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トラピスチヌ修道院を観光!アクセス・駐車場や見どころ・お土産など紹介!

北海道函館市郊外に位置するトラピスチヌ修道院は、日本に最初に創立された女子修道院です。静寂に包まれた美しい建物の修道院は観光スポットではありませんが、前庭、売店、資料室が一般に公開されています。トラピスチヌ修道院のおすすめの見どころについて、ご紹介します。

天使の聖母トラピスチヌ修道院とは?見出し

トラピスチヌ修道院は、1898年にフランス・ウプシー修道院から8人の修道女により4月30日に設立された、小高い丘に建つ日本で初めての女子修道院です。観光スポットではないのですが、トラピスチヌ修道院は、前庭、販売所、資料館を観覧することができます。静寂のトラピスチヌ修道院のおすすめ情報や見どころについて、ご紹介します。

トラピスチヌ修道院の見どころ1:入口で出迎えてくれる聖ミカエル像見出し

トラピスチヌ修道院は、厳しい規則に従う厳律シトー会に属するカトリックの修道会です。静寂に包まれているトラピスチヌ修道院の正門を入ると、大天使聖ミカエル像が出迎えてくれます。聖ミカエルは、カトリック教会における日本の守護聖人になっており、日本にキリスト教を伝えた聖フランシスコ・ザビエルによって定められました。

1549年にキリスト教布教のために日本に上陸した聖フランシスコ・ザビエルは、薩摩藩島津公から宣教の許可を与えられたのが、9月29日でした。カトリック教会では、9月29日は三大天使(ミカエル、ガブリエル、ラファエル)の祝日となっており、それにちなんで聖フランシスコ・ザビエルは聖ミカエルを日本の守護聖人に定めたそうです。

トラピスチヌ修道院の見どころ2:安らぎを与えてくれる聖母マリア像見出し

聖ミカエル像を通り過ぎ、トラピスチヌ修道院の美しい聖堂を目指しながら歩いて行くと、途中に純白な聖母マリア像があります。聖母マリア像は、両腕をゆったりと広げ、訪れる全ての人々を抱きしめて迎えようとしている姿から「慈しみの聖母マリア」と呼ばれています。

美しい聖母マリア像は、フランスのノルマンディー地方にある厳律シトー会の「トラップ修道院」から送られた聖像で、マリー・ベルナルド神父の作品だそうです。マリー・ベルナルド神父の聖母マリアに対する愛情が感じられる作品で、聖母マリアの表情や姿を見ていると心が和むので、少し立ち止まって見ることをおすすめします。

トラピスチヌ修道院の見どころ3:日本中に広がるルルドの洞窟見出し

聖母マリア像を通り過ぎて歩いて行くと、左手の林の中にルルドの洞窟が造られています。カトリック教徒の巡礼地になっている「ルルドの泉」は、フランスとスペインの国境近くピレネー山脈の麓にあります。1858年2月11日から7月16日にかけて、聖母マリアが14歳の少女ベルナデッタ・スビルーの前に18回出現されたと伝えられています。

9回目に聖母マリアが出現した時、少女に「泉へ行き、水を飲み顔を洗いなさい」と言い、洞窟の岩の下を指さしたそうです。そこには泥水が少し湧き出ており、次第に澄んだ清水になったのが、ルルドの泉の始まりとされています。この泉の水を飲むと医学的に説明が不可能な病気の治癒が起こるとされ、「ルルドの奇跡」と呼ばれています。

1895年長崎県の井持浦教会の敷地内にルルドの洞窟の模型が最初に造られました。この事により、日本中にルルド信仰が広がり、カトリック教会の敷地内に盛んにルルドの洞窟の模型が造られるようになりました。トラピスチヌ修道院のルルドの洞窟には、聖母マリアと膝まついてる少女ベルナデッタの像があり、おすすめのスポットです。

トラピスチヌ修道院の見どころ4:可憐な聖テレジア像見出し

道を挟んでルルドの洞窟の向かい側には、「幼きイエスの聖テレジア」や「小さき花のテレジア」とも呼ばれる聖テレジア像があります。聖テレジアは、フランスのカルメル会の修道女だった人物で自叙伝を残しており、日本でも人気の聖人の一人です。カトリック教会では、聖人にして教会博士の称号が与えられています。

聖テレジアは、16歳の時に念願が叶いカルメル会への入会を許され修道女となり、修行を積み副修練長となりました。しかし24歳の若さで結核により亡くなりました。死の直後「私は地上に善をもたらす為に天から薔薇の雨を降らせましょう」と言い残し、現在でも多くの奇跡をもたらしているそうです。

