羽生PA(鬼平江戸処)は観光もグルメも人気！おすすめの楽しみ方を紹介！

羽生PA上りは鬼平江戸処と呼ばれており、江戸時代にタイムスリップしたような感覚になります。初めて羽生PA上りを訪れた人は、テーマパークに来たかのような気分になってしまうでしょう。羽生PA上りと下りそれぞれにおすすめのお店を紹介します。一度足を運んでみようかと思ってもらえれば幸いです。

羽生PA上りは温故知新をコンセプトにしています。現代で忘れられている大事なことが江戸時代にはありました。江戸時代には現代よりも人間らしく暮らしていたと言えます。羽生PAがある東北自動車道は現代版の日光街道から奥州街道です。羽生PAの側にある栗橋にはかつて関所があり、江戸の入口として取り締まりが厳しかったのです。

羽生PA上りを江戸への入口と見立てているため、江戸時代をモチーフにした作りになりました。鬼平は人間味のある江戸庶民の生活を象徴する存在としています。時代劇にもなった鬼平犯科帳の主人公である鬼平こと長谷川平蔵に着目し、鬼平と名づけました。羽生PA上りは人情豊かだった江戸時代を再現してくれています。

万七は鬼平犯科帳に登場する料理屋で、うなぎのお吸い物が名物です。このお店で出されるお吸い物や鍋は鬼平の大好物と言われています。万七は東京の老舗江戸前料理店「なべ家」の主人で知られており、江戸料理研究家の福田氏による監修です。江戸めしが食べられるお店として、とても人気があります。

現代のグルメを江戸風に仕上げたと言うのがこのお店の特徴です。江戸風に仕上げているので、子どもたちには見たことがないメニューに映るかもしれません。江戸料理研究家の監修なので、江戸時代に食べられていた料理と言えます。羽生PA上りでは江戸風のグルメを楽しんで下さい。

うなぎ忠八は鬼平犯科帳に登場する辻売りのうなぎ屋です。本所深川の人々に親しまれ、とてもおいしいと人気のうなぎと描かれています。1897年に創業し、川魚一筋にやってきた卸問屋「鯉平」の監修の下、厳選されたうなぎを食べることができます。本格的なうなぎを楽しめるとあって、羽生PA上りに多くのうなぎファンが訪れます。

おすすめはうな重です。注文があったら、うなぎ職人が丁寧に焼き上げます。ふっくら仕上がったうなぎは本当に絶品と言えます。地元埼玉県産のお米との相性は抜群で、こだわりの山椒をかけて食べると極上の味になります。この店に訪れたら、好きなうなぎの食べ方で楽しんで下さい。

船橋屋は、明治初めのかわら版で江戸甘いもの屋番付で横綱に認定されたほどのお店です。1805年創業の老舗であり、創業からずっとくず餅を作っています。15か月もの長い間乳酸発酵された小麦澱粉はこのお店のくず餅には欠かせません。羽生PAを訪れる多くの人々に愛されているくず餅です。

こだわりの製法で作られたくず餅は、お店秘伝の黒蜜と良い香りがするきな粉と三位一体で楽しんでもらえる味です。串くず餅は鬼平江戸処に出店が決まってからのメニューで、おなじみのくず餅とは違った感覚の楽しみ方ができます。運転の疲れを癒してくれるグルメです。もちろん羽生PA上りでのお土産にもおすすめです。

軍鶏鍋屋五鉄は鬼平犯科帳で重要な役割があるお店です。1760年から日本橋人形町で営業している老舗料理店「玉ひで」がモデルと言われています。特製の軍鶏鍋や開発までに3年かけられた一本うどんなどを楽しんで下さい。このお店でしか味わうことができないと言って良いです。

五鉄しゃも鍋定食は鬼平犯科帳で出てくる軍鶏鍋をイメージして作られました。定食スタイルにしているので、とても豪華なセットです。一本うどんは、普通のうどんと違い一本がとても長く作られています。味がしっかりとしみ込んだ長いうどんを是非楽しんで下さい。鬼平江戸処でも名物のグルメと言えます。

立ち食い処屋台連は江戸時代に一番にぎわったとされる「両国広小路の屋台の連なり」を再現しました。おすすめグルメは1846年創業の神田「天野屋」の明神甘酒や、江戸時代の高級食材しゃもをたこ焼きのタコの代わりに入れたしゃもやきです。その他にも手軽に食べられるグルメが満載のスポットです。

