが、どこか昔懐かしいレトロな雰囲気も街に漂っています。そんな横浜には、たくさんのおいしい洋食屋さんがあります。また、昔からの味を提供し続けている老舗の洋食屋さんもあります。では、ここからは、おすすめの横浜でおいしい老舗の洋食屋さんをご紹介しましょう。

山下公園前にあるこちらが「ホテル・ニューグランド」です。 各界の著名人も数多く利用している、横浜の老舗のホテルなのです。隣には新館もありますが、レトロな雰囲気の本館が人気。そしてこちらの本館1Fにあるのが、ザ・カフェです。

2代目総料理長が、米兵が茹でたスパゲッティに塩、胡椒、トマトケチャップを和えた物を食べているのを見て、アレンジ加えて生み出した一品です。ケチャップをふんだんに使うのではなく、ニューグランドで提供するにふさわしい、品のあるソースが人気の秘密。ぜひ一度はいただきたい、おいしい老舗の洋食です。

アメリカ人将校夫人たちを喜ばせたいと、ニューグランドの当時のパティシエが考案した一品がこちら、プリン・ア・ラ・モードです。当時はプリンに、アイスクリームや、アメリカから送られてきた缶詰の果物を組み合わせて作られていました。今でも、コルトンディッシュという特殊な器に盛られているのが、なんとも洒落ています。

住所:神奈川県横浜市中区山下町10番地 本館1階 電話番号:045-681-1841

「センターグリル」は米国風洋食と謳う、横浜の老舗洋食屋さんです。開店当時の昭和21年、は終戦で食糧不足でした。「とにかく栄養のあるものを」という真心こもった思いから、ボリュームのあるメニューが考案され今に受け継がれているのです。

センターグリルでは、全国の方々にお店のメニューを気軽に食べて欲しい、という想いから、各地の百貨店にて開催されている物産展などに出店することがあります。近くで開催の時は、ぜひ足を運んでみてください。

最初にご紹介した、ニューグランドの流れを汲みつつ、おなじみのケチャップを使い、庶民派ナポリタンを生んだお店です。つまり現在のナポリタンの雛形を作ったと言っても過言ではない、老舗の洋食屋さんです。ケチャップで炒められたモチモチの麺に、玉ねぎやピーマン、そしてハム。これぞナポリタン!を味わうのにおすすめです。

この「特製浜ランチ」は、ボリューム感満載の一皿です。特製オムライスとチキンカツとサラダが、レトロなステンレスのお皿に盛られています。おいしく、がっつりといただけるランチとして大人気なのです。ビールとの相性も抜群でおすすめです。

その人気はもはや伝説と化しているほどの超人気老舗洋食屋さんが「洋食キムラ 野毛店」です。昭和13年の創業以来、横浜の洋食屋として守り続けている味わいは、今でも多くのファンを魅了しています。

お店の人気メニューは、なんと言ってもハンバーグ。 貝殻型の鉄なべで提供されます。代々受け継がれているというこのデミグラスソースですが、レシピは店主以外に門外不出なのです。 最高のソースと、柔らかいお肉のベストマッチなおいしさがおすすめです。

こちらのお店の人気メニューのひとつが、カニクリームコロッケです。サクサクで熱々の、トロッと絶品なおいしいコロッケを目当てに訪れるお客様が多いのも納得です。横浜の老舗の洋食屋さんで、色々な種類の洋食をシェアして、楽しむのもおすすめです。

住所:神奈川県横浜市中区野毛町1丁目3番 電話番号:045-231-8706

1947年にフィンランド人の方が創業した「ホフブロウ」。半年間の閉店を経て、おいしい洋食が帰ってきました。長きにわたり、愛され続けている横浜の洋食店です。古き良き時代がそのまま残っているかのような、趣のある店内で絶品の洋食をいただきましょう。

