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東寺の御朱印・御朱印帳は何種類ある?受付時間・場所や値段もチェック

東寺の御朱印・御朱印帳は何種類ある?受付時間・場所や値段もチェック
投稿日: 2018年5月30日最終更新日: 2020年10月8日

京都のシンボルとも言える五重塔があるのが、京都市南区にある東寺です。世界文化遺産に登録されていて、霊場巡りの札所であり、祀られている仏様の数が多いことから、頂ける御朱印の数も多いことでも知られています。今回は東寺の御朱印や御朱印帳についてご紹介していきます。

世界文化遺産に登録されている東寺見出し

Photo by Nullumayulife

京都市南区にある東寺は東寺真言宗の総本山です。空海が居を構えた日本最古の密教寺院でもあることから、1994年に世界遺産にも登録されました。歴史も古く、祀られている仏様の数も多いことから、頂ける御朱印の種類も多いことで知られています。今回は東寺で頂ける御朱印や御朱印帳について、受付時間や場所、種類や値段についてご紹介していきます。

東寺の歴史と祀られている仏様は見出し

Photo by msdonnalee

東寺の歴史は古く、創建されたのは796年です。平安京遷都の為に建立され、823年に嵯峨野天皇から、唐で真言密教を習得した弘法大師空海に下賜され、日本初の真言密教の寺院、根本道場となりました。幾度もの戦乱に巻き込まれ、衰退と復興を経て、1934年に国の史跡に指定され、1994年に「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されました。

Photo by eitarov

戦火や落雷によって創建当時の建物は残っていませんが、南大門から金堂、講堂、食堂と南から北へ並ぶ伽羅配置や建物の大きさは平安時代のままと言われている、歴史的価値が高い寺院です。そんな東寺には大日如来をはじめとした五大如来の他にも、五大菩薩、五大明王、四天王に梵天、帝釈天と、様々な仏様が祀られています。本尊は創建時から薬師如来です。

東寺の見どころは見出し

Photo by Hyougushi

京都を代表する寺院の一つ、東寺には様々な見どころがたくさんあります。建物一つ一つはもちろん、安置されている仏像、境内の柳の木にも歴史的背景を絡めつつ楽しむことができます。春には桜も見頃となり、3月中旬から4月中旬にかけて、18時30分から21時30分までの時間に夜間特別拝観があり、夜桜や伽羅群、五重塔のライトアップも行われています。

境内の中は見どころだらけ

Photo by cyawan

東寺の南大門から一歩足を踏み入れれば、東寺の境内には見どころがたくさん広がっています。御影堂や食堂は拝観無料ですが、金堂、講堂、五重塔は有料拝観となり、期間限定の宝物殿の特別公開や五重塔の内部公開もあります。池泉回遊式の庭園では四季折々の花木も楽しめる他、神仏習合の名残で南大門のそばには「八島社」という神社もあります。

金堂(こんどう)

金堂は東寺の本堂であり、本尊である薬師如来像を始めとした薬師三尊と十二神将が安置されています。創建時、最初に工事が始まったのが金堂で、国立の寺院にふさわしい荘厳な姿が求められました。1486年に焼失しましたが、関ケ原の合戦後に落慶し、今もなお、平安京の威厳と格調を伝えています。仏師康正により復興された薬師三尊も重要文化財に指定されています。

講堂(こうどう)

講堂は東寺の中心に位置し、弘法大師空海が人生の全てを注ぎ、密教を伝えようとした、密教の中心的建物です。講堂の中には空海が密教の教えを分かりやすく表現した曼荼羅を、よりリアルに伝える為に構想し具現化した「立体曼荼羅」があります。密教における宇宙の中心である大日如来を中心に、21体の密教尊が安置されていて、他にはない威厳と迫力があります。

五重塔

Photo by ajari

東寺のシンボルであり、京都のランドマークタワーとも言われている五重塔は、826年に空海によって建てられました。高さは約55mで、木造の建築物としては日本一の高さを誇ります。過去に4度も焼失していて、現在の五重塔は1644年に徳川家光によって寄贈されたもので、日本にある五重塔の中で一番高く、正月や春、秋に内部公開も行われています。

