東京でバームクーヘンを買うならココ！有名人気店から美味しいと評判のお店まで！

バームクーヘンと言えば、優しい甘さで子供から大人まで親しまれているスイーツです。素朴な美味しさだからこそ奥が深く、コンビニから有名専門店まで、今や様々なバームクーヘンがあり、特に、東京には美味しいと評判の人気店や有名店が数多く出店しています。今回は東京でおすすめのバームクーヘン店の商品や値段ををご紹介します。

マッターホーンはまだ日本に洋菓子店が少なかった1952年に創業した、東急東横線学芸大学駅の近くにある、地元の人たちに長く愛され続けているケーキ屋さんです。喫茶室も併設していて、ケーキや季節のデザートが味わえます。鈴木信太郎画伯デザインの包装紙がトレードマークで、一店舗主義を貫いている為、ここでしか味わえない味です。

マッターホーンのバームクーヘンはホールタイプとカットタイプの2種類あります。とてもしっとりしていて、ほのかにラム酒の香りがする甘さ控えめのバームクーヘンは大人気商品。お土産にと遠方から訪れる人も多く、午前中に売り切れてしまうことがほとんどの為、予約も可能です。値段はホールタイプが2000円、カットタイプは300円です。

東京ばな奈で有名な株式会社グレープストーンのブランドの一つであるねんりん家。銀座本店を始めとして、東京都内に4店舗、羽田空港に2店舗、その他横浜や大阪にも出店しています。ねんりん家のバームクーヘンにはマウントバーム、ストレートバーム、ブッシュドバームの3タイプあり、季節限定のバームクーヘンも楽しむことができます。

マウントバームは外は香ばしく中はしっとりとした、フランスパンのような食べ心地が魅力で、カットの薪形やホールもでこぼこの数で一山、三山、五山を販売しています。ストレートバームはカステラのようなふっくらとした食感。ブッシュドバームは焼いた餅のようなふっくらもっちりの食感です。日持ちがしない生バームも販売しています。

従来のバームクーヘンよりももっとしっとりとしていて飲み物がなくても美味しく食べられるバームクーヘンを、と試行錯誤を重ね、2002年に出来上がった治一郎のバームクーヘン。本店は静岡県浜松市にあり、東京では恵比寿や新宿、立川、吉祥寺に出店していて、吉祥寺パルコ店にはバームクーヘンのスイーツがあるカフェも併設しています。

使用する卵は別立てし、焼き加減にもこだわって24層ものレアな層を重ねて作り上げられたバームクーヘンは、高さ8㎝の大満足のボリューム感です。値段は高さ8㎝のホールで1800円。高さ4㎝のホールが1200円です。ホールの他にもカットタイプやラスク、ロールケーキ、プリン、カステラも人気商品でお土産に便利なセット販売もあります。

北ドイツで約100年の伝統を刻んできたコンディトライであるホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ。日本では2009年に新宿伊勢丹に第1号店がオープンし、銀座三越店など全国に6店舗あります。国立ドイツ菓子協会の定義に従い、ドイツの本格レシピに基づいた、体に優しい無添加のしっとりしたバームクーヘンづくりにこだわっています。

定番中の定番であるプレーンのバームクーヘンは、誰が食べても美味しいと納得できる安定の味です。特に何が引き立っているということもなく、全てがバランスよく混ざり合って焼き上げられた、しっとりかつずっしりとした食べごたえのあるバームクーヘンです。サイズは3つあり値段もSサイズ2160円、Mサイズ3240円、Lサイズ5400です。

カットしたバームクーヘンをチョコでコーティングしてあるバウムシュピッツはお土産にとても大人気の商品です。アクセントとしてバームクーヘンの間に薄くアプリコットジャムが塗ってあります。手でつまんで一口で食べられる手軽さや、主張しすぎない上品な甘さが好評で、一箱ぺろりと食べてしまう人もいるそうです。値段は1620円です。

那須にあるバームクーヘン専門店の支店が恵比寿駅から少し離れたところにあります。カニンヒェンのバームクーヘンは那須御養卵、徳島産の和三盆糖、カルピス(株)の究極のバター、北海道産小麦粉、新潟産の米粉といった全てこだわり抜いた材料で作られ、素材の色がそのまま生地に出るので、他店の商品よりも若干色が濃いのが特徴です。

カニンヒェンのバームクーヘンはとてもしっとりとしていてバターの風味が効いています。販売しているのはホールタイプ、カットタイプの数種類のバームクーヘンとマドレーヌのみで、特に人気なのが濃厚なチョコレートケーキのようなベルグチョコです。値段はホールが1620円、カットが270円。現在、恵比寿店は不定休営業となっています。

高円寺にあるバウムクーヘン工房ハナミズキには店名の通り、工房が併設されているので、しっとりふわふわの焼きたてのバームクーヘンが毎日店頭に並びます。又、「バウムクーヘンのみみの日」にはバームクーヘンの切れ端を購入でき、ホールタイプをお土産用に買うついでに切れ端の袋詰めを自分のおやつ用にと購入する人も多くいます。

バウムクーヘン工房ハナミズキを有名にしたのは、新感覚バームクーヘンと言われる「ふわとろチーズ」と「ふわとろカスタード」です。固めのバームクーヘンの中にチーズケーキやカスタードが入っていて、美味しいと人気です。しっかり濃厚な「匠」しっとりふわふわの「極」のように、味や食感、サイズのバリエーションも多くあります。

尾山台駅近くにある、ガラス張りの明るいお店。できる限り食品添加物を排除し、北海道江別市産の小麦粉を始めとしたこだわりの素材で作られるバウム尾山台のバームクーヘンは、「お客様の未知なる味探し」という使命の元、従来の製法とは全く違った手法で作られている、バウム尾山台でしか味わえないオリジナルバームクーヘンです。

