ヤフオクドーム内のグルメ人気11選！野球観戦を盛り上げるおすすめメニューは？

ヤフオクドームの球場グルメが人気です。最近は野球場はビールだけではなくおいしい球場グルメがたくさん食べられるようになりました。その球場ならではの美味しいグルメや選手をモチーフにしたドリンクなどメニューも盛りだくさん。今回は数ある球場グルメの中から特に人気の高いヤフオクドームの球場グルメについてまとめました。

ヤフオクドームのグルメ情報の前に軽くヤフオクドームの情報についておさらいしておきましょう。ヤフオクドームはご存知福岡ソフトバンクホークスの本拠地球場で正式名称は福岡ドーム。建設されたのは1993年と割と最近で、多目的に利用するため円形球場として建造されました。

初代所有企業はホークスの前身企業であるダイエーです。2003年、経営が悪化することによってドームやホテルやモールを米国の投資会社に売却。球団もソフトバンクに身売りし、新しく親会社となったソフトバンクはその9年後にシンガポール政府投資公社から860億円で福岡ドームを買収しました。

これにより、年間50億円の球場使用料のコストが削減でき、かつ球場運営を球団主導で行えることになりました。それが球場グルメや売店の充実につながっているというわけです。

2005年からはYAHOOが命名権を取得したことで、名前を福岡Yahoo!JAPANドームと名づけます。そして2013年からはYAHOOのメインコンテンツの一つであるネットオークションの先駆けヤフーオークションにちなんで｢福岡ヤフオク!ドーム｣と名称変更。ファンは親しみをこめて｢ヤフオクドーム｣と呼んでいます。

ドーム球場としては最も広く、そして大型ディスプレイは世界で最も大きいことで知られています。シーズン中はホークスの試合が主ですが、2013年にはワールドベースボールクラシックの一次リーグの開催が行われました。野球に限らず多目的施設の役割を担い、国内外のアーティストがコンサートを行う国内屈指の屋内施設となっています。

博多といえばグルメの街。そこにあるヤフオクドームでも美味しい食べ物があなたを出迎えてくれます。ヤフオクドームは親会社と球場所有者が一体となっていることで球場運営がスムーズとなり、球場グルメが最も充実している野球場の一つとなりました。球場で食べる料理や充実した売店メニューを目当てに訪れるファンがたくさんいます。

1から8まであるゲートにある売店や飲食店は毎年新しい商品が販売され、限定のスペシャルメニューでファンを楽しませてくれます。球場内のお店は仲間であり、良きライバルです。そんなお店同士が鎬を削るヤフオクドーム。その中で空腹の人におすすめしたいヤフオクドームならではの球場グルメを11つに絞って紹介します。

人気の球場グルメまず一つ目はホットドッグです。球場内にあるモスバーガーでは｢もう一頂ドッグ｣という球場限定グルメを販売しています。激辛ハラペーニョが辛い物好きが好む味わいでなんともクセになるホットドッグと評判です。野球観戦と言ったらホットドッグ、4･8番ゲートにあるモスババーガーの限定メニューを食べてみましょう。

そしてホットドッグも美味しいですがヤフオクドームの2番ゲートではドムドムハンバーガーが出店しています。ドムドムハンバーガーは元ダイエーの子会社のオレンジフードが経営していたこともあり、ヤフオクドームに縁のあるハンバーガーショップ。通常メニューの他選手をモチーフにしたハンバーガーが売られていてファンを中心に大人気。

特に人気が高いのがこの千賀選手をモチーフにした｢おばけポークのえびせん賀バーガー｣です。千賀選手の｢おばけフォーク｣と具の｢おばけポーク｣を掛け合わせたユニークなハンバーガーで、同選手の出身地愛知県のえびせんがサンドされていて味も絶品と評判です。球場グルメは高いですが、600円で購入できるのもお得なところ。おすすめの球場グルメです。

そしてヤフオクドームの6番ゲートには博多ラーメン総選挙一位を勝ち取った超人気ラーメン店｢ラーメン二男坊｣のブースもあります。博多といえば名物のとんこつラーメン。専門店でそれを食べるのもいいですが、ヤフオクドーム限定のラーメンを食べたいならこちらがおすすめです。その名も｢汁なしギータンタン麺｣で、お値段は950円です。

