宮城の日本酒・地酒おすすめランキング！人気銘柄や隠れた銘酒をご紹介

牛タンに松島カキ、笹かまぼこ等、宮城には多くの名物がありますが、忘れてはいけないのが宮城の地酒・日本酒です。ササニシキを代表とする米どころ宮城県には銘酒と呼ばれる日本酒が多くあります。数多くの人気銘柄の中から、本当におすすめしたい日本酒をランキング形式でまとめました。最後までご覧ください。

時代のニーズに応えて日本酒造りを極めてきた「中勇酒造」の銘酒「天上夢幻」は、甘さと旨みのバランスが絶妙な純米吟醸酒が人気です。冷やすと辛口のキリリとした口当たりが際立ち、さらにおすすめだとか。全国新酒品評会では、8年連続して金賞を受賞しているという実績も!

他にも、家吞みに手頃な「吟醸原酒」や、口当たりがこっくりとしていて呑みの〆にもってこいの「純米吟醸 濁酒」などシーンに合わせて銘柄も色々あります。特に「純米吟醸 濁酒」にはカメ入りタイプもありますので、宴席にもおすすめです。

◇中勇酒造店 住所：宮城県加美郡加美町字南町166 電話番号：0229-63-2018

女性ウケ間違いなし!まるでワインラベルの様な印象の「黄金澤」は、日本で初めて金が採掘された町、宮城県・美里町の伝統蔵「川敬商店」の銘酒です。夏限定の日本酒なので、その出荷日をまだかまだかと待つファンも多いそう。甘さがほんのりと後を引く味わい、良く冷やしてから飲むのがおすすめです。

◇川敬商店 住所：宮城県遠田郡美里町二郷高玉六号7 電話番号：0229-58-0333

伊達家御用蔵として、320年以上の歴史を持つ酒蔵「仙台伊澤家 勝山酒造」からは、銘柄多い日本酒の中からは「勝山」がランクイン。泉ヶ岳から湧き出る伏流水（軟水）を深井戸からくみ上げて仕込み水にしているとあって、甘口でまろやかな舌触りが人気です。ワインの様に良く冷やして、日本食だけでなく、イタリアンやフレンチと一緒にどうぞ。

◇仙台伊澤家 勝山酒造 住所：宮城県仙台市泉区福岡二又25-1 電話番号：022-348-2611

宮城県の名峰に由来する「栗駒山」は、小規模ながらも東北清酒鑑評会や全国清酒鑑評などで多くの好成績を収める栗原市の蔵元「千田酒造」の銘酒です。しっかりとした米の旨味がありながら、爽やかでフルーティーな印象のこちらのお酒は、どんな料理にも合うバランスの良い1本。日本酒初心者にもおすすめです。

◇千田酒造 住所：宮城県栗原市栗駒中野北畑中63-1 電話番号：0228-45-1024

お酒が苦手な人でもトライしやすい「すず音」は、宮城県「一ノ蔵酒造」の発砲清酒です。アルコール分も5％と低く、「ワイングラスで美味しい日本酒アワード・スパークリングSAKE部門」では、2012年から2014年の3年連続金賞受賞するという実績もあります。シャンパンのような弾ける泡を楽しめると女性から人気!プレゼントにもおすすめです。

◇一ノ蔵酒造 住所：宮城県大崎市松山千石大欅14 電話番号：0229-55-3322

2016年12月にANA国際線ファーストクラス及びビジネスクラスに採用された「宮寒梅」純米吟醸45%は、宮城県・大崎市の酒蔵「寒梅酒造」の銘酒です。生産量の6割が純米酒というこちらの酒蔵は、本物志向の個性豊かな地酒を生み出しています。「ミラノ・サローネ2017」に於いてもこちらの宮寒梅が提供され、その人気は国内に留まらず海外からも注目されています。

◇寒梅酒造 住所：宮城県大崎市古川柏崎字境田15 電話番号：0229-26-2037

宮城県・栗原市一迫金田地区にある「金の井酒造」は、大正4年に創業された老舗の造り酒屋。こちらの人気銘柄は、何と言っても「綿屋」です。日本酒造りに大切なのは水、米、そして造り手の「三位一体」と明言するだけあり、素材選びにこだわりが!主張し過ぎず、食事に寄り添う日本酒は、どんな料理にも良く合います。

◇金の井酒造 住所：宮城県栗原市一迫川口町浦1-1 電話番号：0228-54-2115

宮城県の新澤酒造店が造る「残響」は、精米歩合7%という日本酒界に衝撃を与えたプレミアムなお酒です。生産数が少ない上に全国にファンが多く、発売と同時に売れきれてしうこともあるそう。価格もプレミアムで、四合瓶で21000円から。高級ワインに匹敵するお値段ですが、もしもショップや居酒屋で見つけたらラッキー!是非、試してみて下さい。

◇新澤醸造店 住所：宮城県大崎市三本木字北町63 電話番号：0229-52-3002

宮城らしい淡麗なのに旨味がしっかりとある酒質が人気の「萩の鶴」は、多くの銘酒を生み出している栗原市にある「萩野酒造」の地酒です。宮城県で開発された酒造好適米・蔵の華や美山錦などを使用し、湧出する天然水で醸しています。銘柄の中でも特に特別純米はスタンダードで飲み飽きせず、和食の席におすすめです。

