福岡ひとり旅！おすすめのスポットや手軽な日帰りプランなどご紹介！

福岡県は、山と海に囲まれ、都会がコンパクトにまとまっているのが魅力です。博多駅や福岡空港へのアクセスが抜群に良いので、日帰り旅行が可能です。気軽にひとり旅をするのに福岡はとてもおすすめです。福岡の自然を満喫して心と体がリラックスするような、福岡ひとり旅のおすすめスポットや日帰りプランをご紹介します。

福岡にはいろいろな魅力がありますが、ひとり旅なら自然を満喫するプランがおすすめです。心静かに自分と向き合う貴重な時間になるかもしれません。博多駅や福岡空港から帰るなら、帰る前に最後に天神や博多で買い物や食べ歩きもできます。日中はレンタカーか公共交通機関をうまく利用して、自然豊かな場所を楽しむのがポイントです。

福岡は空港や駅へのアクセスのよさが魅力です。繁華街の天神駅から博多駅まで地下鉄でなんと5分、福岡空港へも11分。だから福岡日帰り旅行も可能なのです。例えば東京からなら、羽田空港の始発は6時15分(JAL)で福岡空港には8時15分、福岡空港の最終は21時30分で羽田空港23時30分著です。福岡滞在時間は最大で12時間以上可能です。

大阪からなら新幹線が便利です。新大阪駅からの新幹線の始発は6時発、博多駅に8時26分著。最終は、博多発21時9分で新大阪著23時37分著。こちらも福岡滞在時間は最大で12時間以上です。博多駅も福岡空港も地下鉄空港線です。空港線には天神駅や中洲川端駅もあるので、最後に中洲の屋台を満喫してから新幹線の最終で帰ることもできます。

自然を満喫するなら、糸島がおすすめです。ちなみに糸島は島ではなく半島で、東側は福岡市、西側は佐賀県と接しています。糸島なら山も海も滝も楽しめて、海沿いの見晴らしの良いレストランやカフェで素敵な時間を過ごせます。できればレンタカーがおすすめですが、電車+バスでもそれなりに楽しめます。糸島のおすすめスポットをご紹介します。

「芥屋の大門(けやのおおと)」は大自然のパワーを感じる、糸島屈指の観光スポットです。玄界灘の荒波によって削られてできた洞窟は、とても神秘的です。4月から11月までは遊覧船で間近で自然の力強さをみることができます。車以外のアクセスなら、JR筑前前原駅から昭和バス芥屋線の終点「芥屋」で下車し徒歩10分です。

羽金山の中腹530mに位置する「白糸の滝」は清涼スポットとして人気があります。周辺ではヤマメの釣り堀があり、夏には流しそうめんが有名です。「白糸の滝」へのアクセスは、JR筑前前原駅から白糸行バスの終点で下車し、そこから遊歩道を約25分歩きます。山歩きで糸島の自然を満喫して、「白糸の滝」でパワーチャージできます。

福岡県有数の観光スポットといえば「太宰府天満宮」です。天神さま(菅原道真公)が祀られ、学問・至誠・厄除けの神様として、多くの参拝者が訪れます。「太宰府天満宮」へのアクセスは、博多駅からは西鉄バスで約42分、天神からは、西鉄福岡(天神)駅で西鉄天神大牟田線で西鉄二日市駅で乗り換えて太宰府駅へ。太宰府駅からは徒歩5分です。

福岡には小さな島々がいくつもあり、その中でも福岡市中心部から気軽に行ける「能古島」と「志賀島」がおすすめです。都会からほんの30分足らずで自然豊かな場所に行けるのが、福岡の素晴らしいところなのです。島の自然を楽しんだ後、都会の天神や博多に戻ってショッピングや食べ歩きをすれば、日帰りの旅がかなり充実します。

「能古島」は姪浜渡船場から船で約10分で行ける、島の周囲約12㎞の小さな島です。天神から姪浜渡船場へのバスも出ています。ひとり旅ならレンタサイクルがおすすめです。途中のカフェやお店で休みながら、能古島の自然や観光スポットを満喫。「能古島」の北の最果てにある「アイランドパーク」は季節の花畑が美しいことで有名です。

「志賀島」は博多ふ頭から船で30分、または海の中道を通ってバスや車で行ける、陸続きの島です。島の周囲約11㎞の小さな島で、こちらもレンタサイクリングがおすすめです。島の名物「サザエ丼」や「志賀島金印カレー」が人気で、島グルメのために訪れるリピーターもいます。島唯一の天然温泉があって、日帰り温泉で利用できます。