柳田選手の相性｢ギータ｣とタンタン麺を組み合わせたこのメニューは汁がありません。しかしツルツルもちもちとした平打ち麺は喉ごしがよく、半熟卵とタレを絡めるとなんともまろやかでクセになると評判です。ちょっぴり辛いのでソフトドリンク付き(1150円)がおすすめです。

続いて紹介するヤフオクドームのおすすめグルメパスタです。野球を観ながらパスタ?と一見思うかもしれません。パスタというと外で食べるのは難しいイメージがありますが、ピエトロミオミオではカップでパスタを食べさせてくれます。そんなパスタが買えるピエトロミオミオは1･5番ゲートに出店している若い女性から大人気のお店です。

中でも人気が高いのは本多選手プロデュースの｢ポン勝!海老カツ!サラダパスタ」です。2018年一杯で引退を表明した本多雄一選手。地元出身だけあって人気も高く、コンコース売店のミオミオでも評判のメニューでした。海老とヘルシーなサラダパスタが相性抜群で、少食の女性でもペロリと平らげてしまう美味しさがあります。

ヤフオクドームではもちろんお食事だけではなくスイーツ類も豊富です。女性なら食事よりもまずはスイーツ。そんな甘党女性ファン向けにクレープやジェラードで有名なディッパーダンが1･5番ゲートで待っています。

ヤフオクドームに訪れたらまず食べておきたいのが｢岩嵜選手の抹茶ヘルメットサンデー｣値段650円。岩嵜選手のヘルメットに同選手が大好物の抹茶アイスといちごののった贅沢な一品。あんこと抹茶の組み合わせがヤバイ、と岩嵜選手ファン以外からも好評です。

ファストフードも美味しいですが球場ではガッツリ丼物を食べたいところ。そんな人におすすめしたいのが5番ゲートにあるオレンジキッチンです。こちらでは通常メニューの他に選手をモチーフにした丼モノが売っていてそれが美味しいと大人気。特に人気の高いのが｢武田選手のチキン南蛮丼｣です。

宮崎県出身の武田選手をモチーフにして地元産の鶏肉をあしらったボリューム満点のスペシャルメニュー。料金は780円。こってりとした鶏肉には甘酢がかけられていてタルタルソースの風味もあってしつこくなくさっぱりしています。チキンは小ぶりながら厚みがあってどんどん食べられるおすすめメニューです。

球場飯で一番オーソドックスな料理の一つがカレーでしょう。もちろんヤフオクドームにもいくつかの店舗でカレーを食べることができます。特に一押ししたいカレーはつい最近ヤフオクドーム2番ゲート前に出店したアジアンデリキッチンがお届けしている｢内川選手のグリーンヒットカレー｣です。お値段は950円。

巷でトレンドのアジアンテイストなルーはちょっぴりスパイシーでココナッツミルクやナンプラーの香りが食欲を刺激します。ルーのしつこさをライスに添えられたジャスミンがうまく調和してくれるので、日本のカレーとは違うコクと深みのある味わいを楽しめます。やはり野球観戦にカレーは欠かせません。

そして豪華な食事を楽しみたいグルメなあなたにおすすめしたいのがヤフードームのスーパーボックスシートです。お得意先との接待や家族のとっておきの記念日に使われるこのシートでは一流シェフによる最高の料理を楽しめます。食事付きプランでは阿蘇自然豚のグリルといったクオリティの高いディナーを上品に楽しみながら観戦をすることができます。

スーパーボックスは客数限定のため、通常の入場ゲートとは違うルートから入場します。優雅なラウンジはまるで高級ホテルのようなおもてなしで、VIP待遇が味わえます。肝心な野球観戦も広々とした空間で普段と違う迫力を体感することができます。こんな贅沢な空間で美味しい食事と野球観戦を楽しんだら、もう普通のシートに戻れなくなるかもしれません。

そして野球観戦に欠かせないのがドリンク類でしょう。ヤフオクドームでは売り子から、売店から、出店した各ブースからソフトドリンクを購入できます。応援に熱が入ったときの爽やかな一杯はたまらない味わい。もちろんアルコールが飲めない人向けにコカ･コーラなどの炭酸ドリンクも売っていますが最近人気急上昇中のドリンクがあります。

