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ロマンチック街道はドイツのおすすめ観光ルート!絶対にはずせない見どころは?

ロマンチック街道はドイツのおすすめ観光ルート!絶対にはずせない見どころは?
投稿日: 2018年1月18日最終更新日: 2020年10月8日

ドイツのロマンチック街道は数多くの観光スポットが点在し、年間を通して多くの観光客が訪れる人気観光ルートです。ノイシュバンシュタイン城や城壁の街ネルトリンゲンなど、見どころがたくさん詰まったロマンチック街道の観光スポットや移動方法などをご紹介します。

ロマンチック街道はドイツの人気観光ルート見出し

ドイツの人気観光ルートのひとつであるロマンチック街道は、ドイツ南部ヴュルツブルクからフュッセンまでの観光地を結ぶ街道で、中世からの面影が残る都市や美しいお城、教会など数々の観光スポットが点在しています。そんなロマンチック街道の見どころやルートなどをご紹介します。

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ドイツ観光名所特集!人気のスポットやおすすめの見どころも! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
ドイツは美しい街並みで、観光地としても人気のある国です。そんなドイツの人気の観光名所をご紹介いたします。行ったことのある方も、行ったことのない方も参考にしてみてください。ドイツの観光名所のおすすめの見どころもお届けいたします。

ロマンチック街道の観光スポット1:ヴュルツブルク見出し

ロマンチック街道の観光ルートの起点になるのがヴュルツブルクです。ドイツ中部のバイエルン州にあるヴュルツブルクは宗教的にも古い歴史がある街ですが、第二次大戦中の空襲によって街中心部の多くの部分が被害を受けました。現在は歴史的な建造物も多く残る人気観光都市になっています。

ヴュルツブルクのレジデンツ

ヴュルツブルクのレジデンツ(Würzburger Residenz)はヴュルツブルクの中でも特に有名な人気観光スポットです。このヴュルツブルクのレジデンツは大司教の宮殿として1720年から1744年にかけて建築されました。現在ではユネスコの世界遺産にも登録されている宮殿と庭園は、ヨーロッパでもっとも重要なバロック建築のひとつとされています。

ヴュルツブルクのレジデンツの見どころはいくつかありますが、一番有名とされるのが「階段の間」です。世界最大のフレスコ画が描かれた吹き抜けの階段の間は、当時としては常識外れだった支えのないアーチ型の階段になっていてます。当時のヨーロッパ各地の芸術家の作品で装飾された宮殿は一見の価値があります。

マリエンベルク要塞

マリエンベルク要塞(Festung Marienberg)は、旧市街からみるとマイン川の対岸にあり、100mほどの丘にあります。要塞の中にはドイツで最も古い建物のひとつとされる8世紀頃のメロヴィング様式の聖母マリア教会という円形の建物や、100m以上の深さがある井戸など、さまざまな見どころがあります。

マリエンベルク要塞のなかには領主館博物館とマインフランケン博物館があります。博物館の中にはタペストリーや豪華な調度品などが展示されています。要塞の中庭からアクセスすることができる領主の庭園は、18世紀の設計図をもとに再現された庭園で、そこからはヴュルツブルクの街並みを見渡すことが出来ます。

ロマンチック街道の観光スポット2:タウバービショフスハイム見出し

タウバービショフスハイム(Tauberbischofsheim)は、ロマンチック街道と並ぶドイツの観光ルートであるジークフリート街道の街道沿いにあり、古い歴史がある中級都市です。タウバービショフハイムの見どころは決して多くはありませんが、旧市街の中には13世紀後半に最初に建てられたマインツ選帝侯の城館、ルネッサンス様式の建築物などがあります。

ロマンチック街道の観光スポット3:バート・メルゲントハイム見出し

ロマンチック街道の起点であるヴュルツブルクの南西35㎞ほどのところにあるのがバート・メルゲントハイム(Bad Mergentheim)です。バート・メルゲントハイムはドイツ騎士団と深いかかわりのある街で、ロマンチック街道で是非立ち寄っておきたい場所のひとつです。山梨県笛吹市と姉妹都市というのも親近感がわきます。

