「博多 一風堂」本店限定のメニューが超濃厚！元祖豚骨スープの魅力とは？

九州の中心として非常に栄えている福岡。名物料理が数多くあり非常に人気が高い福岡には多くの韓国客が季節を問わず訪れています。そんな福岡の名物の中でも特に人気が高いのが豚骨ラーメンです。人気店には観光客のみならず地元の方も行列を作るほど。そんなラーメン激戦区の福岡でも特に人気が高いのが一風堂です。いまや全国チェーンとなった一風堂について紹介します。

「博多一風堂」の名前を耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。博多一風堂は、日本全国のみならず、海外にも進出しているチェーン店です。1985年に福岡市中央区大名にオープンして以来、日本中に店舗を増やしています。また、ニューヨークをはじめとし、香港や台湾、パリなど世界にも進出しておりその勢いはとどまるところを知りません。

一風堂の名前を全国区にしたのは、1997年にテレビ東京で放送された「TV チャンピオンラーメン職人選手権」でチャンピオンに輝いたことです。2000年には日清食品と共同開発でラーメン業界初の店名入りカップ麺を発売しました。コンビニなどで見かけたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。

また、2009年から6年連続で「ミシュランガイド」にも掲載されています。世界が認めた間違いない味、それが一風堂の魅力です。そんな全世界に店舗がある一風堂ですが、その中でも福岡市中央区大名にある本店では、そこでしか食べられない限定メニューがありその味を求めて多くの方が訪れています。

それでは、一風堂本店の店舗基本情報を紹介します。まずは一風堂本店のアクセス方法ですが、一風堂本店は福岡市中央区大名にあり、西鉄福岡天神駅から徒歩5分ほどの場所にあります。天神西通りから少々路地に入った場所にあり、専用の駐車場はありませんので車で行かれる場合には近隣の有料駐車場をご利用ください。

営業時間は曜日によって変わります。月曜から金曜・祝前日の営業時間は11時から22時まで、土日祝の営業時間は10時半から22時までとなっています。曜日によって営業時間が変わりますので注意してください。店内は個室はなく、全席禁煙となっています。

続いて、一風堂本店の店内の雰囲気はどのようなものなのでしょうか。1985年に創業した一風堂本店ですが、その当時はラーメン店といえばなかなか女性は入りづらい雰囲気でした。しかし、その雰囲気を変えたのが一風堂であり、当時としては非常に斬新でおしゃれな店舗をオープンさせたのです。

まず店舗に入る前に気づくのが木製の大きな看板でなないでしょうか。一風堂といえばこの独特の木製の看板を思い浮かべるという方も多いです。入口の前には椅子があり、営業時間の前から座って並んで待っていらっしゃいます。入口の間口は狭くなっているので注意してください。

店内はウッディな雰囲気で、モダンでおしゃれなので女性が一人でも気軽に入ることができます。カウンター席とテーブル席があり、BGMにはジャズが流れておりまるでラーメン屋ではなく別のおしゃれなダイニングにでもいるような気分になることができます。

また、営業時間前から行列ができていることもあり。土日祝や連休などは営業時間中常に満席だということもあるほどです。時間帯によってランチセットなどもあり、特に営業時間内ではランチタイムやディナータイムが混雑していますのでパッと入りたいという方は営業時間内でも15時から17時までの時間帯が狙い目です。

そんなモダンでおしゃれな雰囲気の一風堂本店には、本店限定でしか食べられないというメニューがあります。その味を求めて日本全国からラーメンファン、一風堂ファンが営業時間にあわせて朝一で訪れてくるほどなんです。そんな一風堂本店の限定メニューを紹介します。

一風堂本店の限定メニュー1つ目は「元祖白丸元味」です。こちらは一風堂創業当時の濃厚な博多ラーメンを復刻したものとなっており、全国で本店でしか食べることができません。値段は720円、チャーシュー増しは920円です。替え玉は130円、替え玉の賞は80円です。その他にも有料でもやしやねぎ、きくらげ、煮卵、のり、明太子チャーシューをトッピングすることができます。

