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廃墟を訪ねて世界へ!おすすめは恐ろしくも美しい世界遺産!

廃墟を訪ねて世界へ!おすすめは恐ろしくも美しい世界遺産!
投稿日: 2017年8月31日最終更新日: 2020年10月7日

廃墟と言われるものは世界中にあり、規模の大小にかかわらず見る人の心に過ぎ去った時間の哀愁を感じさせています。廃墟の中には文化的価値が高く、世界遺産に指定されたものもあります。今回は尋ねてみたい世界遺産になった廃墟をご紹介します。

アイコンこの記事の目次

      1廃墟が世界遺産に…その哀しく幽玄な姿
      2美しい廃墟の世界遺産1:軍艦島
      3美しい廃墟の世界遺産2:マチュピチュ(ペルー)
      4美しい廃墟の世界遺産3:アルゲ・バム(イラン)
      5美しい廃墟の世界遺産4:スピシュスキー城(スロバキア)
      6美しい廃墟の世界遺産5:チチェン・イッツァ(メキシコ)
      7美しい廃墟の世界遺産6:ティカル国立公園(グアテマラ)
      8美しい廃墟の世界遺産7:アイット・ベン・ハドゥ (モロッコ)
      9美しい廃墟の世界遺産8:ワット・プー(ラオス)
      10美しい廃墟の世界遺産9:アンコール(カンボジア)
      11美しい廃墟の世界遺産10:アユタヤ(タイ)
      12美しい廃墟の世界遺産11:ブレナヴォン(イギリス)
      13美しい廃墟の世界遺産12:ハドリアヌスの長城(イギリス)
      14美しい廃墟の世界遺産13:ハンバーストーンとサンタ・ラウラ(チリ)
      15美しい廃墟の世界遺産14:フェルクリンゲン(ドイツ)
      16美しい廃墟の世界遺産15:メサ・ヴェルデ国立公園(アメリカ)
      17美しい廃墟の世界遺産16:メリダ(スペイン)
      18美しい廃墟の世界遺産17:ジェミラ(アルジェリア)
      19美しい廃墟の世界遺産18:ペトラ(ヨルダン)
      20美しい廃墟の世界遺産19:ハンピ(インド)
      21美しい廃墟の世界遺産20:デルフィ(ギリシア)
      22美しい廃墟の世界遺産21:モヘンジョダロ(パキスタン)
      23戻らない時間の中へ

廃墟が世界遺産に…その哀しく幽玄な姿見出し

世界中には「廃墟」といわれる場所が無数にあります。昔、そこには人々の活動があったのに、今では風が通り抜けるばかり。見ていると時の流れの非情さと共に、ノスタルジックな哀愁も感じます。廃墟の中には文化的歴史的価値が高く、世界遺産になったものも。今回は世界遺産の廃墟をご紹介します。

美しい廃墟の世界遺産1:軍艦島見出し

通称「軍艦島」、正式名「端島(はしま)」は長崎県にあります。明治から昭和にかけて海底炭鉱の都市として栄えましたが、1974年の閉山を機に人が離れ今では無人島です。建物の崩壊が進んでおり、ツアーでないと入島できませんが、日本では訪ねてみたい廃墟の人気ナンバーワンです。

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その荒れた姿や寂しい佇まいになぜか心惹かれてしまう廃墟。遊園地跡やホテル跡、軍事施設の跡、学校の跡、炭鉱跡など日本各地には様々な廃墟が多数ありますが、有名な廃墟の中でも特に哀愁漂う日本のおすすめ廃墟17選をご紹介します!

美しい廃墟の世界遺産2:マチュピチュ(ペルー)見出し

世界遺産人気ナンバーワンのマチュピチュはアンデスの険しい山の中にあります。標高は約2500m、インカは文字をもたない文明だったため、何のために造られた都市なのかは不明です。今では麓の村からのアクセスも良くなり、世界中からたくさんの人がこの神秘の廃墟都市を見るため観光に訪れています。

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南米ペルーで最も人気のある観光地「マチュピチュ遺跡」。15世紀のインカ帝国の遺跡の一つであり、世界遺産に登録されていることでも知られています。そんなマチュピチュ遺跡への観光アクセスやこの遺跡の持つ謎、見どころなど、気になる点を一挙ご紹介します。

美しい廃墟の世界遺産3:アルゲ・バム(イラン)見出し

アルゲ・バムはイラン南東部のケルマーン州にある要塞遺跡です。16世紀から17世紀にかけて栄えたものの、18世紀前半に他民族の侵攻を受けて放棄されてしまいました。2003年の地震でかなりの被害を受けましたが、今では修復も進み、町並みが良く残り往時の人々の生活がしのばれる元の姿が戻りつつあります。

美しい廃墟の世界遺産4:スピシュスキー城(スロバキア)見出し

シュピスキー城はスロバキアにある、ヨーロッパでも最大規模を誇っていた城の跡です。小高い丘を上って行くのは大変ですが、上には土産物店や売店があります。丘を這う城壁がきれいに残る遺跡も印象的ですが、何より遺跡から見渡す景色は最高!一本道と赤い屋根がかたまる現在の町の様子が一望でき、吹き渡る風も心地よい場所です。