バート・メルゲントハイムの一番の見どころはドイツ騎士団の城館です。12世紀に建設が始められたとされるこの城館は、800年の歳月をかけて現在の形になりました。敷地のなかにはドイツ騎士団の歴史を展示したドイツ騎士団博物館、16世紀に建設された「ベルヴァルトの階段」というらせん階段など、一見の価値があります。

ロマンチック街道の観光スポット4:クレーグリンゲン見出し

グレーグリンゲン(Creglingen)はローマ時代にまで歴史をさかのぼる小さな古い街ですが、見どころはいくつかあります。そのなかでも一番有名な見どころとしてヘルゴット教会があります。この教会にある中世の彫刻家ティルマン・リーメンシュナイダー作のマリア祭壇は芸術作品としても重要とされていて、一見の価値があります。その他には中世に建てられた、現在は博物館になっている塔などの観光スポットがあります。

ロマンチック街道の観光スポット5:ローテンブルク・オプ・デア・タウバー見出し

ロマンチック街道のルートのなかでも最も人気のある街のひとつがローテンブルク・オプ・デア・タウバー(Rothenburg ob der Tauber)です。ロマンチック街道の観光ツアーには必ずと言っていいほど組み込まれているこの街は、見どころがいくつもあります。ローテンブルク・オプ・デア・タウバーに着いてまず目にするのは美しい中世の街並みで、まるでファンタジーの世界のようです。

プレーンライン

ローテンブルク・オプ・デア・タウバーといえばプレーンラインの風景、というほど有名な撮影スポットで、旧市街の街並みは中世ヨーロッパの雰囲気がそのまま残っています。組木の家や入り組んだ石畳の小道などが残る街並みは、日本でもアニメなどのモデルになっています。

中世犯罪博物館

ローテンブルク・オプ・デア・タウバーには博物館がいくつかありますが、その中でも人気なのが中世犯罪博物館です。名前の通り中世の犯罪に関する展示の中には、魔女裁判で使われた拷問道具や刑罰に使われた器具など、生々しい展示物が並びます。それほど大きい博物館ではないので、2時間ほどで見て回ることが出来ます。

マルクト広場

マルクト広場は旧市街の中心部にあり、ローテンブルク・オプ・デア・タウバーの市庁舎もここにあります。市庁舎の中には展望台があり、細い階段を登っていくと中世の街並みを見下ろす絶景ポイントに出ます。クリスマスの時期にはマルクト広場でクリスマスマーケットが催され、地元の人々や観光客で賑わいます。

ロマンチック街道の観光スポット6:ネルトリンゲン見出し

ロマンチック街道のなかでも最近、特に関心を集めているのがネルトリンゲン(Nördlingen)です。ネルトリンゲンは旧市街が城壁に囲まれた円形のような形をしていて、建物の佇まいなどからマンガ「進撃の巨人」に登場する街のモデルになったとも言われています。そんな理由から日本人観光客の注目を集めているネルトリンゲンですが、観光の見どころも多くあります。

ネルトリンゲン観光の一番の見どころはやはり街を囲む市壁です。14世紀に作られた当時のままのネルトリンゲンの市壁には門や塔などが点在していて、中には博物館などもあります。市壁の内部は通路になっていて、その中を歩くこともできます。その他にも高さ90メートルの塔を持つ聖ゲオルグ教会や、木組み外観が美しいヴィンターシェ・ハウス(冬の家)などが観光のハイライトになります。

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ネルトリンゲンは進撃の巨人のモデルにも?壁に覆われた都市を詳しく紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
ネルトリンゲンはおよそ1500万年前に隕石が落下してできたリース盆地に築かれた街です。壁に囲まれた円形のこの街を、日本の大ヒット漫画「進撃の巨人」のモデル街になったのではないかと噂になっています。今回はそんなネルトリンゲンの魅力をご紹介します。

