石ノ森萬画館で仮面ライダーの世界を楽しむ！駐車場やアクセス情報もご紹介！

宮城県･石巻に位置している『石ノ森漫画館』は、旧北上川の中州にあります。丸いフォルムで独特の形をした建物が印象的で、宇宙船を思わせるような雰囲気が漂っています。石ノ森漫画館は、石ノ森章太郎先生の歴史やアニメの世界を感じられるミュージアムとなっています。今回はそんな石ノ森漫画館をご紹介いたします。

石ノ森萬画館へのアクセス方法です。石巻駅から徒歩でアクセスをする場合、石巻駅で下車後、仮面ライダーとサイボーグ009が迎えてくれます。駅を出ると、石ノ森章太郎先生のキャラクターが迎えてくれるので、駅前大通りを目指します。サイボーグ009のキャラクターたちを見ながら進んでいきます。

サイボーグ009の像があるので、左に曲がってマンガロードを歩いていきます。ゴレンジャーのキャラクター･アカレンジャーを右に曲がり、2つ目の道を左側に曲がって直進するとロボコンが見え、さらに直進すると橋が見えてくるので渡って下さい。石巻駅から歩いてアクセスできるので、キャラクターを撮りながら進むのも楽しいです。

車でのアクセスです。仙台方面からのアクセスの場合、三陸自動車道経由で進みます。最寄りのインターチェンジは石巻河南ですので、ここで降りて、石巻市街地方面へ車を進め、10分ほどの移動で到着します。大崎方面からのアクセスですと、国道108号経由で移動し、1時間ほど走り進めていきます。

鉄道をご利用される場合のアクセスです。仙台駅からアクセスの場合は、JR仙石線･石巻行きで9駅移動します。1時間25分ほど移動し、石巻駅に到着するルートですと、乗り換えはありません。JR仙石東北ライン快速･石巻行きを利用すると、9駅の移動でも1時間弱の移動で済みます。

石ノ森萬画館へのアクセスの際に、気になるのが駐車場の事です。震災の影響もあり、石ノ森萬画館の周辺にあった有料駐車場が激減してしまったこともあり、利用できる駐車場は限られてしまっています。無料の駐車場がありますが、石ノ森萬画館へ行くには、少し歩くことになります。

石ノ森萬画館の駐車場は、同じ中州にある中州公園の向こうに駐車場にありますので、そちらの無料駐車場を利用することができます。120台駐車できますが、こちらが満車の場合は、中州に入る前の、いくつかある有料駐車場を利用することになりますので、その点にご注意下さい。

有料駐車場をご利用の場合、観覧遊覧券を購入された方に対して、サービスがあるのでご利用下さい。スタッフに駐車券を提示すると1時間の駐車無料券を頂くことができます。石ノ森萬画館の契約駐車場の利用が条件となっていますのでご注意下さい。石ノ森萬画館のwebサイトを確認すると契約駐車場を調べることができます。

石ノ森萬画館に入館する際に通るアプローチには、たくさんの漫画家さんたちの手形が並んでいるのです。自分の大好きな漫画家さんの手形もあるかもしれません。漫画さんの手形と自分の手形を重ね合わせたくなります。いくつもの作品を作り上げた素敵な手ですから、とても気になります。ここで足が止まってしまいそうです。

たくさんの漫画家さんの手形の先には、石ノ森章太郎先生の実物大の手があります。来館者を温かく迎えるような、そんな雰囲気が感じられます。ここでしっかりと、握手を交わしておきましょう。この優しそうな手が、数々の名作を生みだしたのかと思うと、心の奥が熱くなってきます。どのくらいの来館者が握手を交わしたのでしょうか。

その先に進んでいくと、素敵な車があります。石ノ森萬画館のエントランスで展示されている『トライドロン』は、仮面ライダードライブの愛車なのですが、実物大で紹介されているのです。ベース車は初期型NSXで、車ファンが一目置く車がベースとなっているのも、注目ポイントなのです。

1階の常設エリアには、たくさんの漫画家さんを送り出した｢トキワ荘｣の模型があります。石ノ森ビオグラフィーコーナーもあり、石ノ森章太郎先生の歴史を見ることができます。年表とトキワ荘の模型を見ることで、より深く石ノ森ワールドを感じることができます。1Fは無料で入館できます。

