子連れでの海外旅行に人気の国13選！おすすめの観光スポットや飛行時間も紹介！

子連れで海外旅行に行くには、子供の年齢に応じた飛行時間や気候の問題、衛生面、治安、食事のことなど、注意すべき点はたくさんあります。せっかくの海外旅行でお互い負担にならないよう、楽しい思い出になるところを見つけたいものです。ここではその子連れで海外旅行に行くのに最適な人気の国13選を目的別に紹介していきます。

子連れで行く海外旅行には、いろんなタイプがあります。短い距離で近くて安く行けるところを重視するか、本格的に子供を楽しませるテーマパークなどを重視するか、自然と触れ合うことを重視するか、あるいは海外で一番心配な治安のよさを重視するか、など子供の年齢と目的に応じたそれぞれの国の特色を把握して最適な海外旅行を楽しみましょう。

子連れの海外旅行で一番に考えるのが、安くて近くて短い時間で行けるところです。近ければそれだけ短い時間で行けるので、小さい子供にもそんなに負担にはなりません。また航空運賃は、子供二人の4人家族で行くと4倍の料金になるので、費用は出来る限り押さえておきたいもの。まずは、そんな安近短で人気の海外旅行に行くのもひとつです。

国内旅行でも東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンが人気なように、海外でも子供達が喜ぶのは、何と言ってもテーマパークです。人気のアニメや童話の世界、動物やヒーロー達、冒険できるアトラクションなど、海外にはいろんなテーマのテーマパークがあり、子連れでの海外旅行にはぜひとも訪れてみたいメニューのひとつです。

日本は海外の国々と比較すると治安のいい国です。ところが日本に居る感覚で海外の街中を歩いていたりして思わぬ被害に遭遇する場合があります。特に子連れで海外へいく場合には、せっかくの楽しい海外旅行が台無しにならないよう比較的治安のいい海外の国を基準に計画するのも大事です。北欧を中心に治安の良さで人気の海外の国々があります。

子連れの海外旅行で、子供をどうやって楽しませるか悩むところです。特に3歳前後の子供は成長過程もそれぞれ早い遅いがあり、あまりテーマパークなどに興味を示さず、大人だけが楽しんでいたりしがちです。小さい子供ほど、砂遊びや野山を走り回ったり、動物や虫、草花など、自然と触れ合うアウトドアが一番楽しいといった場合があります。

日本から台湾へは、羽田と成田から台湾桃園国際空港まで約4時間の飛行時間で、日本航空、エバー航空チャイナエアラインなどの直行便が運行されています。年間1000万人以上の海外からの観光客が訪れ、近年は、日本人に加えて中国、韓国、東南アジアからの旅行者も増えています。時間も旅費も押さえたい人に子連れで行ける観光スポットです。

台湾旅行で人気のおすすめ観光スポットが、台北市大安区にある24haの広大な大安森林公園です。無料で楽しめる台北の都会のオアシスのような場所で、中でも小さな子供に人気なのが、しっかりした遊具施設がいくつもあるプレイグランドです。他にもブランコや砂場、ローラースケート場まであって、子連れで楽しめる人気の海外観光スポットです。

日本からマレーシアへは、成田からマレーシアの首都クアラルンプールの国際空港まで7時間半の飛行時間で、エアアジアX、マレーシア航空、全日空、日本航空の直行便が運行されています。東南アジアの中でも発展著しい国で、尚且つ400年以上の間、ポルトガル、オランダ、イギリス、日本などの文化が混じり合った特有のマレー文化が残っています。

マレーシアの首都クアラルンプールから車で2時間のところにあるポートディクソンは、人口約10万人の小さな街です。ポートと名がついているように、英国統治時代はイギリス人の保養地としての小さな港町でしたが、近年にビーチリゾートとして開発がなされてから、週末には家族連れなどが大勢詰め掛けるおすすめの観光スポットになっています。

日本からブルネイまでの直行便はなく、東南アジアの周辺都市を経由して行くことになります。マレーシアのクアラルンプールからブルネイ国際空港まで2時間20分の飛行時間です。東南アジアのボルネオ島にあるブルネイは、世界有数のお金持ちの国と言われ、治安も良く清潔で、ゴージャスな観光スポットと昔からの水上集落が混在しています。

