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ドイツのソーセージを本場で堪能!豊富な種類や名物料理をチェック!

ドイツのソーセージを本場で堪能!豊富な種類や名物料理をチェック!
投稿日: 2017年10月15日最終更新日: 2020年10月8日

地域ごとにバラエティに富んだ食文化を持つドイツでは、その都市でしか味わえない希少なソーセージが1500種類以上もあると言われています。今回は、本場ドイツでしか味わえない人気のソーセージやビール、おすすめの料理を紹介します。

ドイツソーセージの魅力とは?見出し

ドイツ料理といえば、日本人が真っ先にイメージするのがビールとソーセージではないでしょうか?ドイツのソーセージは、1500種類以上、ビールに至っては、5000種類以上もあると言われています。今回は、種類が豊富なドイツのソーセージや人気のビールの他、おすすめのドイツ料理とお土産まで、たっぷりご紹介していきます!

ドイツソーセージの大まかな種類見出し

「ヴルスト」とは、ドイツ語でソーセージのことで、ドイツには大きく分けて4種類のソーセージがあります。加熱したソーセージ「ブリューヴルスト」、乾燥させて作るサラミ風ソーセージ「ローヴルスト」、調理済みのソーセージ「コッホブルスト」、焼いて食べる「ブラートヴルスト」です。レストランやスタンドでも食べられます。

おすすめのドイツソーセージ1:ニューンベルガー見出し

おすすめのドイツソーセージ1は、ニューンベルガーです!南部の都市ニューンベルグのソーセージで、長さが約10㎝ほどと短く、ハーブ入りのミンチを使っています。人気のニューンベルガーの歴史は古く、14世紀頃からあったと言われるドイツの伝統食です。炭火焼きの専門店でシンプルなジャガイモの付け合わせといただくのがおすすめです。

おすすめのドイツソーセージ2:ヴァイスウルスト見出し

おすすめのドイツソーセージ2は、ヴァイスウルストです。ヴァイスウルストも、先ほどのニューンベルガーと同じく、ドイツ南部にあるミュンヘンの郷土料理です。真っ白なヴァイスウルストは、種類豊富なドイツソーセージの中でも珍しく、鮮度が命。蜂蜜マスタードやプレッツェル、そしてヴァイスビア(小麦ビール)と一緒にいただきます。

仔牛肉を使ったヴァイスウルストは、作りたてを茹でて、皮を向いて食べます。ふわっとした食感と優しい味わいが特徴ですが、その独特の食感と味わいが苦手なドイツ人も多いとも言われています。ビール発祥の地として有名なミュンヘンの代表的なソーセージですので、ミュンヘンへ行ったら、ぜひ地ビールと合わせてご賞味ください。

おすすめのドイツソーセージ3:メットヴルスト見出し

おすすめのドイツソーセージ3は、メットヴルストです。メットとは脂肪を含まない豚のひき肉という意味です。メットヴルストの種類は地域によって種類が違います。北部では硬いサラミのような形状で、南部では、ネギトロのような生ミンチの状態です。豚肉は生で食べないのが常識ですが、メットヴルストは生のままパンに塗って食べます!

おすすめのドイツソーセージ4:ブルートヴルスト見出し

おすすめのドイツソーセージ4は、ブルートヴルストです。血を使ったソーセージ「ブルートヴルスト」は、13世紀頃からあるドイツ最古のソーセージの1つだそうです。血生臭いイメージがありますが、濃厚な旨みがあり、臭いはそれ程きつくありません。郷土料理としてドイツ人に人気のブルートヴルストは、グリルでも生でもいただけます。

おすすめのドイツソーセージ5:フランクフルター見出し

おすすめのドイツソーセージ5は、フランクフルター!言わずと知れたフランクフルト名物の細長いソーセージです。17世紀、ヨハン・ゲオルグヘーナーと言う肉屋が作ったソーセージをフランクフルトで売ったのが起源だそう。日本でも人気のフランクフルター、本場ドイツでは、ゆでたものにマスタードとザワークラウトを添えて食べます。

おすすめのドイツソーセージ6:カリーヴルスト見出し

おすすめのドイツソーセージ6は、カリーヴルストです。カリーヴルストは、多めの油で揚げ焼きにしたソーセージに、ケチャップベースのソースをかけて、カレー粉をふったものです。特にベルリンで人気のソーセージです。気軽な軽食が楽しめるインビスと呼ばれるスタンド(屋台やトラックなど)でテイクアウトするのが基本です。

人気のカリーヴルストのインビスには長い行列ができますが、手早く空腹を満たしたい人にうってつけのスナックです。ちょっとジャンクなカリーブルストの付け合わせには、フライドポテトが添えられています。ベルリンに行かれたら、ぜひカリーブルストを食べてカレー粉とケチャップの絶妙なバランスを、味わってみてください。

ソーセージだけじゃない!ビール王国ドイツ見出し

ビール王国ドイツでは、ソーセージと合わせて飲みたいビールがたくさんあります。16世紀にビールの都ミュンヘンで作られた製法が今も守られています。街の小さな醸造所で作られるドイツビールの種類は、なんと5000種類以上とも言われています。地域や街ごとに、違う味わいのあるビールが楽しめます。

