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大日岳を登山!日帰りルート・周辺の道の駅施設紹介やアクセスをまとめて紹介!

大日岳を登山!日帰りルート・周辺の道の駅施設紹介やアクセスをまとめて紹介!
投稿日: 2017年12月15日最終更新日: 2020年10月8日

大日岳は、富山県の中新川郡立山町と上市町の境にある山です。飛騨山脈立山連峰から延びる大日尾根の主峰で、信仰の対象にもなっています。夏は草花、秋は紅葉など楽しんで、泊りや日帰りで登山することができます。また、大日岳への周辺の施設、道の駅も合わせてご紹介します。

大日尾根の主峰「大日岳」見出し

富山県の大日岳山頂近くにある三角点の標高は2498mとなっていますが、山頂までは3501mあります。西側には早乙女岳と前大日岳があって、東側の奥大日岳と中大日岳とで大日三山と呼ばれています。大日岳は、立山や剣岳方面への登山者が多いため、巨大登山基地の室堂平周辺にある山でありながら、登山者は少なめです。

立山連峰の絶景スポットを教えます!写真を撮るなら?周辺観光地も紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
立山連峰の絶景スポットを教えます!写真を撮るなら?周辺観光地も紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
立山連峰は、北アルプスの黒部川の西側に連なる山々で富山県と岐阜県境にあります。富山平野から見える立山連峰の雄大な景色に圧倒されます。立山や剱岳には小さな氷河を見ることができ山開きを楽しみに待つハイカーや観光客の人気の山となっています。

大日岳へ登山に行こう!日帰りルートで体力作り見出し

登山しながら体力作りをされる方が多いようですが、どんな山に登るにしても、山に対する十分な知識と技術、それに体力作りを事前にしておくのも大切です。また、アクセスのよい登山道をしっかり把握しておくことが重要です。大日岳では、日帰りルートが2つあるので、どのルートで登るのかしっかり事前に決めておいてください。

大日岳への登山口と山小屋見出し

長野と富山からの乗り換え地点【室堂ターミナル】

立山駅からケーブルカーで7分、高原バスで50分ほどで、営業は4月から11月までとなっています。立山トンネルトロリーバスは無軌条電車で、日本の鉄道駅としては最高所にあるのが室堂ターミナルになります。標高2450mの場所にあって「星に一番近い駅」とも呼ばれていています。

自然景観が満喫できる場所で、夏にはナチュラリストと呼ばれる解説員の方々によって、立山一体に関することを教えてもらえます。アルペンルートでは一番規模が大きくて、ターミナル内にはレストランやティーラウンジなどがあります。また、ホテル立山のフロントへも行くことができるので立ち寄ってみてください。

住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂外11国有林(室堂平)

癒されスポット【称名滝】

北陸自動車道立山ICからは車で約50分ほど走って、その後約30分ほど歩いていくと称名滝に着くことが出来ます。通行時間や積雪、雨量などによってアクセス規制がされます。また、12月から3月の冬季は閉鎖されているので事前にアクセスの確認してから訪れるようにしてください。近くには、名滝展望台もあるので立ち寄ってみてください。

称名滝の落差は350mほどで、落差日本一ともいわれるだけあって、水煙をあげながら水が流れ落ちる様はかなりの迫力があります。春先の温かくなる頃に訪れると、立山連峰から大量の雪解け水が流れてくるため、右側にハンノキ滝などが現れるなど珍しい光景を望むことができます。移り変わっていく自然を、存分に楽しめる場所です。

住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺 電話番号:076-462-1001(立山町観光協会)

山小屋の裏には不動滝展望台がある【大日平山荘】

立山ICからのアクセスは、県道へ入って40分ほど車で行ったところ、大日岳登山道入り口にあたる「称名滝」の無料駐車場を利用して登っていきます。山小屋の営業期間は7月上旬から10月上旬で、裏には不動滝が望めます。山小屋でいただけるご飯は、地元立山町で作られたお米を使い、野菜や山菜を中心とした料理がいただけるということです。

山小屋にはシャワーが2基と、無料で貸しタオルが用意されているのでとても便利です。充電器は持参しなければいけませんが充電コーナーもあって、無料で利用することができるそうです。また、宿泊される場合は、夕焼けを見つつ食事をし、星空観測などして楽しむことができるようなので、宿泊して体験してみてください。