ブルネイのジュルドン地区にあるジュルドンパークは、東南アジア最大で最も予算が投じられた遊園地で、ブルネイ政府が10億ブルネイドル、日本円にして約825億円を投じて建設されました。WaterPark、観覧車、メリーゴーランド、ゴーカート、ラフティングなどがあり、子連れで楽しめる東南アジアの穴場的おすすめの観光スポットです。

日本から韓国へは、成田と羽田から韓国ソウルのインチョン国際空港まで約2時間半から2時間40分の飛行時間で、成田からは、日本航空、全日空、大韓航空、アシアナ航空など、羽田からは、大韓航空、アシアナ航空などの直行便が運行されています。日本から最も近い海外で、安近短を実現できる子連れ海外旅行におすすめナンバーワンの国です。

韓国を代表するテーマパークのひとつロッテワールドは、ソウル東南部チャムシルに位置し、世界最大級の屋内テーマパークのアドベンチャーと屋外の湖水公園マジックアイランドで構成されています。パーク内の乗り物や水族館、併設するロッテ百貨店、ホテル、免税店と併せて大人から子供まで家族で楽しめる一大レジャー観光スポットです。

日本からシンガポールへは、成田と羽田からシンガポールのチャンギ国際空港まで7時間25分から7時間50分の飛行時間で、それぞれ日本航空、全日空、シンガポール航空などの直行便が運行されています。シンガポールは、アジアの中でも、安全でクリーンな国として知られ、子連れで行く海外旅行として安心して楽しむことができおすすめです。

シンガポールの中央埋立地にある超巨大な植物園のガーデンズバイザベイは、101ヘクタールもの広さを誇り、ベイサウスガーデン、ベイイーストガーデン、ベイセンターガーデンの水辺に面した庭園で構成されています。無料で楽しめる子供庭園は水遊びエリアとアスレチック遊具が充実して、子連れで楽しめるおすすめの海外観光スポットです

トリップアドバイザーが選ぶ2018年世界の人気テーマパークによれば、ベスト10の中にアメリカのテーマパークが6つも選ばれるほど、アメリカはテーマパーク王国と言っても過言ではありません。何と言っても世界的に有名なウォルトディズニーとハリウッド映画という2大コンテンツがあるだけに、やはり本家本元のテーマパークは海外でも大人気です。

トリップアドバイザーが選ぶ2018年世界の人気テーマパーク、ベスト10の4位に選ばれたのは、ロサンジェルスにあるユニバーサルスタジオハリウッドです。もともとは、1915年に一般客を映画の製作現場に招待したのがその始まりです。現在はUpperLotとLowerLotという2つのエリアに分かれ、7つのアトラクションと5つのショーがあります。

日本からカリフォルニア州ロサンゼルスへは、約10時間の飛行時間で、成田から日本航空、ユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空、羽田から全日空、デルタ航空、アメリカン航空の直行便が運行されています。ハリウッドはアメリカ映画産業の中心都市で、アメリカ映画のことを指してハリウッドというのは周知のとおりです。

トリップアドバイザーが選ぶ2018年世界の人気テーマパーク、ベスト10の2位に選ばれたのは、フロリダ州オーランドにあるマジックキングダムです。ウォルトディズニーワールドリゾートにある4つのパークのひとつで、その中核とも言えるマジックキングダムは、海外にあるディズニーランドの本家本元です。園内は6つのテーマパークに分かれています。

トリップアドバイザーが選ぶ2018年世界の人気テーマパーク、ベスト10の堂々1位に選ばれたのは、フロリダ州オーランドにあるアイランドオブアドベンチャーです。ハリーポッターやジュラシックパーク、キングコング、マーベルコミックなど、お馴染みのハリウッド映画の主役をテーマにした8つのアイランドと呼ばれるエリアで構成されています。

フロリダ州オーランドは、全米屈指の観光保養都市として知られています。残念ながら日本からオーランドへの直行便はなく、乗り継ぎをして概ね15時間から18時間かかります。成田から日本航空を使ってシカゴ、ロサンゼルス、ダラス経由の場合はアメリカン航空で、ボストンとニューヨーク経由の場合はジェットブルーでオーランドまで行きます。

