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ハンブルク観光の見どころ!ドイツの港湾都市を流れる河と街並み!

ハンブルク観光の見どころ!ドイツの港湾都市を流れる河と街並み!
投稿日: 2017年10月27日最終更新日: 2020年10月8日

ドイツ北西部にあるハンブルクは、中世時代からハンザ同盟をもとに港湾都市として発展した街です。ハンブルクの街は、赤レンガ倉庫や教会など、今もその歴史的遺産が数多く残るヨーロッパ屈指の観光スポットとして、世界中から多くの観光客が訪れます。

水と緑に囲まれた観光都市ハンブルク見出し

古くから湾岸都市のハンザ同盟によって繁栄してきたドイツのハンブルクは、今も歴史的な遺産が数多く残る湾岸都市です。世界遺産に登録されたエリアをはじめ、ゴシック建築様式の市庁舎、聖ミヒャエル教会など多くの観光名所がある港湾都市です。ここでは水と緑に囲まれた運河の街、ハンブルクの魅力をたっぷりとお届けします。

ハンザの醸造所と呼ばれたハンブルク見出し

ハンブルクは、中世以来バルト海と北海にまたがる連合「ハンザ同盟」の盟主リューベックと共にハンザの一躍を担い、その中心的役割を果たした港湾都市で、エルベ川の支流アルスター川の河口にある港湾商業の街として発展してきました。特にハンブルクは、ハンザの醸造所と呼ばれ、ビールの生産でヨーロッパ中に名を馳せました。

ハンブルク観光の腹ごしらえには見出し

グレーニンガー個人醸造所

ドイツハンブルクのビールといえば、日本でも購入することの出来るホルステンビールが有名ですが、ハンブルクの街中には、小さなビール醸造所が何件もあります。グレーニンガー個人醸造所は、18世紀の終わり頃から営業しており、醸造設備が並ぶ地下にはビアホールがあり、バイキング形式の料理と一緒に出来たてのビールを楽しめます。

シーフードファーストフード店のノルトゼー

ノルトゼーは、ドイツ語圏では有名なシーフードファーストフードのお店です。ハンブルクの街中にもいたるところにあり、気軽に購入することが出来ます。おすすめは、やはり定番といわれるニシンが入ったサンドイッチです。ビールとサンドイッチでお腹が一杯になったら、早速ドイツ第2の都市ハンブルクの街へ出掛けましょう。

おすすめのハンブルク観光名所その1:ハンブルク市庁舎見出し

ハンブルク市庁舎

歴史的建造物が多いハンブルクの建物の中で、比較的新しい建築物である市庁舎が建てられたのは19世紀末の頃です。1842年のハンブルクの大火災の際に焼失し、その後約50年を経て1897年に新たな市庁舎として完成しました。ネオスネサンス様式の建築物で、高さ112m、幅111mのシンメトリックで荘厳なハンブルクのランドマークです。

市庁舎見学ツアーは、建物正面入口に入ると、エントランスホール内にあるチケットセンターで、希望するツアーの時間を伝えチケットを購入して参加することが出来ます。所要時間は約40分で、宮殿のような豪華絢爛な建物内部を見学します。地下には、豪華なカフェレストランなどもあり比較的安価な料金で食事などが楽しめます。

おすすめのハンブルク観光名所その2:ハンブルクの倉庫街見出し

ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街

ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街は、ドイツ40番目の世界遺産として登録されました。赤レンガ倉庫の立ち並ぶシュパイヒャーシュタット、隣接するオフィス街のコントーアハウス区、レンガを駆使した表現主義建築のチリハウスの3つで構成され見事な景観を誇っています。ここは港湾クルーズツアーで巡ることが出来ます。

赤レンガ倉庫のシュパイヒャーシュタット

20haの敷地に作られた赤レンガの倉庫街には、コーヒーや香辛料、タバコなどの嗜好品が、運河を通って来る搬送船から直接荷揚げされ保管されていました。15ブロックに分かれる巨大な倉庫と6つの関連する建造物がそれぞれ水路で結ばれています。ここは、ドイツハンブルクの歴史を形作った形象文化の地として見事な景観を残しています。

レンガ造りの商館コントーアハウス地区

コントーアハウス地区は赤レンガ倉庫街に隣接する港湾オフィス街で、ハンブルクへ招聘された都市建築主監のフリッツシューマッハーによってレンガを駆使した表現主義建築で造られました。レンガ造りの落ち着いた景観の建物は、歴史的価値や建築的価値を尊重する観点から、7階建てから11階建てまでとすることが決められています。

ドイツ表現主義建築の傑作チリハウス

東端の鋭いファサードの景観に特色があるチリハウスは、船の舳先にも例えられ、その大胆さは他の表現主義建築にも先例がなく、ハンブルクにとどまらずベルリンの表現主義建築にまで影響を与えたとされています。チリハウスの名は、建築主であるハンブルクの富豪スローマンが、チリ硝石の取り扱いで財を築いたことに由来しています。