お土産処屋台連も両国広小路を再現したお土産売場です。老舗の食品や和雑貨、菓子類、鬼平ゆかりの品、地元のお土産を買うことができます。江戸時代のお店という感じを全面に出しており、とても良い雰囲気の中でお土産を買うことができるのが良いです。羽生PA上りでは必ずここでお土産を買うようにしましょう。

旬撰倶楽部は羽生PA下りのメインのお店と言っても過言ではありません。地元のお土産をはじめとして、東京土産を買うこともできるのが良いところです。お土産の他に、駄菓子屋・セレクト雑貨・ベジ百科といった多彩な品ぞろえが人気の理由です。お土産を買い忘れてもここで手に入れることができます。

羽生PA下りということで、東京からの帰りという人が多いこともあり、東京限定のお土産が人気です。いろんな東京限定のお土産があるので、羽生PA下りでお土産をまとめて買うという人も少なくありません。季節ごとにいろんな新商品が登場するので、新商品狙いをしてもおもしろいでしょう。

羽生PA下りのグルメスポットと言えばフードコートです。丼ものがメインの「よーいDON」、金沢カレーを提供する「ゴーゴーカレー」、ちゃんぽん専門店の「ちゃんぽん菜の里」、コロッケやベーコン串などテイクアウトメニューを提供する「美彩屋」、中華麺専門店の「胡麻唐屋」、うどん専門店の「羽生製麺処」があります。

いろんなメニューが食べられるのがフードコートの良さで、提供時間が早いのもメリットです。リーズナブルな料金で楽しめるのも良く、安くお腹いっぱいにしたいという人におすすめしたいです。本格的なメニューを提供しているお店ばかりなので、おいしいグルメが食べられます。

ROYAL羽生洋食軒は、羽生PA下り唯一のレストランです。レストランの良さというのは、ゆっくりと楽しむことができるということです。このお店は昔ながらの洋食の味を手が出しやすい料金で提供しているということで多くの人に利用されています。土日祝はモーニングメニューが提供されるので、朝から洋食が楽しめます。

このお店で人気なのが、ハンバーグととんテキです。ハンバーグは材料にこだわり、お店のシェフが1つ1つ丁寧に焼き上げます。とんテキは霧降高原産の豚を使用しており、とても味わい深い味に仕上げられています。本格的な洋食の味をじっくりと羽生PA下りで味わってください。

ずんだ茶寮Cafeは緑豊かな枝豆を使ったずんだを使用したスイーツを楽しむことができます。仙台銘菓である「萩の月」でおなじみの銘菓が羽生PA下りにお店をオープンしました。ずんだは栄養満点で健康にも良いということなので、おいしいスイーツを食べて、健康にも良いという一石二鳥です。

テイクアウトで人気なのが、ずんだシェイクです。バニラテイストのシェイクにずんだを混ぜ合わせたものです。お土産としてずんだ餅も販売しており、ずんだの味をしっかりと味わいたい人にはおすすめです。ずんだスイーツが羽生PA下りで楽しめると言うのは非常にありがたいことです。

スターバックスコーヒーは言わずと知れた大人気カフェで、羽生PAの中でも人気が高いお店です。高速道路を走行していて一息つきたい時に飲みたいのがコーヒーです。ドリンクの種類が多いのは言うまでもありませんが、ドリンクと共に楽しめるフードメニューも充実しているのが特徴で、軽い食事を楽しむこともできます。

テイクアウトして運転しながら楽しむと言うのもおすすめです。休憩時間をそれほどたくさん取れない人にとっては、スターバックスコーヒーは最適のお店と言えるでしょう。おいしいコーヒーを飲みながら運転すれば、気分はずいぶん変わってきます。気分が良くなれば、疲れも吹っ飛ぶでしょう。

羽生PA上り下り共に非常に楽しめるお店があるので、羽生PAを通行予定の人には必ず立ち寄ってもらいたいです。パーキングエリアとは思えない程充実しているので、一度立ち寄ったら満足するはずです。おいしいグルメを楽しみ、お土産を買って行ってください。旅の良い思い出になるでしょう。