ネコリパブリックは大人気の保護猫カフェ！評判や店舗情報を徹底紹介！

ネコリパブリックは全国に6店舗を持つ、猫カフェです。しかし、普通の猫カフェとは違い、すべてが飼い主のいない保護猫たちです。猫を助けるべく里親制度やお世話などに奮闘するネコリパブリックには支持の声が多くあがります。そんなネコリパブリックについて、保護猫や里親のこと、料金や店舗情報、お店のメニューなどネコリパブリックの魅力についてご紹介します。

ネコリパブリックは先ほどもご紹介した通りただの猫カフェではありません。猫パブリックは地域の保護猫団体と一緒に力を合わせ、保護された猫の里親探しをしながら、猫と暮らしたくなるような素敵なライフスタイルを提案していく、新しい形の「自走型保護猫カフェ」と呼ばれています。その活動を支援する声は多く、特に若い層から絶大な支持を得ています。

ネコリパブリックの特徴はそれだけではありません。お客様がネコリパブリックのカフェを利用したり、雑貨屋から雑貨やペットのグッズを購入することによって、そのお金が猫を助ける資金に還元される仕組みになっているのです。お店とお客様が「猫助け」というネコリパブリックの理念を共有して、楽しんで猫を保護する活動に参加することができるのです。

そんなネコリパブリックは全国に6店舗のお店をもっています。それぞれが個性を持ったお店で、6店舗全てまわって制覇した人も。岐阜店、大阪心斎橋店、東京御茶ノ水店、東京中野店、東京駅袋店、広島店とやや東京に集中していますが、全国に店舗があります。個性は違えど全ての店舗がとてもきれいで猫を第一に考えた、優しい雰囲気のお店です。

2014年2月2日にできた岐阜本店はネコリパブリックの第一号店（本店）として誕生しました。「猫を幸せにする自走型保護猫カフェ」を掲げたこちらのお店は、店内にいるだけで猫への愛情が伝わってくるほど、優しい空間となっています。細部まで猫が過ごしやすいように考えられており、猫の遊び場は古民家風の畳の部屋でゆっくりネコと戯れることができます。

ネコリパブリックの岐阜店は、2階建てのおうちがそのままお店となっています。1階はキッチンやカフェスペースなどがあり、カフェスペースのテーブルスペースとソファスペースの間に雑貨スペースがあります。1階のー角にも猫スペースはありますが、2階はまるごと猫スペースとなっています。ちゃぶ台やテレビなど、ほっこりできる空間です。

住所:岐阜県岐阜市正木1982-4 電話番号:058-214-2993

こちらの大阪心斎橋店も猫を本当に大切に思うからこそできたお店です。2014年6月、57匹の猫を飼っていた飼い主が突然逝去し、猫たちは行く場所をなくしてしまいました。そんな子たちの新しい里親を探すべく、このお店ができたのです。1年半心斎橋商店街で営業した後、5階建てビルをまるまる保護した猫のために改装しリニューアルオープンをとげたのです。

1階は猫カフェバーとなっており、カフェやバーを楽しむことができます。次に2階は猫雑貨の蚤の市となっており、猫の雑貨などが並びます。3階は、保護猫カフェで、カフェをしながら猫と一緒にいることができます。4階はなんと保護した猫とお昼寝ができてしまうという何とも魅力的なスペース。5階は保護した猫たちが自由に歩き回れるスペースとなっています。

住所:文京区湯島3-1-9CRANEビル4階 電話番号:03-5826-8920

こちらの東京御茶ノ水店は2015年5月にオープンしたお店です。清水坂下の交差点横のビルあたりをあがって行いくと、見えてくる一見一軒家のようなたたずまいが特徴的です。どこか懐かしい昭和な雰囲気を漂わせる古風な感じをそのままに、レトロモダンな空間を作り上げています。猫もとってもくつろいでいて、こちらも日ごろの喧騒を忘れてゆったりした気持ちにさせてくれます。

