タイ航空の機内食をクラス別にご紹介！美味しいと評判のメニューは人気のカレー！

タイ航空が日本に就航したのは今から58年前の1960年のことです。間も無く就航60年を迎える現在でも日本とタイを週に75便ほど行き交う飛行機会社です。航空会社の専門調査会社によればタイ航空は最高5星の評価に対して4つ星で、顧客満足度も11位という高評価です。では、今回はこの1度は乗ってみたいタイ航空についてご紹介していきます！

タイ航空は航空業界を専門に調査している「スカイトラックス」が選ぶ最高の航空会社の2017年「World’s Best Economy Class」と「Best Economy Class Onboard Catering」と言う2部門で1位を獲得した実力派の航空会社です。もちろん人それぞれ好みも感じ方も違いますのでみんな同じように高評価をつけるかどうかはわかりません。

しかし、一般的に飛行機の機内食はあまり美味しくないと言われている中で多くの人に「美味しい」と認められているのですからある程度の期待はしてもいいのではないでしょうか。Best Economy Class Onboard Cateringと言うエコノミークラスの機内食で1を獲得したタイ航空の食事は、他の飛行機会社に比べてもおすすめできる美味しい機内食です。

最近ではLCCの格安航空会社に乗る機会が多い風潮ですが、LCCとフルサービスの航空会社の飛行機に乗ったのでは旅の始まりから雰囲気にかなりの差が現れます。低コストを求めてLCCばかり選んで乗っていると、たまに乗るフルサービスの飛行機の贅沢さが何倍にも感じられます。しかもタイ航空は旅の始まりからタイ料理を楽しむことができます。

たとえそれがエコノミーだとしても、食事や飲み物が提供されるだけでリッチな気分になれます。しかも最近ではフライトの価格が以前ほどLCCと差がなく、食事がきちんと提供される航空会社の方がお得な気分になれておすすめな場合もあります。また、長時間のフライトならば、たとえエコノミー席でもLCCよりもゆったり座れて体も楽に旅ができます。

タイ航空の機内食で提供されるのは、ソフトドリンク以外にもビールなどのアルコールを飲むこともできます。もちろんこの料金も全て航空チケット代に含まれていますので無料で飲むことができます。そしてこの便はタイ航空ですから、タイのビール「シンハー」も飲むことが可能です。タイに到着する前の飛行機の中からタイを味わえる素敵な航空会社です。

そのドリンクサービスの時に一緒にもらえるおつまみが、日本人なら誰でも知っている「味ごのみ」というおせんべいです。これはビールとの相性もいいですし、おやつとしても日本人で嫌いな人はあまりいないと思います。なぜこの味ごのみがチョイスされているのかはわかりませんが、いつもこの味ごのみがスナックとして提供されている様です。

そしてタイ航空では機内食を事前にリクエストしておくことが可能です。世の中には様々な宗教の人や健康、志向の人たちがいます。肉を食べない人たちもいれば、野菜以外は食べない人、豚肉だけ食べない人など様々な食事規制を持つ人たちがいます。その人達も機内食を食べることができるように事前にリクエストしておくことで自分用の食事が提供されます。

そのリクエストできる内容はとても種類豊富です。ヒンズー式ベジタリアン食やユダヤ教徒用食、糖尿病用食やシーフードミール、ベジタリアンミールなど、ここに記載するには多すぎるほどの項目から自分のスタイルにあった食事を選択することができます。宗教、病気、志向などそれぞれの人たちが同じように食事できる嬉しいサービスです。

宗教上食べない、病気で食べられない、ビーガン食の人、それぞれ食事するものは違いますが、同じ航空料金を支払っているのには間違いがありません。ですから食事の選択肢が与えられるのはとてもありがたい事です。通常機内食といえば選択肢は牛肉、鶏肉、魚、卵などです。どれも食べられない人にとってはとても長いフライトになってしまいます。

