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土肥金山に行こう!世界一の金塊や砂金採り体験など見どころ満載!

土肥金山に行こう!世界一の金塊や砂金採り体験など見どころ満載!
投稿日: 2017年10月28日最終更新日: 2020年10月8日

静岡県伊豆市の土肥金山。当時の採掘作業について学べる資料館や観光坑道、実際に砂金採りを体験できる施設などがあるほか、世界一の金塊に触れることができたり、金箔ののったソフトクリームが食べられたりします。この記事では、そんな土肥金山の見どころをまとめてみました。

土肥金山で世界一の金塊に触れてみよう!見出し

静岡県伊豆市にある土肥金山では、世界一の金塊に触れることができるほか、実際にパンニング皿と呼ばれる専用の道具を使って砂金採り体験ができる観光スポットとして人気を集めています。この記事では、そんな土肥金山について料金やアクセスなどの基本情報からおすすめの見どころ、早咲きの桜情報などをご紹介します。

世界一の金塊に触れよう!土肥金山とは?見出し

土肥金山は伊豆最大の金山で、あの有名な佐渡金山に次で国内2番目の生産量を誇りました。推定産出量は金40トン、銀400トンにも及びます。江戸時代に第一期黄金期を、明治から昭和時代にかけて第二期黄金期を過ごした土肥金山ですが、時代の流れと共に残念ながら昭和40年に閉山をしました。

閉山後は、電動人形で当時の採掘作業を再現している観光坑道や砂金採り体験を通じて歴史を伝える観光スポットとして人気を集めているほか、最近では金運のパワースポットとしても知られるようになりました。ギネスにも認定されている巨大金塊は見逃せないスポットです。 土肥金山 住所:静岡県伊豆市土肥2726 電話番号:0558-98-0800

世界一の金塊に触れよう!土肥金山の営業時間と休館日見出し

土肥金山の営業時間は午前9時から午後5時までですが、入場の最終受付は午後4時30分となっています。人気の砂金採り体験の受付は午前9時から午後4時20分まで、観光坑道と黄金館と砂金採り体験の全てを行う場合は午前9時から午後3時50分分までです。休館日は、平成29年12月12日から15日のみです。

世界一の金塊に触れよう!土肥金山の料金見出し

人気の観光スポット土肥金山の料金ですが、観光坑道と黄金館の共通チケットの大人(中学生以上)料金が860円、小人(小学生)料金が430円です。20名以上の団体の場合は、大人料金が780円、小人料金が390円に、100名以上の団体の場合は、大人料金が700円、小人料金が350円になります。いづれの場合も小学生以下は無料で入ることができます。

砂金採り体験の料金は、大人料金が720円、小人料金が610円です。20名以上の団体の場合は、大人料金が640円に、小人料金が550円になります。土肥金山を観光するのに観光坑道や資料館まで見学をする時間が取れないという場合は、人気の砂金採り体験だけをすることも可能です。

世界一の金塊に触れよう!土肥金山の割引クーポン情報見出し

土肥金山の黄金館や砂金採り体験にかかる料金ですが、土肥金山の公式ウェブサイトにあるクーポンを提示するだけで割引料金が適応されます。クーポンは予め印刷しておいてもいいですし、携帯電話などで表示させても使用することができます。クーポンは1枚で家族やグループの全員が割引対象になります。

観光坑道と黄金館の共通チケットは、大人料金が780円(通常860円)に、小人料金が390(通常430円)に割引されます。また、観光坑道と黄金館と砂金採り体験がセットになったお得なチケットもあり、大人料金が1350円(通常1580円)、小人料金が930円(通常1040円)となります。

世界一の金塊に触れよう!土肥金山のアクセス見出し

土肥金山は土肥温泉エリアにあり、土肥港からも徒歩15分ほどでアクセスができます。車でのアクセスの場合は、東名高速道路の沼津ICから約65分、新東名高速道路の長泉沼津ICからは約60分でアクセスができます。車で行く場合は駐車場が気になるところですが、土肥金山には無料の大きな駐車場が完備されていますので安心です。

土肥金山へは電車とバスを使ってアクセスをすることも可能です。JRの三島駅から伊豆箱根鉄道で修善寺駅まで行ってください。そこからは西伊豆東海バスの松崎行きで土肥金山バス停で下りてください。バス停からはもう土肥金山が見えますので、迷うことはないはずです。

先ほども触れましたが、土肥金山は土肥港から徒歩15分という立地なのでフェリーでアクセスすることも可能です。まずは、東名高速道路の清水ICから清水港まで車で約15分ほどで行きます。そこから駿河湾フェリーに乗り換えて土肥港まで行きます。清水港から土肥港までは約1時間の船旅です。

