椿山荘のアフタヌーンティーがおすすめ！予約の可否・服装・土日の混雑状況は？

東京文京区の閑静な住宅街を抜けたところに突如と広がる広大な土地。その敷地には有名なホテル椿山荘東京の庭園があります。その広大な景色を見ながら楽しめる椿山荘のラウンジ「ル･ジャルダン」では様々なアフタヌーンティーが提供されており、長年ファンに愛されてきました。今回はそんな椿山荘のアフタヌーンティーの土日の混雑状況、予約の可否やドレスコードについてご紹介します！

最近の東京のホテルなどではアフタヌーンティーを楽しめる場所が増えてきていますが、その中でもアフタヌーンティーはとても歴史が長ことで有名です。ホテルのラウンジ「ル･ジャルダン」で初めてアフタヌーンティーが提供されたのは1992年のことで、当時の都内のホテルでは初めてのことでした。ティーラウンジからは庭園内に立つ三重の塔を望め、とても優雅な気分にさせてくれます。

このあたりはなんと南北朝時代から景勝地として知られていました。江戸時代にはかの有名な俳人、松尾芭蕉が椿山荘のお隣に住んでいたことでも有名です。明治時代になると軍人で貴族院のメンバーであった山縣有朋がこの広大な土地を購入し、そこに立てた豪邸を「椿山荘」と名づけました。それが今ある椿山荘のはじまりと言われています。戦後は多くの人の手により1万本もの樹木が移植され、名園椿山荘は見事に蘇りました。

そのような歴史に鑑みながらアフタヌーンティーを楽しむことにより一層庭園へ理解も深まり、アフタヌーンティーを楽しめそうです。ちなみにアフタヌーンティーに訪れた客なら誰でも（時間制限がないメニューであれば）庭園を散歩できます！是非、混雑する土日の待ち時間に散歩に出かけてみましょう。

最近ではタキシードなどのドレスコードがなく、カジュアルな服装でも入れるホテルのラウンジが増えていますが、椿山荘の「ル･ジャルダン」もそのひとつです。基本的にはトレーニングウェアでなければ大丈夫ですが、アフタヌーンティーは英国の上流階級からはじまった比較的格式高い文化のため、厳格なドレスコードがなくてもきちんとした服で行く事をおすすめします。そうすることで周囲から浮くこともなく雰囲気になじみやすくなります。

どうしてもドレスコードが気になる方は、「ル･ジャルダン」に事前に電話確認する方法があります。ドレスコードはなくても普段お客がどのような服装でアフタヌーンティーを楽しんでいるのかを場合によっては教えてくれると思います。ドレスコードをお店に確認することはマナーを大切にしている事になるので、恥ずかしくはありません。

英国のアフタヌーンティーは1870頃からはじまりました。社交がもともとの目的なので、同席の相手と一緒に紅茶の味や使用している陶磁器、インテリア、相手の服装などありとあらゆる会話を楽しみながらお茶をいただきます。一緒に提供される軽食もゆっくりといただきます。このためドレスコードがあるのも納得です。

イギリスの午後の紅茶には主に3種類あり、ランチの後にデザート感覚でいただくクリームティー、14時頃からディナータイムまでの間に軽食と一緒にいただくアフタヌーンティー、ディナーと同じ位置づけにあるハイティーです。こうして見ると、古今東西にわたるお茶の文化も多種多様であることが分かります。

椿山荘「ル･ジャルダン」のアフタヌーンティーは平日の予約が可能です。椿山荘のアフタヌーンティーは平日でも混雑するので予約をしてから行った方が無難です。ウェブでの予約も前日までならできます。また当日は電話予約のみとなるので、「ル･ジャルダン」に直接電話して予約しましょう。

土日祝日は基本的には予約が不可能となっています。そのうえ、土日のアフタヌーンティーは混雑するので待ち時間が発生します。どうしても、予約をしてからゆきたい人には「一休.com」から予約をできるメニューがあります。ぜひ、こちらからウェブ予約をしてゆきましょう！

土日祝日は基本的には予約ができないため、予約をせずに行く場合の時間の過ごし方などをご紹介します。「ル･ジャルダン」に行くとまずウェイティングリストに記名するようにいわれます。「ル･ジャルダン」のアフタヌーンティーは人気があり非常に混雑するため、朝から行ってウェイティングリストに記名する人も少ないようです。土曜日は朝9時30分からの記名が可能で12時からアフタヌーンティーをいただけます。

