福岡市科学館がオープン！８Kのプラネタリウムなど見どころ満載！

福岡県の六本松に2017年10月にオープンした福岡市科学館は連日多くの人で賑わっています。以前の科学館よりも更に体験して学ぶ展示が増え、大人も夢中になって楽しめる場所となっています。ここではオープンしたばかりの福岡市科学館のアクセスやチケット情報などに加え、プラネタリウムなどの見どころをまとめてご紹介していきます。

福岡市科学館は以前、福岡市中央区舞鶴にあった福岡市立少年科学館に代わって2017年10月1日にオープンした今話題のスポットです。九州大学の跡地を利用して建てられた六本松421の建物内にあり、オープン初日から長蛇の列ができていました。建物の3階から6階にわたり、様々な展示や貸し出し用スペースがあります。

福岡市科学館の中でも特に話題となっているのが、8K相当の映像で見られるという九州最大級のプラネタリウムです。基本のプログラムやスペシャルプログラムなどが用意されており、上映チケットがすぐに売り切れることも多いようです。一度この科学館を訪れると想像以上に楽しく、年間パスポートを購入したという人も多くいます。

福岡市科学館の基本展示のチケット料金は大人が500円、高校生が300円、小・中学生が200円となっています。30名以上の団体割引ではチケットが基本料金の1割引になります。また、人気の年間パスポートは大人が3000円、高校生が1800円、小・中学生が1000円なので、複数回行くだろうという方は年間パスポートの購入もご検討ください。

福岡市科学館の開館時間は9時30分から21時30分までとなっていますが、中の基本展示室は18時まで、プラネタリウムは18時30分までとなっているのでご注意ください。夏休み期間中には基本展示室が19時までに延長されます。また、プラネタリウムも金・土曜日、また季節によって21時30分まで延長されることもあります。原則火曜日が定休日です。

福岡市科学館は福岡市中央区六本松にあり、地下鉄七隈線六本松駅から徒歩1分ほどで行くことができます。福岡空港からアクセスする場合は、地下鉄空港線で天神まで行き、地下街を歩いて七隈線天神南駅から地下鉄に乗車して約8分ほどで六本松駅に到着します。博多駅からアクセスする場合も、天神で空港線から七隈線へ乗り換えて六本松に行きましょう。

六本松駅に着いたら案内表示に従って階段を上がっていきましょう。多くの人が科学館に向かっているので迷うこともないでしょう。博多駅からバスでアクセスする場合は六本松のバス停からすぐです。専用の駐車場はなく、周辺の駐車場も見つけにくいので、公共交通機関を利用してアクセスすることを強くおすすめします。

福岡市科学館の目玉であるドームシアター(プラネタリウム)は、連日多くのチケットが完売している超人気スポットです。基本展示のチケットとは別にチケットが必要で、料金は大人500円、高校生300円、小・中学生200円となっています。団体割引は30名以上で1割引のチケット料金となります。

一般番組の他にスペシャル番組もあり、現在はサカナクションとコラボしたサカナクション グッドナイト・プラネタリウムという番組が上映されています。スペシャル番組のチケット料金は大人(高校生以上)1000円、小・中学生800円、未就学児500円となっています。サカナクションファンはもちろん、映像と音で創り出される世界に誰もが魅了されます。

福岡市科学館のプラネタリウムは直径が25メートル、座席数が220席と九州最大級のものとなっています。それぞれの席の間隔も広く、リクライニングも深くまで倒せるので、リラックスして観覧を楽しめます。宇宙飛行士の番組、アンパンマンの番組、銀河鉄道の番組などジャンルも様々なのできっと見たい番組が見つかるでしょう。

福岡市科学館3階の企画展示室では、期間ごとに見どころ満載の特別展示が行われています。現在は開館記念の特別展として「宇宙なひと」をテーマに、宇宙飛行士についてや、宇宙に関わる様々な情報をわかりやすく展示しています。宇宙に興味のある子供はもちろん、大人でも驚くような発見があり、大いに楽しめます。

