浮世絵の美術館紹介！関東・関西で日本の美術を楽しめるスポット！

江戸時代にはやった風俗画のは浮世絵は、現代でも若者にも大人気の日本のアート。浮世絵が楽しめる美術館は日本全国でも年々増加傾向にある人気ぶりで、アクセスもしやすい場所にある浮世絵も楽しめる美術館は観光客にも高い人気があります。そこで、関東や関西で浮世絵が楽しめるおすすめの美術館をこれから厳選してご紹介いたします。

明治神宮駅から徒歩3分程の場所にある太田記念美術館は東京でも他にはない浮世絵専門の美術館で、浮世絵の収蔵数も約14000点と非常に多く、アクセスもしやすい場所にあるので日本全国の浮世絵ファンや世界からの観光客も多く訪れる有名な美術館。月替わりでテーマごとの企画展を行い、収蔵コレクションのうち80点から100点程を展示。

東邦生命相互保険会社の先代社長の五代太田清藏が個人で集めた浮世絵コレクションを公開する為に作られたこの美術館にある個人のコレクション数も膨大な数を誇り世界でも有数の規模です。一般の入場料金は700円から1000円で、展示によって異なります。営業時間は午前10時半から午後5時半迄で、基本、月曜日が定休日です。

住所:東京都渋谷区神宮前1-10-10 電話番号:03-3403-0880

上野駅から徒歩10分程の穴場な場所にある東京国立博物館は松方幸次郎のコレクションのうち8000点の浮世絵等を収蔵している美術館で、数々の企画展を通して幅広い浮世絵作品を展示している有名な美術館です。アクセスが楽ではない穴場な場所にあるにもかかわらず、周囲には観光名所もあることから観光客も多く訪れる人気のある美術館です。

午後6時前後には営業を終了する通常の美術館とは異なり夜8時半まで営業していますので、夕方以降は大人のデートコースにもなっている程人気があり、企画展等では週末は長蛇の列になる程の人気です。一般の入場料金は620円で、特別企画展の展示は入場料が異なります。営業時間は午前9時半から午後8時半迄で、基本、月曜日が定休日です。

住所:東京都台東区上野公園13-9 電話番号:03-5777-8600

本所吾妻橋駅から徒歩8分程の穴場な場所にある1978年に設立されたたばこと塩の博物館はJT（日本たばこ産業株式会社）によりが運営されており、煙草というテーマーにあった浮世絵等を多く収蔵しています。通常の展示でも常時10点から15点ほどの浮世絵も展示されています。特別企画展での展示では更に多くの浮世絵も展示されます。

入場料が安いのも魅力で、穴場なアクセスもしづらい場所にありますが、周囲には東京スカイツリー等の観光名所もあるので観光客も沢山訪れています。ユニークな企画展も多く開催されており人気です。一般の入場料金は100円で、特別企画展の展示は入場料が異なります。営業時間は午前10時から午後6時迄で、基本、月曜日が定休日です。

住所:東京都墨田区横川 1-16-3 電話番号:03-3622-8801

町田駅から徒歩16分程の穴場な場所にある町田市立国際版画美術館は世界でも稀な版画専門の美術館で、約2万1千点もの作品を収蔵し数多くの浮世絵も収蔵しています。浮世絵の特別展も頻繁に行われています。一般の入場料金は無料で、特別企画展は入場料が異なります。営業時間は午前10時から午後5時迄で、基本、月曜日が定休日です。

住所:東京都町田市原町田4-28-1 電話番号:042-726-2771

観光地としても人気の神奈川県の箱根の小涌谷にある岡田美術館は、実業家の岡田和生の収集品を展示する美術館で、喜多川歌麿の幻の浮世絵傑作の深川の雪も所蔵されており、浮世絵ファンや喜多川歌麿ファンにも人気があります。一般の入場料金は2800円です。営業時間は午前9時から午後5時迄で、定休日は年末年始となっています。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1 電話番号:0460-87-3931

千葉県の長生郡にある房総浮世絵美術館は江戸末期から昭和初期にかけて日本から欧米に流失してしまった作品を昭和44年から約30年かけて収集された希少な作品だらけのコレクションが展示されている私設の美術館です。こうしたコレクションは東京国立博物館の菊地貞夫先生のガイドのもとに収集されてきたものです。