住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺3

大日岳山頂近くにある【大日小屋】

大日小屋は大日岳の麓にあって、真正面には剣岳を望める眺めのいい山小屋になります。テント場はなくて、相部屋2室のみで収容人数は36名となっています。水はとても貴重なので、シャワーなどは設置されていないそうです。7月上旬から10月上旬までの開設で、予約しても必ずしも部屋や食事が優先されるわけではないということです。

住所:富山県中新川郡上市町伊折

大日岳登山縦走ルートで山小屋泊して夜景を楽しむ見出し

アルペンルートへのアクセスの終点室堂ターミナルから出発して、大パノラマを眺めながら奥大日岳へ向かい、日本庭園のような七福園を超えて中大日岳へと登ります。大日小屋に泊まってゆっくりと体を休ませ、大日岳の夜景を楽しむのもよさそうです。また、朝早く起きて大日如来が祀られている大日岳山頂へ足を運んでみてください。

大日岳山頂から下山し、途中にある大日平小屋に立ち寄って休憩を取りながら、その側にある不動滝展望台からの景色を見ながら癒されてください。その後、大日岳登山口まで下山していきます。登山口へ到着後には、少し歩きますが称名滝へと向かい、その後のアクセスとして展望台まで足を運んでみてもいいかもしれません。

大日岳登山日帰りルート<その1>:称名滝から大日岳へ見出し

称名滝から大日岳登山口へ向かい出発

称名滝に通じている称名道路は、通行時間が決められているので注意が必要です。日帰り登山で早めに出る場合は、駐車場へ前日に来て車中泊するといいです。称名滝の駐車場は無料で、常設のトイレが設置してあります。平日は登山者が少なく、ゆっくりと登山できるようです。駐車場から歩いて15分ほどのところに大日岳登山口に到着します。

大日平山荘まで

大日岳登山口から足を踏み入れていくと、切れ落ちる谷側や笹薮に気を付けながら登っていきます。さらに登っていくと、立山連峰の姿が見られます。また、中部山岳国立公園のラムサール条約登録湿地である、立山弥陀ヶ原・大日平のきれいな湿原も望めます。大日平山荘に着いて裏側に回ると、不動滝を見られるのでおすすめです。

山頂にある大日小屋まで

山頂に向かうまでの間には、周りの風景やその時期にしか見られない植物を観察しながら登山を楽しんでみてください。アクセスとしては岩場の急な登りや緩やかな稜線を歩き、水場もあって途中に沢を渡ることもあります。山頂付近の風景は、ガスがかかるなどその都度変化するため、幻想的な景色を残しておくのもいいかもしれません。

急ぎながらも慎重に称名滝まで下山しましょう

雲が多くても、大日岳山頂に着いた頃に運よく雲が晴れると、雄山や大汝山、剣岳、富山平野を見渡すことができます。また、雷鳥に出会える可能性もあります。下山する際にはあまり焦り過ぎず、足を痛めず、慎重に下山するようにしてください。運動不足気味の方は、日々体力をつけるために運動して、ばてないようにすることが大切です。

大日岳登山日帰りルート<その2>:立山駅から大日岳へ見出し

立山駅からアルペンルートの終点室堂ターミナルへ

立山駅から立山黒部アルペンルートのアクセスで、ケーブルカーや高原バスを乗り継ぎ、大日岳の登山口がある室堂ターミナルへと向かいます。大日三山である大日岳や中大日岳、奥大日への登山だけではないですが、ガスに覆われることもあるので、日帰り登山とはいえ天候には気を付ける必要があります。日帰りでも事前準備は大切です。

雷鳥沢から大日三山を縦走し称名滝へ

奥大日岳を目の前に見ながら、整備されたコースを歩いていきます。みくりが池や雷鳥沢を経て、大日岳を含む大日三山を縦走し、大日平から称名滝へと降りていきます。下りがメインとなるコースになるので、足腰をしっかりと鍛えておくといいかもしれません。休憩を入れると、10時間40分ほどのコースタイムを見ておくといいそうです。

タイムスケジュールの確認が重要

室堂ターミナルからの大日岳日帰り登山は、また立山駅に戻ることを考慮して、自身でタイムスケジュールを確認しながら登る必要があります。称名滝から立山駅に戻るためには、最終バスに間に合わなければなりません。コースタイムのことを考えると、始発のケーブルカーに乗れるかどうかが重要となってきます。乗り遅れに注意が必要です。

