静岡の日本酒おすすめ！人気のバーや名店・おいしい居酒屋など厳選まとめ！

日本酒がおいしい地域といえば寒い地域をイメージしますが、静岡県は日本の代名詞とも言える富士山や南アルプスといった山に囲まれた名水の宝庫です。日本酒造りに欠かせないおいしい水の湧く静岡県は日本酒造りに最適の地域なのです。今回は、そんなおいしい水とおいしいお米の育つ静岡で造られる「旨い日本酒」についてご紹介していきます！

静岡県で造られる日本酒の美味しさは、すでにご紹介した通りおいしい水と良質の土壌、そしてその水と土壌で育ったおいしいお米で造られています。おいしい日本酒には「おいしい水とおいしい米」が必要不可欠ですから、それらが揃う静岡県で造られる日本酒はおいしいことで人気があり、地元の人のみならず、全国の日本酒ファンに愛されているのです。

静岡の日本酒をおいしくしているのは、その「水と米」以外に「静岡酵母」というものがあります。日本酒を作っている酒蔵にはそれぞれ独自の酵母というもがあるのですが、この「静岡酵母」は静岡県が開発した独自の清酒酵母なのです。この酵母は7種類もあって、それぞれ特徴があります。この酵母を使うことによって静岡県の地酒が発展したと言えます。

そのそれぞれの酵母はフールーティーな香りと飲みやすくさっぱりとした口当たりが特徴です。通常日本酒がおいしいと言われる寒い地域とは異なり、温暖な気候であるにもかかわらずおいしい日本酒ができるというのはこの酵母のおかげです。りんごのようなフルーティーさやマスカットのような香りなど、様々な特徴の静岡県の日本酒を味わってみてください。

静岡県の日本酒といえば、この「磯自慢」でしょう。この日本酒を造っているのは1830年創業の老舗酒蔵「磯自慢酒造」です。磯自慢は昔ながらの日本酒作りではなく、現代の技術を応用して造られています。ワインのようにテロワールを追求した製法で、フルーティーな香りと奥深さが特徴です。日本酒が好きな人を「これこれ！」と唸らせる日本酒です。

磯自慢はふるさと納税での返礼品としても受け取れる日本酒です。もしもふるさと納税を利用している方はこの磯自慢もぜひ試してみてください。口当たりが良く、鮮魚などの海鮮系の食べ物と相性が良いです。上品な辛口で切れ味がいいので「この金額でこの味が楽しめるの？」と初めて呑む人を驚かせてしまうほどおいしい、静岡民おすすめの人気の銘酒です。

こちらも静岡を代表する銘酒、青島酒造の「喜久酔」です。新酒のうちは多少荒々しさや渋みや苦味といった部分も感じられるかもしれませんが、それは酒がフレッシュな証拠です。このフレッシュさも時間をおくと徐々に落ち着いて行くので、新酒のフレッシュさが苦手な方は時間をおいてから呑むといいかもしれません。

しかし、喜久酔本来の味は品が良く香りが穏やかで、すっきりとした中に深い味わいが感じられる、フルーティーでほんのり甘いお酒です。味わえば味わうほどに旨味を感じられ、日本酒が好きな方の舌を満足させる「旨い日本酒」です。どんな食事とも相性が良いので食中酒としてもおすすめです。この値段でこの味は、コストパフォーマンス抜群です。

こちらの初亀瓢月(ひょうげつ)極吟醸は地元でも愛されているおすすめの日本酒です。地元の酒好きの人でこの日本酒を飲んだことがない人はもぐり、とまで言われるほど人気のあるお酒です。「味があって綺麗な酒」という意識を持って造っている日本酒は、まさに言葉通りの透き通るような味わいで、限定販売の日本酒は即完売するほどです。

初亀の日本酒は、瓢月以外も人気が高く、地元の方も静岡の日本酒の中で1番好き！という声も多い人気ぶりです。甘すぎず酸味がちょうど良く、辛さや苦さも程よい、全てが調和された味わいです。非常に上品で「いい酒を呑んでいる」という満足感を与えてくれます。初亀はどの種類を呑んでもハズレのない、全ておいしいおすすめの日本酒です。

