地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

石舞台古墳へのアクセスや駐車場情報まとめ!歴史や見どころもご紹介!

石舞台古墳へのアクセスや駐車場情報まとめ!歴史や見どころもご紹介!
投稿日: 2018年1月7日最終更新日: 2020年10月8日

石舞台古墳は(いしぶたいこふん)は、奈良県・明日香村に位置している、国内最大級の方墳と言われている古墳です。飛鳥歴史公園内にあり、特別史跡となっている石舞台古墳について調べてみました。歴史や見どころ、アクセスや駐車場なども、ご紹介していきます。

石舞台古墳へ行こう!見どころやアクセスも紹介!見出し

石舞台古墳は、奈良県の明日香村に位置しています。古墳時代の後期の古墳で、国内最大級の古墳と言われています。歴史のある古墳の中を見ることができるのが、石舞台古墳なのです。今回は、奈良県にスポットを当てて、歴史的な雰囲気を感じ取りに行きましょう。

石舞台古墳は入ることができる古墳見出し

石舞台古墳は、国の特別史跡に指定されている古墳で、古墳時代の後期に創られらたものです。墳丘で覆われていたものの、土は失われてしまい、石室が露呈している状態となっています。横穴式石室は、独特の形をしており、大変珍しい形状です。舞台の形に見えることもあり「石舞台」と言われています。

石舞台古墳は、30数個の岩から成り立ち、総重量は約2300トンもあり、かなりの重量があります。特に重たいのが天井石で、約77トンとも言われています。墳丘は無いので、元の形は分かりませんが、上円下方墳とも下方八角墳とも言われていますが、2段階の方墳とも言われています。石舞台古墳は、入ることができる古墳です。

石舞台古墳の歴史見出し

石舞台古墳の埋葬者は、蘇我馬子だと言うのが有力説とされています。明らかにはなっていないのですが、蘇我入鹿の祖父である、蘇我馬子の墓なのではないかと言われているのです。この地で政権を握っていた人物であるという可能性が非常に高いので、蘇我馬子の墓ではないかということです。

日本書紀で記されている「大臣薨せぬ。仍りにて桃原墓に葬る」と、記述があるのが根拠となっているようです。625年、当時に亡くなった大臣というのが蘇我馬子と言われています。桃原というのは、石舞台付近から飛鳥寺あたりまでの一帯を指しているようなのです。

この一帯の権力者が蘇我馬子と言われているのです。古墳の周りには、蘇我馬子の庭園もあったこともありますが、墓の規模が大きいため、蘇我馬子が有力視されています。他の説では、古墳が創られた年代を考えると、蘇我稲目の墓なのかとも言われているようです。

石舞台古墳の見どころ見出し

石舞台古墳は、横穴式の石室となっています。玄室は、長さ7.7m、幅3.5m、高さ4.7mもあります。近くでしっかりと見ることができるので、その大きさに驚きを隠せないでしょう。外提を復元すると、一辺が80mもあると言われ、壮大な方形墳と考えられています。盛土は、江戸時代にはがれてしまっていたようです。

石舞台古墳の内部に入ることができるので、側面の階段から入っていきます。この階段を下りていくと、通路が中に続いているので、奥まで行くことができます。石室へと入っていくと排水施設が見つかります。古墳のかたわらを流れる冬野川の上流3kmほどの、多武峰から運ばれたと言われています。

通路を進んで行くと、石舞台の内部を見ることができます。内部には石棺はありませんが、発掘当時は、土器などの出土品があったようですが、装飾品などは無いようです。発掘当時には石棺のかけらがあったと言われていますが、他の用途に使われたのか、単に持ち出されてしまったのかは、定かではありません。

石舞台古墳の桜も見どころ見出し

石舞台古墳の周りには、桜の樹があります。春の訪れを知らせてくれて、人々の目を楽しませてくれます。桜の開花の時期に合わせて、桜のライトアップも行われています。石舞台古墳を囲むように周りに咲く桜の樹は、とても幽玄で、目が離せない深い魅力があります。

桜のライトアップが実施されている時期は、基本的に桜の開花時期に合わせていますが、3月下旬から4月上旬が多いです。ライトアップ時間は18時から21時までとなっています。桜のライトアップの他に、約600本のろうそくも点灯され、光の演出を楽しむことができます。春とは言え、夜はまだ寒いので、寒さ対策もお忘れなく!

