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仙台の美術館おすすめランキング!アクセス情報も紹介!体験型美術館もあり!

仙台の美術館おすすめランキング!アクセス情報も紹介!体験型美術館もあり!
投稿日: 2017年9月14日最終更新日: 2020年10月7日

宮城県の中心部に位置し、東北最大の都市でもある杜の都仙台には種々の美術館や博物館があります。仙台の数ある美術館の中には、オーソドックスで評価の高い美術館もあれば一風変わったユニークな美術館もあります。中には手作り体験や面白い体験ができる美術館などもありますよ。

仙台の美術館巡りをしよう見出し

杜の都仙台には、様々な美術館があります。見るだけでなく、絵画や版画の制作体験ができる美術館や、希少価値の高い蝶の標本が展示されている美術館など、仙台でのみ味わうことができる美術館がいくつもあります。ここでは、そんな仙台にある数々の美術館の中でも、特におすすめできる美術館をランキング形式でご紹介します。

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仙台のおすすめ美術館第8位:芹沢銈介美術工芸館見出し

芹沢銈介部美術工芸館はJR仙台駅前バス9番乗り場から45分ほど乗り、東北福祉大学前で下車したところにあります。この美術館はアクセスの程良い位置にあるランキング8位の美術館で、館内には染色界の至宝として、重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定された芹沢銈介の作品と、彼が所蔵していた世界各国の工芸品コレクションが展示されています。

東北福祉大学と芹沢銈介のつながりは、銈介の長男の芹沢長介氏がこの大学で教鞭を取ったことにあります。大学が計画していた美術館建設のために、長介氏の方から、銈介の作品と生前に各地から収集した数々の工芸品の寄贈があり、平成元年にこの美術工芸館が開館しました。この美術館では、テーマを設けて年3回程度の展示替えが行なわれています。

作品は、日常の暮らしの中で用いられるもの、商業デザインや本の挿絵、装丁や建築の内装など多岐にわたっています。そのためか、彼は「生活美のデザイナー」と呼ばれています。次回の企画展の紹介をしますと、「芹沢銈介コレクション・インドネシア・島々の絣」が、2017年10月3日から12月22日まで開催されます。そして、「ブックデザイナー芹沢銈介の装幀」が同時開催されます。

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仙台のおすすめ美術館第7位:地底の森ミュージアム見出し

地底の森ミュージアムは仙台市太白区長町南にあるランキング7位の特殊美術館です。仙台空港駅から仙台駅行きに乗り、長町駅で下車後、地下鉄南北線に乗り換え、長町南駅下車後、徒歩5分という、若干アクセスの悪い位置にあります。このミュージアムは、旧石器時代を中心としたテーマミュージアムで、富沢遺跡から発掘された2万年前の旧石器時代の遺跡面を保存し公開しています。

富沢遺跡では、縄文時代の穴や倒木の跡が見つかり、更に掘り進んだ2メートル下からは約2万年前の旧石器時代に生きた人々の活動跡や森林跡が発見されました。これは世界的にも貴重な発見とされ、このままの状態で保存、公開するために、地底ミュージアムが建設されたということです。また、発見された資料などから、当時の環境や人間の活動をリアルに再現した展示があります。

現在行なわれているイベントを紹介しますと、1階にある展示ラウンジの体験コーナーでは、「石器を使ってみよう」というイベントが毎日曜日の13時から15時まで行われており、スタッフが作った石器を使って型紙を切ることにより、石器の切れ味を試す体験ができます。また、「楽しい地底の森教室」というミニ講座が不定期に開催されます。どちらも無料で体験できます。

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仙台のおすすめ美術館第6位:福島美術館見出し

福島美術館は仙台市若林区にある美術館で、愛宕橋駅から徒歩7分というアクセスの良い場所にあるランキング6位の美術館です。福島偵蔵は、戦後の混乱期に伊達家を助けた第一人者で、結果として、仙台藩歴代の藩主の書や絵画を初め、伊達家が大切に継承した美術文化が福島家にもたらされました。この美術館には、彼により寄贈された美術コレクションが収められています。

ここでイベントを一つ紹介します。9月15日から11月23日の期間、「福島家がのこした伊達な文化」が開催されています。伊達正宗は、書に優れ、和歌を好み、茶の湯を藩内に取り入れました。これらの芸事は正宗以降の歴代藩主達にも継承されてきました。正宗の手紙や、歴代の藩主が作った和歌や絵画などを通じて伊達な文化を継承してきた人々に光を当てています。

仙台のおすすめ美術館第5位:中本誠司現代美術館見出し

中本誠司現代美術館は仙台市青葉区東勝山にあるランキング5位の美術館です。JR仙台駅西口の宮城交通バス2番乗場から宮城大学行き東勝山中央下車、徒歩約5分というまずまずのアクセスです。この美術館は、スペインを代表する建築家ガウディの作風を彷彿とさせる白亜の建物で、閑静な住宅街の中にあって、一際目立った存在となっています。

2階は中本誠司の作品が常設され、1階の貸しギャラリースペースは、若手作家の作品発表や交流の場になっています。年間を通して多数の展覧会が企画され、開催されており、展覧会以外にもミュージアムコンサートやパフォーマンスイベントなどのユニークな企画がいくつも行なわれています。イベントが無い日は入館無料となりますので、気軽に足を運べるおすすめのスポットです。