大日岳周辺の施設1:みくりが池温泉見出し

日本最高所にある天然温泉のある山小屋

アルペンルートで室堂まで行き、そこから歩いて12分ほどのところにみくりが池温泉があります。車の場合は、立山駅からはケーブルカーを利用するといいそうです。みくりが池のほとりにある温泉宿で、周辺の山々や天気のいい日の夜空に散らばる星空は格別でおすすめです。山小屋で相部屋ですが、カーテンで仕切られて快適に過ごせます。

こちらの温泉は、白濁で掛け流しの硫黄温泉となっていて、身体の疲れを癒してくれるだけではなく、心の回復にも役立ってくれます。登山やトレッキングで訪れる人たちの憩いの場とで、浴場からは大日連峰が大パノラマで見渡せます。季節ごとに彩りが変わる食事も人気があって、日帰り入浴も可能です。レストランなども併設されています。

住所:富山県中新川郡立山町室堂平 電話番号:076-463-1441

大日岳周辺の施設2:立山カルデラ砂防博物館見出し

待ち時間に気軽に立ち寄って立山の自然と歴史を学ぶ

富山地方鉄道の立山線立山駅から歩いて1分、北陸自動車道館山ICから車で30分ほどのアクセスのところにあります。こちらでは立山や立山カルデラについて紹介している屋内展示と、立山カルデラの砂防についての紹介や体験学習、フィールドウォッチングでの現地見学など行う野外ゾーンで、立山の自然や歴史を知ることができます。

火山活動と浸食による独特の自然をもつ立山カルデラは、大規模崩壊地としても知られています。カルデラによる災害を防ぐ砂防とはどういうものなのか、ジオラマやシュミレーションなどで知ることが出来るようになっています。また、リアルタイムで立山やアルペンルートの状況を知ることもできるのでおすすめです。

住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂68 電話番号:076-481-1160

大日岳周辺の施設3:雄山神社(芦峅中宮)見出し

霊峰立山を御神体とされている神社

千垣駅からバスで10分ほど行ったところに雄山神社があります。パワースポットとして、雑誌などで紹介されたことのある神社になります。立山山頂の峰本社、芦峅中宮の祈願殿・岩峅の前立社壇の三社殿からなる神社で、霊峰立山を御神体とされているそうです。鳥居から一歩中に入ると空気感が変わって、静寂で厳かな雰囲気に包まれます。

祈願殿には、樹齢500年とも言われている立山杉の大木が立ち並ぶ姿は壮観です。厳粛な気配が漂い、神の力をそこかしこで感じられます。富山県の天然記念物として指定されている立山杉を両脇に眺めながら、ゆっくり歩いてお参りして、そのパワーを体いっぱいに感じてみてください。立山博物館もアクセスのよい場所にあります。

住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺46 電話番号:076-482-1059

大日岳周辺の施設4:レストハウス称名見出し

日帰り登山などで疲れた体を癒してくれる

富山地方鉄道立山線の立山駅から、称名滝探勝バス称名滝行きに10分ほど乗った終点で降りるとすぐの場所にあります。近くには称名平休憩所があります。国立公園内にあるため、車で訪れる場合は、富山地方鉄道の立山駅を目標にして、その後山方向への一本道を行けばお店に着きます。4月下旬から11月下旬まで、無休で営業しています。

こちらのお店は、天然記念物とされている称名滝を見に訪れる方たちや大日岳への日帰り登山、ドライブ、ツーリングなどされる方たちが休憩するため立ち寄れるアクセスのよい場所でもあります。落差日本一の称名滝を間近で見た後は、店内からのまた一味違う滝の景色を見ながら、ほっと一息ついてみてください。お土産も販売されています。

住所:富山県中新川郡立山町大日1 電話番号:076-481-1821

大日岳周辺の施設5:グリーンパーク吉峰の湯見出し

遊び疲れた身体と冷えた身体を癒しに温泉へ

富山地方鉄道の岩峅寺駅から、20分ほど歩いたところにあります。立山の自然を満喫できる、アルペンルートの玄関口にある森林公園になります。パーク内には、屋根付きで手ぶらでも楽しめるバーベキュー場や、オートキャンプ場、コテージ、パークゴルフ場、陶農館、大型遊具のあるキッズコーナーなどといった施設がたくさんあります。