ドイツでは、ビールの値段のほうがミネラルウォーターよりも安いので、仕事の合間やランチタイムでもビールを楽しめます。ドイツビールの種類は、大きく分けて2つ。5度程度の低温で発酵させ、最後に酵母が沈む「下面発酵ビール」と、20度前後の高温の中で発酵させ、発酵中に酵母が上に浮いてくる「上面発酵ビール」があります。

下面発酵の代表的なビールは、ピルス(ピルスナー)、へレス(ヘル)、ドゥンケル、メルツェン、ぼっく(シュタルクビア)の5種類。ドイツ全土で味わえるピルスは、ホップの苦みとモルトの香りがあり、軽くて飲みやすいのでおすすめです。へレス、ドゥンケル、メルツェンはドイツ南部で味わえます。

上面発酵の代表的なビールはヴァイツェンビア(ヴァイスビア)、アルトビア、ケルシュ、ベルリナー・ヴァイセ、ラウホビアの5種類。ケルシュは、ドイツ西部の名品で、苦みが少なく軽い飲み口が特徴です。またデュッセルドルフで味わえるアルトビアは、イギリスのエールのような味わいです。

本場ドイツのビールが楽しめるイベントとして有名なのが、オクトーバーフェスト。ドイツ南部のミュンヘンで開催される世界最大規模のビール祭りです。オクトーバーフェストでは、6つの醸造所が自慢のビールを販売します。祭りのために醸造されるヴィーゼンビア(緑地のビールという意味のドイツ語)を、ぜひ飲んでください!

オクトーバーフェスト!本場ドイツでビール三昧!楽しみ方を伝授! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
オクトーバーフェスト!本場ドイツでビール三昧!楽しみ方を伝授! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
南ドイツミュンヘンで毎年秋の間2週間開催される、世界最大規模の収穫祭オクトーバーフェスト。巨大テントと移動遊園地が広大な緑地に出現、ドイツが誇るオクトーバーフェストでは伝統料理や演奏、お土産、限定ビールの他ワインやノンアルコールビールも堪能できます!

ソーセージ以外のドイツの人気料理見出し

ソーセージに飽きたら、ドイツの郷土料理を食べましょう。1つ目のおすすめは、シュバイネハクセ(Schweinshaxe)ドイツ南部(バイエルン)の定番料理で、豚肉をローストしたものです。お皿の上に、骨付きの豚肉が載った豪快なお料理です。パリパリの皮とジューシーなお肉がたまりません。

続いておすすめなのは、シュパーゲル(ホワイトアスパラ)です。日本でも最近有名になってきていますが、、ドイツ最高級のホワイトアスパラは絶品です!真っ白でクリーミーーなホワイトアスパラガスは、濃厚な味わいが特徴です。ドイツの冬は長いので、ホワイトアスパラガスを楽しめるのは4月から6月頃までです。

最後におすすめしたいドイツの郷土料理は、マウルタッシェン(Maultaschen)です。ボリューム満点のドイツ料理ではなく、少し軽いものを食べたい!そんな方におすすめなのが、ドイツ風ラビオリ「マウルタッシェン」がです。水餃子のようにコンソメスープに浮かんでいます。疲れた胃にとっても優しいお味です。

ドイツ料理!現地で絶対に食べたいメニュー!定番から名物まで一挙紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
ドイツ料理!現地で絶対に食べたいメニュー!定番から名物まで一挙紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
ドイツの料理と言えばソーセージが有名ですが、ドイツには他にもたくさん美味しい料理があります。数あるドイツ料理の中から現地で絶対に食べておきたい定番の肉料理、スープ、ちょっと意外なドイツ料理、野菜料理など、10選をご紹介します!

ドイツソーセージはお土産にできる?見出し

ここまで、ドイツソーセージの魅力をお伝えしてきましたが、残念ながらお土産として持ち帰ることはできません。ソーセージを含むほとんどの肉製品は、検査証明書がないものは、日本への持ち込みができません。ドイツを含むヨーロッパ圏では、検査証明書がついている肉製品がほとんどないので、お土産として持ち帰るのは難しいです。

ドイツのお土産には、有名なシュタイフ(Steiff)のテディベアやデザートワインと呼ばれアイスワイン(Eiswein)が最適です。また、環境先進国であるドイツで、近年人気を集めているのがオーガニック製品。日本でもよく知られているDr. Haushkaや月の満ち欠けを考慮したJust Pureのコスメ等もおすすめのお土産です。

持ち運びにも便利でお土産に人気なのが、1961年創業の筆記具メーカー、ファーバーカステル(Faber Castel)の色えんぴつ。太いグリップが特徴の色えんぴつや、着色した後、水でぼかすと水彩画のようなタッチになる色鉛筆などを始め、様々な種類の珍しい筆記具があります。大人向けには万年筆もおすすめです。

本場ドイツでソーセージを味わおう!見出し

種類が豊富なドイツのソーセージ、そして人気の郷土料理やビール情報はいかがでしたか?お土産の所で触れましたが、ドイツに行かなければ、なかなか本物のソーセージを味わうことはできません。今回はご紹介できなかった希少なレバケーゼなど、まだまだ珍しいソーセージがたくさんあります。ぜひ、本場ドイツで味わってみてください。

投稿日: 2017年10月15日最終更新日: 2020年10月8日

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