席の準備が整うと記名の際に記載した自分の携帯電話にお知らせの電話が入るようになっています。その間、庭園を散歩したりラウンジのソファーでゆっくりしたりと自由にリラックスして過ごせます。この神社間を利用して先にお土産用のスコーンなどを購入する人もいるようです。土日はとても混雑するので長い時には2時間30分から3時間ほどかかります。気長に過ごせるように本などを持参してゆくのも良いでしょう。

椿山荘のアフタヌーンティーには季節のメニューも数多く用意されています。春には桜をイメージさせる華やかなスウィーツが並ぶ「桜アフタヌーンティー」や、母の日限定のメニューも用意されています。この母の日限定のメニューにはロクシタンのギフトがついてくるので、母の日のプレゼントとして母親を招待するのがおすすめです！

予約なしの当日メニューだと6,980円しますが、一休.comから予約すると40％割引になり4,180円でいただけます。当日は混雑が予想されるので予約していく事をおすすめします。その場合は前日の18時までに予約する必要があります。また、予約の際の座席・景観指定などはできないので注意しましょう。季節感のあるスコーンやサンドウィッチだけでなく、ゼリーやシュークリーム、タルト、ムースなどが提供されます。

このメニューでは野菜の甘みを生かした軽食が提供されています。なかでも人気はスコーン3種（プレーンスコーン、ホウレン草のスコーン、とうもろこしのスコーン）です。また、赤キャベツをたくさん使った白あんシュークリームや2色のパプリカと焼茄子のトマトゼリーも、「ベジタブルアフタヌーンティー」ならではの野菜がたっぷり摂れるメニューです。

「ベジタブルアフタヌーンティー」のメニューは野菜嫌いの人や子供でも食べられるのでおすすめです。その他、タルトやムース、サンドウィッチ、チリコンカンが乗ったオープンサンド、キッシュ、ベーグルサンドなどがいただけます。紅茶は20種類の茶葉から選べ、おかわりは自由です。子供専用のメニューはありませんが、年齢制限や席の制限も全くなく子連れでも行きやすいのが特徴です！

このメニューは時間に制限がないので気の行くままアフタヌーンティーを楽しめます。平日は予約ができるので、詳しい時間制限などについては椿山荘「ル･ジャルダン」に直接電話で問い合わせましょう。一休.comで予約すると通常料金4,180円が9％の3,800円とお得ですが2時間制なので、ゆっくりアフタヌーンティーを楽しみたい方には「ル･ジャルダン」で直接電話予約、またはウェブ予約をした方が良いでしょう。

「ベジタブルアフタヌーンティー」は混雑する土日祝日に予約することも可能です。それは、一休.comから予約する場合です。料金は4,180円と少し割高で2時間制の時間制限もありますが、時間があまりなくて少ない時間を有効に利用したい人にはおすすめのメニューです！

もう一つの定番メニューで人気があるのが「蛍アフタヌーンティー」です。スコーンは3種類のスコーンが楽しめ、プレーンスコーン、夏みかんとタイムのスコーン、黒ゴマのスコーンがいただけます。ローズマリーのチョコレートプランターやパルメザンチーズとくるみのフィナンシェといったユニークな品目をいただけるのが特徴です。

その他に黄色のタピオカとすみれ香るジュレ、アップリコットムース、タルト、プチブリオッシュバーガー、おかひじきとちきんのサンドウィッチ、ケークサレ・カプレーゼなどをいただけます。紅茶は飲み放題で、20種類の茶葉から選べます。こちらのメニューは庭園内で見れるの蛍の光をイメージして作られただけあり、黄色を基調とした見た目の美しさが特徴です。

このメニューは「ベジタブルアフタヌーンティー」と同様、平日の予約が可能です。また、椿山荘「ル･ジャルダン」から電話予約またはウェブ予約した場合、時間制限なし（4,180円）で楽しめます。一休.comから予約すると2時間までの時間制限がありますが、9％割引の3,800円とかなりお得です！

「蛍アフタヌーンティー」は一休.comを通して予約すると混雑する土日祝日でも予約が可能です！その場合は「ベジタブルアフタヌーンティー」と同様に2時間制で4,180円です。また、メニュー内容は平日と一緒です。子供用の「蛍アフタヌーンティー」はありませんが、「キッズ・アフタヌーンティー」（1,600円）が別に提供されているので、おすすめです。

