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亀末廣は京都の名和菓子屋!京のよすがや大納言・干菓子などの美しさも堪能

亀末廣は京都の名和菓子屋!京のよすがや大納言・干菓子などの美しさも堪能
投稿日: 2018年10月12日最終更新日: 2020年10月8日

京都にある亀末廣は200年以上の歴史がある老舗の和菓子屋です。干菓子や半生菓子が美しく入っている「京のよすが」が人気で、手土産などにも多く使われています。京都に行ったら一度は足を運んでみたい、名店である亀末廣について紹介します。

京都の亀末廣の和菓子が美しいと話題!見出し

Photo by is_kyoto_jp

京都の歴史ある「亀末廣」は多くのお客さんが訪れている和菓子店です。色とりどりの和菓子が並んでいる様はうっとりしてしまうほど美しく、京都に旅行に行かれるときには必ず立ち寄るという方もいるほどなんです。通販やデパートでの販売はしておらず、店舗に行かないと買えないというのも人気の秘密である亀末廣について紹介します。

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亀末廣とはどのようなお店?見出し

Photo by vaboo.com

京都で人気の亀末廣ですが、一体どのようなお店なのでしょうか。歴史と伝統を感じる外観は重みを感じられ、格式のある和菓子店であるため初めての方は入店するのに躊躇してしまうということもあるそうです。京都に住んでいる和菓子好きな方なら必ず店名を耳にしたことがあるというほどの有名店である亀末廣です。

1804年創業の老舗和菓子屋

Photo by jam343

歴史ある名店の亀末廣ですが、創業はなんと文化元年(1804年)であり200年以上の歴史ある老舗の和菓子店です。京都では他県に比較すると和菓子店の数が非常に多いですが、その中でも特に長い歴史があります。江戸時代には徳川家が宿館とした二条城に、都が東京に遷るまでは御所にも菓子を納めていたこともあります。

Photo by Nullumayulife

亀末廣から暖簾分けした店も非常に多く、亀廣永や亀廣宗、亀屋廣房など様々なお店があります。2012年に閉店しましたが、名古屋の亀末廣もこの京都の亀末廣から暖簾分けしたお店であり、京都だけではなく大阪や名古屋などにも暖簾は多く引きつがれています。和菓子店に「亀」の字がつく店が多いのは亀末廣から派生しているからとも考えられます。

通販やデパートでの販売は無し

Photo by t-mizo

歴史ある亀末廣ですが、気になるけれどなかなか京都まで行くことができないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。現在では通販やデパートでの催事などで遠方の有名店のものを気軽に購入することができるようになっていますが、亀末廣では通販、もしくはデパートなどでの販売を行っておりません。

Photo by omoon

亀末廣では「一対一の商い」を基本理念としておりお客さんとの心のふれあいを大切にしているとのことです。そのため、通販などは行わずに店頭のみでの販売となっています。今の時代はなんでも通販などで手に入ります。しかし全国的に名の知れたものであっても通販やデパートで購入することが出来ないということで、亀末廣の価値は非常に高いです。

ちなみに通販はありませんが、店頭からの発送は可能となっています。なかなか京都までは行くことが出来ないという方に、店頭で購入して送ってあげると喜ばれること間違いなしです。

亀末廣の「京のよすが」は人気の商品見出し

亀末廣の「京のよすが」という名前を聞いたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。「京のよすが」は亀末廣の看板商品であり、亀末廣を訪れる方の多くは京のよすがを購入されています。手土産としていただいても嬉しい人気の京のよすがとはどのようなものなのでしょうか。

京のよすがは四畳半の箱に詰まった和菓子

「京のよすが」とは季節かんあふれる干菓子や半生菓子、落雁などを秋田杉の箱に詰め合わせたものです。この秋田杉の箱の仕切り方が畳の四畳半に似ていることから「四畳半」とも呼ばれることもあります。四畳半の箱には色とりどりの和菓子が美しく詰め合わせており、見ているだけでもうっとりしてしまうほどです。

この四畳半と呼ばれる京のよすがの値段は3600円です。四畳半の他にも様々なサイズがあり、大きさによって値段が変わります。自宅用に3600円というと少々高めの印象ですが、1000円程度のものもありますので用途によってサイズや値段を選ぶことができます。3600円の四畳半よりも大きなものもあります。

季節によって中身が変わる

亀末廣の「京のよすが」では、四季折々で中に入っている和菓子の種類が変わります。春の時期の京のよすがは、桜をイメージしたものが入っています。夏の京のよすがはあじさいをイメージ、秋は柿や紅葉、冬は紅白のお正月といったように蓋を開けると季節を感じることができるのも京のよすがの魅力の一つです。

