ぎばさは秋田の郷土食!栄養効果や食べ方紹介!地域ごとに呼び方が変わる?

2018年1月26日 (2018年7月15日最終更新)

最近、ぎばさという食べ物がブームになっています。このぎばさは特に日本海側では古くから食用として親しまれてきたのですが、栄養などの面ですぐれた効果があると言われて、人気となったのです。そんなぎばさの食べ方や栄養効果について紹介します。

目次

  1. ぎばさは秋田の郷土食
  2. ぎばさとは?
  3. ぎばさの呼び方はいろいろ
  4. ぎばさの歴史
  5. ぎはさの栄養
  6. ぎばさのネバネバ効果
  7. ぎばさの食べ方
  8. ぎばさの保存方法
  9. ぎばさの入手方法
  10. ぎばさで健康アップ

ぎばさは秋田の郷土食

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ぎばさという食べ物を知っていますか?上の写真にある、ご飯の上にのっている緑色のものです。これはいったい何なのでしょうか。実はぎばさは秋田の郷土食で、いろいろな呼び方で親しまれているものなのだそうです。そこで、ぎばさとは何か、ぎばさの体への効果や食べ方などを紹介します。

ぎばさとは?

ぎばさは見ての通り、海藻の一種です。アカモクという海藻を、秋田ではこの呼び方で呼ぶのです。このアカモクは褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科の海藻で、生の段階では赤褐色をしています。それを収穫してすぐにゆでることで写真のような緑色に変化します。

アカモクは北海道から日本全土、ベトナムや朝鮮半島、中国などの浅い海に分布している一年草です。長さは4メートルから7メートルにも成長します。この茎から生える小さな茎の部分を食用にするのです。本州では秋から冬に成長し、冬から春が旬となります。

ぎばさの呼び方はいろいろ

このアカモクは、各地でいろいろな呼び方で親しまれています。ここで説明したように秋田では「ぎばさ」と言いますが、山形では「銀葉藻」(ぎんばそう)、新潟では「長藻」(ながも)という呼び方で呼ばれています。また、山陰地方ではホンダワラを「神馬草」と呼びますが、アカモクを指す呼び方である場合もあるそうです。

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一方秋田では、このホンダワラを「じばさ」と呼び、やはり海藻として利用しています。このように、地域によってさまざまな呼び方があるということは、それだけ古くから郷土食の一つとして各地で親しまれてきたことを物語っています。

ぎばさの歴史

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このぎばさですが、日本各地で獲れるものなのにもかかわらず、日本海側と太平洋側で大きく評価が分かれていた食べ物でした。それは、地域の気候とぎばさの繁殖力が大いに関係しています。

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ぎばさが秋田の郷土食であるということからわかるように、日本海側では各地で古くから郷土食として親しまれてきました。そのことは「ぎばさ」を含めていろいろな呼び方が日本海側で見られることからもわかります。

日本海側は冬になると雪が降り、気温も低いので、野菜などがほとんど育ちません。しかも冬の季節風は昆布やワカメも育ちにくいので、繁殖力が強く荒海でも育つぎばさがたくさん取れる海藻だったのです。そこで冬の食材としてぎばさが郷土食になったわけです。

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一方太平洋側は冬でもワカメや昆布などが育つこともあって、そもそもぎばさを食べることはありませんでした。そればかりか、ぎばさは繁殖力が強いので、ノリやカキなどを養殖するときも邪魔になると言われ、雑草扱いをされていたのだそうです。

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ところが近年、ぎばさの栄養やネバネバの持つ効果が見直され、いろいろな食べ方で消費されるようになってきたのだそうです。食べ方や栄養などについてはこれから詳しく述べますが、新たな評価がされるようになってきた海藻だということが言えるでしょう。

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ちなみにぎばさがいつから食用にされていたのかということですが、なんと一万年前の遺跡から発掘されたのだそうです。さらに奈良時代に作られた「万葉集」には「玉藻」と表現されて、美の象徴として扱われていたのだそうです。ぎばさははるか昔から食材として使われてきた海藻なのです。

ぎはさの栄養

それでは、ぎばさにはどのような栄養があるのでしょうか。栄養といってもご存知の通り、海藻と言えばヘルシー食材の代表格であり、それはぎばさも変わりません。しかしそのヘルシーであるということそのものが、近年ぎばさが人気を集めている原動力なのです。