特別展のみのチケット料金は大人1000円、高校生800円、小・中学生600円となっています。ただ、せっかく福岡市科学館に行くなら充実の基本展示室も見ていくことをおすすめします。基本展示と特別展のセットで大人1300円、高校生900円、小・中学生600円とお得なので、時間のある方はセット券を購入してどちらもお楽しみください。

「宇宙なひと」をテーマにした特別展は2017年10月1日(日)から2018年1月21日(日)までとなっているので、特に宇宙飛行士になりたい!と思っているお子さんや宇宙に関心のある方はお見逃しないように、この期間中に福岡市科学館を訪れましょう。一緒に5階で行われるISS(国際宇宙ステーション)のサイエンスショーも見るよより楽しめます。

福岡市科学館の5階フロアは基本展示室となっており、宇宙・環境・生活・生命・未来をテーマにした体験型の展示が多数あります。生命のエリアにあるビッグヘッドと呼ばれる展示では、かなり大きな顔の模型の一部分を引き出すと中には脳や顔の機能についての解説が書いてあります。

宇宙のエリアにある惑星メーカーはとても人気の展示で、子供だけでなく大人も真剣に惑星をつくっています。自分の腕の中で起こす不思議で幻想的な現象に多くの人が夢中になって楽しんでいます。ぜひ未知の体験、惑星づくりをお楽しみください。宇宙の不思議により関心を持つことができます。

基本展示室では各展示にスタンプが用意されており、スタンプを集めながら見て回るとより楽しむことができます。展示数がかなり多いため、一度では見て回れないことが多いですが、できるだけたくさんの展示を見て、体験して、学んでみてください。小さなスタンプの可愛いデザインにも癒されます。

企業との連携ブースもおすすめです。JR九州のブースでは自分で好きなようにデザインした電車が映像の中で九州各地を走るという人気の展示スペースがあります。JR九州はこだわりの電車がたくさんありますが、それに負けないようユニークなデザインやおしゃれなデザインの電車を描いて走らせてみてください。子供だけでなく大人も楽しめます。

福岡市科学館のミュージアムショップには宇宙に関するグッズが豊富に取り揃えられています。惑星の模様がデザインされた文房具や、キャンディ、宇宙食など面白いグッズやお菓子もたくさんあるので、お土産に買って帰ってはいかがでしょうか。福岡市科学館限定のオリジナルグッズも必見です。9時30分から18時までの営業となっています。

福岡市科学館の同じ建物内には、おしゃれな本屋さんとして人気のある蔦屋書店があります。蔦屋書店の展示はとても魅力的で、各スポットで長居してしまいます。購入したプラネタリウムの上映時間までの待ち時間をここで過ごす人も多いようです。科学館と同様に話題のスポットなのでぜひ立ち寄ってみてください。

蔦屋書店と同じフロア内には、スターバックスなどのカフェも入っています。好きな本を見つけたら、コーヒーを飲みながら読書を楽しむのもいいでしょう。本に囲まれてのコーヒータイムは本好きにはたまらないようです。とてもおしゃれな空間で、贅沢な休憩タイムをお過ごしください。

福岡市科学館の建物内にはカフェだけでなく、食事ができるレストランもあります。建物の1階に定食屋さん、イタリアンなどがあり、パン屋さんや惣菜売り場もあるので、食事に困ることもないでしょう。朝から科学館に出かけてプラネタリウムのチケットを購入し、展示を見てランチまでここで楽しんではいかがでしょうか。

福岡市科学館のおすすめポイントをご紹介してきましたが、魅力は伝わりましたか?地下鉄駅からすぐのところにあり、アクセスもしやすいので、ぜひ福岡にお越しの際はこの科学館や蔦屋書店を訪れてみてください。行ってみると人気の理由に納得できるでしょう。大人も子供も楽しみながら学べるおすすめスポットです。