カフェアンデパンダンは京都にある廃墟カフェ！メニューやお店を徹底調査！

オシャレなカフェが多く立ち並ぶ京都。レトロなカフェから新しいカフェまで様々な種類のカフェがあり、京都に行ったらカフェ巡りをするという方も多いです。そんな京都で人気の「カフェアンデパンタン」はオシャレな廃墟カフェとして有名で多くのお客さんが訪れています。そんなカフェアンデパンタンについて紹介します。

カフェアンデパンタンは京都市三条御幸町にある「1928ビル」というレトロな建物の地下一階にあります。このビルは1928年、昭和初期に建てられたもので元々は毎日新聞京都支社のビルとして建てられてものです。なんと京都有形文化財にも選ばれた由緒正しいビルなんです。

こちらのビルの設計は関西建築の父と呼ばれた武田五一氏が手がけました。京都市役所も設計しており、アールデコ調のビルは外国の方にも非常に人気が高いです。正面には星形の窓があり、毎日新聞の社章がモチーフとなっています。カフェアンデパンタンに行かれる際にはビルにも注目してみてください。

1928ビルでは1998年まで毎日新聞が使用していましたが、移転して以来はカフェアンデパンタンをはじめとしてギャラリーや多目的ホールとして利用されています。多目的ホールでは「アートコンプレックス1928」として複合的にアートを体験できる開かれた場をコンセプトにして様々な催しが行われています。

カフェアンデパンタンは「廃墟カフェ」として有名ですが、店内はどのような雰囲気になっているのかを紹介します。一見すると明るい雰囲気で、これが廃墟カフェだとはなかなか信じられないような入口となっており、秘密めいた階段を下って行った地下一階にカフェアンデパンタンは存在します。

階段の壁にはたくさんのフライヤーが貼られており、なんだか秘密の空間へ行くような気分になれます。入口のドアは昔ながらのものを使用されており、重厚感があるため扉を開けるのに少し緊張してしまう、という方も。年季の入った壁やドアを開けると「廃墟カフェ」と呼ばれているカフェアンデパンタンのオシャレな空間が広がっています。

店内は「廃墟カフェ」と言われていますが、広くて開放感があるオシャレな雰囲気です。ディナータイムはバーカウンターもありお酒も並んでいるのでまるで外国に行ったような気分になれることも。壁紙が一部はがれていたり、壁が崩れている部分もありタイムスリップしたような錯覚がおこることもあるほど、雰囲気は抜群です。

カフェアンデパンタンは地下1階にありますが、天窓があり外からの光が差し込んできます。廃墟カフェと言われながらも自然光が差し込む店内は昼と夜で全く違う顔を見せ、ランチタイムもディナータイムもファンだというお客さんが非常に多いです。

カフェアンデパンタンでお客さんが楽しみにしているのが月に数回行われるライブイベントです。ジャズやブルースなどジャンルも幅広く京都で人気のライブを間近で堪能することができます。席数が限定であったり、ディナーもついていたりと様々な形式でのライブを楽しめます。

演出も見事で、廃墟カフェでの雰囲気ともぴったりです。人数限定や予約制ではない場合は、お食事目的で入店したらライブもお食事も一緒に楽しむことができます。生ライブを見ながら美味しいお食事やお酒を飲めるのはとてもオシャレで優雅なひと時ですよね。ライブはFacebookやホームページで確認することができます。

それでは、カフェアンデパンタンでのおすすめメニューを紹介します。カフェアンデパンタンはメニューが非常に豊富で、前菜からメイン、パスタやパエリア、デザートまで揃っています。また、アルコールメニューも豊富でビールやカクテル、ワインなど多く揃っておりどれにしようか迷ってしまうほどです。

ランチメニューで人気は「プレートランチ」です。こちらはメニューによって値段が変わり、750円や900円となっています。メニューはチキンソテーやデミグラスソースのハンバーグ、タンドリーチキンや鶏もも肉の赤ワイン煮込みなどその日によって変わり、メインの他に副菜としての野菜もたっぷりついており見た目もオシャレでボリューム満点です。

