セブンイレブンのチキンやななチキ！種類や味を他コンビニと比較！

セブンイレブンの新しいチキン「ななチキ」や他の揚げ物について、味の種類、値段をまとめました。ローソンの「Lチキ」やファミリーマートの「ファミチキ」などの情報もあります。進化するコンビニの揚げ物についてスポットライトを当て、チキンなど様々な商品をご紹介します。

セブンイレブンは元々はアメリカの会社でした。日本ではアメリカの本社とライセンス契約を結ぶことにより、コンビニエンスストアとして営業を開始。1974年に東京でセブンイレブン日本1号店が開店しました。今ではアメリカの本社サウスランド社をセブン＆アイグループが完全子会社化するという、逆転現象が起きています。

東京での1号店開店を皮切りに、店舗数を伸ばし続け、今では国内2万店舗を超えるセブンイレブン。ただし満遍なく出店するスタイルではなく、集中して出店するスタイルを取っているため、セブンイレブンがない地域も多いです。沖縄県は2019年度に初の店舗が開店する予定です。これで全都道府県を制覇します。

日本のように、アメリカの本社とライセンス契約した会社が営業するパターンと、セブンイレブン・ジャパンの子会社が営業する2パターンが存在します。例えば中国では、セブンイレブン・ジャパンの子会社、香港のデイリー・ファーム、台湾の統一超商がそれぞれ、セブンイレブンを営業しています。少しややこしい事情です。

ファミリーマートの「ファミチキ」が圧倒的知名度を誇り、ローソンでは「Lチキ」が発売。チキンに関していえば、セブンイレブンは出遅れ気味でした。セブンイレブンでもチキン系の揚げ物はありましたが、セブンイレブンを連想させる名前にするのは「ななチキ」が初めてです。「ななチキ」の値段は1つ税込198円です。

骨付きバージョンの「骨付きななチキ」も発売されています。その分チキンも大きく、値段は1つ税込298円です。全国的に発売されている「ななチキ」とは違い、「骨付きななチキ」は長崎県、福岡県の一部だけで取り扱っているレア商品です。これは現在の情報であり、販売地域は変わる可能性があります。

「ななチキ」、「骨付きななチキ」のアレルギー物質は卵、乳、小麦、大豆、鶏肉です。「ななチキ」のカロリーは1つ201kcal。栄養情報はたんぱく質が15.0g、脂質が11.7g、炭水化物が8.9g、食塩相当量495mgです。「骨付きななチキ」は1つ231kcal。たんぱく質が20.5g、脂質が12.5g、炭水化物が9.2g、食塩相当量が654mgです。

「ななチキ」は全国での発売です。ただし店舗によっては取り扱いがない場合もあります。セブンイレブンの揚げ物商品には地区限定のものが多く、「ななチキ」にも今のところ2種類の地域限定味があります。その味は関西地区の「みそチキ」、東北と九州地区の「ザクチキ」です。この他「骨付きななチキ」も地域限定です。

大阪府と兵庫県の一部に限り、取り扱っているのが「みそチキ」です。名前の通り味噌味がベースとなっており、通常の「ななチキ」と比べると、よりご飯が欲しくなる味に仕上がっています。大きさは「ななチキ」同様そんなに大きくないため、女性でも軽く食べることができてしまいます。値段は「ななチキ」と同じ税込198円。

東北と九州では「ザクチキ」が発売されています。「ななチキ」とは衣が違い、クリスピーなざくざくとした食感を楽しむことができます。販売地域は東北と九州地方。試験的な販売の後、もしかしたら全国で食べられるようになる日が来るかもしれません。衣の効果なのかよりライトに食べることができます。値段は税込128円と「ななチキ」よりも安価。

「ななチキ」の完成度は高いです。コンビニの揚げ物商品ではありますが味もしっかりとしており、チキンも固いだけではなく、柔らかくほぐれます。肉汁もチキンの中に上手く閉じ込められていて、噛むとジューシーな味わいが楽しめます。ただし価格の割には大きさは小さめ。コンビニ価格といって良いでしょう。

「骨付きななチキ」は「ななチキ」では得られない、骨付近の鶏肉のおいしさを味わうことができます。価格は「ななチキ」から100円ほど上がってしまいますが、骨からほろりと外れるチキンの美味しさは格別です。もし長崎県、福岡県でセブンイレブンに立ち寄ることができるなら、一度は食べてほしい揚げ物です。