その名も｢ギータハイボール｣値段は600円です。カップに2017年の優勝を記念して柳田選手のフルスイングシルエットと優勝を記念した特製サインなどが描かれています。このデザインにしてから球場関係者は驚くことがおこりました。それは売店のドリンク売り上げが上昇しただけではなく、カップが捨てられることが少なくなったのです。

なぜゴミが減ったのでしょうか。その理由はいままでドリンクを飲んだらポイ捨てしていたファンが、カップのデザインが良いということで記念に持ち帰っているからです。球場のポイ捨てまで一掃してくれる柳田選手。クリーンナップの底力を売店でも発揮しているのです。

味はメロン氷が入ったドリンクで、喉ごしがすっきりで熱いシーズン中には最適だと評判です。ちなみにギータハイボールは売店で購入できるだけではなく、オレンジキッチンやラーメン二男坊からも買うことができます。食べ物だけではなく、ドリンクも球場グルメには欠かせない一品でしょう。

そして球場グルメの代表格といえばビールでしょう。デーゲームにはコーラやハイボールいったドリンクもおいしいですが、ビールの味はまた格別です。ビールは野球観戦でもっともポピュラーな飲み物といえるでしょう。売店や各飲食ブースから様々なドリンクを購入できますが、やっぱりビールが一番人気です。

実はヤフオクドームでは居酒屋でビールを楽しむことができます。居酒屋の｢鷹正｣が球場内に出店していて、球場観戦をしながらにして居酒屋で生ビールやソフトドリンクを楽しめます。ホークスの選手がホームランを打てば10分間限定で生ビールが100円になることで応援に熱を入れるファンの方も見かけます。

野球観戦しながら飲むビールは格別です。人によってはどんな美味のグルメよりも優先するのが球場で飲むビールではないでしょうか。もちろん鷹正では生ビールだけではなく、居酒屋メニューや通常のソフトドリンクも充実しています。居酒屋で野球観戦、ヤフオクドームで是非堪能してみてください。

さてそんなヤフオクドームのおすすめグルメの中でも栄えある一位はやっぱりお弁当でしょう。各ゲートにある売店ワゴンでは選手がプロデュースするお弁当を販売しています。選手にゆかりがあるお弁当、選手の出身地の具材をつかったお弁当などおすすめメニューが売店ワゴンで大人気。その中からいくつか人気のお弁当を紹介します。

まずヤフオクドームに訪れたら必ず食べたいのがこちらの｢マッチ5和牛焼きすき弁当｣です。ソフトバンクホークスの主軸を担う松田宣浩選手がプロデュースしたこの球場グルメは、FABEX総菜グランプリ2017年に入選をしました。

この賞は格式高いことで知られていて、球場グルメは｢高いわりに味はいまいち｣という先入観を打ち砕くプロスポーツ界の快挙を成し遂げました。肝心のお弁当のほうは松田選手が常連の焼き肉店｢福岡玄風館｣の特製A5サーロインが入っていてボリューム満点。

一口食べれば柔らかな肉汁がたっぷり口の中に溢れだし、あっという間に平らげてしまう美味しさがあります。松田選手は背番号が5番から3番になったことで、ちなんでいた｢A5｣表記がなくなり、現在は｢マッチ和牛焼き好き弁当｣として球場内の弁当ワゴンで販売されています。

そして千賀選手がプロデュースした｢千賀弁当｣も売店で非常に売れ行きの高い人気なお弁当です。愛知県出身の千賀選手ということで、みそカツやエビフライをメインに使い、それをサポートする愛知産ごま油をつかった金平ごぼうがいい仕事をしています。

育成出身をモチーフにした星型コロッケも入っていてボリューム満点。食後には選手が大好きなあまおうバウンドケーキも楽しめる贅沢なお弁当となっています。

そしてソフトバンクホークスの顔、柳田悠岐選手のプロデュースした｢ギータの牛タン弁当｣も売店ワゴンで大人気。ボリューム満点の牛タンと同選手のあだ名｢ギータ｣を掛け合わせたこのお弁当は、同選手が大好きなネギ塩牛タンとごまダレ牛タンと麦飯の詰め合わせになっています。