おすすめのハンブルク観光名所その3:ミニチュアワンダーランド見出し

新人気スポットのミニチュアワンダーランド

ミニチュアワンダーランドは、倉庫街の建物内にある世界中の都市を1/87スケールで作られた鉄道模型のテーマパークで、いまハンブルク観光で最も人気のある観光名所のひとつです。2000年にその建築が始まり、随時公開中でいまもその模型制作は進行中です。現在、アメリカ、イタリア、北欧など10都市が公開され2020年完成予定です。

この緻密なジオラマの制作は、創始者であるフレデリックブラウンと兄弟のゲリットブラウンを中心に行われています。パーク内の床面積は6400平米、ジオラマの広さは1300平米で、線路の長さは13km、930台もの列車が動いています。またジオラマ上には、21万5千人のフィギュアと8850台の車が配されるという壮大なジオラマです。

ミニチュアワンダーランドの内部の様子が分かる動画です。精巧に作られた電車が走り抜け、空港では飛行機が非発着し、ロックコンサートの会場ではコンサートが開催され、と街そのものが実際に生きているかのようです。ここでは15分に1回訪れる夜になると街に明かりが灯ります。まさにワンダーランドでそこには驚きの世界があります。

おすすめのハンブルク観光名所その4:ハーフェンシティ見出し

ハンブルクの新開発地区ハーフェンシティ

倉庫街南の新開発地区「ハーフェンシティ」は、ハンブルクの都市計画看板プロジェクトで、歴史的な赤レンガ倉庫街の建築群とハーフェンシティの近代的建築のコントラストの景観がとても印象的な新開発地区で、港湾クルーズで巡ることが出来ます。2025年完成予定で、職場と住居、商店、レジャー、飲食などが混在する都市となる予定です。

エルプフィルハーモニー

エイプフィルハーモニーハンブルクは、ハーフェンシティのランドマークとして2017年1月にオープンした2つのコンサートホール、ホテル、レストラン、アパートメントを主体とした建物で、その外観はハンブルクの街をイメージする赤レンガと約1100枚もの曲面ガラスを多用した現代建築を融合させたユニークな造りとなっています。

おすすめのハンブルク観光名所その5:レーパーバーン見出し

ビートルズゆかりの地レーパーバーン

ヨーロッパを代表する歓楽街ハンブルクのレーパーバーンは、ビートルズゆかりの地としても有名なところで、通りには彼らのモニュメントなどがあります。彼らが下積時代、何度も出稼ぎにこのハンブルクを訪れ酒場のホールで演奏をしていました。写真にあるインドラクラブもビートルズが出演していたクラブのひとつです。

グローセフライハイトとレーパーバーンが交わる場所にビートルズプラッツという名の広場があります。レコードの形をした円い広場には、ビートルズを模した金属製のオブジェが並んでいます。彼らがこの地を去った後世界的に有名になったことを考えると、ビートルズはハンブルクで誕生したと言っても過言ではありません。

おすすめのハンブルク観光名所その6:アルスター湖見出し

アルスター湖

港湾都市のハンブルクにあるアスター湖は、3世紀の初めにアルスター川を堰き止めて作られた人口の湖です。北の外アルスター湖アウサーアルスターと南のインネンアルスターとに分かれており、184haもの広大な湖です。日光浴やクルーズを楽しむ多くの市民の憩いの場となっており、定期的に湖畔でのイベントなども開かれています。

ザンクトパウリ桟橋からのクルーズ

ザンクトパウリ桟橋は、港湾都市ハンブルクの港を一望できる桟橋です。周辺には土産物屋やビール醸造所併設のレストランなどがあり、食事をしながら湖畔の景観を楽しむことが出来ます。また観光客向けのクルーズ船もこの桟橋から出ており、そのクルーズ船に乗って赤レンガ街やコントーアハウス地区などを巡るツアーがあります。

ハンブルクの赤レンガ倉庫街やコンフォートハウス地区など、人気スポットをクルーズ船で巡るツアーは、複数のクルーズ船会社がありそれぞれ沢山のツアーがあります。クルーズ船乗り場にはその観光案内所がありそこで探すことが出来ます。基本は1時間で約15ユーロほどの値段で、20分おきにそれぞれのクルーズツアーが出発しています。

フィッシュマルクトホール

毎週日曜の朝5時半から、エルベ川沿いで魚市場、フッシュマルクトが開かれています。フィッシュといっても売られているのは魚だけでなく、野菜や果物、お菓子などの食料品、花や植木、衣料品や雑貨などの屋台があります。また威勢のいい叩き売りの掛け声による詰め合わせ物などを売る声で溢れ、活気ある市場となってます。