不定期に休館することも少なくないので、来館前には必ず事前の連絡が必須となっています。アクセスが容易ではないへんぴな場所にありますが、浮世絵マニアには人気もあり、必見のおすすめ美術館です。一般の入場料金は800円です。営業時間は午前10時から午後5時迄で、定休日は不定休となっています。

住所:千葉県長生郡長柄町大庭172 電話番号:047-535-2001

両国駅から徒歩5分程の場所にあるすみだ北斎美術館は幻の葛飾北斎の肉筆画である隅田川両岸景色図巻も含む1800点ほどの葛飾北斎の浮世絵を収蔵している新しい美術館で、現在の墨田区亀沢付近で生まれた葛飾北斎の浮世絵作品だけではなく、すみだとの関わりも表現されている葛飾北斎ファンは必見のおすすめの美術館です。

アクセスもしやすいので葛飾北斎や浮世絵ファンだけではなく観光客も多く訪れています。この博物館の建物も斬新で人気があり、設計は建築賞を多数獲得している有名な建築家の妹島和世が手掛けています。一般の入場料金は400円で、特別企画展の展示は入場料が異なります。営業時間は午前9時半から午後5時半迄で、基本、月曜日が定休日です。

住所:東京都墨田区亀沢2丁目7番2号 電話番号:03-5777-8600

東京八王子の谷野駅から徒歩3分程の場所にある東京富士美術館は、葛飾北斎や歌川広重等の数多くの浮世絵の名作家の作品を沢山所蔵しており、頻繁に浮世絵をメインとしたテーマの企画展や特別展を行っている有名な美術館です。浮世絵関連の企画展や特別展の質も高いので遠くからも来館が多く浮世絵ファンにも人気があります。

最寄駅からアクセスもしやすいので初めて訪れる方も安心です。常設は西洋絵画がメインですが、常に企画展や特別展も多く行うので沢山収蔵する浮世絵関連の期間限定の特別展示からも目が離せません。一般の入場料金は800円で、特別企画展の展示は入場料が異なります。営業時間は午前10時から午後5時迄で、基本、月曜日が定休日です。

住所:東京都八王子市谷野町492-1 電話番号:042-691-4511

鎌倉駅から徒歩13分程の場所にある鎌倉国宝館では沢山の鎌倉市や近隣社寺に関連する国宝や美術品などを収蔵し展示していますが、氏家武雄氏によって収集された希少な肉筆浮世絵画のコレクションも数多く収蔵しており、企画展等で頻繁に展示もされています。特別展や展示展は定期的に開催されており、希少な資料や作品等の展示も多いです。

最寄駅からは徒歩ではアクセスが楽ではない穴場な場所にありますが、世界の観光客にも有名な鎌倉にあることもあり、観光のついでに寄られる方も多く人気があります。一般の入場料金は展示の内容によって異なります。営業時間は午前9時から午後4時半迄で、基本、月曜日が定休日です。

住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-1 電話番号:0467-22-0753

辻堂駅から徒歩7分程の場所にある藤沢市藤澤浮世絵館では、東海道五十三次関連の浮世絵をはじめ東海道藤沢宿、江の島に関連する数多くの藤沢の郷土関連の浮世絵等が楽しめます。藤沢市制40周年の記念に日本大学元総長の呉文炳から譲られた浮世絵コレクションに、以降更にコレクションし続けてきた藤沢の郷土関連の浮世絵作品も楽しめます。

東京から1時間程で来られることや最寄り駅からアクセスも良く無料で楽しめることもあり、周辺の江の島観光と一緒に訪れる観光客も多いです。葛飾北斎、歌川広重、川瀬巴水等の浮世絵名手の作品が幅広く楽しめますので浮世絵ファンにも人気です。一般の入場料金は無料で、営業時間は午前10時から午後7時迄で、基本、月曜日が定休日です。

住所:神奈川県藤沢市辻堂神台二丁目2番2号ココテラス湘南7階 電話番号:0466-33-0111

那珂川町馬頭広重美術館は、実業家の青木藤作の歌川 広重のコレクションがおすすめの美術館です。東海道五拾三次之内 三島 朝霧、東海道五拾三次之内 原 朝之富士、近江八景之内 比良暮雪などといった歌川広重による浮世絵の肉筆画や版画作品が特におすすめ。この他にも、川村清雄などの有名他の作者による近代アート作品なども収蔵しています。