元祖白丸元味の基本トッピングは、チャーシュー・きくらげ・ネギ・煮卵・もやしです。チャーシューは豚か鶏を選ぶことができます。麵は細麺ストレートで、小麦の香りをしっかりと感じることができます。歯切れの良い麺になっており多くの方が替え玉を注文するとのことです。

スープには大量の背油が入っており、非常に濃厚です。東京などの他店でいただく場合よりも濃厚なスープとなっていますが旨味とコクがありあっさりと飲みやすく美味しいです。豚骨の香りがしっかりと感じられますが、豚骨独特の臭みなどはなく後味がすっきりしています。他店と食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。

続いて、一風堂本店の限定メニュー2つ目は「元祖赤丸新味」です。値段は820円で、チャーシュー増しは1020円です。替え玉や有料トッピングは元祖白丸元味と同様となっています。こちらも一風堂本店でしか食べることができない限定メニューとなっておりこの味を求めて来るお客さんも多いです。

元祖赤丸新味は、元祖白丸元味と比較すると革新派と呼ばれています。自家製の香味油と辛味噌を加えてあり、スープに少しずつ溶かして食べることによって味が変わっていきます。一口食べるごとに味わいが変わるので気づいたらどんどん食べ進んでしまう、というラーメンです。

こちらの豚骨スープも臭みがなく優しい口当たりで、ミルキーな味わいです。そのまま食べても美味しいのですが、辛味噌を溶かすことによって全く違う味わいになります。コクと香りを味わいたい場合はこちらの元祖赤丸新味がおすすめです。

一風堂本店では、お得なランチセットがあります。こちらは平日11時から15時までの限定で注文できるセットとなっています。営業時間は平日は11時から22時までの通しとなっていますので、ランチセットが注文できる15時ぎりぎりに入店するという方は気を付けてください。

ランチセットですが、お好きなラーメンにプラス100円で餃子5個とご飯をセットにすることが可能です。ご飯はお代わりが自由となっており、沢山食べたいという男性に特に人気のセットです。餃子は一口サイズのもので、餡がたっぷり入っておりジューシーで美味しいと好評です。

美味しいと人気が高い一風堂のラーメンですが、スープや麺、トッピングなどすべてにこだわって作っており創業当初の原点を守りながらも革新を続けています。創業以来長年のファンがいるほどの一風堂ですが、その美味しいラーメンを作るこだわりについて紹介します。まずはスープについてです。

福岡のラーメンといえば豚骨ラーメンが代名詞となっているように、一風堂でも豚骨スープにはこだわって作っています。濃厚な風味の中でもさらりとしており後味がすっきりしているので一度食べると何度でも食べたくなるリピーターが多いのが一風堂の魅力です。

一風堂のスープは、独自の「熟かさね製法」をしており、味の深みを出しています。スープ釜は特注のものを使用しており、18時間炊き上げたあとに丸い日に低温熟成させています。これだけの時間と手間をかけて作った豚骨スープはなめらかでまろやかになっており様々なラーメンのベースとして使われています。

スープに続いて、こだわっているものが「麺」です。ラーメンのスープによって麺を使い分けているほどのこだわりの麺は、専用の小麦を使用しています。数種類の小麦を独自にブレンドし、ラーメン専用の小麦を加えるほどの手こだわり。小麦本来の風味やのどこしを追求した麺はスープにぴったりです。

スープ、麺と続いてこだわるのがトッピング。ラーメンのトッピングの中で一番好きなのがチャーシューだという方も多いでしょう。そんな人気のチャーシューにも一風堂はこだわっています。一風堂のチャーシューは「かさね炊きチャーシュー」と呼ばれており、カタとバラを両方楽しむことができます。