ホフブロウ人気のメニューがこちら、スパピザです。スパピザとは、特製のトマトソースで仕上げたパスタを鉄板に乗せ、その上にエビやベーコン、野菜をトッピングし、さらにチーズをどっさり乗せて、それをオーブンで焼いたもの。ぜひ一度は召し上がっていただきたい、おすすめの一皿です。

住所:神奈川県横浜市中区山下町25-1上田ビル1F 電話番号:045-662-1106

初代店主は、ニューグランドの初代料理長の元で修行されていたという、横浜の老舗の洋食屋さんです。現在は、3代目が初代店主からの味を引き継いでいます。なんとも味わいのある外観も楽しみながら、横浜ならではのおいしい洋食をいただきましょう。

タマガワで一番のおすすめメニューは、なんといってもオムハヤシです。トロトロの半熟卵と特製のハヤシが、絶妙にマッチした一品です。普段、ふわトロ系はあまり食べない、という方にもこちらのお店のオムハヤシは人気があります。ボリュームも満点なので、男性でも十分に満足できる一品となっています。

住所:神奈川県横浜市中区福富町仲通1-1 電話番号:045-261-3770

ちょっぴり怪しいネオン街の真ん中にあるのが、老舗洋食屋「イタリーノ」です。初めてお店に入る時は、少し躊躇してしまいそうな雰囲気ですが、1度行ったら癖になる、リピーターの多い横浜の洋食屋さんです。ディープな雰囲気の店内は、様々なお客様でいっぱいです。老舗の定番洋食メニューが人気です。

数ある洋食メニューの中でも人気なのが、ポークチョップです。熱々の鉄板の上に、厚切りポークチョップがガツっと乗っていて、特性ソースがたっぷりかかっています。また、お肉がとてもやわらかいのも、人気の理由のひとつです。しっかりとおいしい洋食を食べたい、そんな時におすすめのお店です。

横浜市民のソウルフードとも言われているこちらのお店。安い、うまい、早い、と三拍子揃っているので、お近くで働いている方には、ランチタイムの利用もおすすめです。横浜のB級グルメにも選ばれているお店なので、ぜひ一度ディープな食の世界を体験してみてください。

住所:神奈川県横浜市中区福富町仲通３−４ 電話番号:045-261-6721

昭和28年創業の、老舗洋食屋さんです。昔ながらの洋食が食べられるおすすめのお店です。センターグリルで働いていたシェフが、1953年に独立して出したお店がこちらなのです。気取らず庶民的な雰囲気でいて本格的な洋食が楽しめると、地元のお年寄りにも人気があります。

こちらでぜひおすすめしたいメニューが、ミツワグリルの名物、トルコライスです。ケチャップベースのピラフの上に、豚カツとキャベツが盛られている、ボリュームたっぷりの一皿です。見た目がこってりですが、お味は素朴なおいしさで、ペロリと食べれてしまいます。

住所:神奈川県横浜市中区日ノ出町1-20 電話番号:045-261-6721

老夫婦二人で営業されている、小さな洋食屋さんです。家庭的な洋食屋さんで、どれも手作りのお料理がとてもおいしいと人気があります。ほっと一息つきたい時に、ふらりと立ち寄ってみるのも!夕方になると満席になってしまうことが多いので、早めのお昼時に行くのがおすすめです。

なんと言っても一番人気はこちら。オーダーしてくれてから捏ねてくれるハンバーグです。付け合わせのナポリタンやマッシュポテト、どちらも本格的な洋食のお味です。セットのライスまで、お取り寄せをしているというこだわりのお米。レトロな店内でじっくり味わいたい一皿です。

住所:神奈川県横浜市中区末吉町3-67 電話番号:045-251-5540

今回は、横浜の老舗の洋食屋さんをご紹介しました。一人で気になる洋食屋さんめぐりをするのも楽しめますし、友達や恋人、家族でそのお店の色々なメニューをシェアするのもおすすめです。ぜひ横浜の、レトロでおおいしい、老舗の洋食屋さんへ行ってみてください。