フランス中西部のロワール地方ヴァンデ県にあるレゼペスという町は、パリやリヨンなどの都会とは違う中世期ヨーロッパの古い街並みが残り、のんびりとした海外旅行を過ごせる雰囲気ある町です。この町には、トリップアドバイザーが選ぶ2018年世界の人気テーマパーク、ベスト10の3位に選ばれた海外から絶賛のテーマパークがあります。

フランス人から大人気の中世をモチーフにしたテーマパーク、ピュイデュフー。毎年4月から9月の限定で登場するスポットで、この時期フランスに長期滞在するという家族におすすめの海外観光スポットです。中世の街並みを再現した建物や子供も大人も楽しめるアスレチック設備、大自然の中散歩を楽しめる場所など様々な遊び方ができます。

日本からフランスまでは、成田と羽田からパリのシャルルドゴール国際空港まで約12時間半の飛行時間で、成田から日本航空とエールフランス、羽田から日本航空、全日空、エールフランスの直行便が運行されています。せっかくの長時間のフライトなので、長期滞在して周辺のヨーロッパの国々も併せて周遊すると一層海外旅行の楽しさが増します。

ドイツ北部の港湾都市ハンブルクは、中世の旧市街地の建物がそのまま残り、何百もの運河が縦横に走っています。今この街で、海外から熱い視線を浴びるおすすめの海外観光スポットがあります。2016年海外の外国人が選ぶドイツ観光名所トップ100で人気スポット、ミニチュアワンダーランドが1位に選ばれ、海外から大きな注目を集めています。

見ている人は、進撃の巨人ではなくて彼らがこのテーマパークの入場者です。手前にあるのは精巧に作られたジオラマの数々。建物だけではなくて、周辺の植栽、車や人までが忠実に再現されています。しかも見ている内に夜になると、街の明かりが灯り、時には車の事故が起きたりして救急車が駆けつけたりと驚くほどの緻密な再現です。

ミニチュアワンダーランドは、2010年にこのテーマパークの建設が始まり、海外の風景と情景を87分の1スケールで再現する世界最大のジオラマパークです。ハンブルク港湾地区の倉庫街にある建物の3階と4階に展示されています。現在9都市まで完成し、21万5千人のジオラマと8850台の車が配され、全部で12都市で2020年の完成を目指しています。

日本からハンブルクへは、経由を含めて約13時間の飛行時間です。直行便はないので周辺の都市から経由しての移動になります。一番近いところでは、ミュンヘン空港までは成田と羽田から、全日空とルフトハンザ航空の直行便が運航されています。ミュンヘン空港からハンブルク空港までは国内線で、約1時間半前後の飛行時間となっています。

世界平和度指数から算出した5年連続1位の国がアイスランドです。日本も上位にランクインはするもののアイスランドに分があるようです。その理由として近隣諸国との関係が日本よりも優れていることが大きく影響しているようです。高い識字率と社会の寛容さで国内の犯罪率も低くテロの危険性もほとんどなく、安心して海外旅行ができる国です。

アイスランドの観光スポットを語る上で欠かすことの出来ないのがオーロラです。幻想的なオーロラは、子供達の目に焼き付いて一生の思い出になることでしょう。アイスランドの場合、国全体がオーロラスポットなので、レイキャビクの都市部にいてもしっかりと見ることが出来ます。またブルーラグーンの温泉に浸かりながらの鑑賞もおすすめです。

日本からアイスランドへは直行便はないので、コペンハーゲン、アムステルダム、ロンドンを経由して行くことになります。成田からスカンジナビア航空がコペンハーゲン経由で毎日運行しています。成田からコペンハーゲンまで約11時間半、コペンハーゲンからレイキャビクまでは約3時間です。なお乗り継ぎ時間に3時間から4時間かかります。

イギリスのエコノミスト紙が世界144ヶ国を対象に24項目にわたって分析したものが世界平和指数ですが、その世界平和指数2位の国がデンマークです。この指数が治安の良さを示すわけではありませんが、ある程度の海外旅行の指針にはなります。細かく見ると、犯罪発生率ではOECD諸国の中で5番目になり、ちなみに日本の犯罪発生率は3位です。