一風堂のチャーシューの魅力は、醤油ダレが表面だけでなく芯まで染み込んでいることです。どこを食べても秘伝の醤油ダレの味を楽しむことができ、豚肉の旨味が凝縮されており非常に美味しいです。また、使用している豚肉の部位も、しっかりと噛み応えがあるカタととろとろのバラの両方を使用しており二つの味が楽しめるのも人気の秘密です。

一風堂本店ではメインのラーメンの人気はもちろんのこと、サイドメニューも美味しいものが揃っており人気が多いです。特に福岡の名物料理もサイドメニューでいただくことができるため観光客の方からも高い支持を得ています。ラーメンとセットの定番メニューである餃子は、博多一口餃子となっており一口で食べられる小さいサイズの福岡の名物料理です。

また、福岡の名物といえば明太子も有名ですがご飯の上にたっぷりと美味しい明太子をのせた明太子ご飯や、デザートに九州出身者なら誰もが知っているブラックモンブランやミルクックといった美味しいアイスクリームもあり九州を堪能することができます。明太子が苦手という方には白ご飯もあり、白ご飯の場合はお代わりも可能です。

一風堂本店では、卓上に調味料が豊富に揃っており自分で好みの味にすることができるのも魅力の一つです。卓上には柚子胡椒や餃子タレ、ラーメンのタレ、ゴマ、胡椒、ラー油が並んでおりラーメンや餃子に好みの味付けをすることができます。九州なので柚子胡椒があるのもポイントの一つです。

そしてなんといっても外せないのがもやしナムル、カラシ高菜、紅ショウガ、生ニンニクです。特に人気が高いのがもやしナムルであり、ラーメンが提供されるまでに食べたり、お好みでラーメンにトッピングしたりできます。美味しいということで非常に人気が高く、家でも同じ味を作ることができるように一風堂のもやしのタレも販売されているほどなんです。

一風堂本店では元祖白丸新味・元祖赤丸新味という限定メニューがありますが、本店以外の店舗でも限定メニューがあるということをご存知でしょうか?限定メニューを食べるために様々な店舗を回るという一風堂ファンもいるほどなんです。そんな限定メニューを紹介します。

まずは「一風堂かさね味」です。こちらは町田店・銀座店・横浜西口店・高橋店の4店舗限定となっています。もともと2001年に本店限定メニューとして誕生した一風堂かさね味ですが、本店でも限定メニューとして販売していましたが2018年4月に惜しまれる中販売終了してしまいました。

こちらは豚骨と鶏ガラを使ったスープになっており、さっぱりしている中にも深みが感じられます。麺は他のラーメンとは違い中太麺を使用しています。替え玉を注文する場合は細麺になるので注意してください。あっさりとしたスープが美味しいということで固定ファンがいる限定メニューです。

続いて、紹介するのが「百福元味」です。こちらは池田店限定のメニューです。こちらは商品名にもなっているように、「チキンラーメンを開発した安藤百福氏が、もしラーメン店をやっていたら？」というテーマから生まれた醤油ラーメンです。

一風堂といえば豚骨ラーメンのイメージをお持ちの方も多い中、この醤油ラーメンはまた違った味で美味しいと人気が高い限定メニューです。チキン醤油に醤油香味を加えてアレンジしている百福元味、ぜひインスタントラーメン発明記念館に行かれる際にでも足を運んでみてはいかがでしょう。

続いて代々木上原店での限定メニューが「焦がし味噌」です。こちらは、一風堂の姉妹店である「五行」の定番メニューであり、一風堂で唯一提供しているのが代々木上原店です。300度に熱したラードで味噌を焦がしており、香ばしさを加えることでコクのあるスープになっています。麺は平打ち麺を仕様うしておりスープがよく絡みます。
 

いかがでしたか。全国的に人気の一風堂について紹介しました。福岡・大名にある一風堂本店では人気の限定メニューを食べるために全国から多くのお客さんが訪れています。ぜひ福岡に旅行に行かれる機会があれば、営業時間前から行列ができているほどの人気店である一風堂本店に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。