シャンパンが無料でついてくる「タイムセール」がとても人気です。この「タイムセール」のメニュー内容は「ベジタブルアフタヌーンティー」と一緒です。普段なら「ベジタブルアフタヌーンティー」だけでも4,810円で、それにシャンパン2,200円がついて6,380円です。「タイムセール」は一休.comから予約する必要がありますが、なんと40％割引の3,800円でいただけます！

「タイムセール」は時間制限があり2時間までとなっています。予約可能な時間は12時から20時までとなっています。シャンパンと「ベジタブルアフタヌーンティー」がセットになっていて、しかも「ベジタブルアフタヌーンティー」の通常料金よりも安価なのでとてもお得です！ぜひキャンペーンが終わる前にぜひ行ってみましょう。

夜にハイティーを楽しみたい方におすすめなのが18時以降に来店することです。こちらも一休.comからの事前予約が必要となりますが、18時以降に来店することで「ベジタブルアフタヌーンティー」のメニューが16％割引の3,500円となります。こちらは時間制限があり2時間までとなっています。紅茶はおかわり自由で、20種類の茶葉から好きなものを選べます。

入店の時間も決められており18時から19時までとなっています。お仕事の帰りに恋人や友人とふたりで立ち寄るのにもおすすめです。また、お子様の同伴も可能で、特に制限もないので家族でアフタヌーンティーを楽しむのにもおすすめです。こちらは平日のみの予約が可能なので気をつけましょう。仕事帰りに立ち寄る場合はドレスコードに注意しましょう。予約は2ヶ月まえから来店の1日前まで行えます。

アフタヌーンティーをディナーの時間に楽しみたいが、もっとしっかりと食べたいという方におすすめなのが「シャンパンとローストビーフ付きハイティー」メニューです。このメニューは椿山荘「ル･ジャルダン」で直接電話予約またはウェブ予約すると5,500円（時間制限なし）ですが、一休.comから予約することによって18％割引の4,500円でとてもお得にいただけます。

人気のメニュー内容はまずは食前酒がおひとり1杯までのグラスシャンパン、三段オードブルスタンド、シェフ特製ローストビーフ、デザート、コーヒーまたは紅茶となっています。このメニューには90分フリードリンク2,000円をオプションでつけることも可能です。一休.comからメニュー予約をした場合90分までの時間制限があるので気をつけるようにしましょう。食後は夜の庭園を散歩することも可能です！

椿山荘でアフタヌーンティーを楽しんだ後はスコーンなどをお土産として購入することが可能です。アフタヌーンティーで提供されるものと同じスコーンが購入できる「ペストリー＆チーズショップ」はラウンジと同じ階にあり、待ち時間などにふらっと立ち寄るにはとても便利です。このお店のスコーンはとても人気でアフタヌーンティーの後に行くと売り切れもあるので、アフタヌーンティーの前に立ち寄ることをおすすめします。

椿山荘へのアクセスはバス、車、タクシーがおすすめです。JR山手線目白駅で下車し、バスの5番乗り場から「都バス新宿西口行き」、または8番乗り場より「川村学園行き」に乗り「椿山荘前」で下車するとホテルの目の前で下車できます。地下鉄利用の場合は千代田線千駄木駅で下車後、文京区コミュニティーバス「Bぐる」に乗り換えると椿山荘の前で下車できます。

目白駅からタクシーを乗る場合は、所要時間は7分、料金の目安は1,000円ほどです。車でのアクセスの場合、椿山荘の駐車場を利用できます。駐車場の収容台数は400台で、アフタヌーンティーで訪れる場合は3時間無料となっています。その後30分ごとに500円かかるので気をつけましょう。

ホテル椿山荘東京のラウンジ「ル･ジャルダン」でアフタヌーンティーを楽しむ方法や予約の仕方、ドレスコードなどについて紹介してきました。土日祝日はとても混雑するので、時間に余裕を持って朝からウェイティングリストに記名するか、一休.comで予約してから行くのが良いです。トレーニングウェアなどはドレスコードがあるので、気をつけましょう。椿山荘「ル･ジャルダン」でアフタヌーンティーを楽しみましょう！