美しい廃墟の世界遺産5:チチェン・イッツァ(メキシコ)見出し

メキシコの密林の中にあるチチェン・イッツァはマヤ文明の遺跡で、13世紀に衰退してしまったと言われています。遺跡の中には球戯場、聖なる泉、天文台などがありますが、そのシンボルは高さ24mのカスティーヨです。365段ある階段、春分や秋分の日に蛇のような影が現れる現象などから「暦のピラミッド」とも呼ばれています。

美しい廃墟の世界遺産6:ティカル国立公園(グアテマラ)見出し

グアテマラにあるティカル国立公園は長い歴史を誇ったマヤ文明でも古い時代の都市です。高さ約50mの迫力あるピラミッド型の建造物は、最上部にジャガーの彫刻があったため「大ジャガーの神殿」と呼ばれています。他にもたくさんの建造物やレリーフなどがあり、大規模で保存状態も良いおすすめの遺跡です。

美しい廃墟の世界遺産7:アイット・ベン・ハドゥ (モロッコ)見出し

アイット・ベン・ハドゥはモロッコにある砦のような都市で、盗賊などの掠奪から町を守るため特異な構造になっています。敵の侵入を防ぐため町への入口はひとつ、通路は入り組んでおり、建物の1階は窓がなく換気口のみ、外壁には銃を撃つ穴があるなど。360度の砂漠の景色をのぞむ頂上からの景色も絶景です。

美しい廃墟の世界遺産8:ワット・プー(ラオス)見出し

ワット・プーはラオス南部の大規模なヒンズー教の遺跡です。行き方はパクセ―の町からがおすすめです。リンガが立ち並ぶ参道の正面には山が迫り、斜面に造られた遺跡群が見えます。神殿やそれを飾るレリーフなどがきれいに残っており、往時の繁栄をしのぶことができます。山頂付近には聖なる水が湧き出ています。

美しい廃墟の世界遺産9:アンコール(カンボジア)見出し

カンボジアのアンコールの遺跡群の中では、何といってもアンコールワットが有名ですが、近くにあるバイヨンも見逃せないおすすめスポットです。大きな仏頭の彫られた16の塔が立ち並ぶ様は独特の雰囲気を醸し出しています。王族や市井の人々の生活の様子が彫られた繊細なレリーフも見逃せません。

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カンボジアには誰もが一度は耳にしたことのある世界遺産アンコール遺跡群に加え、もう1つ天空の遺跡とも呼ばれる山の上の世界遺産プレアヴィヒアがあります。昔にタイムスリップしたような時が流れているカンボジアの2つの遺跡をより楽しめるような情報をご紹介します。

美しい廃墟の世界遺産10:アユタヤ(タイ)見出し

アユタヤは14世紀から18世紀に繫栄したタイ族による王朝の首都で、日本とも関係の深い歴史をもつ都市です。多くの寺院遺跡が点在し、落ち着いた古都の雰囲気を作り出しています。敬虔なタイの人々は遺跡の仏像に黄布を巻き付け、お供えをし、祈ります。行き方はバンコクから車または船が一般的で、日帰りも十分可能です。

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タイ・アユタヤ王朝の歴史が感じられる古都アユタヤは、バンコクから北に約76km、チャオプラヤー川に囲まれた小さな都市で、数多くのアユタヤ遺跡が点在しています。世界遺産に登録されている古都アユタヤ遺跡で、歴史ある遺跡や観光名所について、ご紹介します。

美しい廃墟の世界遺産11:ブレナヴォン(イギリス)見出し

イギリスのブレナヴォンは歴史的には新しい世界遺産です。1788年から1900年に当時盛んだった製鉄業によって発展した町でしたが、1980年の閉山をもって衰退してしまいました。製鉄所、作業所、鉄道が観光スポットになっています。行き方はロンドンから列車2時間、バスに乗り継いでさらに1時間ほどになります。

美しい廃墟の世界遺産12:ハドリアヌスの長城(イギリス)見出し

イギリス北部を横断するように造られた城壁で、112年に工事が着工され、17世紀まで使用されていたという長い歴史を誇ります。ケルト人の侵入を防ぐためにローマ皇帝のハドリアヌスが命じて造らせたものです。長城の中ほどに資料館があります。行き方はハルトウィッスルかヘクサムの町からバスですが、レンタカーがあれば格段に便利です。

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イギリスの世界遺産ランキング!有名な建築物から不思議遺跡までご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
イギリスと言えば、ストーンヘンジやビッグベン、ロンドン塔など数々の有名な観光スポットがありますが、その中でも世界遺産に登録されているスポットがあります。そしてイギリスの田舎、カントリーサイドの世界遺産にも足を運んでみる価値はあります。