土肥金山のおすすめ見どころ1:黄金館で金の歴史を学ぶ見出し

土肥金山にまつわる様々な貴重な資料が展示されているのが黄金館です。それぞれの時代ごとの大判や小判といった貨幣が展示されているコーナーや、実際に金塊を持ってみたり、金の重みを体験出来るコーナーなどがあります。他では金塊や金に触れることがなかなかないので、そのずしりとした重量感に驚く人が多いです。

他にも、江戸時代の金山総奉行であった大久保長安が実際に働いているところを再現したジオラマ展示や、土肥金山の金銀鉱石などの展示があります。観光坑道を見学する前にこちらの黄金館を見学しておくとあらかじめ金についての知識を得ることができるのでおすすめです。

土肥金山のおすすめ見どころ2:世界一の巨大金塊見出し

そして黄金館の一番の人気スポットと言えば、世界一の巨大金塊です。ギネスブックにも認定されているこの巨大金塊は重さは250キロ、値段にすると約12億円もの価値があります。実際に目の当たりにするとその迫力に驚くこと間違いありません。ぜひ実際に触ってみて12億円の感触を確かめてみてください。

この金塊、もし金箔に伸ばしてみるとどれくらいの大きさになるか想像がつきますか?その答えは畳7万枚以上です…といっても想像が付きにくいかもしれませんが、よく使われる例えで言うと東京ドーム約2.6個分にもなります。金線にした場合は、なんと地球18周分にも相当します。

土肥金山のおすすめ見どころ3:当時の様子を再現した観光坑道見出し

土肥金山が実際に使用されていた時は総延長が100キロメートル以上にも及びました。現在はその内の350メートル分が観光坑道として公開されています。中には江戸時代の作業風景を再現した電動人形があり、音声テープで解説も流れるようになっているので当時の様子がよく分かるようになっています。

観光坑道の中は一年を通じてほぼ一定の約19℃ですので、冬は暖かく感じ、夏は涼しく感じます。夏に観光に行かれる場合は、念のために薄手の上着を持っていくのがおすすめです。坑道の中はしっかりと舗装されていますので歩きやすく、車椅子やベビーカーでの観光も問題はありません。

土肥金山のおすすめ見どころ4:観光坑道内の2つのパワースポット見出し

観光坑道内には2つのパワースポットがあり、どちらも金運アップに効果があると人気です。一つ目のパワースポットは「山神社」です。ここにある黄金の鳥居に触れると金運がアップすると言われています。もう一つのパワースポットは「黄金の泉・銭洗い場」です。ここでお金を洗うとご利益が期待できるとか。

土肥金山のおすすめ見どころ5:砂金館で砂金採り体験見出し

土肥金山での一番の人気スポットは砂金採り体験のできる砂金館です。砂金採り体験というと特別なテクニックが必要な感じがしますが、実はそんなに難しいことはなく、パンニング皿という砂金採り専用のお皿を使ってちょっと練習をすれば小学生ぐらいでも砂金を採ることができます。

では、どうすれば砂金が採れるか簡単にご説明したいと思います。砂金を採るには、お皿のような形をしたパンニング皿と言われる道具を使います。これで砂金混じりの砂を掬いあげ、徐々に砂を捨てていくことで最後に砂金がお皿に残るという仕組みで、「比重選鉱方法」と呼ばれるものです。砂金館で体験できるのがこの砂金採りです。

ここでパンニング皿を使った砂金採りの方法、コツについて少し解説してみたいと思います。まずはパンニング皿をしっかり立て、砂を掬います。砂金は重いので底の方の砂をしっかりと掬うのが大切です。パンニング皿いっぱいに砂を掬ったら、水に浸し、中心を動かさないようにしながら4、5回左右に回します。

回すことで重い砂金はパンニング皿の底に沈むというわけです。そして、パンニング皿を少し傾けて回し、砂を流し落としていきます。砂金まで落とさないようにゆっくりと慎重にするのがポイントです。パンニング皿には溝が掘ってありますので、そこに砂金が引っかかるようにします。

砂を全部流し落とし終えたら、パンニング皿の底を確認してみてください。キラキラと光っている砂金が見えるはずです!ここで採れた砂金は持ち帰ることができるほか、30分間で30個以上の砂金が採れた場合は「砂金採り名人」として名前が記録に残るほか、免許皆伝之証と記念のキーホルダーが貰えます。

ちなみに2016年の砂金採り名人ランキングの1位の人は30分間でなんと78個も砂金を採りました。2位の人が54個、3位の人が53個、6位の人でも44個という記録です。2017年の今のところの1位の人は68個という記録です。みなさんもこの記録を超えられるよう頑張ってみてください!

