らるきい（福岡）の「ぺぺたま」は名物メニュー！人気パスタ店の秘密を探る！

福岡市中央区にある、福岡屈指の人気パスタ店「らるきい」。200種類を超える豊富なメニューと、一度食べたらやみつきになる味が自慢の人気店です。芸能人やスポーツ選手なども通うほどで、全国にファンがいるのも納得です。この記事では、「らるきい」の人気の秘密やおすすめメニューなどをご紹介します。

「らるきい」は、福岡市中央区大手門にあり、福岡市の都心部に位置しています。近くには大濠公園があり、福岡市美術館など観光スポットもあります。「らるきい」へのアクセスは地下鉄がおすすめで、福岡市営空港線の大濠公園駅2番口から徒歩3分の近さです。お店の前にはたくさんの植物が植えられ、オシャレな外観になっています。

車でのアクセスも可能ですが、「らるきい」には専用駐車場がないため、周辺のコインパーキングを利用ください。コインパーキングは複数あるので駐車場探しに困ることはないですが、「らるきい」は行列ができる人気店のため、待ち時間を含めると予想より長い時間の滞在になる可能性があるのでご注意ください。

開業から40年以上、「らるきい」がこれだけの人気を誇るパスタ店であり続ける理由は、ずばり進化を続ける絶品メニューにあります。約200種類を超えるバラエティに富んだメニューはどれも絶品で、何度でも食べたくなる味ばかりです。中でも、「ぺぺたま」など、一般的なパスタメニューとは一線を画す「らるきい」独自のパスタがおすすめです。

そんな数々の絶品パスタを生み出すのが、厨房で腕を振るうオーナーシェフ。「らるきい」のメニューのほとんどは、オーナーシェフ自らが食べてみたいと思った味を試作し、美味しかったものを採用しているそうです。スタッフのまかないなどから、定番メニューの仲間入りを果たすこともあり、その美味しさには裏付けと定評があります。

また、「らるきい」はパスタのみを提供しているお店ではなく、ドリアやピザ、トーストなどのメニューも揃っています。来る度に新しい味にトライしてみたくなります。子ども用のキッズニューもあり、小さいサイズのドリアや食べやすい味付けのパスタが選べます。家族連れで利用できるのも嬉しいポイントです。

お店がオープンする11時になる頃には、既に長い行列ができていることが日常茶飯事の「らるきい」。週末になると軽く40人から50人の行列ができるというので驚きです。オープンと同時に順に席へと案内され、40席程の店内は即満席状態になります。待ち時間は1時間ほどになることもあります。

運良く空いている日であれば、待ち時間15分程度ということもあり、こればかりは行ってみないと分かりません。近くのパーキングに車を停めて順番待ちしている方は、スタッフが携帯電話を聞いて、順番が来ると呼び出してくれるので、車の中で待つこともできます。こういった気遣いもお店の魅力のひとつです。

「らるきい」と言えば、「ぺぺたま」が最も有名であり、今では訪れる客の多くがこのメニューを頼むほどの看板メニューとなっています。「ぺぺたま」とは、ペペロンチーノとたまごの略で、ぴりっとトウガラシの辛さが効いたパスタに、ふわっと玉子が絡ませてあり、この組み合わせが抜群の相性を発揮している逸品です。

ペペロンチーノは、にんにくとトウガラシの辛さが苦手という人もいますが、たまごが絡むことでマイルドな味になり、とても食べやすくなります。さらに、「ぺぺたま」は辛さを調節することができ、「辛味なし」「やや辛」「普通」「激辛」から選べます。食べている途中で辛さが欲しくなったら、特製のタバスコを加えるのもおすすめです。

実はこの「ぺぺたま」、メニューが生まれたのはある日店を訪れたお客がきっかけでした。パスタ注文時に、「以前食べたペペロンチーノにたまごを絡めたものを作ってくれ」と言われたのですが、当時のお店のメニューにはありません。不思議に思いつつも即興で作ってみたところ、とても美味しいパスタだったので、その後「ぺぺたま」としてメニューに加わったそう。