美しい廃墟の世界遺産13:ハンバーストーンとサンタ・ラウラ(チリ)見出し

ハンバーストーンとサンタ・ラウラの遺跡は硝石工場で、歴史は比較的新しく、1872年に建てられました。1960年に産業の衰退で打ち捨てられ廃墟となりました。木造の建築も多く、崩壊が進んで危機遺産となっています。イキケからピカ等に向かう定期バスでの行き方もありますが、現地ツアーがおすすめです。

美しい廃墟の世界遺産14:フェルクリンゲン(ドイツ)見出し

フェルクリンゲンは1873年から1986年まで使用されていた製鉄工場で、第二次世界大戦でも無傷で残りました。施設内でできる銑鉄の製造体験がおすすめです。そのほか、コンサートや展覧会も催されます。アクセスはドイツのフランクフルト中央駅から鉄道、またはフランスのパリの東駅からの行き方もあります。

美しい廃墟の世界遺産15:メサ・ヴェルデ国立公園(アメリカ)見出し

アメリカ・コロラド州にあるメサ・ヴェルデは断崖をくりぬいて造られた、先住民の住居跡です。200室あまりの岩窟住居があり、高いものは4階建てです。国立公園のなかにあり、レンジャーの引率する園内ツアーで見学しなくてはなりません。国立公園までの行き方はレンタカーまたは現地ツアーになります。

美しい廃墟の世界遺産16:メリダ(スペイン)見出し

メリダはスペイン・エストレマドゥーラ州の州都で、紀元前25年からの長い歴史をもつ町です。ここには橋、水道橋、円形劇場、寺院などたくさんのローマ時代の遺跡が美しい姿で残っています。特にローマ劇場は2層になった柱と6千人を収容できるという半円形の観客席が素晴らしい、おすすめのスポットです。

美しい廃墟の世界遺産17:ジェミラ(アルジェリア)見出し

アラビア語で「美しいもの」という意味のジェミラはアルジェリアにあるローマ遺跡群で有名な場所です。2世紀から6世紀にかけて繁栄し、今でも美しいアーチをもつ凱旋門、列柱が立ち並ぶ石畳の道などをはじめ、保存状態の良い遺跡を見ることができます。博物館もあり、当時のモザイク画、彫刻などが鑑賞できます。

美しい廃墟の世界遺産18:ペトラ(ヨルダン)見出し

ペトラはインディージョーンズの撮影地としても有名な、ヨルダンにある紀元前の遺跡です。断崖に挟まれた細い道を馬やロバで行き、岩をくりぬいて造られたバラ色の神殿にたどり着く遺跡への入場は本当にドラマチックです。行き方は首都アンマンからバスで3時間、遺跡は広大なのでできれば遺跡付近に宿をとり、1泊するのがおすすめです。

ペトラ遺跡の見どころ!行き方や楽しみ方!断崖にそびえる世界遺産! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
ペトラ遺跡の見どころ!行き方や楽しみ方!断崖にそびえる世界遺産! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
世界遺産の1つであるペトラ遺跡の見どころや行き方などを詳しく見ていきたいと思います。また、ペトラ遺跡がどのようなものなのか、ペトラ遺跡に行く前にしっかりと予習して行きたいという方のためにもペトラ遺跡について詳しく紹介して行きます。

美しい廃墟の世界遺産19:ハンピ(インド)見出し

インドのハンピは、14世紀から17世紀中頃のヒンズーの王国の王都で数多くの宮殿やヒンズー寺院が造られました。現在でも40余りの祠や柱廊、浴場、要塞などが残っています。中でもヴィッタラ寺院は価値ある建造物です。ハンピの周囲には巨石が多く、遺跡とあいまって不思議な雰囲気を醸し出しています。

美しい廃墟の世界遺産20:デルフィ(ギリシア)見出し

ギリシアのデルフィは紀元前8世紀から6世紀は「世界の中心」と言われるほど栄えた都市でした。現在残っているのは建物の基壇が多いのですが、中には宝庫のように原形をとどめているものもあります。渓谷の急な斜面に残る遺跡群には神託を得る神聖な場所としての雰囲気を感じることができます。

美しい廃墟の世界遺産21:モヘンジョダロ(パキスタン)見出し

パキスタンのモヘンジョダロは紀元前3世紀から2世紀にかけて繁栄した都市で、短期間で衰退してしまったのは洪水が原因とも言われています。碁盤の目に整備された道路、水道、下水の排水システム、公衆浴場などが当時すでに機能しており、遺跡にその高度な文明の跡を見ることができます。

戻らない時間の中へ見出し

廃墟の世界遺産…写真を見ただけで何とも言えない哀惜を感じた方が多いのではないでしょうか。日本からのアクセスが良いところばかりではありませんが、人々が生きた息吹を感じ、歴史を振り返るのは何にも代えがたい体験になるはずです。時間は戻らないから美しい。さあ、あなたも廃墟の世界遺産を訪ね、その幽玄な美の中に身を置いてみませんか。

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投稿日: 2017年8月31日最終更新日: 2020年10月7日

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