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特に重要な栄養素として挙げられるのは、次に詳しく述べるネバネバ効果と関係があるので、そちらに回すとして、近年知られるようになった栄養素は「フコキサンチン」というものです。このフコキサンチンはカロテノイドの一種なのですが、ワカメや昆布、ぎばさなどの褐藻類に含まれるものです。

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このフコキサンチン、さまざまな効能があると言われているのですが、どうやら脂肪を燃焼させる効果があるらしいと言われています。しかも抗酸化力もあるとされており、アンチエイジングも期待できるかもしれません。

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それから忘れてはならない栄養素が食物繊維です。海藻100グラム当たりで比較するとワカメやメカブよりもたくさんの食物繊維が入っています。さらにビタミンCやβ-カロテン、ビタミンK、さらに各種のミネラルも豊富でしかもバランスよく含まれているということです。

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このように、効果的な栄養素がたっぷりと含まれているぎばさは、「日本発のスーパーフード」とも呼ばれているのだそうです。ぜひ日常の食事に上手に取り入れて、その栄養や効果を取り入れましょう。

ぎばさのネバネバ効果

納豆など、ネバネバした食べ物は体にいいなどと言いますが、ぎばさのネバネバは納豆のネバネバよりもずっと強いです。ぎばさは前述したように、茎から生える小さな茎の部分をゆでているのですが、それをかき混ぜるだけでネバネバが出てきます。

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実はこのネバネバこそが、ぎばさの美味しさのもとであると同時に、栄養のかたまりと言えます。このネバネバの正体が、よく健康食品などで話題になる「フコイダン」なのです。フコイダンにはさまざまな効果があると言われていますが、食べ物で手軽に取ることができればそれにこしたことはありません。

ぎばさの食べ方

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では、このぎばさですが、どのような食べ方があるのでしょうか。現在市販されているぎばさは前述したように小さな茎の部分をゆでて、細かく刻んだものをパックする形で売っています。つまり既に火が通った状態になっているので、基本的にはこのまま食べるのが食べ方ということになります。

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ぎばさそのものにはそれほど味があるわけではありません。ですからポン酢やめんつゆ、醤油などをかけてよく混ぜるとおいしく食べられます。フコイダンのネバネバ成分をしっかりと摂取したいところです。海藻なので海沿いの郷土食と思われがちですが、秋田では内陸でも冬の食材としてよく食べるそうです。

食べ方としてはそのまま酢の物などにするほか、ご飯にのせれば簡単にぎばさ丼ができます。ぎばさはネバネバが強いため、のどごしがよく、つるりと食べられるので、食欲が今一つというときにもおすすめできる食べ方です。また、豆腐などにのせるとヘルシーな酒のつまみにも、ぎばさそのものにしょうがやみょうが、ネギなど薬味をのせるのもおすすめです。

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また、ぎばさそのものは加熱する必要はないのですが、味噌汁などに入れることもできます。ぎばさそのものを楽しむ食べ方になるので、具はシンプルでいいでしょう。磯の風味がたっぷり楽しめる味噌汁ができます。

ぎばさの保存方法

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つぎにぎばさの保存方法について説明します。生のぎばさは傷みやすいのですが、湯通しされているため、見た目よりも日持ちはします。冷蔵ならば1週間程度は持ちます。しかし、通販などで購入して量が多い、1週間ではちょっと厳しいというなら冷凍も可能です。

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次の入手方法にも関係しますが、ぎばさは小さめなパックになって販売されています。ですから、食べる分のパックを冷蔵し、残りはそのまま冷凍しておくといいでしょう。冷凍すれば半年程度はもつということですから、旬である冬に購入し、夏にさっぱりと食べるのもおすすめです。

ぎばさの入手方法

ぎばさは前述したように、日本海側の各地で普通に食べられている海藻です。ですから、このあたりに住んでいる方や、旅行などで訪れた方はスーパーや市場などで簡単に購入することができます。主要駅前や道の駅などのお土産を売る店などでも土産物として購入できるでしょう。

近くに行く機会はないという方には通販がおすすめです。ぎばさはその栄養効果などが注目されつつあることもあって、ネットショップなどでもたくさん販売されています。ネットショップなどでは冷凍で売っているようなので、前述したように、食べる分だけ解凍すればいいでしょう。

ぎばさで健康アップ

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ぎばさはもともと日本海側の地域で郷土食として食べられていましたが、フコイダンや様々なビタミン、ミネラルなどが含まれていることが知られるようになって、人気食材となってきました。体にいい成分がたくさん入ったぎばさをおいしく食べて、元気な毎日を過ごしましょう。

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この記事のライター
よしぷー

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