「ななチキ」や「骨付きななチキ」の他にも、セブンイレブンには様々な揚げ物商品があります。一部ではありますが、いくつか商品をご紹介します。この他にも「炭火焼きとり」が全国的に売られていたり、「アメリカンドッグ」や「フライドポテト」、「ほくじゃが牛肉コロッケ」などの揚げ物があります。

「からあげ棒」は小さめの唐揚げがいくつか串に刺さっている食べ物です。値段は税込123円です。全国販売ですが、一部地域には取り扱いがありません。1番のポイントは食べやすさ。立っていても「からあげ棒」なら簡単に食べることができます。片手で串を持つだけなので、手を汚すこともありません。

「丸から」は1つから買うことができる小さめの唐揚げです。値段は1つ税込60円です。赤いパッケージに入った4つ入りの「丸から」の方が、よく知られているかもしれません。特徴は1つから気軽に食べられること。もちろん「ななチキ」と比べると大きさは小さめ。ただし「からあげ棒」の唐揚げ1つよりは大きいです。

セブンイレブンのチキンといえば「揚げ鶏」という方も多いのではないでしょうか。値段は税込188円です。こちらも1つずつの発売で、紙に包んで渡されます。味は「ななチキ」よりも油っぽい印象。その分他のコンビニのチキンとは差別化されており、セブンイレブン独自の揚げ物といえるでしょう。

「うま辛チキン」は辛いのが特徴のチキンです。そこまで激辛という味付けではありませんが、辛いのが苦手な方や幼い子供は避けた方が無難でしょう。値段は税込198円です。全国での発売ですが、北海道や東京など関東では取り扱いがありません。東京限定の「黒胡椒にんにく味」や北海道、千葉の「ゆず辛チキン」もあります。

種類が豊富で、選択肢が多いのがセブンイレブンの揚げ物の特徴です。その一方で、「ななチキ」以前はこれといったメイン商品が設定されていなかったのか、人気はばらけている様子です。「ななチキ」は完成度も高くこれからが楽しみな商品です。「みそチキ」や「ザクチキ」などの味違いバリエーションにも期待したいところ。

コンビニのチキンで忘れてはいけないのがサラダチキンでしょう。「ななチキ」のような什器での販売ではなく、パック入りでお弁当やお惣菜のコーナーに売られています。ヘルシーでダイエットにも良いということで売れ行きも好調、セブンイレブンに限らず各社が力を入れている商品です。

セブンイレブンでは現在4種類の取り扱いがあります。「サラダチキンプレーン」、「サラダチキンハーブ」、「サラダチキンスモーク」、食べやすく一口大にほぐされている「ほぐしサラダチキン」です。鶏むね肉が使用されているということですが固くもなく、味もしっかりと付けられており食べやすいです。

「サラダチキンプレーン」は卵、乳、小麦、大豆、鶏肉がアレルゲン表示されています。製法などで変わる可能性があるので、食べる際は十分にご確認ください。100gあたり98kcal、たんぱく質は21.7g、脂質0.8g、炭水化物1.0g、食塩相当量1.1gです。内容量はおおよそ115g。こちらも変更になる可能性があります。

セブンイレブンの特徴は「ほぐしサラダチキン」があることでしょうか。通常のサラダチキンは水分、油分が多く含まれているため皿に出したり、裂いてサラダに盛り付けたりと、食べるまでにひと手間が必要です。「ほぐしサラダチキン」はその必要がなく、手間を極限まで減らすことが可能です。時間がないときには嬉しい商品でしょう。

ローソンでも様々な種類の揚げ物を取り扱っています。「ななチキ」や「ファミチキ」と同じタイプといえば「Lチキ」。値段は税込150～160円。コンビニ名から名称を取っているのも同様です。「黄金チキン」や一口大の「鶏から」など、目的別に選択肢が多いのも良いポイントです。ローソンで最も有名な揚げ物は「からあげクン」でしょう。

「からあげクン」はにわとりのパッケージの中に、小さな唐揚げがいくつも入っている商品です。ローソンでも1番推されている種類で、レギュラー味の他、期間限定から地域限定まで様々な種類の味を揃えています。レギュラーと共に取り扱いの多いレッド味は、コンビニの揚げ物にしては辛めに仕上がっています。値段は税込216～268円。