◇萩野酒造 住所： 宮城県栗原市金成有壁新町52 電話番号：0228-44-2214

気品ある吟醸香りとふくらみのある淡麗でスッキリとした飲み口が人気の「澤乃泉」は、大正4年に宮城県登米市の石越町で4人の有志から始まった酒蔵「石越醸造」の看板銘柄です。地元生産の酒造好適米・蔵の華を使用しじっくりと低温発酵されたお酒は、各鑑評会に於いても度々上位入賞しています。価格も値頃で毎日の晩酌にもぴったりです。

◇石越醸造 住所：宮城県登米市石越町北郷中沢108-1 電話番号：0228-34-2005

楽しい団欒の席を演出するお酒を造りたいとの思いから生まれた「山和」は、宮城と山形の県境・加美町にある「山和酒造店」の人気銘柄です。究極の日常酒がコンセプトとありつつも、水や米など素材選びにはとことん拘りが。進化し続ける日本酒は、しっかりと淡麗に、余韻は辛味と酸味でキリッと締める奥行のある味わい。贈り物にもおすすめです。

◇山和酒造店 住所：宮城県加美郡加美町南町109-1 電話番号：0229-63-3017

東北屈指の港町・石巻にある「墨廼江酒造」は、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けましたが、全国からの熱い支援を受けて翌年には酒造りを再開、代表銘柄の「墨廼江」を復活させました。爽やかでフルーティーな味わいのお酒は、石巻で水揚げされる鮮魚にも良く合うと評判、お鮨やお刺身のお供にいただきたい1本です。

◇墨廼江酒造 住所：宮城県石巻市千石町8-43 電話番号：0225-96-6288

辛口なのにフルーティーで上品な味わいの「乾坤一」は、正徳2年（1712年）創業の老舗酒蔵「大沼酒造店」の代表銘柄です。麹造りから全てを手造りで行い、伝統の寒造りの技を活かした高品質な日本酒を醸す蔵としても有名な蔵で生まれるお酒はとっておきの日におすすめ。女性にも人気の「乾坤一heaven&earth」はワイングラスでいただきたい1本です。

◇大沼酒造店 住所：宮城県柴田郡村田町村田町56-1 電話番号：0224-83-2025

すず音でも紹介した「一ノ蔵」からは代表銘柄の「一ノ蔵」も上位ランクイン。最先端の設備を導入しながらも、良い米を使って手間暇かける酒造りは守り続けているとあって、地元・宮城でもファンが多い。また、原料となるお米はほぼ宮城県産で、特にササニシキだけを使った純米大吟醸は県民がこよなく愛するお酒だそう。宮城へ訪れた際には味わってみて下さい。

◇一ノ蔵酒造 住所：宮城県大崎市松山千石大欅14 電話番号：0229-55-3322

その昔は16軒もの造り酒屋があり、酒造りの盛んだった釜石の銘酒「日高見」は、文久元年（1861年）創業の老舗「平孝酒造」の代表銘柄です。中でも一番人気なのが「日高見 純米吟醸酒」。山田錦の母親米・山田穂と、父親米・短稈渡船の飲み比べは試す価値アリ!釜石に足を運んでトライしてみて下さい。

◇平孝酒造 住所：宮城県石巻市清水町1-5-3 電話番号：0225-22-0161

プレミアム日本酒の「残響」でご紹介した酒蔵「新澤醸造店」からは、代表銘柄の「伯楽星」もランクインしています。20歳の時に最年少利き酒名人となった、こちらの社長が目指すのは究極の食中酒。食事を引き立てる酒を目指して作られた銘酒は地元・宮城のみならず全国の日本酒愛好家から好まれている1本です。

◇新澤醸造店 住所：宮城県大崎市三本木字北町63 電話番号：0229-52-3002

伊達藩の命により塩竈神社へのお神酒御用酒屋として酒造りを始めた「阿部勘酒造店」は、日本有数の漁港、宮城県塩釜にある造り酒屋。看板名にもなっている「阿部勘」はこちらの代表銘柄です。生産量は少ないながらも高品質で風味豊かな酒を世に贈り出しています。中でも、純米吟醸は旨さとシャープさが絶妙な味わい。鮮魚と一緒にどうぞ!

◇阿部勘酒造店 住所：宮城県塩竈市西町3-9 電話番号：022-362-0251

味と香りのバランスの良い、まろやかで上品な味わいが特徴の「浦霞」は、宮城を代表する銘酒です。享保九年（1724年）に塩釜で鹽竈神社のお神酒酒屋として創業し、銘酒と呼ばれる日本酒を多く生み出しす「佐浦」の代表銘柄・浦霞は、数々の鑑評会で多くの賞を受賞するほど。幅広い年代から親しまれているお酒を味わってみて下さい。

◇佐浦 住所：宮城県塩竈市本町2-19 電話番号：022-362-4165

宮城の日本酒はいかがでしたか？純米大国と呼ばれるだけあり、県内各地に銘酒が揃っています。お食事に合わせて選んだり、食前、食中、食後と飲む銘柄を変えてみるのも楽しみ方のひとつかもしれません。また、宮城県内の居酒屋では「地酒の飲み比べ」といったメニューもあるので、色々味わってみたい方はこちらがおすすめです。是非、試してみて下さい!