旅の最後にも食べ歩きできるのが福岡のいいところ。博多駅や福岡空港に戻る前、中洲や天神の屋台に寄って行きませんか。屋台はだいたい18時すぎから出てます。1日観光した後に夕方に天神に戻ってもつ鍋や海鮮を食べながら飲み、最後に屋台のラーメンで旅を〆れば、最高の福岡日帰り旅行となるでしょう。

糸島の公共交通機関は、バス(昭和バス・糸島コミュニティバス)とJR筑肥線です。バスの各路線の多くがJR筑前前原駅を基点としています。糸島の観光スポットをスムーズに巡るには車は必須です。でも訪れるポイントを絞れば、電車とバスでも十分に糸島らしい観光ができます。おすすめの糸島観光日帰りプランをご紹介します。

博多駅または福岡空港から地下鉄空港線に乗り、JR筑前前原駅で下車。ここから昭和バス野北線に乗って「桜井」で下車。徒歩15分位で櫻井神社に到着します。櫻井神社は「あらゆる縁を結ぶ杜」として、縁結びにご利益があると言われてます。山の中にある櫻井神社はとても荘厳な雰囲気で、心と体が浄化されるのでおすすめです。

糸島には自然派こだわりのパン屋さんが多く、パンの激戦区と言われています。櫻井神社から徒歩圏内には「のたり」と「Spoonful THE BAGEL」があります。「のたり」は自家製天然酵母のパンで有名で、営業は金土日のみ!「Spoonful THE BAGEL」はベーグル専門店で、もっちりとして食べ応えあるベーグルが人気。お土産にもおすすめです。

櫻井神社でお参りして、パン激戦区の糸島のパン屋さんに寄ってから、今度は「桜井二見ヶ浦」を目指して歩きます。海沿いの国道45号を、美しい海を見ながらのんびりと歩きます。途中に素敵なカフェで一息つくのもおすすめです。30分位歩くと、海の向こうに大鳥居と桜井二見ヶ浦の夫婦岩が見えてきます。

「桜井二見ヶ浦」は、「日本の渚100選」「日本の夕日100選」に選ばれるほど絶景が魅力です。見どころは夫婦岩と大鳥居で、この夫婦岩には縁結びや夫婦円満のご利益があると言われてます。この夫婦岩は櫻井神社の宇良宮（裏宮）のご神体で、竜宮の入口とも言われてきました。砂浜を歩いて、夫婦岩を間近で見ることをおすすめします。

「桜井二見ヶ浦」には海沿いに素敵なレストランやカフェがあります。その中で一番有名なのが「SUNSET(サンセット)」。海を眺めながら食事やお茶したり、車でなければお酒も飲めます。営業時間は11時から22時、木曜と第3水曜定休。糸島らしい時間を過ごせるスポットです。帰りは徒歩18分位の「西の浦」バス停からJR今宿駅へ戻ります。

福岡市内からアクセスがよい「太宰府天満宮」をメインに楽しみます。博多駅からは西鉄バス、天神からは西鉄で太宰府駅に行き、そこから「太宰府天満宮」まで徒歩5分です。四季折々の自然の美しさを感じながら、見どころいっぱいの「太宰府天満宮」を参拝し、参拝後は太宰府の名物の「梅ヶ枝餅」を是非試してみてください。

「太宰府天満宮」を参拝した後は軽く腹ごしらえしてから、西鉄に乗って「西鉄二日市駅」へ。ここは夏目漱石も訪れたという温泉街です。「西鉄二日市駅」から徒歩20分、または西鉄バスで15分のところにある「御前湯」と「博多湯」は昔ながらの大衆浴場で、入浴料は300円前後と激安。泉質も良くてお肌ツルツルになります。

眺めのよい露天風呂なら「天拝の郷」がおすすめです。天拝山の中腹に位置し、太宰府市を一望しながら入浴できます。施設内の自然食ブッフェも人気で、地元の食材を生かしたお料理やスイーツが約80種類並びます。「天拝の郷」へのアクセスは、「西鉄二日市駅」から「下大利駅行き｣の西鉄バスに乗って「天拝坂第三」で下車し徒歩15分位です。

二日市温泉を楽しんだら、西鉄にのって天神に戻ります。ここから帰りの時間までは天神で過ごすのが便利です。温泉でパワーアップした後に都会・天神に戻り、デパートやかわいい雑貨屋を見たり、おしゃれなカフェでのんびりしたり。夕方からは屋台も出るので、最後に屋台を満喫できます。お参りと温泉を楽しむこのプランは女性に特におすすめ。

東京や大阪からでも十分に日帰りで福岡を旅することができます。初めてのひとり旅にもおすすめです。日常から離れて自然に囲まれてリラックスできて、さらに福岡の美味しい食も堪能できます。自然豊かな環境の中にも素敵なカフェやレストランがあるので過ごしやすいはず。思い立ったら気軽に福岡ひとり旅を楽しみましょう。