長崎東彼杵町の観光は温泉やイベントで満足！見所やおすすめカフェなど13選

東彼杵町は、視界180度に拡がる大村湾を一望できる自然豊かな町です。また茶畑が拡がる全国的な茶葉の産地として有名な町です。そんな自然に溢れた姿を残すため、カフェ、食堂、コミュニティスペース、温泉、伝統を伝えるイベントなど、自然と共存していく新しい試みが生まれています。ここではそんな魅力一杯の東彼杵町を紹介します。

長崎県町村会が、ソラカラNAGASAKI息づく「本気のいなか8(エイト)」たち、と題して制作した観光映像の中で、東彼杵町がアップされています。視界180度に広がる大村湾の青さと新緑の茶畑が一望出来る東彼杵町の自然の姿、その自然と共存する町の様子などが、「静と動」の映像美で堪能出来ます。2分30秒のロングバージョンです。

千綿渓四十八潭は、多良岳県立公園の一角に位置し、千綿川の清流に沿い48の滝と淵が連なる渓谷です。儒学者の広瀬淡窓が、この渓谷全体を一匹の龍に見立て、上流にある八間滝を龍の頭と称し「龍頭泉」と命名しました。清流と緑の山々が取り囲む自然に恵まれた、四十八もの様々な姿を見せる滝と淵の清流に、心も身体も自然と癒されます。

龍頭泉いこいの広場は、龍頭泉から南へ500mほど行ったところにあるスポーツ＆レクリエーション施設です。テニスコート、ローラースケートなど家族で楽しめる施設のほか、キャンプ場には、バンガロー、バーベキュー、五右衛門風呂などアウトドア体験が出来る施設がたくさん整っています。入場料は小学生以上が100円と嬉しい料金です。

住所:長崎県東彼杵郡東彼杵町中岳郷1535 電話番号:0957-47-1654

彼杵駅を下車し徒歩10分ちょっと、彼杵港入口交差点を西側に曲がったところにある「そのぎシーサイド公園」は、グラウンドや遊具広場、芝生公園などが整備され、家族で芝生ランチをしたり、遊具で遊んだりと一日中楽しめる眺望が素晴らしいおすすめのレジャー公園施設です。

また魚釣りも楽しめる憩いの場です。西側の埋立地周りの岸壁は車横付け可能で気軽に釣りできます。サビキ釣りでアジ、投げ釣りでシロギス、フカセ釣りでクロダイなどが狙えます。アジやメバル狙いに夜釣りに訪れる人も多く、冬場はエギングでコウイカが狙えます。魚釣りでもおすすめの観光スポットのひとつです。

日本の食文化として古くから愛されてきた「くじら料理」。今や過去の思い出になっているとも言える鯨料理が、ここ東彼杵町では、今もなお日常食として愛され続けています。古くは江戸時代から明治の中頃まで、魚市場や問屋で売り買いされ九州各地へ運ばれていました。そのぎ名物「くじら入りだご汁」は、柚子胡椒でピリリと温まります。

千綿駅は、昭和3年に作られた木造平屋建ての小さな駅舎です。駅の改札を通りホームへ出ると、目の前には、地平線に広がる大村湾の絶景の青い海が現れます。2014年冬季の「青春18きっぷ」でのポスター写真に千綿駅が選ばれて話題の観光地となってます。インスタグラムでも人気の観光スポットとして話題を呼んでいる素朴で小さな駅舎です。

東彼杵にある無人駅「千綿駅」にオープンした「千綿食堂」は、カウンター席に座って絶景の大村湾を眺めながら食べるカレーが自慢のお店です。木造平屋の駅舎内に作られた食堂内には、モダンノスタルジーな雰囲気が漂い、おすすめの観光スポットとして注目されてます。メニューは、日替わりカレーのほか、ホットミルク、カフェラテなど。

住所:長崎県東彼杵郡東彼杵町平似田郷750-3 電話番号:0957-46-0961

東彼杵町を流れる千綿川上流の渓谷沿いに「滝の上の美術館」があります。この美術館は、築70年の元旅館「白龍仙」に始まり、空家時代を経て大改修の末開館し、現在は2015年6月より「滝の上の美術館」として生まれ変わりました。館内は、ギャラリー、ワークショップスペース、ブックスペースなどが開放中で、気軽に立ち寄れます。