ロマンチック街道の観光スポット7:ドナウヴェルト見出し

ドナウヴェルト(Donauwörth)は、その名前の通りドナウ川とロマンチック街道が交差する街です。残念なことに第二次大戦中の空爆で街の多くの部分が破壊されてしまいましたが、戦後に空爆の前の街並みが再現されました。ドイツ騎士団の最古の建物であるドイチュオーデンハウス(ドイツ騎士団館)や市庁舎のからくり時計などの見どころがあり、ゆっくり散策するのにちょうど良い規模の街です。

ロマンチック街道の観光スポット8:アウクスブルク見出し

ロマンチック街道のハイライトの一つが、バイエルン州で3番目に大きいアウグスブルク(Augsburg)です。紀元前にはローマの属州だったこともあり、アウグスブルクという街の名前もローマ時代にさかのぼります。中世にはヨーロッパの中でも宗教的、経済的に最も重要な都市の一つとなりました。そんなところから、アウグスブルクにはローマ時代の遺跡から中世の建築物まで、数多くの見どころがあります。

フッゲライ

フッゲライは世界でも一番古い福祉住宅とされていて、現在でもアパートとして実際に使われています。アウグスブルクの富豪であるフッガー家によって低所得労働者のために建てられたフッゲライはにはモーツァルトの曽祖父が住んでいたとも言われます。100戸以上の住宅があるフッゲライですが、そのうちの1戸が博物館となっていて、当時の内装や暮らしなどの展示がされています。

聖ウルリヒ・アンド・アフラ教会

アウグスブルクのなかでも歴史的な価値がある観光スポットが、聖ウルリヒ・アンド・アフラ教会です。1474年に建築が始まった聖ウルリヒ・アンド・アフラ教会は、ドイツの宗教改革を記念して改築されました。この教会の12世紀中頃に制作されたステンドグラスは、世界で唯一残っているロマネスク様式のステンドグラスです。

市庁舎

アウグスブルクの観光スポットのなかでも必見の見どころが、アウグスブルク市庁舎です。17世紀に建築されたこの市庁舎は、バイエルン地方でもよくあるタマネギ型のドームがあるのが特徴です。この市庁舎を有名にしたのが、ドイツ・ルネッサンスの傑作とも言われる黄金の間です。金を貴重にした装飾に囲まれたこの黄金の部屋の見どころは、天井を埋め尽くすフレスコ画で、その豪華絢爛さは圧巻です。

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アウクスブルクはモーツァルトにゆかりの都市!芸術に触れるドイツ巡り! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
南ドイツバイエルンに位置し長い歴史を感じさせる帝国都市アウクスブルク。天才音楽家モーツァルトの父や画家のハンス・ホルバインはこの町の出身です。中世が色濃く残るローテンブルクやミュンヘンにも近く、見どころのある意外に大きな町アウクスブルクを見ていきましょう!

ロマンチック街道の観光スポット9:シュヴァンガウ見出し

シュヴァンガウ(Schwangau)は、ロマンチック街道の終点であるフュッセンから4kmほどのところにある街で、ロマンチック街道の中でも最も人気のある観光スポットであるホーエンシュヴァンガウ城とイノヴァンシュアンガウ城観光の拠点となる街です。年間を通して数多くの観光客が訪れるシュヴァンガウには、お土産物屋やホテルなどもいくつかあり、軽い散策にもちょうど良い規模の街です。

ホーエンシュヴァンガウ城

ホーエンシュヴァンガウ城(Schloß Hohenschwangau)の歴史は古く、もともとは12世紀に建てられたました。後に廃墟と化したホーエンシュヴァンガウ城は19世紀になってからマクシミリアン2世によって再建されました。外観はクリーム色の外壁と赤い屋根というメルヘンチックですが、内部は荘厳なゴシック様式の装飾がなされています。

もともとこの地方に伝わる中世騎士道伝説「白鳥騎士ローエングリン」をテーマにした壁画や、オペラ「ローエングリン」を作曲したワーグナーが演奏したピアノ、星の天井画で有名なルートヴィヒ2世の寝室だった「タッソの間」、シャンデリアやステンドグラスなどの数多くの見どころがあります。

