福井のお土産おすすめ11選！お菓子や名物の食べ物まで一挙紹介！

海や山など自然豊かな福井県には、福井県の名産品を使ったお土産がたくさんあります。どれもとても美味しく、福井名物として有名な物ばかりです。その中でも人気のあるお菓子や、名産品を使った食べ物のおすすめのお店や特徴なども調べてみました。人気の福井土産を11種類をご紹介します。

「羽二重餅」は、餅粉や砂糖、水あめを使った福井県の有名な和菓子です。福井県ので生産されていた伝統的な織物「羽二重」にちなんで1847年につくられたそうです。絹のような滑らかさと柔らかさが特徴です。餅だけのシンプルな物からクルミ入りや餡が包み込まれているものなどたくさんの種類があります。

羽二重餅の元祖「錦梅堂」や、厚みがあり弾力を楽しめる「マエダセイカ」香ばしいクルミとシュー生地を組み合わせた「金花堂はや川」などたくさんのお店から販売されています。きな粉味やクルミ入りなどどれも美味しそうで迷ってしましそうです。お店によって甘さや食感が違うので食べ比べも楽しそうですね。

駅やお土産店では買えない福井土産「四季の餅 あめこ」のあべ川餅は、餅専門店のあべ川餅で、きな粉と黒蜜がたっぷりかかった餅をそのまま竹皮に包まれたシンプルなものとなっています。竹皮の外は手書きの包装紙で包まれています。とても美味しいと評判で予約して買いに行く方も多くいるそうです。

ほとんど作り置きはせず、注文が入ってから竹皮に包んでくれるそうです。買ってすぐは柔らかいですが、時間がたつと硬くなる餅で歯ごたえもしっかり楽しむことが出来ます。あめこのあべ川餅は、賞味期限が当日中ととても短いので、家族や自分のお土産におすすめの一品です。

ピーナッツが入った「五月ヶ瀬煎餅」は石窯を使って1枚1枚焼き型を使てじっくり焼き上げて作られています。石窯の遠赤外線効果でピーナッツから出た油分が生地に染み出し、こんがり香ばしい独特の食感と風味を楽しめます。五月ヶ瀬煎餅の小麦粉やマーガリンを使っているので洋風煎餅とも言われています。

五月ヶ瀬煎餅に使用されている、ピーナッツは旨味が凝縮された小粒の一級品だけを使用しているそうです。また小麦や砂糖、マーガリンなど材料全てを良質な素材を選んで作られているそうです。工場併設の直営店「舟寄庵」では、五月ヶ瀬煎餅の手焼き体験をすることも出来るそうです。

福井県産コシヒカリの米粉を使用した「稲ほろり」は、米粉を使ったクッキーでスノーボールのような見た目とサクサクした食感が特徴のお菓子です。釜土で炊いたご飯のように少しお焦げの香りも楽しめる和風のクッキーで、クッキーの周りに梅のパウダーをまぶした「梅ほろり」やきな粉味の「豆ほろり」も人気があります。

稲ほろりは米袋のようなパッケージも可愛いと人気があります。福井県や全国の農業発展の祈りを込めて作られたという「稲ほろり」は、リピートする人も多くいるお土産の1つです。ぜひ3種類すべて試してみてください。それぞれに特徴があってどれも癖になるそうです。

リピーター続出のバームクーヘン「バームッシュ」は、福井駅近くにある西洋菓子倶楽部で販売されています。福井県産の米粉と、風味が強い北海道産の濃厚なバターをふんだんに使用したバームクーヘンです。ゴツゴツした特徴的な見た目をしたバウムッシュですが、何とも言えない食感が癖になる一品です。

米粉を使った生地のねっとりともちっとした食感とバターの濃厚な風味が癖になるバウムッシュは、一度食べると癖になってしまうと話題です。ぜひ福井に行った際にはバウムッシュをお土産に買ってみてください。

福井県では冬の食べ物とされている水ようかんは、普通の水羊羹と違い、黒砂糖と小豆、寒天ととてもシンプルな材料で作られているんです。福井の水ようかんは、どこのお店の物も大きな板状をしており、ヘラで救うようにして食べるんです。また、普通の水ようかんより柔らかく、あっさりとした甘さが特徴でついつい食べ過ぎてしまうそうです。