プレートランチのメニューは毎日11時半過ぎにFacebookに更新されていますので、その日のメニューをチェックして行かれるという方も多いです。自分の好みのプレートランチの日に行くというのも楽しみの一つですね。チキンやポークなど日によって変わります。

カフェアンデパンタンではランチタイムにカレーランチやサラダランチなど様々なメニューがありますが、サンドイッチランチも人気でおすすめです。サンドイッチというとオシャレなイメージで女性が注文するのが多いかと思われそうですが、こちらのサンドイッチは非常にボリューム満点で男性も多く注文しています。

サンドイッチランチはメインのサンドイッチとポテト、サラダとスープがついて1080円となっています。パンの表面はこんがりとしており、ザクザクとした食感で食べごたえも抜群です。中の具材はハーブチキンやタンドリーチキンなどその時によって変わります。たっぷりの具材と歯ごたえの良いパンの相性は抜群で、パン好きの方には非常に人気が高いです。

カフェアンデパンタンではディナーメニューも非常に豊富です。前菜からメイン、パスタにアヒージョなど様々な種類がありどれにしようか迷ってしまいます。お酒を飲みながら楽しみたい方には種類豊富な前菜がおすすめで、ご飯をしっかり食べたいという方にはこちらのパエリアがおすすめです。

スペイン料理を代表するパエリアですが、なかなか食べる機会が少ないという方も多いのではないでしょうか。カフェアンデパンタンのパエリアは2000円で種類豊富な海鮮がたっぷりのっておりオシャレでSNS映えも抜群です。ムール貝やエビ、アサリなど魚介の旨みがしっかりと出た出汁で炊いているご飯は絶品です。

注文を受けてから作るため、出来上がりまで30分から40分かかるので注意してください。美味しいお酒を飲みながらパエリアが炊きあがるのを待つのも楽しい時間ですよね。ボリュームがあるので数人でシェアして食べましょう。

カフェアンデパンタンではパスタメニューも人気の一つです。厚切りベーコンのアマトリチャーナや牛ホホ肉のラグーフジッリの他に、ゴルゴンゾーラのペンネがおすすめです。ゴルゴンゾーラはそのまま食べると少々クセがあるチーズですが、ペンネと一緒に食べるとそのクセがマイルドになりチーズ好きにはたまらない美味しさになります。

パスタは、量もレギュラー・ラージ・エキストララージの3種類から選ぶことができます。一人でしっかりと食べたいという方でも、大勢でシェアしたいという方でもお好みで量を選ぶことができるのは嬉しいポイントです。

カフェアンデパンタンで女性に人気なのがスイーツメニューです。ランチタイムのデザートに、ティータイムでちょっとお茶をしたいときに、お酒を飲んだ最後の〆としてと様々なシーンで多くのお客さんが注文するスィーツは種類も多くどれも美味しいと多くの方から支持を得ています。

季節限定のスィーツや定番のケーキの他に、パフェやアッフォガード、フレンチトーストなど揃っています。多くのケーキの中で人気が高いのが「抹茶のチーズケーキ」です。チーズケーキを提供しているカフェは他でも多くありますが抹茶のチーズケーキがあるカフェはそう多くはないのではないでしょうか。

カフェアンデパンタンの抹茶のチーズケーキは抹茶のほろ苦さとチーズのマイルドさが合わさって、抹茶好きにはたまらない美味しさです。生地はしっとりと滑らかで、下のタルト部分はさっくりとしておりその食感の違いも楽しむことができます。もちろんノーマルのチーズケーキも美味しくておすすめです。

ボリュームがあるスイーツが食べたいという方におすすめなのが「はちみつフレンチトースト」です。たっぷりの卵液にひたされたフランスパンは外側がさっくり、中はしっとりとしています。キャラメルソースとチョコシナモンソースを選ぶことができる見た目もオシャレな一品です。