プレーンやメープルの他、ブランデーやレモンチェロ、カルヴァドスといったアルコールを使った大人向けのバームクーヘンもあります。ホールタイプは厚みで選べ、お土産やお祝い事に最適です。手軽なカットタイプは自宅用にと数種類まとめて購入する人が多い人気商品です。又、バームクーヘンをトッピングしたソフトクリームも人気です。

千葉にある豊和養鶏場の卵の直売所として有名なとよんちのたまご。東京にも5店舗展開しています。卵の他にも新鮮な卵を使ったバームクーヘンやプリンを販売していて、甘さは控えめながら、自慢の卵を使った濃いオレンジ色の、卵の風味をしっかりと感じられる商品はどれも美味しいと人気で、特にバームクーヘンはお土産にと購入されます。

ふんわりしっとりとした、カステラのようなバームクーヘンは甘さ控えめですが、シュガーコーティングされているので甘党も納得の美味しさです。厚めのバームクーヘンはホールタイプや気軽に楽しめるスライスカットの他、珍しいハーフカットもあり、値段はホールタイプが1318円、ハーフカットタイプが782円、カットタイプが189円です。

下町錦糸町で53年間、試行錯誤を重ねながらバームクーヘン一筋に焼き続けている乳糖製菓。そんな乳糖製菓の屋号が下町バームクーヘンです。毎朝届く新鮮な卵を始めとした厳選された素材を使用し、独自秘伝の配合で、「ずっしりと重たく、しっとりした」バームクーヘンを焼き上げています。店頭にどんと置かれた机が販売スペースです。

乳糖製菓のバームクーヘンには2種類あり、1つは賞味期限が30日以上ある長期保存型でお土産や贈り物等に向いています。もう1つは消費期限が4、5日と短い自家消費向きです。一番の食べ頃は焼き上げた翌日と言われていて、常に食べ頃のバームクーヘンが並んでいます。看板商品は味が5種類あるジャンボバームクーヘンで、値段は600円です。

1965年創業の老舗洋菓子店ヴィヨンでは、水なしで食べられるしっとりとしたバームクーヘンを、オーナーが一人手作業で焼き上げています。プレーンタイプの他にもチョコレート、コーヒー、ピスタチオの3種類が楽しめるトリオ、抹茶、カカオ、メープル、甘酒を加えて作ったコクのある酒粕のバームクーヘンがあり、どれも人気の商品です。

ヴィヨンはしっとりとした食感だけでなく、本物の陶器のように焼き上げられたグランヴィヨンといった芸術的なバームクーヘンでも多くのメディアに取り上げられた有名店です。グランヴィヨンはやや高額ですが、花器や果物の形に焼き上げられたバームクーヘンの中にゼリーが入っているヴィヨネットは値段も手頃で、お土産におすすめです。

滋賀県近江八幡市に本店を持つたねやの洋菓子部門として、1979年に設立されたバームクーヘン専門店クラブハリエ。2001年に関東1号店として日本橋三越に出店し、たちまち関東でも人気の有名店になりました。売り場に工房を併設し、お客の前で製造するという販売スタイルを取っていて、職人技と製造過程を間近に見ることができます。

クラブハリエのバームクーヘンは職人技で焼き上げられる、他にはないふわふわでしっとりの食感が魅力です。気温や湿度でオーブンの火加減を調整し、焼き過ぎず、できるだけ水分を残すように、指先で焼き具合を確かめながら作られます。特に、消費期限が当日の生バウムはよりふわふわで美味しいと人気で、近場のお土産におすすめです。

値段はホールタイプがサイズ別で1080円から、手のひらサイズのminiが1個411円からとなって、お祝いやパーティー用に珍しい1本焼きも19440円で販売しています。クラブハリエのお土産が喜ばれる理由の1つに、シックでモダンな木目調の箱があります。しっかりしていておしゃれなので、空き箱を取っておいてリメイクする人も多くいます。

昭和42年にバームクーヘンの製造を始め、50余年。東京スカイツリー近くにある地元の有名店です。扱っているのは通常のホールタイプのバームクーヘンとは違い、スーパーで見かける手のひらサイズの小さなバームクーヘンです。工場直売所とあってスーパーよりお得なお値段で買うことができ、その上美味しいと連日多くの人が買い求めます。

高級なバームクーヘンとはまた一味違う、どこかほっとする食べやすさがあります。ミルク、カスタード、キャラメル、抹茶、プレーンの他にも季節限定の味や、東京スカイツリーの焼き印を押した商品、中にリンゴが丸ごと入ったアップルクーヘン等もあり、値段もお手頃なことから、お土産や自分用にと沢山買い込んで帰る人がほとんどです。

最後に、一味違ったバームクーヘンのお店をご紹介します。銀座にある『健康と美容を実践する』生薬とハーブで有名なアンチエイジングレストラン「銀座カフェビストロ森のテーブル」では、添加物を排除した良質の材料とハーブを使った丸ごとハーブの安全で美味しいバームクーヘンを食べることができ、お土産に買って帰ることもできます。

バームクーヘン専門店と同じく、一本一本手作業で焼き上げられるハーブのバームクーヘンはしっとりとしていて上品な甘さです。使われているのはカモミールやカルダモンで素材との相性も良く、ハーブが苦手な人でも美味しいとすんなり頂けます。ペッパーやバジルのようなスパイス系のハーブを使ったバームクーヘンも美味しいと評判です。

以上、東京でおすすめのバームクーヘンについてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。有名店からあまり知られていない小さなお店まで、東京にはたくさんの美味しいバームクーヘンのお店があります。特に銀座界隈には有名店が固まっているので、出かけた際には大切な人や自分用にバームクーヘンをお土産に買って帰って下さい。