住所:長崎県東彼杵郡東彼杵町 太ノ浦郷 電話番号:070-5410-4780

水の流れるままに、心のおもむくままに、と名付けられた「湧き水カフェ風水庵」。おすすめメニューの、クミンなど3種のスパイスが入った本格的インド風カレー、シンプルな材料で焼き上げた熱々のジンジャーパン、そして地元で採れた「黒田五寸人参」「あいゆたか(じゃがいも)」など自然の野菜とのマッチングに心が癒されるカフェです。

住所:長崎県東彼杵郡太ノ浦郷822-7 電話番号:090-8451-6465

国道200号線沿いにある「道の駅・彼杵の荘」には、東彼杵町おすすめの美味しい土産物や特産品などあります。お茶のまち東彼杵ならではの、そのぎ茶最中、そのぎ茶まんじゅう、彼杵茶ロール、などのお茶とお菓子のコラボ品がずらりです。そして全国的にも評価の高い「そのぎ茶」など、東彼杵町でしか買えない物が数多く並んでいます。

住所:長崎県東彼杵郡東彼杵町彼杵宿郷747-2 電話番号:0957-49-3311

東彼杵町の音琴小学校近くに「焼菓子KOTOURA」の小さな看板があります。周辺の田園風景を眺めながらお店へ近づくと焼き菓子の甘い香りが漂います。チーズケーキやイチゴタルト、イチゴムース、新茶が楽しめるそのぎ茶大福など、地元産地のものを使ったケーキや焼き菓子が味わえます。金・土・日・祝のみの限定オープンのお店です。

住所:長崎県東彼杵郡 東彼杵町大音琴郷224-4 電話番号:080-5252-0651

東彼杵町に町内外の若者と地域住民が交流し情報発信する拠点としてオープンした「ソリッソリッソ千綿米創戸」。元々、米倉庫としてあったものを改装して作られました。テナントには、アンティーク家具と古着のお店、コーヒースタンド、革製品のお店の3店舗が入ってます。レトロな佇まいを残しつつポストモダンな観光地として蘇りました。

国道34号線沿い、東彼杵町瀬戸郷にオープンした「ソリッソリッソ千綿米創庫」。この建物は、1953年から2008年まで元千綿農協第三米倉庫として使われてました。老朽化のため取り壊し予定でしたが、町内のまちおこしグループ「長咲プロジェクト協議会」の取り組みにより、東彼杵町のお洒落なおすすめ観光スポットとして誕生しました。

熊本から移住されたご夫婦が始めた、熊本産有機小麦と自家製酵母で作る素朴なパンとちょっとした食材、小物を置いてある即日完売するほど人気のパン屋さんです。九州産の食材を使い、手間隙かけて作られたパンと素朴な店内デザインには、思わずほっこりとした気持ちになります。木曜から月曜、11時から16時までの営業時間となってます。

住所:長崎県東彼杵郡東彼杵町瀬戸郷1221 電話番号:0957-47-1307

東彼杵町では、お茶をメインとしたイベントの数々が行われています。ゴールデンウィークに河川公園やすらぎの里で行われる「新茶まつり」、5月第2金土日に行われる「そのぎ茶まつり」、11月下旬の土日には、農産物や加工品などの出店、各種イベントの「ふるさとふれあいまつり」などが行われ、毎年多くのイベント観光客で賑わいます。

東彼杵郡の川棚町にあるおすすめの温泉風呂、それが「川棚大崎温泉しおさいの湯」です。露天風呂に浸かると大村湾が一望できる絶景がおすすめの温泉です。ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉の大浴場やサウナ、冷水、歩行浴などがあり、温泉ならではの治癒効果が期待できます。 9時半から22時までで毎週第2水曜日は定休日となっています。

住所:長崎県東彼杵郡川棚町小串郷237 電話番号:0956-82-6868

自然の姿がそのままに、日本人のこころのふるさととして今を生きる東彼杵町。その自然と伝統を残しながら、共存していこうとする試みがこの町にはあります。忘れていた自然の山々や穏やかに拡がる大海原、清流のせせらぎが心地よい川、など心地よい安らぎ感をここ、東彼杵町で体験して見てはいかがでしょうか。