デザートメニューはプラス200円でバニラアイスクリームをつけることができます。アツアツのフレンチトーストに冷たいアイスクリームは相性抜群です。甘いものがお好きな方はぜひセットでつけてみてはいかがでしょう。廃墟カフェでのフレンチトーストは最高です。

カフェアンデパンタンではアルコールメニューが非常に豊富です。美味しいお酒を飲みながらちょっとお食事をしたいという方にもぴったり。老若男女問わず夜は多くのお客さんが訪れています。ビールをはじめとし、赤ワインや白ワイン、カクテルと多くのアルコールが揃っています。

ビールは定番のプレミアムモルツやギネスビールの他に、珍しい瓶ビールも揃っています。また、期間限定のビールもあり、季節によって変わるので毎回行くたびに新しいビールに出会えるかもしれません。3本のみ比べセットもあり、お好きな3本を選ぶと一本につき50円割引という嬉しいサービスもあります。飲んだあとの瓶を並べるのもオシャレでSNS映えします。

ワインは白ワイン・赤ワインともに様々な種類が揃っており、グラス・デカンタ・ボトルとお好きなの見方で楽しむことができます。ボトルワインリストもありますので、ワイン好きの方でも充分満足することができます。お食事に合わせて選ぶのも楽しいです。

また、若いお客さんに人気なのが豊富なカクテルです。ジントニックやモスコミュールなどの定番のものから、リストになくてもお好みを伝えると作ってもらえることも可能です。その他にも自家製のサングリアや日本酒、焼酎などもあります。

営業時間が24時までということで、2軒目3軒目で利用されるというお客さんも多いです。そういったときはお食事を済ませていますので、アルコールと一品という組み合わせが人気です。カフェアンデパンタンではミックスナッツや干しブドウなどのおつまみや、ラタトゥイユやカルパッチョなどの軽食メニューも揃っています。ちょっと一杯飲んで少し食べたいという方にもおすすめのお店です。

カフェアンデパンタンではアルコールメニューだけでなく、もちろんコーヒーや紅茶、ジュースなどのドリンクメニューも豊富です。ケーキやパフェなどの甘いスイーツにはやっぱりコーヒーやなどを合わせたいですよね。ホットでもアイスでも注文することができます。

カフェインを気にされている方にはルイボスティーや、ジンジャーエール、マンゴーオレに炭酸水、レモンスカッシュなど様々な種類が揃っています。カフェタイムに美味しいケーキとお好きなドリンクでホッと一息、ゆったりとした時間を過ごせるのもオシャレなカフェアンデパンタンの魅力の一つです。

カフェアンデパンタンでは50名以上で貸切も可能です。ウェディングパーティーや二次会での利用、ちょっとしたパーティーで利用されるお客さんも多いです。廃墟カフェでウェディングなんて新郎新婦のみならず出席者の思い出にもしっかり残ります。

人数も100名入っても大丈夫な大きな空間となっており、ライブ演奏も可能です。場所も三条とアクセスも抜群のため二次会での利用で大人気です。週末の夜は貸切となっていることが多いので行かれる際には問い合わせをしてから行くことをおすすめします。

それでは、カフェアンデパンタンのアクセス方法を紹介します。カフェアンデパンタンは三条御幸町に位置しており、地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩5分ほどです。1928ビルの地下1階にあります。駐車場はありませんので車でお越しの場合は近隣のパーキングをご利用ください。

最後にカフェアンデパンタンの店舗基本情報について紹介します。カフェアンデパンタンの営業時間は11時半か24時まで、通し営業です。定休日はなく、予約は可能です。パーティーなど50名以上での貸し切りも可能なので問い合わせをしてみてください。

いかがでしたか。廃墟カフェで有名なカフェアンデパンタンについて紹介しました。カフェ激戦区の京都でも常に人気が高いカフェアンデパンタン、ぜひ京都に行った際には足を運んでみてはいかがでしょう。オシャレな雰囲気の中でランチやお茶、お酒と楽しい時間を過ごせます。