また、こちらの店舗の特徴は、猫と一緒に遊ぶことができる個室があるところ。要予約制ですが、猫好きにはたまらないシステムです。人目を気にせずゆっくり猫と時間を過ごすことができます。ちなみに個室料金は平日が猫部屋料金に1時間ごとプラス3000円、休日であれば猫部屋料金に1時間ごとプラス5000円で利用することが可能となります。

住所:文京区湯島3-1-9CRANEビル4階 電話番号:03-5826-8920

2016年にオープンした、東京2店舗めとなる中野店は、りんご猫と呼ばれる猫エイズウイルスキャリアの猫たちばかりが集まるお店です。猫エイズウイルスはよく誤解をされてしまいがちなのですが、陽性であっても発症する確率はかなり低く、また移りにくい病気です。発症率が低いため普通の健康体の猫たちと変わらず長生きをする子も多いのだとか。

そんなりんご猫たちの里親を探す活動をしている中野店も、優しい雰囲気と幸せそうな猫たちが出迎えてくれます。中野ブロードウェイからも近く、買い物の後によるお客様も多いのだとか。営業時間は平日が14時から20時まで、休日と祝日は12時から18時となっています。定休日は水曜日ですが祝日の場合は営業しており、猫好きが集まる優しいお店です。

住所:中野区中野5-68-9AKビル3階 電話番号:03-5942-7166

先ほどの中野店から2か月遅れの2016年9月にオープンした、こちらの東京池袋店はシックなお店の雰囲気が特徴的です。もちろん猫たちの過ごしやすさを第一に考えられた部屋作りですが、人間から見てもモノトーンでそろえられたお店の内装はとっても魅力的。かわいい猫たちが闊歩する中、おしゃれな雰囲気のお店でゆっくりとネコを愛でたり会話ができるお店です。

アクセスは池袋駅西口から地下街の1a出口を目指して地上に出て、マルイの裏側にある、カラオケ横のビル4階にあります。駅から徒歩5分というのも嬉しいところ。営業時間は11時から22時までととても行きやすい時間帯。定休日は木曜日ですが、祝日の場合は営業しているのだそう。お店によって定休日は違うので間違えないように注意が必要です。

住所:東京都豊島区西池袋3-27-3中根ビル4階 電話番号:03-6914-0834

最後にご紹介する広島店は2016年10月にできた一番新しいお店です。このお店は男性など今まで猫に興味があっても接する機会がなかった方々にも来てもらえるようにしたいとの考えでできています。そのためどこかかわいらしい猫カフェのイメージを覆したかったのだとか。広島店はそんなかわいらしいだけの猫カフェではなく、とてもかっこいいカフェのような内装となっています。

広島店で最も大きな特徴は、壁一面に広がる本棚です。この本棚は猫の本ばかりでなく、芸術やデザイン、料理や小説など、さまざまな種類の本がそろっています。本を読みながらお茶を飲んでいたら猫が膝に乗ってきた、なんてことも。もちろんこのお店も里親募集中です。営業時間は平日が12時から20時、休日と祝日が11時から19時で定休日は祝日を除く木曜日となっています。

住所:広島県広島市中区大手町5-5-10栗原ビル2階 電話番号:090-7540-2202

そんな飼い主のいない猫たちをお店で世話し、猫カフェを経営しながら里親募集をしているネコリパブリックが掲げている理念・目標があります。それは、「2022年2月22日までに、日本の猫の殺処分ゼロに」すること。野良猫や、飼い主に捨てられてしまった猫たちは殺処分されてしまうこともしばしば。そんな状態に終止符を打つべく、ネコリパブリックは日々活動しているのです。

そんな目標を掲げるお店だからこそ、ネコリパブリックは猫にとっても優しいお店です。店内はとても清潔で、ちょっとしたところも猫の遊び心をくすぐられるような工夫が多く、店員さんは猫にはもちろん人間にもとっても親切。里親になるのは難しいという方も、このお店で支払う料金などは猫の為に使われるので、「猫助け」ができるとっても優しくてうれしいお店です。

ネコの共和国という名前だけあって、ネコリパブリックには入国する際に専用のパスポートが必要になります。もちろん本物ではなく、ネコリパブリックが発行する専用のものです。ネコリパブリックは猫の共和国のため、入国手続きが必要となるのだそう。「入国確認書」を読んで、パスポート申請書に記入をして、受付に渡せば完了です。

