公館夜市は美食の宝庫！地元っ子も並ぶ・絶対食べたい台湾グルメ5選！

公館夜市は、案外こじんまりとした夜市だと言われますが、逆にそこがこの夜市の良いところだと言う説もあります。日本の東京大学に匹敵する国立台湾大学がすぐ近くにあることもあって、ある意味アットホームで学生たちがここで一日の食が賄えるような感じでしょうか。それだけに本当に多種類の美食が揃っています。見ていきましょう。

公館夜市は台北市の大安区にあります。MRTの公館駅から5分くらいの位置です。国立台湾大学のすぐ近くなので見当がつけやすいですね。国立台湾大学は日本の東京大学に匹敵する秀才の集まる大学で、台湾が日本統治下にあった時に設立された旧帝大の内の一つでした。キャンパス内はヤシの並木通りがあり情緒あふれる感じです。

場所:台北市大安區羅斯福路四段90巷

MRT(グリーンライン)の場合はG13北門かG12西門駅で乗車、(レッドライン)の場合はR11中山駅かR08中正紀念堂駅で乗車、公館駅で下車します。MRT公館駅では1番出口から出て右方向へ回り込みます。青色の建物「水源市場」付近一帯が公館夜市です。5分くらい歩くと公館夜市の場所です。青色の建物「水源市場」付近一帯が公館夜市です。

台湾の台北市にはとてもたくさんの夜市があり、それぞれに個性があっておすすめできます。なかでも有名な夜市といえば、台湾一の広さの士林夜市、二大夜市のひとつ饒河街夜市、充実の臨江街観光夜市、一日中やっている雙城街夜市などがおすすめです。また、公館夜市の近くにもアパレルや雑貨などの買物ができる師大夜市があります。

公館夜市は割りとこじんまりとした感じの夜市ですが、国立台湾大学がすぐ近くにあることもあって、台湾の美食だけではなく雑貨や小物などのショップも多い夜市です。もちろん、食べ盛りの学生たちのお腹を満たす場所でもありますから当然多種多様な台湾の美食が品揃えされていますので、気持ちもお腹も満腹になることうけあいですね。

公館夜市は他の夜市のようにゲートが設置されていませんので、どこからどこまでが公館夜市なのかなあ、と思われるかもしれませんね。公館駅の1番出口から出て5分ほど歩くと行列ができていたり、おいしそうな匂いが漂ってきたりするのですぐわかります。また、学生たちの姿が多くてひと際賑わっているでしょうからわかりやすいでしょう。

公館夜市の営業日や営業時間はどうなっているのか調べてみました。学生人口が多い地域でもありますし、やはり学生たちの需要に適う時間帯の設定になっているようです。1週間のうち水曜日が定休日になっていて、他の営業日の時間帯はならして15時00分から23時45分までの営業時間になっているようです。水曜定休と覚えておきましょう。

公館夜市のもう一つの名物は学生たち？ と思えるくらい地元の若者や国立台湾大学の学生たちで溢れかえっています。台湾の一流大学の学生たちの味覚はこの公館夜市で鍛えられているのかもしれません。一日の食事を安価に手間も省いて賄えますし、イベントなどの場合に備えて食料を買い込んだりするのにこれほど良い場所はないでしょう。

陳三鼎黒糖粉円鮮奶専売店の黑糖青蛙撞奶(タピオカミルクティー)は本当においしいと評判です。本来なら行列のできる店や人気店の枠に入れるべきところです。一杯全品40元という価格で、タピオカがぷりぷりで黒糖シロップとミルクだけのはずなのにミルクセーキのような濃厚感でここのタピオカミルクティーが一番おいしいと評判です。

公館夜市は国立台湾大学のすぐ近くなので若者が多い街ですね。公館夜市は美食もですがアパレルや雑貨小物などでも有名なのでショッピングを楽しみたい方にもおすすめです。お腹はいっぱいだけど、夜市を楽しみたいと思う方は公館夜市を訪ねてみてください。台湾独特の可愛い雑貨類や、財布、ポーチやミニチュア商品などがあります。