休憩スペースには仮面ライダーが座っています。隣に座って写真を撮っている方が続出しています。なかなか空かないのですが、誰もいなくなった時が撮り時です。他には仮面ライダーのモデルとなったスカルマンもいます。空飛ぶロボコンとフラックもいて、音楽とおしゃべりが楽しめます。

石ノ森萬画館の１Fから2Fへ続くスロープの途中には、映像ホールもあるのでアニメも楽しめます。上映作品は3作品が放映されているので、石ノ森作品を楽しまれてはいかがでしょうか。｢消えた･･･赤ずきんちゃん｣｢龍神沼｣｢シージェッター海斗特別編｣が上映されています。有料エリアなので入館券か年間パスポートの提示でOKです。

作品の上映時間は、毎時10分か40分より上映していますが、12月から2月は最終上映時間が少々早くなっています。16時40分が最終となっています。どの作品も上映時間は15分程度となっています。シージェッター海斗特別編は石ノ森萬画館のみの上映ですので、来館された時にご覧になってはいかがでしょうか。

石ノ森萬画館の2Fは、1Fの常設エリアと違い、仮面ライダーや石ノ森作品をより深く知ることができるエリアとなっています。こちらは料金が有料となっていますので、観覧するためには入館料金が必要になります。仮面ライダーファンにはたまらないエリアとなっています。

石ノ森萬画館で、真っ先に思いつくのが仮面ライダーでしょうか。石ノ森章太郎先生の代表作でもあります。アラフォー世代なら、パッと頭に浮かんでくる作品でしょうか。仮面ライダーのマスクが31個、歴代のマスク全てが展示されています。仮面ライダーファンが思わず感動するエリアとなっています。

仮面ライダーのマスクのすぐ近くには、モニターが設置されていて、オープニングムービーを見ることができます。仮面ライダー1号からのオープニングムービーは必見です。アラフォー世代のお父さんが｢懐かしい｣と楽しまれています。それを自分の子供にも楽しんでもらいたいと思う方が多いようです。

石ノ森萬画館で所蔵している原画を展示している、原画展示コーナーがあります。原画を見ることで石ノ森章太郎先生の絵のタッチを見ることができ、石ノ森ファンには必見です。仮面ライダーを楽しむほかにも、サイボーグ009や人造人間キカイダーなどの作品も楽しむことができるエリアとなっています。

石ノ森萬画館の3Fには、漫画をより身近に感じられるエリアが広がっています。石ノ森萬画館のオープンを記念して、たくさんの漫画家さんが書いた色紙がたくさん展示されています。色紙は約600枚もあります。この色紙の中に、知っているタッチの絵があると嬉しくなってしまいます。

漫画家気分を味わうことができるエリアもあります。電源を入れると明かりが付いて、絵を写せるようになっているんです。漫画を描くのが難しいと感じている方でも気軽に絵を描くことができます。アニメ制作が体験できるエリアは無料で楽しめますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

石ノ森章太郎先生の漫画が所蔵されていて、自由に漫画を楽しむことができます。懐かしいと感じるか新鮮と感じるかは、年齢によって捉え方は様々です。漫画が楽しめるので、思う存分、様々な漫画家さんの作品を読んでいってはいかがでしょうか。6000冊くらいあるので、1日いても全部を読破するのは難しいくらいです。

石ノ森萬画館のイベントは季節に合わせて開催されています。2017年度に開催されたイベントですと、｢マンガッタンお正月｣がありました。エントランスではお餅つき、館内では段ボール鉄砲作りや型抜きなども開催されていました。他にはマンガッタン感謝祭やストラップ作りなどのワークショップのイベントがありました。

イベント企画がマメに行われているので、webサイトをチェックしましょう。10月にはハロウィンイベントが開催され、11月にはマンガッタン文化祭が企画され、たくさんの事が楽しまれています。12月にはクリスマスのイベントが企画されているので、参加されてはいかがでしょうか。

石ノ森萬画館のイベントの中には、他の漫画家さんとのコラボイベントがあります。コラボイベントでサイコパス原画展が行われ、関りのある声優さんを招いてトークイベントが開催されていました。参加者募集ページのサーバーがダウンするまでには、時間がかからなかったそうです。