トラピスチヌ修道院の聖テレジア像は1936年にフランスから送られた聖像です。聖テレジアの最後の言葉から左手で胸元に十字架を抱き、右手には薔薇を持ち、胸元や十字架に薔薇の彫刻が施されています。聖テレジアの「愛」が伝わってくるような可憐で美しい聖像なので、一目見るだけでも価値があり、おすすめです。

トラピスチヌ修道院の見どころ5:あまりにも美しい建物見出し

正門からまっすぐ進むと赤い煉瓦造りの建物があり、トラピスチヌ修道院の一番の観光スポットとも言われています。左手に見えるのは1913年に建てられた司祭館になります。司祭館には、北斗市にある男性のトラピスト修道院や司教に任命された司祭が派遣されて、この館で生活をしミサを執り行っています。

右手に見えるのが聖堂になります。1925年に正面本館と聖堂が火災にあい、1927年に再建されました。女子修道院らしく丸みを帯びた赤い煉瓦造りの建物に緑色の屋根、小さな塔の上には風見鶏が飾られており、あまりの美しさに感動すら覚えます。外観だけでも十分楽しめるトラピスチヌ修道院は静かに見学してください。

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トラピスチヌ修道院の見どころ6:オルレアンの乙女ジャンヌ・ダルク見出し

ジャンヌ・ダルクは、大天使ミカエルなどから神のお告げを受けて、フランスとイギリスの百年戦争に参加し、重要な戦いでフランス軍を勝利に導きました。しかし、その後イギリス軍と通じていたフランス司教により、異端の疑惑がかけられ、最終的に宗教裁判で異端者とされ、19歳の若さで火刑により生涯を閉じました。

ジャンヌ・ダルクの処刑から25年後にローマ教皇により復権裁判が行われ、ジャンヌ・ダルクの無罪と殉教が認められました。1920年には聖人の称号が与えあれ、フランスの守護聖人の一人になっています。美しいトラスピチヌ修道院の聖堂の壁には、フランスから送られたジャンヌ・ダルクの聖像が飾られています。

トラピチヌス修道院の見どころ7:おすすめの手作りお土産見出し

聖母マリア像の右手には天使園の売店があります。厳律シトー会系のモットーは「祈り、働け」になり、修道女の労像の実りを分かち合うために、現在売店では手作りのマダレナ(フランスケーキ)やクッキー、ロザリオなどがお土産として販売されています。ここでしか買えないお土産になるので、おすすめです。

マダレナは、1956年からトラピスチヌ修道院で製造販売されています。材料は、卵、小麦粉、バター、砂糖のみで手作りされており、外は少し固めでサクっとしていますが、生地はきめ細かくモッチリしており、噛むほどにバターの風味が味わえます。値段は3個入りで450円、6個入り850円、8個入りで1100円、12個入りで1600円になります。

マダレナの名前の由来は、マダレナの裏側の貝の模様が涙の後に見える事から、聖マダレナ(マグダラのマリア)から付けたそうです。クッキーは、バターの香りが美味しいサクサクしており、6個入り300円、10個入り600円になります。天使園の売店で買ったお土産は、ゆうパックで自宅などへ送ることができます。

トラピスチヌ修道院の見どころ8:修道女の日常生活が分かる資料室見出し

天使園の売店には資料館も併設されています。静寂に包まれた美しいトラピチヌス修道院の聖堂は、実際に修道女が生活する場所となっている為、普段は中に入ることは出来ません。しかし天使園の資料室では、パネルと写真を通して、静寂の中で暮らす修道女の歴史と日常生活が説明されています。

基本的に自給自足の生活をしている約60名の修道女たちの1日は、毎朝3時30分に起床し、祈り、読書、ミサ、労働、食事を共同で行い、夜は19時45分に就寝になります。トラピスチヌ修道院では、1日に7回の祈りが繰り返されます。また、1日に3回(朝昼晩)「お告げの鐘」が鳴ると、どこにいても立止まり「お告げの祈り」を捧げます。

労働は、約50ヘクタールの敷地があるトラピスチヌ修道院で、農作業や牧草の収穫を行い、お菓子の製造工場ではマダレナやクッキーを作ります。また、手芸品としては、ロザリオ、カード、雑貨などが手作りされています。修道女は、一般社会と断絶された静寂の中で、「祈り、働き」ながら神と人々に生涯奉仕し続けています。

トラピスチヌ修道院の見どころ⑨1年に一度公開される聖堂見出し

美し建物が印象的なトラピスチヌ修道院の聖堂は、1年に一度クリスマスの「ご降誕のミサ」の時にだけ、一般公募により函館市民や観光客に公開されます。ミサは、深夜0時からの「夜半のミサ」に約20名、朝9時30分からの「朝のミサ」に約30名ほど招かれ、イエス・キリストの誕生を祝う式典に参列が許されます。

