「ひとつぶのマスカット」は共楽堂が誇る人気和菓子！購入できる販売店は？

フルーツを使ったお菓子というとケーキをはじめとした洋菓子を連想しがちですが、近頃は和菓子でもフルーツを使ったものが増えています。そんなフルーツ和菓子のなかでいまメディアを中心に大注目されているのが広島『共楽堂』の"ひとつぶのマスカット"でしょう。今回はこの"ひとつぶのマスカット"の特徴や値段、さらに賞味期限や販売店をご紹介します。

いま大注目の"ひとつぶのマスカット"は広島にある『共楽堂』が販売している和菓子です。いちご大福のように和菓子にフルーツを使うこと自体は決して珍しくありませんが、数あるフルーツのなかであえてマスカットを使うお店は全国的に見てもかなり珍しいです。しかも最近開発したものではなく約40年も前から『共楽堂』で作られている点も驚きです。

広島の『共楽堂』の"ひとつぶのマスカット"はマスカットを1粒1粒丁寧に包み込んだ和菓子になります。これだけを聞くと「驚くようなことじゃないんじゃない？」と感じる人もいるでしょうがこれはかなりすごいことです。当たり前ですが収獲されたマスカットは同じ房のものであっても1粒ごとに大きさが違い、その都度作り方を微調整する必要があります。

和菓子の業界にも現在は機械化の波が押し寄せており、多くのお店がコストを下げるために手作りをやめているお店も少なくないです。しかしながら"ひとつぶのマスカット"を手がけている広島の『共楽堂』ではマスカットを求肥で薄く包み込むことが最も美味しいと考えており、それを実現するために現在でも手作業での和菓子作りに大きなこだわりがあります。

フルーツを使った和菓子を作る上で最も大切なのが新鮮なフルーツを使うことです。広島の『共楽堂』もこの点はちゃんとしており、毎朝もぎたてのマスカットが和菓子工場の方へ届けられます。しかも『共楽堂』では"ひとつぶのマスカット"に使うマスカットの品種にもこだわっていて、最高級品種のマスカット・オブ・アレキサンドリアを使っています。

このマスカット・オブ・アレキサンドリアは「マスカットの女王」という異名を持つほどの品種で、そのまま食べても普通に美味しいマスカットです。広島の『共楽堂』ではこのマスカット・オブ・アレキサンドリアを惜しげもなく"ひとつぶのマスカット"に使っているのです。また『共楽堂』では契約農家にお願いして専用のマスカットを作ってもらっています。

冷静に考えると当たり前なのですが普通にマスカットを食べた場合と"ひとつぶのマスカット"のように和菓子にしてマスカットを食べた場合では口に入れた時の味の感じ方などが微妙に異なります。例えば甘味が弱過ぎると求肥の風味にマスカットが負けてしまいますし、逆に甘みが強過ぎるとほかの素材の味を殺してしまいます。バランスが非常に大事です。

広島『共楽堂』ではどんな味わいのマスカットが和菓子にした時に最も美味しいのかを徹底的に研究し、試行錯誤の結果「少し酸味の強いマスカットがベスト」という答えに行きつきました。ですから"ひとつぶのマスカット"に使われているマスカットはそのまま食べると少し物足りないものの、熟練した『共楽堂』の職人の手にかかると絶品和菓子に変化します。

広島『共楽堂』の"ひとつぶのマスカット"は生菓子なので賞味期限が短いです。市販されている和菓子のように保存料等を使えば賞味期限を延ばすことも可能ですし、賞味期限が長い方が廃棄率も下がりますから販売店としてもその方がありがたいはずです。しかし『共楽堂』では「美味しい和菓子を届けたい」という想いから添加物は一切使っていません。

その結果"ひとつぶのマスカット"の賞味期限は発送日より常温で9日です。ただし、この「9日」という賞味期限は最低限美味しく食べられる期間です。マスカットの鮮度は収穫をしてから時間がたてばたつほど悪くなるのが普通で、同じ9日以内であってもできたての賞味期限最初とギリギリの賞味期限最後とでは口に入れた時の美味しさは雲泥の差です。