その後入国を許可された方々にはパスポートとビザが発行されます。ちなみに来店の際持ってくるとビザスタンプを押してくれます。スタンプがたまると爵位が上がり、様々な特典が付くのだとか。また、入国時は猫のために、靴下の着用が義務付けられているので履いていない方は持っていきましょう。なお、忘れても靴下は店内で販売しているので安心です。

ネコリパブリックでは店内で軽食やドリンク等のメニューを楽しむことができます。しかも、料金は猫助けに使われるためおいしいカフェを堪能しながら、猫助けができる、嬉しいシステムです。ちなみに喫茶利用だけでも可能です。ドリンクメニューは350円でオーガニックコーヒーや紅茶、フレーバーティ、ハーブコーディアルなどの多彩なメニューがそろっています。

フードメニューは形もかわいらしいネコの手ベーグルサンド（生ハムかサーモン）が600円、ピザがマルゲリータ、ベーコンチーズ、カルツォーネの3種のメニューがあります。スイーツメニューはそれぞれ500円でスコーン、生チョコブラウニー、アイスラスクの3種のメニュー。各々のメニューに猫柄があしらわれていてとってもキュートです。

こちらのおしゃれなカフェはネコリパブリックの系列のお店です。なんと、このお店の売り上げの一部も猫助けの為に使われているのだとか。そんな優しい気持ちがこもったこちらのメニューは、優しくて癒される至福の味わいとなっています。上のメニューはベリーベリーパンケーキで料金は1100円。ふわふわの記事と優しい甘さ、ベリーの甘酸っぱさが大人気です。

また、アールグレイのパンケーキ（1100円）は生地にアールグレイの茶葉を混ぜ込んだ一品で、ふわりとかおる上品な香りが特徴的。上にグラノーラがかかっており、人気を博しています。ですが、もっとも人気があるのが期間限定の焼きりんごとキャラメルのパンケーキ（1100円）。リンゴの甘酸っぱさとシナモン、キャラメルソースがマッチしたファンの多い一品となっています。

ネコリパブリックの料金システムは基本的に全国同じ料金価格となっています。ワンドリンクがついて平日の料金は30分で1100円、60分で1500円、120分で2400円、そして、30分延長するごとに500円がかかります。土日祝日は30分1300円、60分1700円、120分はなく、30分追加ごとに500円の料金がかかります。混雑状況により60分はお断りの場合もあるのでご了承ください。

大阪心斎橋店の3階4階のみは料金システムが異なります。大阪3階のカフェはワンドリンク付きで平日30分1100円、60分1300円、土日祝日は30分1500円、60分1700円となります。30分延長するごとに500円がかかります。4階もワンドリンク付きで平日30分1100円、60分1300円、120分2500円で土日祝日は30分1500円、60分1700円となっています。

ネコリパブリックの里親制度は、子猫だと里親がすぐにみつかるため大人猫を中心に地域ボランティア団体より猫をあずかっています。ネコリパブリックの里親は審査があり、里親の審査の基準をクリアした方のみが里親になることができます。審査に通れば、ネコリパブリックと相談してネコの譲渡日時を決め、お家に猫ちゃんを迎えることになります。

ネコリパブリックでは、商品を購入すると売り上げがネコリパブリックの運営資金になり、間接的に猫を助けることができる仕組みになっています。店舗で雑貨などを購入すれば猫助けになるのです。近くの店舗がなく購入ができない方も、ネコリパブリックが運営する通販サイトがありますので、そちらでご購入いただければ猫助けをすることができます。

ネコリパブリックは猫たちのために奮闘する、猫にも人間にも優しい猫カフェです。積極的に里親が見つかりにくい行くあてのない大人猫を引き取り、里親探しや猫を幸せにするために日々奮闘しています。そんな店内はとてもきれいで居心地がよく、優しい雰囲気で大人気です。ぜひ、猫に少しでも興味のある方はネコリパブリックに訪れてみてください。