関東三大イルミネーションに選ばれた絶景を紹介！開催期間やアクセスは？

いよいよイルミネーションの季節がやってきました!街は綺麗に彩られ見ていると心も温まります。どこのイルミネーションを見に行こうか迷っている方、「関東三大イルミネーション」はいかがですか?今回は「関東三大イルミネーション」の場所や開催期間や時間、アクセス、混雑状況などをご紹介します。

関東三大イルミネーションは、「あしかがフラワーパーク」、「東京ドイツ村」、「江の島・湘南の宝石」です。これは「夜景サミット2012」で認定されました。選定の条件は敷地のイルミネーションにLED照明を使っていること、照明演出にオリジナリティがありエンターテイメントに溢れていることなど、全部で7つの条件を満たしていることが必要です。

関東三大イルミネーションの、「あしかがフラワーパーク」、「東京ドイツ村」、「江の島・湘南の宝石」は、日本夜景遺産にも選ばれました。日本夜景遺産は、芸術レベルが高く魅力的な夜景や、夜景として他の見本になること、所在地に文化的に影響を及ぼしてる夜景など、8つの基準を満たしたものだけが認定されます。

栃木県足利市にある、あしかがフラワーパークは、関東三大イルミネーションだけでなく、日本三大イルミネーションにも選ばれました。そして、夜景鑑定士が選ぶ「イルミネーションアワード」2年連続で全国1位に輝きました。ここでは、東日本最大級の400万球以上を使用し、また水面を利用することで光の量を2倍に感じることができます。

あしかがフラワーパークのイルミネーションは、開催期間中3回テーマが変わり、行く度に違うテーマのイルミネーションを楽しむことができます。イルミネーションが始まる10月21日から11月中旬は「光と花」、11月下旬から12月下旬は「クリスマス」、元旦から2月4日は「ニューイヤー」がテーマになっています。

あしかがフラワーパークの開園から成長し続けている藤にもイルミネーションが施されています。ここでは藤の咲き始めから散るまでのストーリーを見ることができ、人気のイルミネーションの一つでもあります。他にも山の斜面を使って日本の四季を見ることができる光の壁や、植物や動物をテーマにしたものもあり、幅広い年齢層の方が楽しめます。

あしかがフラワーパークには2017年新作のイルミネーションスポットも増え人気となっています。光と花畑に囲まれたお城「フラワーキャッスル」は、とても幻想的で夢のようなお城です。これは遠くから見るだけでなく、お城の中に入ることができるのもおすすめポイント。ぜひプリンセス気分で写真を撮ってみてください!

あしかがフラワーパークのイルミネーション開催期間は、2017年10月21日(土)から2018年2月4日(日)まで。イルミネーション点灯時間は、16時半から21時(土日祝は21時半まで)。夜の部(15時半から21時)の入園料は、大人900円、子供500円です(昼の部と夜の部は入替制となるので、一日通して遊ぶ場合は昼と夜の料金が必要になります)。

12月とクリスマス前後は大変混雑します。混雑時を避けたい場合は、夜の部の開園と同時の入園がおすすめです。あしかがフラワーパークへは、都内から約2時間弱でアクセスできます。東北自動車道、佐野藤岡インターから約18分。電車でのアクセスは、JR両毛線、富田駅から徒歩約13分。東武伊勢崎線は足利市駅から無料シャトルバスが出ています。

千葉県袖ケ浦市にある東京ドイツ村は、約300万球が作り出す「おとぎの国」がテーマです。入口は全長70メートルの虹のトンネル、そこを抜けるとメルヘンをテーマにした、夢のようなおとぎの国が出迎えてくれ、光と音のショーではシャボン玉の演出などもあり、昼間とは全く違う姿を見ることができます。

イルミネーション開催期間中は、毎年大人気の光と音のコラボレーションや、3Dイルミネーションを見ることができます。東京ドイツ村は車で入場し、各エリアにある駐車場に車を停めるシステムで、敷地面積が広いので、車でエリアを移動できるのも嬉しいポイントです。また、カートのレンタルもありますので、お子様連れはおすすめです(1台2,000円)。

カラフルでポップなイルミネーションは子供から大人まで誰もが楽しめます。この広大な敷地のイルミネーションは観覧車から見るのもおすすめです。観覧車は大人気で、待ち時間もできるほどです。ぜひお時間がある時は観覧車に乗って、上からのイルミネーションを楽しんでください。

東京ドイツ村のイルミネーション開催期間は、期間限定で花火の打ち上げもあります。期間は毎年1月中旬から2月下旬ぐらいの毎週土曜日19時ごろから始まります。関東最大級の3Dの地上絵イルミネーションと花火のコラボレーションはなかなか見ることができないのでぜひこの機会に!