1500円でボリューム満点。味付けの違う2種類の牛タンがご飯をいくらでも口に運んでくる美味しさ満点の絶品メニューです。

そして柳田悠岐選手はもう一つのお弁当もプロデュースしていてこちらも売店で人気です。その名も｢ギータの焼き魚好きっス弁当｣、値段は1300円。

魚好きで知られる柳田選手が一押しの甘塩シャケやサバの照り焼きなどをメインに、広島出身の同選手にちなんでもみじまんじゅうなども入っています。あまり肉を食べられない年を召した方はこちらの焼き魚弁当はいかがでしょうか。

次に紹介するヤフードームのおすすめお弁当はソフトバンクの4番打者｢内川聖一選手の一笑健命弁当｣です。内川選手の出身地である大分県の名物であるじゃこ天や鶏飯をあしらった通好みの味わい。ボリューム満点の肉が入ったお弁当もおすすめですが、バランス感覚のある具材を高角に打ち分ける内川選手らしさのあるおすすめの一品です。

そして同じ九州大分出身の今宮健太選手がプロデュースする｢今宮弁当｣もおすすめの球場グルメです。とり天ととり飯は内川選手と同様に、こちらはカレーやハンバーグという子供たちが大好きなメニューも追加されていて大人気。とり飯と別にカレーを食べるために白米を別にしてもらえるのもうれしい配慮です。値段は1200円とお手頃です。

販売されている球場グルメはなにも選手をモチーフにしたものだけではありません。ヤフオクドームでは｢工藤監督弁当｣も販売しています。愛知県出身の工藤監督らしく、みそかつやみそおでん、あんかけスパゲティなどがはいった贅沢なお弁当。

福岡にいながら名古屋の味を楽しめるなんともうれしい盛り合わせ。具材の種類が豊富なので応援そっちのけで本気食いしてしまう美味しさがあります。食べ終わったら監督大好物のバウムクーヘンも食後のデザートについているおすすめ球場グルメです。

そしてお弁当ジャンルで一番人気なのが和田投手がプロデュースした｢和田弁当｣です。メジャーリーグに挑戦して再びソフトバンクに戻ってきた和田毅選手。和田選手は鳥取県出身ということで、鳥取の名産である飛魚(あご)の焼きをはじめ、山陰地方でとった紅ズワイガニのカニクリームコロッケなど食欲を刺激する具材が顔をそろえています。

具材が幕ノ内弁当のように豊富なので非常に食べやすく、また口にしていてしつこくありません。値段は1300円。甘いマスクで女性から大人気の同選手はお弁当ジャンルでも人気ナンバーワン。ヤフオクドームで最もおすすめの球場グルメ、それは球場売店で買えるこの和田弁当で決まりです。

もちろん球場グルメもソフトドリンクもこのほかにたくさんあります。また、シーズンやクライマックスシリーズ、日本シリーズの結果によって限定スペシャルメニューも登場します。日々メニューが動くのが球場飯の面白いところ。是非実際に足を運んでうつりかわるメニューを楽しんでください。

さてその球場グルメが評判のヤフオクドームまでのアクセスを少し紹介します。最寄り駅は唐人町駅。博多駅から福岡地下鉄空港線(姪浜行)に乗り、約12分ほどでアクセスできます。料金は260円。15分ほどヤフオクドームまで歩きますが嫌であれば博多駅から臨時バスがでています。

東京駅から博多駅までは新幹線のぞみ博多行で約5時間ほどでアクセスできます。日帰りで訪れるのは少し厳しいですが、週末のプチ旅行としてヤフオクドームに野球観戦･博多観光してみてはいかがでしょうか。

ここでまとめた情報は2018年10月現在の情報となります。売店や各種ブースで販売されているメニューはスペシャルデーにはお得な割引セールを行っていたり、記念グッズがついてくることもある一方で、原料価格高騰で値上げされることもあります。

また、選手の退団や背番号変更などによって名称が変わったり、食べられなくなるメニューもあるので興味がある球場グルメはいち早く食べに行きましょう。

ヤフオクドームで食べられる野球観戦に欠かせないおすすめ球場グルメ11選の紹介でした。プロスポーツ界であまり重視されていなかった球場グルメ。ヤフオクドームでは毎年新しい店が出店し、食べられるメニューがグレードアップし続けています。もしヤフオクドームに訪れる際は、これらの球場グルメに舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。