季節ごとに変わる京のよすがですが、月によっても内容が若干かわります。もちろんどの月であっても季節感は大切にしており、干菓子や落雁それぞれ口溶けや味わいが変わり入っているもの全てが美味しいんです。半生菓子も入っているため賞味期限は約1週間ほどとなっています。

四畳半の箱に入っていても美しい京のよすがですが、いただくときには少しずつ器にのせるのがおすすめです。箱に入ったときとは違った姿を楽しむことができます。箱から出してきれいに盛り付けることによって、小さな器の中に四季折々の雰囲気を感じることができます。

六角形の京のよすがもある

四畳半の京のよすがが有名ですが、六角形の京のよすがもあります。六角形のものは四畳半のものと比較すると小ぶりなのでちょっとした手土産に利用したり、自分用にも気軽に購入することができます。値段は1100円とリーズナブルな設定なため、普段和菓子を食べる機会が少ないという若い方に人気です。

六角形の形はカメの甲羅を思い出させる作りになっており、箱のふたは様々なバリエーションがあります。小さいサイズながらも中に入っている干菓子や生菓子でしっかりと四季を感じることができます。蓋を開けると美しい世界が広がっているのは四畳半の京のよすがと同様です。

亀末廣のその他の名和菓子見出し

Photo byximatsuking

亀末廣では「京のよすが」が有名ですが、実はそれ以外にも美味しい名和菓子がたくさんあるんです。お持たせには「京のよすが」を買い、自宅用にはその他の和菓子、とそれぞれ購入して帰る方もいらっしゃいます。そこで、亀末廣で買うべきおすすめの和菓子を紹介します。

竹の容器に入った「大納言」

Photo by Silly Jilly

亀末廣で人気の和菓子は「大納言」です。大納言とは小豆の種類のことですが、それがそのまま名前になっています。12月頃から3月末頃までの期間限定で販売されており、一つあたり480円です。大納言は竹を半分に割った容器を使用されており見た目も可愛らしく手土産にもぴったりです。

Photo by [puamelia]

使用されている小豆は丹波産の大納言小豆です。新物で上質なものが手に入って作り始め、なくなると終わりとなっているため期間限定の販売なんです。その大納言小豆を厳選した和三盆を使ってふっくらと炊き上げています。竹の容器からすくって食べると口の中に上品な甘みが広がっていきます。シンプルですが奥深い味わいでさすが亀末廣だと感じられます。

Photo by uemu

亀末廣では人気の大納言の他にも様々な生菓子が販売されており、季節感を感じられるものが多く並んでいます。どれも美しい作りになっており、期間限定のものも多く旬の時期だけのお楽しみです。お茶の時の和菓子としても使用されることも多く、気付かないうちに亀末廣の和菓子に触れているということもあり得ます。

京のよすがにも入っている「干菓子」

亀末廣ではなんといっても「干菓子」は外せません。京のよすがにも干菓子は入っていますが、干菓子が苦手な方でも亀末廣の干菓子は美味しく感じるという方も多いようです。干菓子は、四季折々の草花をデザイン化し彩りも美しいものですがそれを考案したのが亀末廣の三代目当主であると言われています。亀末廣の干菓子は芸術作品といってもいいほどです。

亀末廣へのアクセス方法見出し

Photo by t-mizo

それでは、亀末廣へのアクセス方法を紹介します。亀末廣は京都地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩3分ほどの場所にあります。姉小路通りに店舗はあり、老舗のお店が立ち並ぶ中でもひと際風格が感じられる建物が亀末廣です。車で行かれる場合は専用の駐車場はありませんので、近隣の有料駐車場をご利用ください。

亀末廣の基本情報見出し

Photo by sayot

アクセス方法に続き、最後に亀末廣の店舗基本情報について紹介します。亀末廣の営業時間は8時半から18時半までとなっており、定休日は毎週日曜日と祝日です。店内は完全禁煙となっており、カードでの支払いは不可となっています。予約をしておくことも可能なので、確実に購入したいという方は予約をしておくことをおすすめします。

名和菓子屋の亀末廣の和菓子を味わおう!見出し

Photo bysayama

いかがでしたか。京都にある老舗の亀末廣について紹介しました。通販やデパートでの販売を行っていないため、店舗でしか購入することが出来ない亀末廣は多くのお客さんが訪れています。美しい「京のよすが」はぜひ一度購入してほしい一品。ぜひ京都に行かれる際には店舗にうかがってみてください。

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投稿日: 2018年10月12日最終更新日: 2020年10月8日

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