完熟トマトを煮込んだたっぷりのソースに、具材のベーコンやトマトがしっかりと入ったパスタです。にんにくが効いたトマトソースは食欲がそそられ、美味しさのあまりあっという間に食べてしまいます。「らるきい」では、トマトベースのパスタも美味しいのでおすすめです。

ペペロンチーノと納豆という意外な組み合わせの「ぺぺ納豆」。ペペロンチーノのにんにくと、ふんだんに盛られた納豆の風味がとてもマッチして、初めて食べる人もやみつきになる味です。シンプルなペペロンチーノも良いですが、こうしていろいろな組み合わせを発見すると、ついつい家でも真似して作りたくなります。

このメニューは、スタッフのまかないとしてオーナーシェフが作ったもので、スタッフから大好評を得たので、晴れてメニューの仲間入りを果たしました。こうしてオーナーシェフの新たな発想がメニューとして追加されるので、普段レストランで食べることのない意外な組み合わせのパスタも「らるきい」では食べることができます。

濃厚なクリームが味わい深いカルボナーラも人気のメニューのひとつです。同じカルボナーラでも、おすすめは「たらこのカルボナーラ」。博多と言えば明太子が有名ですが、たらこのカルボナーラにもたっぷりとめんたいこが使われ、ピンク色の見た目が鮮やかで美味しいパスタメニューです。

パスタが有名な「らるきい」ですが、他のメニューもぜひ一緒にオーダーしてはいかがでしょうか。ピザの定番メニューであるマルゲリータは、フレッシュな大ぶりのトマトがふんだんに使われ、贅沢な一品になっています。ピザはテイクアウトもできるので、お店でパスタを食べて、ピザは家に帰ってじっくり味わうというのもひとつの方法です。

ピザは自由な組み合わせで、好きなトッピングもできるので、自分の好きを詰め込んだとっておきのオリジナルピザも楽しめます。ベースの生地を大小から選び、オニオンやナスなどの野菜、チキンやベーコン、アンチョビやエビなど様々な食材からトッピングを選びます。なお、注文後に生地から手作りするため、20分から30分の時間がかかります。

「らるきい」で注文する時にまず注目してほしいのが、オーナーシェフによる手書きメニューです。迷わず「ぺぺたま」を注文するのもありですが、一度じっくりとメニューもぜひ御覧ください。おすすめのパスタや人気ランキング、自由に組み合わせができるパスタの注文方法などが丁寧に記載されています。

自分オリジナルのパスタを注文したい場合は、まず和風ベースやトマトベースなどソースを選び、ソーセージや納豆といった多数ある食材から好きなものを選んでオーダーします。合わない組み合わせもありますが、メニュー表には注意点も丁寧に記載されているので安心です。

芸能人や野球選手なども通うお店なので、店内には彼らのサインやユニフォームなどが飾られています。お店の奥は王貞治元監督をはじめとした有名選手のユニフォームやサインボールが展示され、野球ファンにもたまらない場所になっています。「らるきい」の味の虜になった有名人に、なんだか親近感が湧いてきます。

営業時間は、ランチタイムが11時から15時まで、ラストオーダーは14時30分となっています。夜の部は、18時から22時（月曜から土曜）までオープンしており、日曜・祝日は18時から21時までと少し短くなっているのでご注意ください。定休日は水曜日で、たまに連休になる時があるので、詳しくはお店のホームページでの確認をおすすめします。

店内は42の座席があり、サンルームと呼ばれるテラス席もあるのでおすすめです。サンルームはペットの連れ込みが可能となっているので、愛犬と一緒にランチタイムを楽しむことができます。ランチタイムの11時から15時までは全席禁煙ですが、18時以降はテラス席のみ喫煙可能となっています。

いかがでしょうか。「らるきい」には、来る人みんなを満足させる絶品パスタメニューが揃い、人気の高さが伺えます。パスタが美味しいお店というのはあちこちにありますが、「らるきい」ではここでしか食べられない「ぺぺたま」などのオリジナルメニューがあるので、ぜひお店に足を運んで、その美味しさを味わってみてください。