仙台のおすすめ美術館第4位:仙台万華鏡美術館見出し

仙台万華鏡美術館は仙台市太白区茂庭という、アクセス的には多少都心から離れたところにあります。この美術館は仙台駅西口ターミナル8番乗場より宮城交通バス、秋保温泉行きに50分ほど乗り、松葉バス停で下車した場所にあるランキング4位の美術館です。1999年にオープンした仙台万華鏡美術館は、万華鏡の様々な美しさと魅力を心ゆくまで楽しめる美術館です。

この美術館では、季節ごとに万華鏡の展示替えが行なわれており、自分で見て触れて、作ることもできる体験型ミュージアムになっています。また、陶芸家、辻輝子氏の陶器の作品や貴重なアンティーク作品、現在活躍中の作家作品などが多数展示されています。ここでは700点を越える収蔵作品があり、様々な万華鏡の美しさを楽しめるとともに、万華鏡の歴史を知ることもできます。

万華鏡の手作り体験の方法を紹介しましょう。一つ目は、好きな筒にビーズを選んで入れるだけで素敵な万華鏡が作れる簡単体験です。二つ目は、小瓶の中にビーズを入れるだけでオイルタイプの万華鏡ができ、小瓶を取り変えれば、色々な映像が見られる着せ替え体験です。そして三つ目は、筒の柄を選び天然石を入れるスペシャルな手作り体験です。映像が美しくプレゼントにもおすすめです。

仙台のおすすめ美術館第3位:カメイ美術館見出し

カメイ美術館は仙台市青葉区五橋にある展示施設で、五橋駅から徒歩6分、仙台駅からも徒歩11分という、アクセスの便利な位置にあるランキング3位の美術館です。ギャラリーという愛称で地元民に愛されており、蝶の収集家、亀井文蔵氏のコレクションや、東北地方を中心に集められたこけしで有名な美術館です。

世界最大の蝶、アレキサンダートリバネアゲハなど、世界の蝶、約14000頭と、ヘラクレスオオカブトなどの甲虫類約1300頭の標本を常設しています。その中には大英博物館とカメイ美術館にしかない貴重な蝶も含まれています。また、東北で生まれ、育まれてきた各地の伝統的なこけしや、日本の近代から現代にかけての具象画を中心とした絵画の企画展も開催されています。

絵画は籐島武ニや小磯良平等の作品が展示されており、こけしと絵画は季節ごとに入れ替えを行なっています。現在行なわれているイベントをご紹介しますと、2017年8月22日から12月17日までの期間、江戸の華麗な色彩、形態に目を見張る、「廣井道顕江戸独楽の世界・東北歴史博物館・篠田コレクションより」が開催されています。

仙台のおすすめ美術館第2位:せんだいメディアテーク見出し

仙台メディアテークは仙台市青葉区春日町の、定禅寺通り沿いにある複合施設で、地下鉄南北線勾当台公園駅より徒歩約5分というアクセスの良い場所にあります。この建物は、13本の巨大なチューブと7層の鉄板、ダブルスキンのガラス壁という3点が構造ポイントとなる美術館で、グッドデザイン賞グランプリにも輝いた施設は、海外からも注目を集めているランキングの高い美術館です。

この施設はは美術や映像文化の拠点であると同時に、あらゆる人々が様々なメディアを使いこなし、メディアを通じて自由にやりとりができるようサポートする公共施設です。館内では、ゆったりした空間を利用し、色々なイベントが行なわれています。ギャラリー、図書館、映像センター、目や耳の不自由な方への情報提供など、種々の機能を持つ複合施設です。

この8月、6階ギャラリーでは、漫画家荒木飛呂彦さんの代表作、「ジョジョの奇妙な冒険」展が誕生30周年を記念して開催され、人気を集めました。また9月以降も、5階、6階のギャラリーでは、「宮城県芸術祭絵画展」や「宮城県芸術祭写真店」などのイベントが週替わりで行なわれます。

仙台のおすすめ美術館第1位:宮城県美術館見出し

宮城県美術館は仙台市都心部の西、広瀬川右岸の文教地区にある宮城県立の美術館です。地下鉄東西線仙台駅から電車で5分行き、国際センター駅下車後、徒歩約7分のところにあり、アクセスの良い場所と言えます。本館の常設展・特別展会場と別館の佐藤忠良記念館展示室への入館は有料ですが、それ以外の、本館・別館内、中庭、庭園は無料で開放されています。

この美術館には、宮城県や東北地方ゆかりの作品を中心に明治以降、現代に至るまでの、日本画、洋画、版画、彫刻、工芸などを所蔵する他、カンディンスキー、クレーなどの海外作品や絵本原画も収蔵されており、随時、紹介されています。また、佐藤忠良記念館や世界の名画の映像が見られるハイビジョンギャラリーは一見の価値があります。

オープンアトリエでは、絵画や版画の自由な創作体験を楽しむことができるイベントがあります。創作室では絵画、版画の制作や木、金属、土などを材料とした製作ができます。また、単に作ることだけでなく、創作室の利用方法から教育活動に至るまで、あらゆる質問と疑問について、一緒に考え、答えてくれるスタッフがいます。

仙台の美術館を満喫しよう見出し

仙台の杜には、多くの芸術を愛する人達が住んでいます。それらの人々や先達が中心となって、数々の立派な美術館や博物館を造り上げています。ここでは、そんな中でも特に人気の高い美術館やユニークな特殊美術館などを中心にランキング形式で取り上げてみました。是非仙台の美術館で、芸術の秋を楽しんでみて下さい。

投稿日: 2017年9月14日最終更新日: 2020年10月7日

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