タイ航空を利用する際に、日本の夜出発してタイに早朝着く深夜便、またはその逆でタイを夜出発し日本に早朝着く深夜便は、時間を有効に使える事でとても人気があります。しかし、深夜便を利用する際に機内で出される食事は、離陸後に軽食が提供され、着陸の2時間前に朝食が提供されます。

もしもタイ航空での食事を最大限に楽しみたい方には深夜便で提供されるこの朝食は物足りないかもしれません。朝食となるとやはりタイ料理感は薄く、軽い食事になってしまいます。オムレツやハム、ポテトと言ったいたって普通のメニューになる事が多いでしょう。もし機内食でタイ料理を味わいたい方は、深夜便はおすすめしません。

そしてもう一つ深夜便に乗る際に気をつけたいのが「提供される食事が着陸の2時間前」という事です。もし機内食がすぐ出てくる事を期待して搭乗してしまうと、しばらくお腹を空かせて我慢しなければなりません。ですからもし深夜便に乗る際には、事前に食事を済ませておく事をおすすめします。

タイ航空のエコノミークラスの食事は、どれを選んでも比較的ハズレはありませんが、その中でもタイカレーはハズレのない美味しさで人気です。タイカレーはとても本格的な味付けですが、日本人の口にも合う美味しいカレーです。辛いものが苦手な方には少し辛いかもしれませんが、他のメニューよりも頭一個分美味しく、美味しく食べる事ができます。

中でもチキンカレーの美味しさは定評があります。もしタイ航空を利用した際に機内食のメニューがチキンカレーだった場合は、迷わず選んでみてください。機内食で味わえる食事のクオリティーとは思えない本格的な美味しさです。スパイシーな香りとチキンの旨味、タイ米とカレーが絡み合う美味しさはもはや説明不要です。

エコノミークラス機内食第1位のタイ航空ですが、ビジネスクラスの機内食はどのような感じでしょうか。まず、ビジネスクラスに乗った事のない方に説明すると、どの航空会社でも、エコノミーは銀色のアルミで包まれたメインの食事が出てきますが、ビジネスクラスになると、きちんとした食器に食事が盛り付けられて出てきます。

それだけでエコノミーとビジネスクラスの差を感じざる終えませんが、食器だけではなく食事の内容も全く違います。まずは食前酒のシャンパンが提供され、それから食事、デザートと続いていきます。シャンパンももちろんきちんとしたシャンパングラスで提供されます。運が良ければヴーヴクリコのシャンパンが飲める事もあります。

ビジネスクラスの機内食の肝心のお味の方は、エコノミーと比べてもさほど変わりはないようです。メニューの種類や品数、デザートなどはもちろんビジネスクラスの方が断然上ですが、エコノミーでも十分美味しい食事が楽しめるタイ航空では、ビジネスクラスの機内食は十分美味しいのですが、期待が大きすぎると少しがっかりするかもしれません。

タイ航空の機内食のリクエストは、宗教や志向の食事の違い以外にも、子供用の「チャイルドミール」というメニューも選択する事ができます。大人と同じ食事では味付けが辛すぎたりすることもありますから、この子供用の食事をリクエストできるのはとてもありがたいです。デザートなども子供が好きなプリンやアイスなどがついています。

子供用の機内食をリクエストしておくと、軽食も大人と子供では違うメニューが提供されます。大人にはカレー味のパイが提供され、子供にはサンドイッチといった具合に違います。ですから、大人用の食事をまだ食べる事ができない小さなお子さんを連れてタイ航空に乗る際には、事前に子供用の食事をリクエストしておくと便利かもしれません。

タイ空港の機内食は、タイに着く前からタイ気分を味わうことのできる美味しいタイ料理です。エコノミークラスで味わえる本格的なタイ料理の数々は、何度も乗って食べたくなります。そして日本に着く最後の最後までタイ気分を味わえるので、タイを出発してもまだもう少しだけ余韻に浸って入られます。タイに行く際はぜひタイ航空を利用してみてください！