邪鬼

Photo by kuromeri

五重塔の初層部の屋根をよく見ると、四隅に必死の形相で屋根を支える邪鬼の姿を見ることができます。これは、大工たちが身近な邪鬼「天邪鬼」の人に反発したり反対のことをする性格を利用し、洒落心で屋根を支える束の代わりに邪鬼を置いたことが始まりで、反発する邪鬼の力で屋根が落ちないようにとの、願掛けの意も込められているそうです。

御影堂

Photo by wongwt

国宝に指定されている東寺の御影堂は、仏堂でありながら、かつて空海が生活していた場所としても有名です。毎朝6時に「一の膳、二の膳、お茶」をお供えする「生身供」(しょうじんぐ)が始まり、空海が唐より持ち帰った仏舎利を頭と両手に授けてもらえます。御影堂は6時から閉門まで自由に参拝できますが、2019年まで修復工事を行っています。

小野道風ゆかりの柳

東大門近くにある宝蔵を囲う堀のそばに、大きな柳の木があります。平安時代の貴族小野道風ゆかりの柳で、書の才能がないと落ち込んでいた道風が、柳の葉に何度も挑んで見事飛びついた蛙の姿を見て「諦めずに努力をすれば必ず道は開ける」と書道に一層励み、書の達人になったという逸話があり、11月の花札「柳に小野道風」にもその場面が描かれています。

パワーストーン

講堂の西側にある毘沙門堂へ続く道に、「尊勝陀羅尼の碑」を背負った亀のような竜の子「贔屓」の像があります。撫で牛のように、贔屓の像を撫でた手で自身の体の優れないところを触ると回復するというパワーストーンです。贔屓の像の右二つ隣の場所にある玉垣に囲まれた大きな石「天降石」にも同じような力があると昔から多くの人が訪れたそうです。

東寺の五重塔の内部は特別公開のみ拝観出来る!時期や見どころは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
東寺の五重塔の内部は特別公開のみ拝観出来る!時期や見どころは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
世界文化遺産に登録されている真言宗総本山の寺院である東寺には、木造建築物としては日本一の高さを誇る京都のランドマークタワー、五重塔があります。東寺境内にある極彩色で彩られた密教空間である五重塔初層内部の公開は、特別公開の会期中に限られています。
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京都の東寺観光!おすすめの見どころからアクセス方法まで! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
京都市南区にある五重塔などで知られる東寺は数々の国宝や重要文化財などを誇る京都でも有数の人気観光スポットです。「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されている京都東寺の魅力、アクセスなど、お役立ち情報をいろいろと集めてみました。

東寺でいただける御朱印は全部で何種類?見出し

東寺でいただける御朱印の種類についてご紹介します。東寺の御朱印は真言宗十八本山(弘法大師)、京都十三仏霊場第12番(大日如来)、洛陽三十三観音第23番(十一面観音菩薩)、西国愛染十七霊場第8番(愛染明王)、都七福神(毘沙門天)、金堂(薬師如来)、御影堂(不動明王)、観智院(虚空蔵菩薩)、鎮守八幡宮(八幡大菩薩)の全9種類あります。

東寺の御朱印をいただける場所は?見出し

東寺でいただける御朱印の種類は9種類ですが、実際に御朱印をいただける場所について、何カ所あるのか、申し込み方も含めご紹介します。9種類も御朱印をいただける東寺ですが、御朱印や御朱印帳を扱っている場所は、敷地内に何と一カ所です。写経もできる食堂内に、御朱印をいただける場所があります。申し込みも食堂内の受付で行っています。

金閣寺の御朱印を貰う方法!場所や受付時間など事前チェックしたい情報まとめ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
金閣寺の御朱印を貰う方法!場所や受付時間など事前チェックしたい情報まとめ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
今や日本人だけでなく外国人からも、一度は訪れてみたいと言われている世界的観光スポット「京都」。こちらの特集では「京都」を代表する「金閣寺」で「御朱印」を集める方法についてご紹介します。これを読めばあなたもきっと「金閣寺」で「御朱印」を集めてみたくなるはず。