また、隈研吾設計の建物も斬新で美しいと人気があり、電車バスなどの公共交通施設ではアクセスがしづらい場所にはありますが、観光スポットとしても浮世絵ファンだけではなく建築好きにも人気があります。一般の入場料金は500円で、特別企画展の展示は入場料が異なります。営業時間は午前9時半から午後5時迄で、基本、月曜日が定休日です。

住所:栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9 電話番号:0287-92-1199

西川口駅から徒歩14分程の穴場な場所にある河鍋暁斎記念美術館は浮世絵師の河鍋暁斎の作品を専門に扱う美術館で、下絵なども含み3000点もの多くの作品を所蔵しています。定期的にテーマを変えて展示を行っており河鍋暁斎の作品を幅広く堪能できるので、河鍋暁斎のファンは必見のおすすめ美術館です。

穴場な場所にあるので最寄り駅からの徒歩でのアクセスは楽ではありませんが、タクシーではワンメーター程なのでタクシー利用がおすすめで、県外からは川口市の観光も兼ねて来られる方が多いようです。一般の入場料金は320円で、特別企画展の展示は540円です。営業時間は午前10時から午後4時迄で、基本、木曜日が定休日です。

住所:埼玉県蕨市南町4-36-4 電話番号:048-441-9780

なんば駅から徒歩5分程の場所にある上方浮世絵館は、主に京や大阪で製作された上方浮世絵を常設で展示している世界でも他にない上方浮世絵専門の私設美術館で、美化して描く江戸の浮世絵とは異なる深い人間味あふれる上方浮世絵特有の作品の味わいが楽しめます。定期的に個性的な企画展も開催されており、評判も高く人気があります。

アクセスもしやすく道頓堀も近いことから浮世絵ファンのみならず世界からの観光客も多く訪れています。上方浮世絵はゴッホも所有していた程コレクターが多く世界の有名美術館にも収蔵されています。一般の入場料金は500円で、特別企画展の展示は入場料が異なります。営業時間は午前11時から午後6時迄で、基本、月曜日が定休日です。

住所:大阪市中央区難波1-6-4 電話番号:06-6211-0303

奈良駅から徒歩5分程の場所にある奈良県立美術館は吉川観方の希少な浮世絵や日本画などの数多くのコレクションが寄贈されて開館した美術館で、他所では見られないような希少なものも多くあります。浮世絵作品に関しては、菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎、東洲斎写楽などの希少な浮世絵作品も楽しめます。

最寄駅からは徒歩でのアクセスも楽で、世界の観光客も訪れる有名な観光地の奈良にあることもあり、世界からの観光客も多く訪れて人気があります。一般の入場料金は400円で、特別企画展の展示は入場料が異なります。営業時間は午前9時から午後5時迄で、基本、月曜日が定休日です。

住所:奈良県奈良市登大路町10−6 電話番号:0742-23-3968

和歌山県の紀州博物館は、実業家の小竹林二が収集した浮世絵や日本画などの数多くのコレクションを展示した美術館です。ヨーロッパから帰還した他所では見られないような希少なコレクションが充実で、歌川広重、葛飾北斎、喜多川歌麿、東洲斎写楽などのヨーロッパから里帰りした浮世絵作品がおすすめの見どころです。

また、館内にある美しい田辺湾を全貌できる休憩室も人気です。場所はアクセスしづらい場所にありますが周囲には白浜などの人気観光スポットもありますので、観光ついでに寄るのもおすすめです。一般の入場料金は500円です。営業時間は午前10時から午後4時迄で、水曜日と木曜日が定休日です。

住所:和歌山県西牟婁郡白浜町2054-4 電話番号:0739-43-5108

関東・関西で浮世絵がおすすめの美術館特集はいかがでしたか。若者にも大人気の浮世絵が楽しめる美術館は関東や関西エリアにも沢山あり、アクセスもしやすい場所にある浮世絵がおすすめの美術館は観光客にも高い人気があります。このページを参考に沢山の素晴らしい浮世絵を楽しみに美術館へ足を運んでいただけたら幸いです。