トラピスチヌ修道院の聖堂は、丸みを帯びている赤煉瓦の建物の奥の小さな鐘楼の下に位置します。建物の入口から続く長い通路を進んで行きます。クリスマス・降誕ミサの参列については、毎年新聞などに告知され、電話により申し込みを行います。機会があれば、降誕ミサに出席することをおすすめします。

トラピスチヌ修道院の開門時間見出し

トラピスチヌ修道院の開門時間は、4月21日から10月31日までは8時から17時、11月1日から4月20日までは8時から16時30分になります。閉門日は12月30日から1月2日になり、工事などで臨時に閉門日があります。観光施設ではないので、入場料は無料になりますが、静寂に包まれて修道女が生活をしている場所なので静かに観覧しましょう。

トラピスチヌ修道院へのアクセス方法見出し

函館駅からのアクセス方法:シャトルバス利用

JR函館駅前のバスターミナル4番からトラピスチヌ修道院経由函館空港行のシャトルバスが運行されています。運行時間は、4月1日から10月31日の期間は、8時45分から14時45分の間30分毎、11月1日から3月31日の期間は、9時15分から14時15分の間1時間毎になります。

函館駅から「トラピスチヌ前」までの所要時間は約37分になり、運賃は大人300円、小人150円になります。バス停「トラピスチヌ前」は、トラピスチヌ修道院の正門付近にあるので、アクセスが大変便利です。バスを降りる時は、隣接する「はこだて市民の森」で販売されている「ソフトクリーム割引券」を運転手さんがもらいましょう。

函館駅からのアクセス方法:路線バス利用

シャトルバスの時間が合わない場合は、路線バスを利用してトラピスチヌ修道院へアクセスも出来ます。函館駅前のバスターミナル5番から59系統「旭岡中学校前」行きに乗車し、「トラピスチヌ入口」で下車します。59系統は1日に約15本運行されており、函館駅前からの所要時間は約55分、運賃は大人310円、小人160円になります。

函館駅前のバスターミナル6番から10系統「鉄山・蛾眉野・川汲方面」行の路線バスでも「トラピスチヌ入口」までアクセスできます。10系統は1日に約12本運行されており、函館駅前からの所要時間は約35分、運賃は大人290円、小人160円になります。「トラピスチヌ入口」のバス停から正門までは坂道を約5分歩きます。

函館駅からのアクセス方法:タクシー&レンタカー利用

函館駅からトラピスチヌ修道院までの距離は約10kmになります。タクシーを利用した時の料金の目安は、小型車で2870円、中型車で3500円程度になり、所要時間は約30分とお考え下さい。レンタカーを利用する場合は、トラピスチヌ修道院には専用駐車場がないので、駐車料金がかかります。

函館空港からのアクセス:シャトルバス利用

函館空港からトラピスチヌ修道院経由函館駅行のシャトルバスが運行されています。運行時間は、4月1日から10月31日の期間は、9時46分から15時46分の間30分毎、11月1日から3月31日の期間は、10時16分から15時16分の間1時間毎になります。「トラピスチヌ入口」までの所要時間は10分で、運賃は大人210円、小人110円になります。

函館空港からのアクセス:タクシー&レンタカー利用

函館空港からトラピスチヌ修道院までの距離は約3kmになります。タクシーを利用した時の料金の目安は、小型車で1030円、中型車で1200円程度になり、所要時間は約10分程とお考え下さい。レンタカーを利用する場合は、トラピスチヌ修道院には専用駐車場がないので、別途駐車料金がかかります。

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トラピスチヌ修道院の駐車場は?見出し

トラピスチヌ修道院は観光施設でない為、修道院内には駐車場なありません。しかし、トラピスチヌ修道院は、「はこだて市民の森」に隣接しているので、「駐車場が利用できます。紫陽花とソフトクリームが有名な「はこだて市民の森」には有料と無料の駐車場があり、トラピスチヌ修道院へ近い駐車場は有料になります。

駐車場の営業時間は、通常8時から18時になります。有料駐車場は、普通車76台、障がい者用2台、大型バス用15台が収容できます。駐車料金は、小型車・普通車は200円、バス(定員11名以上)は1000円になります。無料駐車場は、ピクニックの丘に普通車5台、障がい者用5台、自由の広場横に普通車10台分のスペースがあります。

函館に来たら、美しいトラピスチヌ修道院を訪れよう!見出し

静寂に包まれているトラピスチヌ修道院は観光スポットではないのですが、あまりにも美しい聖堂や聖人像、手入れが行き届いた前庭が素晴らしい場所です。ここでしか買えない手作りのマダレナやクッキーも人気があるお土産です。函館に来たら、是非トラピスチヌ修道院を訪れてみてください。

投稿日: 2017年10月11日最終更新日: 2020年10月8日

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