広島にある『共楽堂』の"ひとつぶのマスカット"は賞味期限が常温で9日間ですが、販売店では冷蔵庫での保存をおすすめしています。当たり前の話ですが単に「常温」と言っても時間帯や季節によって数度の温度変化はあり、どうしてもその影響を"ひとつぶのマスカット"は味の変化という形で受けてしまいます。そのため冷蔵がおすすめされているのです。

冷蔵庫のなかであれば温度が一定なので味の変化が少なくなり、その結果としてより美味しく"ひとつぶのマスカット"を食べられるのです。また冷蔵庫に入れることでマスカットの鮮度をある程度保つ効果も期待できるので賞味期限の観点からだけでなく"ひとつぶのマスカット"の鮮度の部分を考慮しても変化の少ない環境で保存することをおすすめします。

広島の『共楽堂』で販売されている和菓子"ひとつぶのマスカット"は個数によって値段が変わります。例えば最も少ない4個入りの"ひとつぶのマスカット"だと税込み1296円です。1個当たりの値段が約300円と一見すると高そうに感じますが、食べてみれば値段分の価値があることはすぐにわかるはずです。ちなみにバラ売りは販売店のみで、値段は324円です。

この値段を基準に例えば6個入りのものは税込み1944円で、10個入りのものは値段が税込み5184円です。また"ひとつぶのマスカット"には手土産や贈答用に最適なたっぷりサイズの商品もあります。40個入りのものは値段が税込み12960円で、最もボリュームのある80個入りは税込み25920円です。ちなみに常温と冷蔵とでは値段は変わらず同じです。

普通のお店で贈答用の和菓子を買うとのし代などを別途取られることも少なくないですが、この"ひとつぶのマスカット"を販売している『共楽堂』ではそれらのギフトサービスは値段がかからず基本無料です。のしも5種類ほどあるなかから選べますし、メッセージ入りのオリジナル短冊を添えることも可能です。プレゼントとしてもおすすめの和菓子と言えます。

本当に美味しい"ひとつぶのマスカット"を味わいたいのなら広島にある『共楽堂』の本店へ行くことをおすすめします。先ほども紹介したように『共楽堂』には毎日新鮮なマスカットが届くため、ほかの販売店と比べると並んでいる和菓子は少しレベルが違います。また販売されているのはどれも作り立てですから賞味期限を気にしなくていいのも嬉しいです。

『共楽堂』の本店は最寄り駅が山陽本線の三原駅です。しかもこの三原駅から本店の販売店までは距離が250mほどとかなり近いのも特徴です。さらに線路沿いにあるため初めての人でも迷わずに到着できます。本店の営業時間は午前9時から午後17時までとなっており、毎週日曜日が定休日です。ちなみに本店はイートインコーナーはなくテイクアウトだけです。

住所：広島県三原市港町1-7-27
電話番号：0848-62-4097

観光や仕事で広島まで行ったものの「三原市まで行く余裕はない」という理由から"ひとつぶのマスカット"を諦めてしまう人も多いです。しかし『共楽堂』の販売店が広島駅のすぐ下にあるのでそこを利用すればより気軽に"ひとつぶのマスカット"を味わうことができます。その販売店が『共楽堂』のひろしま駅ビルASSE店で、広島駅から徒歩数十秒です。

『共楽堂』のひろしま駅ビルASSE店が入っている百貨店はフロアごとに営業時間が異なるため来店する場合には少し注意が必要です。ちなみにお目当ての"ひとつぶのマスカット"が売られている販売店はビルの1階にある広島土産エリアで買うことができます。営業時間は午前8時から午後20時までで、お土産にはもちろん小腹が空いた時などにもおすすめです。