また、砂金館では砂金採りのイベントや大会も実施されています。人気のあるものとしては毎年1月に実施される「砂金採り大会」と7月に実施される「小学生砂金採り大会」です。1月の大会のほうは中学生以上がエントリーできます。砂金採り体験をしてみて砂金採りに自信がついた人はぜひどうぞ。

土肥金山のおすすめ見どころ6:喫茶店で純金を食べる!見出し

砂金採り体験で疲れたらちょっと甘いものを食べてゆっくりするのはいかがでしょう?本館1階にある喫茶「金の砂」には金箔を使ったスイーツがあるのでおすすめです。お店の一番人気は「純金ソフト」で400円です。名前のとおり、豪華に金箔が振りかけられています。味はバニラ、抹茶、ミックスの3種類。

飲み物にももちろん純金が使われているものがあります。純金の入った「純金コーヒー」はブレンドが420円、カフェオレが520円、アイスコーヒーが520円などと豊富に揃います。紅茶にも純金がはいっており「純金紅茶」はレモンティが420円、アイスティが420円などです。

軽く食事をすることも可能で、静岡産の新鮮なわさびを使用した「わさびチャーハン」(680円)は、わさびの風味が豊かなチャーハンです。わさび独特の鼻にくるツーンとした感じはありませんのでご安心を。他には定番の「ナポリタン」や「ドライカレー」などもあります。

休憩ではなくしっかり食事がしたいという人には本館2階の「葵」がおすすめです。エレベーターが付いていますので、車いすやベビーカーでのアクセスも可能。お店の一番人気のメニューは新鮮な魚介類のお刺身のセット「葵定食」で値段は1290円です。二番人気は「まぐろ丼」で1080円です。

そして三番人気が「イズシカ丼」で1290円です。イズシカ、つまり伊豆で生息している鹿の肉を使った料理をこちらのお店で食べることが出来るんです。鹿肉というとその独特の匂いが気になったり、固いというイメージが強い人も多いかもしれませんが、イズシカは徹底管理のもとで加工、熟成してあるため臭みがほとんどありません。

そんなイズシカ料理は、先に紹介した丼の他に「イズシカカツカレー」(1100円)もあります。伊豆でしか食べることのできないイズシカ、毎日数量限定ですのでぜひ食べてみてください。他には各種うどんやそばのほか、子供さん向けの「ちびっこランチ」(1080円)もあります。

土肥金山のおすすめ見どころ7:お土産には金箔入りチーズケーキやカステラを見出し

旅行に行ったらぜひ買いたいのはお土産ですが、土肥金山に来たからには断然金関連のお土産がおすすめです。実は土肥金山にあるお土産屋は伊豆随一の大きさを誇るお土産屋さんとして知られています。金山関連のお土産から、伊豆でしか手に入らない特産品まで種類豊富に揃っています。

お店の一番人気のお土産は「金箔カステラ」で、5切れにカットされたカステラの上には金箔がたっぷりと散らしてあるというなんとも贅沢な見た目です。「土肥金山 純金茶」は静岡県産の深蒸し高級煎茶に金箔が入っていますし、「土肥金山 まんじゅう」は小豆餡の饅頭に金箔がのっています。

他にも金箔を使用したべっこう飴風味の「金箔あめ」や、若い人を中心に人気のスティックタイプチーズケーキ「金山金箔チーズケーキ」にも金箔が!金箔があると見た目は豪華ですし、珍しいのでお土産にぴったりですが、実は値段はそんなに高くはありません。先ほど紹介した「金箔カステラ」は金箔たっぷりなのに1250円とコスパもGOODです。

金箔を使ったラインナップに次いで人気があるのが「埋蔵金シリーズ」です。シリーズを通してココアバターを使用した口どけなめらかなチョコレートがポイント。一部の商品は夏場は販売ができないほどのデリケートです。西伊豆の名産品である塩かつおを使ったお土産も揃い、「塩かつお茶漬け」やB級グルメの「塩かつおうどん」などがあります。

土肥金山のおすすめ見どころ8:日本で一番早くお花見をしよう!見出し

早咲きの桜というと毎年必ずニュース等で取り上げられる伊豆の河津桜が全国的に有名ですが、実は土肥桜はそれよりも1週間ほど早く咲きます。つまり、日本で一番早くお花見ができるのはここ土肥ということになります。暖冬の場合は、1月10日前後から桜が楽しめることもあるほどです。

そして土肥金山の敷地にはその土肥桜があちこちに植わっています。黄金館の近くにも、観光坑道への道のわきにも、そして駐車場の端にも植えられており、桜の季節になると敷地一体がピンクに染まって大変美しいです。他にはソメイヨシノや大寒桜などもあり、次々に異なる桜が満開を迎えます。

土肥金山で金づくしの体験を!見出し

観光坑道では再現された採掘の様子が見られたり、実際に砂金採りの体験ができたり、世界一の金塊に触ることができたり、さらには金箔を使った食べ物も食べられたりとまさに金づくしの体験ができる土肥金山。日常生活ではなかなか出来ない体験をしにぜひ土肥金山へお出かけください。

投稿日: 2017年10月28日最終更新日: 2020年10月8日

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