静岡県民のソウルフード「のっぽパン」！種類・値段に通販での購入方法もご紹介！

皆さんは静岡のソウルフードをご存知ですか?ハンバーグのさわやかやシラス、ウナギパイなどが有名かと思いますが、実は「のっぽパン」というものがあります。スーパーなどで売っているような菓子パンなのですが、静岡では昔ながらの懐かしい味として、親しまれています。今回はそんな「のっぽパン」の値段や種類などを含めてご紹介していきます。

まずは、「のっぽパン」をご存知でない方もいらっしゃると思うので、ご紹介していきます。名前の通りでのっぽなパンなのですが、その長さは34cmという長さになっています。コッペパンのようなパンの間にクリームなど、様々な中身が入っており、静岡発の菓子パンとして、たちまち人気を醸し出したというソウルフードとなっています。

ちなみにこの「のっぽパン」は1978年に発売されました。この34cmという長さは当時はあまりない斬新なアイデアだったのかたちまち人気となりました。また、一番最初に発売されたのはミルククリームを挟んだものが第一号で、年齢関係なく愛され続けている人気商品となっています。

そんな長く人気商品だった「のっぽパン」ですが、実は一度、会社の事業縮小によって、失われかけたことがあったようです。それでもかなり人気商品だったので徐々に復活してきて、パン屋さんの「パンデロール」を中心に、静岡のサービスエリアやコンビニなどでも購入できるぐらいになり、静岡人気のソウルフードとなっています。

そんな一度失われかけた「のっぽパン」の歴史がわかったところで、本題の「のっぽパン」という商品についてご紹介していきます。「のっぽパン」の特徴としては、その長さとコッペパンとクリームの相性の良さなどもありますが、パッケージには首の長い「キリン」がプリントされており、とてもユーモラスで親しみやすいことも特徴的です。

このキリンは静岡県三島市にある「楽寿園」という動物園で飼育されていたキリンをモチーフにしてあります。このキリンがまた、26歳という長生きしたキリンで、長寿記録を持っていたようです。このようなパッケージにも愛らしさがあり、年齢問わず人気となっており、キリンの首の長さと「のっぽパン」の長さは絶妙にマッチしています。

そんなデザインの「のっぽパン」ですが、問題の味がとても懐かしい味になっています。一番最初に発売された「のっぽパン」のミルククリーム味は、地元の牛乳を使用した、濃厚なクリームがバランスよく塗られており、その程よい甘さが忘れられない味になっています。静岡を離れた人にとっては非常に懐かしい味わいになっているようです。

また、コッペパンなど、こういった菓子パンというのはどうしても口の中の水分が持ってかれがちで、あんまり好きじゃないという方も多いんじゃないでしょうか?でも、この「のっぽパン」は違うんです。ふっくらしたパンと濃厚なクリームの量がマッチして、水分なしでも行けるくらいの味になっているので、食べやすいということも人気の秘密となっています。

そんな静岡の人に愛され続けているソウルフードの「のっぽパン」ですが、発売当初のミルククリーム味だけでなく、その他にもたくさん種類が出ています。また、季節限定で出ているものや、詰め合わせセットなどで販売されているものもあり、その元祖から定番までの様々な種類をご紹介していきます。

まず、一つ目は元祖のっぽパンということで、先ほどのクリーム味です。まだ、食べたことがない方はまずはこの味からスタートするべきです。また、味に関しては先ほどご紹介した通りですが、静岡から県外に出た人に静岡土産を渡すときは、この「のっぽパン」をお土産にすると、懐かしいと非常に喜ばれるという話もありました!コチラの値段は140円です。

続いての種類は、菓子パンによくある味の1つである、「チョコ味」です。苦みの効いたチョコではなく、まろやかでコクのあるベルギーチョコを使用しており、非常に親しみやすいと思います。34cmという長さなので、サイズが大きいですが、意外とペロッと食べれちゃうので注意が必要です!こちらの値段は150円となっています。

続いての種類は、定番の1つとなっている「ピーナッツ味」です。これも菓子パンによくある定番の味ですが、懐かしい感覚にさせるようなシンプルな味と、コクのある粒入りの味わいがとてもよく合い、おすすめの種類となっています。クリーム味だけは元祖からそのままですが、他の味は常に進化しており、美味しくなっています。こちらの値段も150円となっています。

続いての種類は丹那牛乳とのコラボ商品で、味は元祖クリーム味が地元の牛乳に対し、こちらの商品は丹那牛乳ということで、そこまでの変化はありませんが、食べてみるのもおすすめです。こういったコラボ商品も続々と発売しており、サービスエリアなどで限定販売なので、購入してみるのもおすすめです。

その他の種類として、のっぽパンがたくさんのものとコラボをしています。こちらは「白桃のっぽ」ということで白桃のクリームをしたり、または、「ずんだホイップのっぽ」「塩キャラメルのっぽ」、ちょっと変わったものだと「富士宮焼きそばのっぽ」というような焼きそばパンもあります。行くときに見つけたものを購入して、楽しむのもおすすめです。

続いて、おすすめの「のっぽパン」の味です。静岡に行って、のっぽパンを購入しようとしたら種類が多すぎて、迷ってしまうと思いますが、そんな時は「元祖クリーム味」「チョコ味」「ピーナッツ味」を購入するのがおすすめです。のっぽパンの長さを楽しめ、ソウルフードとなった味を一度体験してみる事ができます。また、全種類買ってみて、家で食べてみるのもおすすめです。

続いては、のっぽパンの販売場所に関してです。のっぽパンの販売場所は多くなってはいますが、どこでも購入できるというわけではありません。冒頭の「パンデロール」というお店の直営店を中心に、駅やスーパーなどの小売店で販売されています。詳しくはのっぽパンの公式サイトを見ると、販売場所が記載されているので、確認してみてください。

販売店がいくつかありますが、お土産やちょっと食べてみたいぐらいであれば、駅やSAがおすすめです。駅だと、沼津駅、三島駅、富士駅、御殿場駅で販売されており、SAなら、東名高速の富士川SA上りの売店にも販売されています。「のっぽパン」を求めて、旅行というのはなかなかインパクトが足りないと思うので、そういったところを利用するのがおすすめです!

最後に気になるのが値段です。1978年に発売されたということで、当時の価格は50円となっていましたが、現在は150円となっています。元祖クリーム味だけは140円となっていますが、その他は大体150円ほどです。食べ比べや、お土産などでたくさん買っても、痛手にならないし、朝ごはんにちょうどいいので、非常にリーズナブルで買いやすいと思います。

実は、「のっぽパン」は通販でも購入が可能になっていました。パンデロールの公式サイトから購入できます。以前は失われかけ、販売店も少なく、手に入れにくかったのですが、いつの間にか通販でも購入できるようになっており、気軽に静岡のソウルフードを楽しめます。ただし、通販では単品での販売はしていないので注意が必要です。

通販の商品は「のっぽパン」の詰め合わせセットのみとなっています。中でも「のっぽパン」の詰め合わせセットは定番の「クリーム、チョコ、ピーナッツ」の3種類と、のっぽパンのキャラクターキリンのキーホルダーがついて、2100円となっており、おすすめです。ちょっと高めの値段ですが、遠くにいても購入できるようになっています。

以上で、静岡のソウルフード「のっぽパン」のご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?静岡の人にとっては昔懐かしい味として親しまれ、現在もなお、人気が続いている菓子パンということで、ちょっと興味がわいたのではないかと思います。静岡に行った際に、購入してみるか、通販でも試すことができるので、ぜひ一度食べてみてください。