ノイシュバンシュタイン城

ロマンチック街道の中でも、ホーエンシュヴァンガウ城と同じく人気のある観光スポットがノイシュバンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)です。ロマンチック街道のお城の中でももっとも有名で、丘の上にそびえたつ荘厳な外観のノイシュバンシュタイン城の写真は、ドイツのガイドブックには欠かせない風景です。

シンデレラ城のモデルになったとも言われるノイシュバンシュタインは森と湖に囲まれた古城だと思われがちですが、実際にはルートヴィヒ2世によって19世紀に建築が始まりました。ワーグナーに心酔していたルートヴィヒ2世は、ノイシュバンシュタイン城の中にワーグナーのオペラをモチーフにした装飾を施させました。中でも「タンホイザー」の人口の洞窟は特に有名です。

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ノイシュバンシュタイン城はシンデレラの世界!気になる内部や行き方など紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
東京ディズニーランドのシンデレラ城やカリフォルニアにあるオリジナルのディズニーランドの眠れる森の美女の城モデルの一つと言われるノイシュバンシュタイン城。美しいお城はまさにシンデレラの世界。そんなノイシュバンシュタイン城への行き方や見どころなどをご紹介します!

ロマンチック街道の観光スポット10:フュッセン見出し

ロマンチック街道の終着点であるフュッセン(Füssen)は、アルペン街道とロマンチック街道が交差する街でもあり、古くから保養地としても人気のあった場所です。ノイシュバンシュタイン城までのアクセスも良く、宿泊施設やレストランも充実しています。フュッセンにはお城や教会などの見どころがいくつかありますが、聖アンナ礼拝堂の「死の舞踏」は一見の価値があります。

バスで巡るロマンチック街道見出し

ロマンチック街道のルート上で運行するヨーロッパバスは、ロマンチック街道観光にはとても便利な存在です。フランクフルトを起点とするルートと、フュッセンを起点とするルートがあり、それぞれ朝8時に出発するほか、ミュンヘンからも朝10時半に出発するバスが出ています。

ヨーロッパバスの最大の魅力は、電車とは違い、実際にロマンチック街道のルート上を走ることです。そして電車では行くことのできないような小さな街にも停まります。ただヨーロッパバスはオンシーズン(4月から10月)のみの運行となり、夏期には満席になることもあるので、予約をするのをおすすめします。

電車で効率良くロマンチック街道観光見出し

スケジュールに余裕が無かったり、ヨーロッパバスが運行していない冬の期間のロマンチック街道観光の移動方法は電車がおすすめです。バスとは違って運行本数も多く、長距離電車が停車する街もいくつかあり、ドイツの新幹線ICEもヴュルツブルクに停車します。小さな街にはローカル線でのアクセスになります。

レンタカーでロマンチック街道観光見出し

小さな街が点在するロマンチック街道のルートを回るのに一番便利なのは、やはりレンタカーになります。時刻表を機にすることなく観光できるのと、気が向くままにどこにでも停まれるのが一番の魅力です。ただドイツは日本とは反対の左ハンドルの右側通行、慣れるまでちょっと不思議な感覚かもしれません。

ドイツに限らず、海外でレンタカーを借りる場合には日本から予約していくと安心です。ドイツではレンタカーの年齢制限がある場合もあります。ドイツといえばアウトバーンで有名ですが、ロマンチック街道のルート上の小さな町などでは道が狭いこともあるので、大型車よりは小型や中型の方がおすすめです。

ロマンチック街道でメルヘンな気分を楽しもう!見出し

ロマンチック街道の観光ルートにあるおすすめ、人気の観光スポットをご紹介しました。観光のスタイルも期間や移動手段によって立ち寄れるスポットは異なりますが、ただドイツながらの中世メルヘンチックな雰囲気を楽しむには絶好なのがロマンチック街道です。季節によって違う表情を見せるロマンチック街道をお楽しみください。

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投稿日: 2018年1月18日最終更新日: 2020年10月8日

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