公館夜市は有名店が軒を連ねていますので、台北旅行の際は足を運んでみたいおすすめのグルメスポットです。画像は有名な十元焼売です。おいしそうで選ぶのに迷っちゃいますね。またタピオカがもちもちで濃厚でおいしいと有名なタピオカミルクティーの店もあります。有名店が多くて紹介しきれないのですが、順次5店舗を紹介してみます。

行列が出来てたので並んで買ってみたら日本人の味覚に合う美味しさにびっくり、という人が多いようです。二種類の肉のどちらかを選んで高菜みたいな野菜とピーナッツの粉を入れますが、ピーナッツの粉がいい味を出してます。香菜が苦手な人は抜いてくれます。割包とタピオカミルクティーのセットがおすすめです。綜合割包(50元)です。

メニューはひとつだけなんですが、客足が途絶えずに次から次へとお客さんが来て食べていきます。花生(ピーナッツ)の茹で具合や豆花(豆腐よりも柔軟なゼリー状の食品)の豆の味と少しだけ加えられた氷のバランスが絶妙でおいしいです。持ち帰りしても味が薄まることがなくてとても濃厚でおいしいのでおすすめできます。値段は35元です。

安くておいしくて行列に並びなおしてもう一度買う、という人も多いようです。水煎包は肉まんのような食べ物ですが鉄板で蒸し焼きにするためもちもちの皮が下の方はパリッとしていておいしいです。鮮肉(肉の餡)水煎包がおすすめです。肉の旨味が感じられてとてもおいしいです。美味しいので並んでも買う価値がありそうです。13元です。

公館で地元の人々から長い間愛されているスイーツの店です。かき氷は昔ながらのシャリシャリしたタイプでおいしいです。上にのせる具材によって値段が違いますが20元くらいでトッピングが増やせます。他に日本のお汁粉のような台湾風汁粉(芝麻湯圓80元)は汁はちょっと薄めですがお団子の中味に濃厚な胡麻餡が入っていておいしいと評判。

お店がこじんまりとしているので見逃さないようにしたいです。それくらいおいしい牛肉麺ですよ。知る人ぞ知るといった感じのお店です。スタンダードな麺以外に、河粉(ライスヌードル)、冬粉(春雨)、疙瘩(すいとん)などもあります。スタンダード麺の牛肉麵(120元)が台湾初心者にはおすすめの一品のようです。円い断面の麺です。

公館夜市では行列のできる店ばかりですが、ここ地瓜球(サツマイモボール)店も大変な行列ができる店です。爪楊枝で刺して歩き回りながら食べられるので夜市の散策中にはぴったりの食べ物ですね。茹でたサツマイモに米粉とわらび餅粉などを入れて丸めて揚げたサツマイモの団子です。値段は容量によって20元･30元･50元とあるようです。

国立台湾大学の学生たちの間で行列に並んででも食べたいと言われているのが葱蛋餅です。公館夜市につながっている大通りから路地に入ると長い行列が出来ているので店はすぐ分かります。葱蛋餅は目の前で一枚一枚焼いてくれるのでほんとうの出来立てふわふわ。熱々の葱蛋餅を食べやすいように切り分けてもらえるのもうれしいですね。

国立台湾大学が近くにある土地柄からも出来立て料理のお持ち帰りをする人も多いようです。勉強が忙しい、あるいはイベントの準備や会議の準備で食事を作る時間がない、などなどいろいろな理由で料理を持ち帰る人たちが結構いるようです。食料を仕込みに出かけて来るわけですが、その時のパッケージの様子がなかなか面白いですね。

公館夜市はこじんまりとしていて観光客の認知度もイマイチと言われていますが、台北の名店が軒を連ねていることからも、旅行者の認知度が上がりそうな予感がします。画像は一番人気のタピオカミルクティーの店ですが、近くに国立台湾大学があるという地の利が公館夜市をおいしくて楽しい場所にしていっているのではないでしょうか。次回台湾を訪れる際には公館夜市を候補に挙げてみてはいかがでしょう。