こちらの開運は、明治5年創業の土井酒造場という老舗の酒蔵のお酒です。伝統的な建物の中には最新の酒造設備が整えられています。その最新の設備から生まれる、開運という日本酒は名前の縁起の良さも人気で、お正月などにもおすすめの日本酒です。メロンのようなフルーティーな香りを持つ、すっきりとしているのに後味の旨味が感じられる日本酒です。

こちらの開運も人気のある日本酒なので、取扱店でもすぐに売り切れてしまうことが多いようです。ずっと飲み続けていても飽きることのない味は、刺身などの海鮮とよく合います。最新の酒造から造られる日本酒は、伝統的な味は守り続けて、さらに進化し続けている美味しさを追求した日本酒です。まだ呑んだことのない方は是非呑んでみてください。

こちらのおんな泣かせは「若竹鬼ころし」でよく知られる酒蔵「大村屋酒造場」の隠れた銘酒です。このおんな泣かせという名前の由来ですが、地元の女性たちの「もっと甘く飲みやすい日本酒が欲しい」という声から生まれた年に1度蔵出しされる限定のお酒です。地元女性の要望通りの、口当たりが柔らかで喉越しが良く、旨味のあるおいしい日本酒です。

このおんな泣かせのジャケットは、とても古風な絵で見た目も人気の日本酒です。「これぞ日本！」というジャケットは、海外の人へのお土産にもおすすめです。甘めの日本酒ですが、甘ったるいという印象ではなく、喉にスゥッと入っていく飲みやすい甘さです。程よい吟醸感でバランスが良く品の良い、女性にも男性にも人気の日本酒です。

静岡県には淡麗な辛口の日本酒が多いですが、この正雪(しょうせつ)もまさにすっきりとした飽きのこない辛口の日本酒です。静岡県は駿河湾があり、そこでは豊富な海の幸が獲れます。中でも桜海老の水揚げが有名な地で、この桜海老や地元の魚介との相性が良い飲み口です。バナナのようなフルーティーな香りがあり、辛さと甘さのバランスが良い日本酒です。

この正雪は、常温で飲むと優しい味わいがして呑みやすい日本酒です。しっかりとした吟味があって、ほんのりと感じられる甘みがおいしいです。ガツンとパンチのある日本酒がお好みの方にはもしかしたら少し優しい印象を受けるかもしれませんが、派手さはなくとも香りがふくよかで程よい甘みがすっきりと楽しめる、おいしいお酒です。

志太泉酒造は明治15年創業の酒蔵です。志太泉の「志太」(しだいずみ)は元々の地名で、泉はそこに湧き立つような酒を造りたいという思いから名前がつけられました。酒の仕込みに使われている水は瀬戸川伏流水(軟水)で、この柔らかな水の特徴を生かした口当たりの良い柔らかい酒質です。軽快感の感じられる香りと、口に広がる米の旨味が堪能できるお酒です。

ちなみに番外編として、この志太泉酒造の作る「ニャンカップ」も人気の商品です。日本酒が好きな人も、猫が好きな人も楽しめる猫の絵が可愛いパッケージです。ワンカップというと安酒のイメージがあり、あまり美味し感じがしませんが、このニャンカップは志太泉酒造の定番の酒が味わえる、可愛さでも人気のある日本酒ワンカップです。

こちらの英君はどんな食事にも合うような食中酒として愛されています。その英君を造る英君酒造は、明治14年創業の酒蔵です。英君は爽やかな甘みの感じられる飲み口で、辛すぎず甘すぎもしない、上品な静岡らしい日本酒です。いつまでも口に含んでいたくなるようななめらかさで、ついつい呑みすぎてしまって、気づくと瓶が空いてしまうような日本酒です。

英君が夏酒として出している「英キュン」は、普段の英君とはまた違った味わいを感じさせてくれる日本酒です。甘口ですが、すっきりとしていて飲みやすく、暑い夏の日にもぴったりの日本酒です。舌の上でほのかにはじけるシュワっとした発泡感とミネラル感で夏でもさらっと飲めるように仕上がっています。夏にキンキンに冷やして飲むのがおすすめです。

静岡で地元の日本酒を楽しむのにおすすめの居酒屋さんをご紹介します。まずおすすめしたいのが萬惣屋です。こちらの居酒屋はカウンターにテーブル席、座敷もあって地元の人達で賑わう人気の名店居酒屋です。おすすめのポイントは何と言っても日本酒の品揃えです！静岡県内全ての酒蔵の日本酒を揃えてあって、全て1杯500円で呑むことができます。