冬の福井の定番お菓子の水ようかんですが、特に有名なのは「えがわ」の水羊かんで、白地に赤枠のパッケージが特徴です。箱を開けると雪ダルマと藁帽子を被った女の子が描かれています。えがわの水羊かんは、販売期間も11月から3月と寒い季節限定で、また昔ながらの製法で防腐剤不使用の為消費期限が短く、寒い冬にしか買えない福井土産です。

「けんけら」は福井県大野市の名物お菓子で、短冊状の硬さに特徴のあるお菓子です。福井県産の大豆の粉に白ゴマや砂糖などを加えて乾燥させたお菓子です。「食べた時の軽やかな音」や、とても硬いことから「剣で切らなければ切らないほどの硬さ」だったためなど「けんけら」という名前にはいろいろな説があります。

けんけらは、約400年前からあり福井でも最も古いお菓子と言われています。大豆と水あめの素朴な味わいと、他のお菓子にはない特徴的な硬さが癖になるお菓子で、食べ始めたら止まらなくなるそうです。けんけらの硬さをぜひ体験してみてください。

福井県の名物といえば「越前そば」も有名です。福井では、大根おろしを乗せたり、出汁混ぜてつゆにつけるなど、大根おろしを使用して食べることから「おろしそば」とも言われて親しまれています。越前そばの特徴は、そば粉を挽くさいに蕎麦殻ごと挽くのでよりそばの風味が黒っぽいそばに仕上がります。

また、おろしそばに使用する大根も小ぶりで辛みが強くそばの薬味に最適とされている「辛味大根」を使用しています。お土産でそばを食べる際にもぜひ大根おろしを薬味にして福井名物の香り高い越前そばを楽しんでください。スーパーで売っている大根でも先端部の辛みの強いところを使用するのがおすすめです。

福井県永平寺の名物「胡麻豆腐」は、やく750年前に修行僧たちの精進料理の1つとして作り始めたのが始まりとされています。永平寺の胡麻豆腐は材料にとてもこだわっています。まず、胡麻はじっくりと丁寧に焙煎しきめ細やかな粉になるように挽いてあります。また白山水溪の雪解け水を使用して作られています。

永平寺の胡麻豆腐には、白ごまを使用した「白ごまどうふ」や、カルシウムやたんぱく質などの栄養価が白ごまより高い黒ゴマを使用した「黒ごまどうふ」通常より2割胡麻を多く使用した「濃厚ごまどうふ」などたくさんの種類があります。ぜひお好みの胡麻豆腐を見つけてください。

福井県は山の幸だけでなく海の幸もとても美味しく名物がたくさんあります。その中でも「小鯛の笹漬け」はご飯にもお酒にも合うと人気があります。若狭近海でとれたレンコダイやハナオレダイともいわれる日本海で育った身の引き締まった小鯛を杉樽の中に塩と米酢を使って漬けこんであります。

福井名物の小鯛の笹漬けは、小鯛を三枚おろしにするところからふり塩、杉樽に詰めるところまですべて職人さんの手作業で行っているんです。季節や魚の水分量を見て塩加減をし、いつ食べても美味しく食べれるように作られています。

冬の福井の味覚といえば、カニですね。福井県で水揚げされたオスのズワイガニを越前ガニとしてブランド化されたカニです。越前ガニの中でも、甲羅幅14.5cm以上・重さ1.3kg以上・爪の幅3cm以上の基準を満たした特大のオスのズワイガニは、越前ガニ「極」として新ブランド化されています。

さらに、越前ガニの本場越前町では独自で1.5kg以上で、仲買人や競り人の同意を得ないと「極」と名乗れない厳しい基準を設けています。その基準をクリアした越前ガニは専用の越前焼で作られた「極」を証明するメダルがつけられています。繊細で甘みのある身がぎっしりつまった越前ガニは絶品です。

越前ガニといわれるオスのズワイガニがおいしいのはもちろんですが「せいこがに」といわれるメスのズワイガニもおすすめです。越前ガニと比べ漁期が短く、目にする機会は少ないですが、腹の中にある卵巣の「内子」と腹に抱えられた卵の「外子」そして濃厚なカニ味噌が特徴のカニです。価格もリーズナブルで人気があります。

海の幸・山の幸たくさんの福井の特産を使用した名物お菓子や食べ物を紹介しました。雪国福井ならではの冬場にしか食べることが出来ないものもいくつかありましたが、どれも美味しそうなものばかりでしたね。ぜひ福井でお土産を選ぶ際には参考にしてみてください。