屋外のフィッシュマルクトに隣接しているのがフッシュマルクトホールという屋内市場です。もともとは魚の競り市場として使われていましたが、現在はライブホールとして活用されており、日曜日の朝からロックのライブを聴きながら朝食を食べる人で賑わいます。おすすめはフィッシュバーガーやスモークサーモン、ニシンの酢漬けなど。

おすすめのハンブルク観光名所その7:聖ミヒャエル教会見出し

聖ミヒャエル教会

聖ミヒャエル教会は、ハンブルクの街中でもひときわ目立つ建物のひとつで、大天使ミカエルに捧げられたこの教会には、大きなミカエル像が立っています。1674年に建設され、落雷や火災、爆撃などで何度も再建されました。市内最大の教会で、高さ132mのブロンズで出来た尖塔に上ると、眼下に港と街並みの美しい景観が広がります。

大きな中央の身廊には3台のパイプオルガンがあり、最も大きいオルガンは50年以上も前のものです。正午になるとそのパイプオルガンの演奏が楽しめます。最初に簡単な挨拶と曲の紹介があり、5分ほどの演奏、その後話を挟んで10分の演奏があります。響き渡る重厚なパイプオルガンの音色は、ドイツハンブルクの歴史を感じさせてくれます。

おすすめのハンブルク観光名所その8:ブランケネーゼ見出し

高級住宅街ブランケネーゼ

ブランケネーゼは、エルベ川沿いの高台にある高級住宅街です。曲がりくねった石畳の細い坂道に沿って、美しいドイツハンブルクの歴史を感じさせる街並みの景観が続いています。坂道を下りていくと船の桟橋があり、併設されたカフェで、クルーズ船が行き交うエルベ川を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。

ブランケネーゼの街は、ハンブルクの市街地から電車で30分の距離にあり、緑の木々に囲まれた赤茶色の屋根と純白の外観をした建物がエルベ川の水辺に映える美しい景観を誇る街並みです。もともとは漁師の町だったこの街には、今も伝統的なかやぶき屋根をした家などが残っていて北欧のおとぎの世界を連想させてくれます。

おすすめのハンブルク観光名所その9:ホテルアトランティックケンピンスキー見出し

ホテルアトランティックケンピンスキー

1909年に創業したホテルアトランティックケンピンスキーは、ニューヨークとハンブルクを結ぶ大西洋航路を行き来する豪華客船の一等船客のために建てられました。アルスター湖畔に佇むその威風堂々とした白い外観は、白い貴婦人とも呼ばれ、外観を取り囲む緑の木々や紺碧のアルスター湖とのコントラストが見事な景観を見せています。

おすすめのハンブルク観光名所その10:ユンクフェルンシュティーク見出し

ユンクフェルンシュティーク

アルスター湖沿いにあるユンクフェルンシュティーク通りの両側は、高級ブランドショップや老舗のカフェが立ち並ぶショッピングストリートがです。陸側のショッピングゾーンにあるアールデコ調のアーケード内には、ブティック、宝飾品、香水化粧品などの貴婦人好みの高級店が並んでいて、ここの通りは乙女の道とも呼ばれます。

湖畔側沿いには、カフェレストランなどがあり、屋外の座席に座ってゆったりと食事や喫茶を楽しむことが出来ます。アルスター湖を行き交うボートや時折姿を見せる白鳥などを眺めながら、時が経つのも忘れて家族や友人と語り合う多くの市民で賑わいを見せています。中でもALEXというお店が人気で、いつも多くの観光客で溢れています。

ユンクフェルンシュティーク通りとその周辺の街並みを紹介する動画です。アルスター湖畔の桟橋やクルーズ船、そこを見下ろす建物内のレストラン、市庁舎横を歩いていく人々、そして湖を眺めながら過ごす人々などの様子が紹介されています。水と緑に囲まれた港湾都市ハンブルクの街の様子がよく分かります。

ハンブルク観光のアクセスは見出し

日本からハンブルク空港への直通便はなく、成田空港からルフトハンザを利用しフランクフルト経由で行くか、他のヨーロッパ系航空会社を利用し乗り継いで行きます。ルフトハンザ、スカンジナビア航空、KLMオランダ航空が比較的経由の接続が良いとされます。ちなみにルフトハンザは、空のハンザという意味でハンザ同盟の名残りです。

さあハンブルク観光へ出掛けよう見出し

ドイツ北西部にある港湾都市ハンブルクは、都市の地形を活かした古来の人々が作り上げた伝統の街です。北欧の地に相応しい自然がもたらす水と緑に呼応した、そこに暮らす人々の人智が作り上げた由緒ある建物群が見事な景観を誇る街です。港湾クルーズや散策をしながらハンブルクの景観を楽しみに出掛けてはいかがでしょうか。

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投稿日: 2017年10月27日最終更新日: 2020年10月8日

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