東寺でいただける御朱印その1:御影堂「不動明王」の御朱印見出し

東寺の講堂に日本最古の不動明王像があります。右手に宝剣、左手に羂索(けんさく:五色の糸で作る縄上の仏具)を持ち、火焔を背負った忿怒の形相の不動明王には、恐ろしく厳かな迫力があります。不動明王は空海の念持仏(身の近くにおいて私用に使う仏様)であり、御影堂には絶対の秘仏とされる不動明王が祀られています。御朱印の値段は300円です。

東寺でいただける御朱印その2:鎮守八幡宮「八幡大菩薩」の御朱印見出し

南大門の西側に位置する鎮守八幡宮は810年、空海が八幡神を祀り、創建されました。本尊は僧形八幡三神像で、空海自らが一本の霊木から三体を彫ったと伝えられます。室町幕府が東寺を保護したことで鎮守八幡宮は栄えましたが、明治の神仏分離令により仏教的神号である八幡大菩薩は禁止されました。しかし、東寺の八幡大菩薩は健在でした。御朱印の値段は300円です。

東寺でいただける御朱印その3:観智院「虚空蔵菩薩」の御朱印見出し

食堂北側の小路の東側に建つ観智院は真言宗の勧学院、つまりは大学の研究室のような場所です。東寺の三宝と呼ばれる東寺の代表的な3人の学僧の内、杲宝(ごうほう)が創建し、賢宝(けんぽう)が五大虚空蔵菩薩を本尊として祀りました。1596年の慶長伏見地震によって全壊しましたが、1605年に再建され、国宝に指定されています。御朱印の値段は300円です。

東寺でいただける御朱印その4:京都十三仏霊場第12番「大日如来」の御朱印見出し

講堂の中心に安置されている大日如来は真言密教における宇宙の中心です。京都市内にある霊場の中でも特に慈悲深く、直接救いの手を差し伸べてくれるとされる十三尊の仏様、菩薩様、明王様に故人の追善供養を行う十三仏信仰の霊場の一つ、京都十三仏霊場第12番が東寺の大日如来です。御朱印の種類に迷ったら、おすすめの御朱印です。御朱印の値段は300円です。

東寺でいただける御朱印その5:都七福神「毘沙門天」の御朱印見出し

室町時代に発祥した七福神信仰。都七福神は京都の七カ所の寺社に祀られている七福神を指し、1月には七カ所の七福神を巡る定期観光バスが運行されています。当時に祀られているのは財宝と福徳の神、毘沙門天です。国宝である兜を被った兜跋毘沙門天は、元は都の守護神として羅生門の上層に安置されていたもので、現在は宝物館で展示されています。御朱印の値段は300円です。

東寺でいただける御朱印その6:京都十二薬師霊場第2番札所「薬師如来」の御朱印見出し

金堂に祀られている、東寺の本尊である薬師如来は、薬師三尊の中心に安置されています。東寺の薬師如来は薬壺を持たない古い様式の仏像で、後背に七体の化仏を配する七仏薬師如来です。京都市内にある12カ所の寺院からなる薬師如来巡礼の一つで、無病息災や所願成就等の願掛けをしながら巡る京都十二薬師霊場第2番札所に当たります。御朱印の値段は300円です。

東寺でいただける御朱印その7:洛陽三十三観音第23番「十一面観音」の御朱印見出し

洛陽三十三所観音巡礼とは、観音菩薩を祀る京都市の33カ所の寺院からなる観音霊場を歩いて回る観音巡礼で、東寺の十一面観音菩薩はその第23番札所になります。元々食堂の本尊は千手観音菩薩でしたが、1930年の火災で焼損し、修復後は宝物館に安置されることになり、代わって十一面観音菩薩が食堂の本尊として祀られることになりました。御朱印の値段は300円です。

東寺でいただける御朱印その8:西国愛染十七霊場第8番「愛染明王」の御朱印見出し

大阪、兵庫、岡山、京都、滋賀、三重、奈良、和歌山を結ぶ愛染明王を祀る17カ所の霊場の総称を西国愛染十七霊場霊場と言い、当時はその第8番札所に当たります。元は煩悩を悟りに変え悟りの境地に導いてくれる力を持ち、忿怒の形相は諸々の悪者を追い返す為だと言われています。良縁成就に関して仏教神の中では最強と言われ、毘沙門堂に祀られています。御朱印の値段は300円です。