住所：広島県広島市南区松原町2-37ASSE広島駅ビル1F
電話番号：082-261-0607

少し前までは"ひとつぶのマスカット"を食べるためには『共楽堂』の本店がある広島まで足を運ばなければいけませんでしたが、現在はほかの地域にも販売店が増えています。そのひとつが東京にある『共楽堂』の小田急新宿店です。この小田急新宿店は東京屈指のターミナルである新宿駅と直通している販売店で、ふらっと買いたい時にはおすすめの場所です。

ちなみに小田急新宿店内にある『共楽堂』の販売店は営業時間が長めなのも嬉しいです。具体的な営業時間は百貨店のものに準じますが、基本的には午前10時から午後20時半までとなっており定休日もほとんどありません。新宿駅とつながっているので小田急新宿店へは電車で行くのがおすすめですが、提携駐車場があるので車で販売店へ行くのも可能です。

住所：東京都新宿区西新宿1-1-3小田急百貨店新宿店B2和菓子売り場
電話番号：03-5323-0677

銀座と言えば東京を代表する繁華街ですが、ここにも『共楽堂』の販売店があります。全国的にも有名な百貨店である銀座三越のなかに『共楽堂』の販売店はあり、東京に遊びに来たついでに"ひとつぶのマスカット"を買いたい時には最適の店舗です。銀座駅から銀座三越店までは徒歩5分とかかりませんし、営業時間も午前10時半から午後20時と幅広いです。

住所：東京都中央区銀座4-6-16銀座三越店B2F
電話番号：03-3562-1111

近畿圏に住む人で"ひとつぶのマスカット"を食べたい場合には大阪にある販売店をおすすめします。それが阪急うめだ店です。和菓子店の『共楽堂』の阪急うめだ店は大阪駅から歩いてすぐの場所にある販売店で、地元の人はもちろん所用で大阪に来た人がふらっと立ち寄るのにも最適な店舗です。ほかにも大阪メトロの梅田駅からも徒歩圏内となっています。

『共楽堂』の阪急うめだ店は営業時間が午前10時から午後21時までとなっていて、クローズの時間が比較的遅いのが特徴です。また大阪を代表する大型百貨店のなかにあるため支払いにクレジットカードを使うことも可能です。テイクアウトのみの販売店になりますが、好立地なので覚えておくと"ひとつぶのマスカット"が食べたくなった時に助かるお店です。

住所：大阪府大阪市北区角田町8-7阪急うめだ本店B1F
電話番号：06-6313-1409

現在『共楽堂』の本店のある広島のほかに東京周辺にも数多くの販売店が作られてはいますが、そうは言ってもまだまだ気軽に足を運べない人の方が多いのも事実です。そんな人におすすめしたいのが『共楽堂』のオンラインショップです。ネット通販であればわざわざ販売店まで行かなくても"ひとつぶのマスカット"をはじめとした絶品和菓子を購入できます。

オンラインショップには"ひとつぶのマスカット"のほかにも美味しい和菓子がたくさんあり、さらにそれらに丁寧な説明が添えられているのでいろいろなスイーツを楽しみたい人にもおすすめです。値段も販売店と同じで、ちなみに購入した値段の合計が20000円以上になると送料が無料になります。ですからネット通販を利用するならまとめ買いがお得です。

ただし『共楽堂』のオンラインショップで"ひとつぶのマスカット"を購入する時には賞味期限に注意が必要です。この"ひとつぶのマスカット"は賞味期限が発送日から9日間です。到着してからではありません。そのため流通が込み合う時期に買うと届くまでに日数がかかり、その結果としてすぐに全部食べ切らないといけないケースも考えられます。

和菓子業界もどんどん新商品が登場しておりいざ買おうとすると迷ってしまいますが、そんな時には広島『共楽堂』の"ひとつぶのマスカット"がおすすめです。40年近く愛され続けている点も美味しさを裏付けています。絶品の和菓子だけに"ひとつぶのマスカット"は一度食べると手が止まらなくなること請け合いで、ぜひ販売店へ足を運んでみてください。