富山平野や立山連峰が見渡せる展望台があって、数十種類の桜の木や樹木が立ち並び、パーク内の遊歩道をゆっくり散策して楽しめます。また、美人の湯としても評判のある、天然温泉やハーブ湯などに入れる「立山吉峰温泉ゆ~ランド」もあります。遊び疲れ冷えた身体を癒しに、にのんびりと入りながら大自然を満喫してみてください。

住所:富山県中新川郡立山町吉峰野開12 電話番号:076-483-2828

大日岳周辺の道の駅1:道の駅 うなづき見出し

自然と地元食材が堪能できる

北陸自動車道黒部ICから、宇奈月温泉方面へ6分とアクセスのよいところにあります。自然豊かで、温泉街として栄えた場所にあるので多くの観光客が訪れます。宇奈月温泉や黒部渓谷などがあって、トロッコ電車で大自然を楽しめます。特産品などが販売されている、直売所のうなづき食彩館が併設されているので利用してみてください。

文学や民俗、産業などの資料などが収集展示されているうなづき友学館や、地元の農産物を使ったメニューがいただけるブルワリーレストランの宇奈月麦酒館も併設されています。こちらでは、名水百選にも選ばれている黒部川の伏流水と、黒部産大麦で造られているモルト100%の地ビールを、料理とともに堪能できておすすめです。

住所:富山県黒部市宇奈月町下立686 電話番号:076-565-2277

大日岳周辺の道の駅2:道の駅 ウェーブパークなめりかわ見出し

富山湾を眺めながらほっと一息できる

あいの風とやま鉄道の滑川駅から、8分ほど歩いたアクセスのよいところにあります。車だと滑川ICから10分ほど行ったところになります。すぐ目の前は海で、ロケーションとしては抜群の場所で、近くには滑川海浜公園があるので散策してみるのもいいかもしれません。少し離れますが、魚津水族館などもあります。

パークエリア内には、「ほたるいかミュージアム」や海洋深層水を利用した「タラソピア」というリラクゼーション施設があるので、観光を楽しみながら遊び疲れた身体を癒せます。また、足湯につかりながら富山湾を眺めるのもいいものです。「パノラマレストラン 光彩」や「みちcafe wave」では、と山の幸をいただいてみてください。

住所:富山県滑川市中川原410 電話番号:076-476-9300

大日岳周辺の道の駅3:道の駅 カモンパーク新湊見出し

買って食べて味わって楽しんで知ることができる

北陸自動車道の小杉ICから、472号線で新湊方面へ15分というアクセスの場所にあります。または、コミュニティバスを利用して訪れることもできます。5つのコーナーに分かれていて、買って食べて味わい、楽しんで知ることができます。そして、様々なおいしさと楽しさがいっぱいの場所でおすすめです。

物産コーナーでは、海産物を中心とした地元新湊の名産品が多く取り揃えられています。ファストフードコーナーやレストランコーナーでは、白エビを使ったメニューがいただけます。テイクアウトコーナーでも、富山マラソンがきっかけで作られた白エビ天むすなどが人気です。展示コーナーでは、富山湾の魚たちの姿が観察できます。

住所:富山県射水市鏡宮296 電話番号:076-683-0111

大日岳周辺の道の駅4:道の駅 細入見出し

越中と飛騨の交流拠点でリフレッシュ

北陸自動車道の富山ICから約30分ほど行ったところにあります。こちらの道の駅は、飛越ふれあい物産センター 林林(りんりん)として、越中と飛騨を道で結ぶ交流拠点となっています。そのため、店内には飛越の特産品や細入特産のラッキョウ漬けなど、魅力ある多くの品が販売されていておすすめです。

林林の裏手側には無料で遊べる場所も作られていて、各種遊具やアスレチック・アストロゲレンデもあります。お子様などは、思いっきり身体を動かして遊ぶことができます。また、ご当地グルメの五平餅や、この道の駅でしか食べることができない「とち蜜ソフトクリーム」などがあるので、気軽に立ち寄ってぜひ味わってみてください。

住所:富山県富山市片掛3-5 電話番号:076-484-1815

大日尾根の主峰!大日岳登山で体力作りをしよう見出し

大日岳への日帰り登山ルートは、称名滝の大日岳登山口からと、室堂ターミナルからの2つの登山ルートがあります。自身の体力を考慮してどちらのルートで登るのか、事前に体力作りもしながらしっかりとタイムスケジュールを確認し、登山でけがの無いようにしましょう。自然の移り変わりを大パノラマで楽しんで、大日岳を満喫してください。

投稿日: 2017年12月15日最終更新日: 2020年10月8日

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