ファミリーマートでもたくさんの種類の揚げ物を購入することができます。ただ、早い段階で看板商品の「ファミチキ」が完成したからなのでしょうか、チキンの取り扱いは種類少なめです。他社にはない「塩つくね串」や「いももち」など、異色の商品も取り扱っているのが特徴です。

ファミリーマートといったら「ファミチキ」でしょう。CMも大々的に放送されており、知名度は抜群です。他のコンビニで「ファミチキ」と注文してしまった、なんていう失敗談もあるくらいです。味の種類も豊富で、安定しておいしい唐揚げチキンを食べることができます。今後も味のバリエーションを楽しみにしましょう。値段は税込180円です。

セイコーマートは北海道を中心に、埼玉県、茨城県にて出店しているコンビニです。北海道の唐揚げといえばザンギ。通常のパック商品で取り扱いがある他、見逃せないのがホットシェフという店内調理システムです。ホットシェフ対応の店舗では、熱々のチキンや揚げ物を注文することができます。

「ななチキ」だけでは物足りない、そんなときに一緒に食べたいおすすめの食品をまとめました。お弁当やおにぎりなどの商品は除き、1～2品増やす場合に絞ってご紹介します。セブンイレブンでは冷凍食品も豊富で、レンジで解凍できる状態であれば、冷凍食品の方が安上がりに済むこともあります。

外せないのがサラダです。チキンを食べた後、野菜が摂りたくなることもあるでしょう。サラダチキンとサラダをミックスさせて、ヘルシーな食事を摂ることもできます。一部を除き、現在ドレッシング別売りのサラダが増えています。ドレッシングの購入も忘れずに。パック入りのサラダやカット野菜も取り扱っています。

パック入りのサラダの中で、おすすめは「明太ポテトサラダ」です。値段は税込148円。明太子を購入しようとすると高価ですし、ポテトサラダを自分で作るのは手間も掛かります。この他、セブンイレブンではパスタサラダやラーメンサラダも発売中です。野菜をディップする「野菜スティック」という商品もあります。

ゼブンイレブンはスープ類も充実しています。季節や地域で商品入れ替えがあります。今の時期だと「ツルもち餃子の野菜中華スープ」が全国的に発売中です。値段は税込298円。餃子がおいしいのはもちろん、野菜をたっぷりと取ることができます。体を暖められるのも大きなプラスポイントです。

食事の後はドリンクタイム。特に唐揚げなど脂分の多い食事を終えた後は、口の中をさっぱりリセットしたいものです。こちらではセブンイレブンで「ななチキ」と購入することができる、おすすめの飲み物をご紹介します。もちろんこの他にも、各種お茶や炭酸飲料を飲んでもさっぱりするでしょう。

口の中をさっぱりさせることができる飲み物といえば、やはりコーヒーでしょう。セブンイレブンにはセブンカフェもあるので、「ホットコーヒー」で一息ついてはいかがでしょうか。値段はレギュラーサイズ1杯で税込100円、ラージサイズでは税込150円です。アイスコーヒーやカフェラテも充実しています。

「ナチュベジ」は発売されたばかりのスムージー。値段は税込178円です。野菜と果物を使ったスムージーで、よくある野菜ジュースよりも濃厚。野菜と果物の成分をしっかりと摂取することができます。肉類を食べすぎてしまったときの強い味方。全国で発売されていますが、一部取り扱いのない店舗もあります。

「のむヨーグルトアロエ」は値段が税込118円で発売されています。口の中が油っぽくなりがちな唐揚げを食べた後、ヨーグルトとアロエの相乗効果で、口内をさっぱりさせることができます。乳酸菌入りで体にも良いのが嬉しいところ。プレーンからいちご、ブルーベリー、みかんと様々な種類が揃っています。

セブンイレブンの「ななチキ」や他の揚げ物の情報はいかがでしたか。「ファミチキ」、「Lチキ」、「ななチキ」と競争の激化するコンビニの揚げ物。食べ比べをしてみるのもおもしろいかもしれません。揚げ物を食べた後は、コンビニのコーヒーやヨーグルトなどを飲んでさっぱりしましょう。