東京ドイツ村のイルミネーション開催期間は、2017年11月1日(水)から2018年4月8日(日)までです。イルミネーション点灯時間は、日没から20時まで。入園料は、車で来場の際は駐車場代2,500円のみで入場することができます(乗車最大人数まで)。公共機関を利用する方は、一人500円(4歳以上)です。この料金で一日中楽しむことができます。

東京ドイツ村は土日祝日が混雑しますので、平日がおすすめです。ただ、混雑と言っても敷地面積が広大なテーマパークなので、他のイルミネーションスポットよりはゆっくり楽しめます。車でのアクセスは、館山自動車道、姉崎袖ケ浦インターより5分。電車でのアクセスは、JR袖ケ浦駅よりバスに乗り換え農協平岡支店で下車、そこから徒歩11分です。

神奈川県藤沢市にある「江ノ島・湘南の宝石」は、メイン会場の江の島サムエル・コッキング苑と、江の島のシンボル「シーキャンドル」を中心にイルミネーションが施されています。その他にも、江の島弁財天仲見世通りや、恋人の丘など、江の島島内の様々な場所でイルミネーションを見ることができます。

江の島サムエル・コッキング苑のゲートにはスワロフスキー・クリスタルを使ったシャンデリア、その奥の光のトンネル「湘南シャンデリア」の中央には、7万個のクリスタルビーズが使われ、イルミネーションとのコラボレーションはまさにシャンデリア!この湘南シャンデリアを抜けると、江の島のシンボル「江の島シーキャンドル」が現れます。

「江の島・湘南の宝石」では、毎年2万株のウィンターチューリップが開花し、夜はライトアップされます。期間はウィンターチューリップの開花によりますが、毎年12月中旬から1月中旬まで開催。なかなかチューリップがライトアップされるところもないので、おすすめです。場所は江の島サムエル・コッキング苑入口広場です。

2018年2月10日(土)から2月18日(日)の最後の10日間は、宝石のフィナーレ「ミラーボーラー・光のアート」が行われます。これは数百個のミラーボールを使って光と反射が創り出す空間で、グラフィックデザイナーや写真家が、全ての人の心に届く光のアートを作っている、とても人気の高いイベントです。会場は江の島サムエル・コッキング苑。

江の島・湘南の宝石の開催期間は、2017年11月25日(土)から2018年2月18日(日)までです。イルミネーション点灯時間は17時から20時(2018年1月20日から2018年2月18日までは17時半から21時まで)。江の島サムエル・コッキング苑への入場料は大人200円、子供100円。江の島シーキャンドルはサムエル・コッキング苑への入場料を含め大人500円、子供250円です。

人気スポットの江の島なだけあって、クリスマス前後や年末年始、バレンタインは混雑を避けられません。これらを除いた平日のライトアップ前か終了間際の時間帯は比較的混雑を避けられます。車では、国道134号線の江の島入口からアクセスできます。電車でのアクセスは江ノ島電鉄、江ノ島駅か小田急江ノ島線、片瀬江ノ島駅から徒歩20分ほどです。

関東三大イルミネーションは、バスなどを使った日帰りツアーもあります。日帰りツアーではイルミネーションだけでなく、周辺の観光スポットも巡ってくれるのでとても人気があります。ほとんどのツアーに一食分の食事が付き、1万円弱で行くことができるのでとてもおすすめです。気になる場所が見つかったら、早めの申し込みがおすすめです。

いかがでしたでしょうか?冬の楽しみにしている方も多いイルミネーション。関東三大イルミネーションは、どのスポットも都内からも近くて楽しめる場所ばかりです。今年の冬は関東三大イルミネーションを制覇して、ぜひお気に入りの場所で大切な方と過ごしてください。