東寺でいただける御朱印その9:真言宗十八本山「弘法大師」の御朱印見出し

真言宗十八本山とは、真言宗の主要な16派の総本山である18寺院のことで、東寺は東寺真言宗の総本山で、真言宗十八本山の第9番札所に当たります。東寺で絶対に欠かせないのが真言宗の開祖である弘法大師空海の御朱印で、御朱印の種類を指定せずに食堂の受付で御朱印をお願いすると、ほとんどの場合、弘法大師の御朱印をいただけます。御朱印の値段は300円です。

東寺で購入できる御朱印帳は見出し

御朱印集めになくてはならないのが御朱印帳です。東寺で取り扱っているオリジナルの御朱印帳についてご紹介します。東寺で販売している御朱印帳の種類は基本的に4種類のデザインがあり、他にも期間限定の物もあるので、気に入った場合は早めに購入しておくことをおすすめします。サイズも大と小、2種類あり、値段はそれぞれ大1600円、小が1300円です。

東寺オリジナルの御朱印帳のデザインは亀や紅葉、石松模様や桜があります。特に、桜模様の御朱印帳は華やかさが女性に人気です。霊場巡りの札所となっている御朱印は、対応する霊場巡り専用の御朱印帳でも、東寺オリジナルの御朱印帳や他寺院で購入した御朱印帳でもいただけます。御朱印帳を販売している場所は御朱印と同じ食堂の受付です。

夜間拝観の特別御朱印帳購入者限定の御朱印もある見出し

東寺の開門時間は5時から17時30分(3月20日から9月19日)、5時から16時30分(9月20日から3月19日)で、拝観時間は8時30分から17時受付終了(3月20日から9月19日)、8時30分から16時受付終了(9月20日から3月19日)ですが、春は桜の、秋は紅葉のライトアップをし、特別夜間拝観を行っていて、その期間のみいただける御朱印や御朱印帳があります。

「梵天」の御朱印

Photo by k14

2017年秋に紅葉のライトアップが行われました。期間中に頒布された御朱印帳は天部の宝具や乗り物が描かれているオリジナルデザインで、予め「梵天」と「帝釈天」の御朱印が書かれていました。梵天は釈迦が悟りを開いた際、その悟りを広めるよう勧めたとされています。東寺の梵天像はガチョウに乗っている為、御朱印の肩印はガチョウで梵字の印は金色です。

「帝釈天」の御朱印

帝釈天は元々インド地方の武神、闘神として有名で、仏教に取り込まれ守護神となっていきました。梵天と帝釈天は共に釈迦が悟りを広める手助けをしたことから一対で表現されることも多く、東寺でも講堂の立体曼荼羅において、両端に配置されています。東寺の帝釈天像は端正な顔立ちでも有名で、象に乗っている為御朱印の肩印は象で、梵字の印は銀色です。

東寺の御朱印の受付時間は見出し

東寺の御朱印の受付時間についてご紹介します。御朱印がいただける時間は、基本的に東寺の拝観時間と同じです。開門時間は生身供の法要がある為5時からですが、各受付が整うのは拝観開始時間の8時30分ですので、その時間以降に食堂の受付に申し込んで下さい。手書きの為、拝観受付終了時間間際は混雑する上に、1つしか御朱印がいただけないこともあります。

東寺へのアクセスは見出し

東寺へのアクセス方法をご紹介します。東寺は近鉄(近畿日本鉄道)京都線東寺駅から徒歩10分の場所にあります。又、JR京都線京都駅からも徒歩15分とあって、京都観光がてら足を運びやすい場所です。駐車場は有料で2時間600円で利用できます。京都市営バスを利用する場合は、「東寺東門前」、「東寺南門前」、「九条大宮」各バス停下車、すぐの場所です。

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京都駅からも近い東寺で御朱印集めを始めよう見出し

Photo by _Okamoto

以上、東寺の御朱印や御朱印帳についてご紹介しました。9種類もの御朱印がいただける上に、京都駅からも徒歩圏内なので、御朱印集めを始めてみたいという人におすすめです。人気の御朱印所でもある為、混雑時には9種類全てを書いてもらえず、3種類又は1種類のみの受付となる場合もあるので、予めいただく御朱印を決めてお参りすることをおすすめします。

投稿日: 2018年5月30日最終更新日: 2020年10月8日

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