飲み放題コースなどのメニューも充実していて、静岡の日本酒も飲み放題メニューに入ったコースもあります。カウンターでしっぽり飲みたい方にも、座敷で宴会を楽しみたい方にもおすすめの居酒屋さんです。日本酒酒場と名乗っているだけあって、日本酒を楽しみたい方にぴったりの品揃えは、まさに日本酒が飲める名店と言っても過言ではなさそうです。

こちらのとんがり坊主は、オーナーが自らその日一番の旬の魚を仕入れてきた鮮度の良い魚を提供してくれるおいしいお魚の名店居酒屋さんです。静岡のおいしいお魚に舌鼓を打ちながら、居酒屋さんでこだわりの日本酒をいただくというのはなんとも贅沢な時間です。高級な日本酒ではなく、日本酒の美味しさが感じられるお酒を厳選して提供しています。

宴会コースなどの充実していて、2時間飲み放題がついたコースが3500円からと、とてもリーズナブルなのも嬉しいポイントです。料理は季節ごとに変わりますので、いつ行ってもおいしいご飯が楽しめる居酒屋さんです。お魚の名店が選ぶおいしい日本酒は、純米酒にこだわっているので、純米酒が好きな方には特におすすめしたいお店です。

こちらは静岡駅からほど近い場所にあるおでんバーRabona(ラボーナ)です。木目調の内装とダウンライトがおしゃれな雰囲気のこちらのおでんバーRabonaは、ノーチャージで楽しめるカジュアルなバーです。日本酒だけではなくビールやカクテル、ウイスキーなども呑むことができる居心地の良いこじんまりとした素敵なバーです。

こだわって全国から集めた日本酒は、純米酒をメインに取り揃えられています。静岡の日本酒は「磯自慢」を味わうことができます。そしておでんバーですから、こだわりのおいしい静岡おでんが楽しめるおでんの名店でもあります。化学調味料を一切使っていない体に優しいおでんは魚介ベースの優しい味わいで、さっぱりとした人気のおでんです。

住所： 静岡県静岡市葵区常磐町1-4-2原田ビル2F 電話番号：054-260-7057

こちらの日本酒バー「こるど」は魚料理のおいしい名店としても有名で、一人でもふらっと入りやすいバーです。隠れ家的なイメージのあるお店の中は、洗練されていて居心地が良く、上質な料理を楽しむことができます。旬の素材を存分に味わえる和の創作料理は魚のみならず、肉や野菜にもこだわっていて、丁寧に調理されてお客さんに提供されます。

こちらのバーで楽しめる静岡の日本酒は季節限定の日本酒から定番のものまで多種に渡ります。静岡の日本酒以外にも全国のおいしい日本酒を提供してくれるので、いろいろな味が楽しめておすすめです。魚のおいしい静岡県にある魚料理の名店で楽しむ料理と日本酒は、静岡旅行を楽しむための重要なポイントです。

住所：静岡県静岡市葵区常磐町1-5-4パレスビル1F 電話番号：054-252-0123

こちらの狸の穴は、日本酒好きが集まる名店として知られています。店内はカウンターのみとこじんまりしていますが、そこがまた名店らしさを醸し出しています。そしてそのカウンターにはびっしりとお客さんが詰まっていて、人気があることが伺えます。日本酒も静岡の銘酒がずらりと揃っており、いろいろな日本酒を試したい方におすすめです。

ご夫婦2人で切り盛りしている狸の穴で呑む日本酒は、他の居酒屋と比べると少々高いかもしれません。しかし、他のどのお店よりも静岡県の日本酒に精通している狸の穴は、いろいろな静岡の日本酒を知るいいきっかけになります。店主のお話を聞いたりしながら自分好みのお酒を探すのに、ぴったりの居心地の良いお店です。

住所：静岡県静岡市葵区両替町2-2-5 電話番号：054-255-6704

いかがでしたか？次に静岡に旅行や出張で行く際には、ぜひ静岡の日本酒を楽しんでみてください。ボトルで買わなくても居酒屋さんやバー、各料理の名店に行けば少しずつ色々な味を楽しむことができます。そこで気に入った日本酒と出会えれば、酒屋さんによって購入してお家に帰れば、自宅でも静岡の銘酒をゆっくりと味わうことができるのでおすすめです！