デンマークコペンハーゲンにある世界最古のテーマパーク、チボリ公園は、コペンハーゲン中央駅から歩いていける抜群のアクセスの良さもあり、海外から多くの観光客が訪れます。童話の世界のような園内の雰囲気とファンタジックなアトラクションの数々は、大人も子供も夢中にさせる、魅力に溢れた子連れでの海外旅行おすすめの観光スポットです。

日本からデンマークへは、成田からデンマークのコペンハーゲンまで約11時間35分の飛行時間で、スカンジナビア航空の直行便が運行されています。コペンハーゲン空港から市内までは約10kmの距離で、デンマーク国鉄でコペンハーゲン中央駅まで約15分です。駅周辺はホテルやレストランなどの繁華街で、駅を出るとチボリ公園はすぐ目の前です。

世界平和指数3位は、ヨーロッパの中心部にある小さな国、スイスです。スイスのキーワードで必ず出てくるのが平和、中立といった言葉です。それぐらいスイスという国は、平和な国というイメージが海外に浸透しています。風光明媚な自然の景色と国民の所得水準、教育水準の高さ、そしてそれに比例する犯罪発生率の低さには納得がいきます。

ルツェルン州ローテンブルクの街は、中世ヨーロッパの建物が残る子連れの海外旅行おすすめの観光スポットです。お洒落なレストランやカフェ、花屋、ショッピングストア、古い教会などが点在し歩行者優先の通りは、緩やかに走る車もぶらりと散策する人も、心和む風景のひとつとして、魅力溢れる美しい街並みに溶け込んでいます。

日本からスイスへは、成田からチューリッヒ空港まで約12時間35分の飛行時間で、成田からスイスインターナショナルエアラインズの直行便が運行されています。チューリッヒ空港からルツェルン州ローテンブルクへは、チューリッヒ空港旅客ターミナルBの地下にある鉄道駅から高速列車を利用して最短時間45分で行くことができます。

ニュージーランドのクイーンズタウンは、のどかな山々と湖に囲まれた世界屈指のリゾート地です。街と自然の美しさから、エリザベス女王にふさわしい街としてクイーンズタウンという名がついています。ちょっと郊外へ行くと、スキー、パラグライディング、釣り、ボートなど、季節を問わず自然と触れ合えるおすすめの子連れでの海外旅行先です。

日本からニュージーランドへは、成田と羽田からオークランド国際空港まで約10時間45分の飛行時間で、それぞれニュージーランド航空の直行便が運行されています。オークランドからクイーンズタウンまでは、国内線で約2時間の飛行時間です。クイーンズタウン空港から市中心部まではバスで約30分、シャトルバスで約20分で行けます。

広大な国土を持つカナダの中でも特に、カナダ西部のアルバータ州は、針葉樹と湖に囲まれた大自然の魅力に溢れています。特にカナディアンロッキーのアサバスカ渓谷に位置するジャスパーには、広大な広さを誇るジャスパー国立公園があり、コロンビア氷原から流れ出す、氷河、温泉、湖、滝、山で構成される自然の海外観光スポットとして人気です。

総面積10878平方キロメートルを誇る広大なジャスパー国立公園は、山岳風景、氷河、湖、滝、渓谷、鍾乳洞があり、1984年にカナディアンロッキー山脈自然公園群の一部として世界遺産に登録されています。スキーやスノーモービルをはじめ、ハイキング、釣り、野生動物観察、キャンプなど、数多くのアウトドアを楽しむことができます。

日本からカナダ西部のエドモントン空港へは、直行便がないのでシアトル経由で行きます。成田からシアトルまでは、約9時間の飛行時間で、全日空、デルタ航空、ユナイテッド航空の直行便が出ています。シアトルからエドモントンまでは約2時間の飛行時間で、ホライゾン航空が運行されています。エドモントンからジャスパーへはバスで5時間です。

子連れで行ける海外旅行は、地域によってその特徴があります。温暖で安近短のアジア、歴史と治安のいい北欧、テーマパークと大自然の北米など、子供の年齢に応じてそれぞれの海外旅行の楽しみ方があります。一緒に海外旅行に行ける時期も限られているので、間違いのない海外旅行先選びをして、子供にとって一生の思い出にしたいものです。