秋には名探偵コナンの原画展が開催され、たくさんの方が来館されていました。トークライブのイベントが企画されていたためです。こちらのイベントに参加された声優さんの色紙は、展示室にすぐに展示されたそうです。現在は安野モヨコさんの原画展が開催されています。(2017年10月21日から2018年1月14日)

展望喫茶｢BLUE ZONE｣は、石ノ森章太郎先生の短編SFから名づけられた、宇宙船のコックピットをイメージして作られた喫茶店です。石巻の街並みを一望できるので、遊び疲れた時の休憩にご利用されてはいかがでしょうか。原画展などの企画ともコラボされるので、限定メニューが楽しめます。

イベントの企画に参加した後は、ゆっくりと休憩時間を取り、コラボメニューを楽しむものいいです。展望喫茶の営業時間は10時から17時30分となっています。12月から2月は10時から16時30分までとなっていますので、営業時間が短くなることもあります。お間違えなく!

館内1階にある『墨汁一滴』という名のグッズショップがあります。こちらのみで購入できるオリジナルグッズもたくさんあります。来館記念に自分にお土産を購入してもいいですし、仮面ライダーファンの方へのお土産を選んでいるのも楽しくなります。仮面ライダーの他にもキャラクターグッズがたくさんあります。

初代仮面ライダーとして活躍された藤岡弘、さんのコーヒーがあります。｢藤岡、珈琲｣というもので、藤岡弘、さんが監修している、ドリップ式のコーヒーで8個入り840円となっています。苦みが少々強めになっている大人の味のコーヒーですが、香りも良く、味が良いと、とても好評です。

ミニサイズになった仮面ライダーがストラップになっています。ロボコンと迷う方が多いですが、仮面ライダーを選ぶ方が多いです。かわいいサイズになった仮面ライダーを、仮面ライダーファンの方へのお土産や、ご自分のお土産にチョイスしている方が多くいらっしゃいます。

仮面ライダーとロボコンのキャンディーがセットになった｢石ノ森萬画館キャンディ｣も人気です。マスカット味の仮面ライダーとオレンジ味のロボコンが、とてもカワイイです。子供のお土産にと購入される方が多い、石ノ森萬画館グッズとなっています。9人の戦士が入った絆キャンディも人気があります。

石ノ森萬画館の入館料金です。入館料金は、大人800円･中高生500円･小学生200円となっています。小学生未満は料金が無料で入館できます。こちらの料金は、常設展示室と企画展示室の両方の利用料金となっています。常設展示のみの利用の場合は、大人600円･中高生400円･小学生200円の料金で入館できます。

年間に何度も入館される方は、年間パスポートの購入をおすすめします。年間パスポートの料金は、大人2000円･中高生1000円･小学生500円で購入することができます。年間パスポート作成時には身分証があるといいです。療育手帳や身障者手帳などをお持ちの方は、本人と付き添いの方1名の料金が無料になります。

宮城県域に居住、あるいは通学されている小中学生を対象にしたパスポートが配布されています。どこでもパスポートやゆうゆうパスポートなどをお持ちでしたら、提示することで入館料金が無料となります。利用できるのは、土日祝日と長期休業のみとなり、平日の利用ができないのでご注意下さい。

石ノ森萬画館の営業時間は時期によって違います。3月から11月は9時から18時まで開館し、最終入館は17時30分までとなっています。この期間は定休日は第3火曜日のみです。12月から2月は9時から17時まで開館し、最終入館は16時30分となっています。定休日は火曜日となっていますので、ご注意ください。

定休日は火曜日ですが、祝祭日の場合は開館し、翌日がお休みとなります。休日がゴールデンウィークや夏休み、お正月といった場合は、休まずに開館しています。大晦日は早い時間に閉館となり、15時までとなっています。石巻川開き祭り(7月31日･8月1日)の際は、打ち上げ花火の会場となっているため、16時までの開館となっています。

石ノ森萬画館をご紹介しましたがいかがでしょうか。仮面ライダーの歴代全てのマスクや、トライドロンの展示など、仮面ライダーファンにはたまらない展示がいくつもありました。イベントやコラボ企画もありますので、参加してみるのも楽しいと思います。石ノ森萬画館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。