桜の時期に合わせて、様々なイベントも開催されているので、こちらも一緒に楽しまれてはいかがでしょうか。前回のイベントでは、公演やジャズライブなどが開催されていました。古代衣装の体験やグルメブースもあるようです。桜のライトアップを楽しむには入場料金が必要になります。

石舞台古墳の入場料金や入場時間など見出し

石舞台古墳を楽しむには、入場料金が必要になります。個人の場合の入場料金は、大人250円・高校生200円・中学生150円・小学生100円となっています。30名以上になると団体料金が適用になり、少しお得に入場できます。大人200円・高校生150円・中学生100円・小学生70円となります。

石舞台古墳の入場時間は、8時30分から17時までとなっていますが、最終受付は16時45分までなので、ゆっくりと古代の雰囲気を味わいたい方は、入場時間にお気を付けください。休業日は特になく、年中無休となっていますので、時間が許す限り、いつでも観ることができます。

石舞台古墳へのアクセス見出し

石舞台古墳へのアクセスは、まず、明日香村を目指します。車でのアクセスですが、京都方面から木津ICで降り、国道24号線を走り進め、郡山方面へ移動します。橿原市内に入った後、169号線を走ります。大阪方面からは、美原JCTを南阪奈自動車道を走り、葛城JCTで降りた後、高田バイパスに出て橿原市内へ、169号線を走ります。

電車でのアクセスでは、近鉄京都駅から、特急に乗り1時間弱で橿原神宮前へ到着します。近鉄名古屋駅から、特急で1時間50分ほど移動した後、大和八木駅で橿原神宮前駅に乗り換えて5分ほど移動します。JR大阪駅からJR鶴橋駅へ移動し、近鉄鶴橋駅で大和八木駅へ移動し、橿原神宮前駅まで移動してきます。

どのルートからでも、橿原神宮前駅に着くように移動するのがポイントです。橿原神宮前駅から飛鳥駅へ行くアクセスや、橿原神宮前駅と飛鳥駅から「かめバス」に乗るアクセスもありますので、ご都合の良いアクセス方法で明日香村へ移動しましょう。観光に便利なかめバスがおすすめです。

石舞台古墳の観光に「かめバス」が便利見出し

かめバスは、石舞台古墳へのアクセスにとても便利な周遊バスで、一般の方も乗り降りするバスです。赤かめと呼ばれています。平日は1時間に1本、土日祝日は30分に1本の間隔で運行しています。観光ハイシーズンになると、平日・土日祝日ともに、30分に1本の間隔で運行しています。

かめバスは赤かめと言われているバスで、飛鳥駅と橿原神宮前駅から石舞台までの間を運行しています。サイクルバスの場合、自転車もバスに乗せることができるので、レンタルサイクルとバスを併用しながら、細かな観光スポットも観ることができるのでおすすめです。

バスをご利用の際に、周遊パスを購入しておくと、お得に乗車できるのでおすすめです。橿原神宮前駅と石舞台間の往復料金よりも安く購入できます。橿原神宮駅前と石舞台までの往復で740円の料金がかかりますが、周遊パスは、大人650円・子供330円で、一日、何度でも乗降できます。桜井飛鳥線や飛鳥キトラ線なども利用できます。

石舞台古墳には駐車場はある?見出し

石舞台古墳の駐車場は、石舞台古墳の入り口から数分のところにあります。無料駐車場は無いので、有料駐車場を利用します。駐車台数は200台となっており、普通車とバスが止められます。駐車場の利用料金は、普通車500円、中型車2000円、バスなどの大型車3000円となっています。

駐車場の利用料金は、1回となっていますので、時間のカウントはされないようです。こちらの駐車場で止められるのは、普通車150台、大型車(乗車定員30人以上)20台となっています。観光のピーク時期は満車になることもありますが、止められる台数が多いので空くのも早いです。

駐車料金をかけずに車を止めたいとお考えでしたら、明日香歴史公園の「石舞台地区駐車場」を利用されてはいかがでしょうか。普通車14台と身障者用2台が駐車可能です。すぐに満車になるので、早い時間に到着した方が良さそうです。繁忙期は、こちらの駐車場は駐輪場となり、利用できなくなりますので、お気を付け下さい。

石舞台古墳は歴史が詰まった絶景スポット見出し

奈良県・明日香村『石舞台古墳』の情報をお届けしました。石舞台周辺にはいくつも古墳がありますが、ここまでオープンに観られる古墳は、そう多くは無いでしょう。桜の時期にはライトアップやイベントも楽しむことができます。明日香村へ足を運んで、古の時代の雰囲気をじっくりと楽しまれてはいかがでしょうか。

奈良で古墳めぐり!有名スポットからおすすめ観光地までご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
奈良で古墳めぐり!有名スポットからおすすめ観光地までご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
「国のまほろば」と称された奈良は、大和時代から国の政治の中心地でした。そんな奈良県には、有名な古墳群が3つあり、中には天皇の陵墓や権力者の古墳も数多く残されています。今回は、古墳王国奈良から、古墳めぐりにおすすめのスポットやアクセス方法をお伝えします!
投稿日: 2018年1月7日最終更新日: 2020年10月8日

アイコン

RELATED

関連記事

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote