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京都の下鴨神社を観光!お守り効果やパワースポットもご紹介!

京都の下鴨神社を観光!お守り効果やパワースポットもご紹介!
投稿日: 2017年4月25日最終更新日: 2020年10月7日

京都の下鴨神社は葵祭などでも有名な神社であり、おしゃれなお守りもあることで人気の神社です。今回はこの下鴨神社について調べてみました。パワースポットとしての力も強い神社なので、京都観光では外せない場所です。お守りも忘れずに。

京都下鴨神社でお守りなどを手に入れたい見出し

京都の下鴨神社は、有名な神社であると同時に、京都の祭りとも関わりが深く、古くからたくさんの人々が参拝する神社です。観光で訪れたことがあるという方も多いのではないでしょうか。また、縁結びなどで下鴨神社のお守りがほしいという方もいるのでは。今回は下鴨神社について、パワースポットとしての力やお守りのご利益などについて調べてみました。あわせて、ランチや周辺観光スポットもご紹介します。

京都下鴨神社のお守りを買いに行く方法見出し

下鴨神社のお守りを手に入れるために、まず下鴨神社へのアクセスについてまとめておきたいと思います。下鴨神社は京都市左京区にあるのですが、アクセスは便利なところです。

まず、電車でのアクセスですが、最寄駅は京阪電車の「出町柳」駅になります。この駅は京阪電車と叡山電鉄の接続駅になっていますが、京阪電車、および阪急電車沿線から来る場合はこちらがアクセスとしては便利です。阪急電車の場合は河原町駅まで来ると、そばに京阪電車の祗園四条駅があるので、そこで乗り換えます。出町柳駅からは徒歩10分程度です。

一方、京都駅方面から来るのであれば、京都駅からバス利用でのアクセスになります。京都駅からバスに乗るか、京都市営地下鉄烏丸線で「北大路駅」まで行き、バスに乗り、「下鴨神社前」もしくは「糺ノ森前」で下車します。下鴨神社前はバス停の名の通り、神社からすぐのところに着きます。

ただ下鴨神社前のバス停の位置は本殿には近いのですが、裏参道とされる西参道のほうになります。もし表参道の方からというのであれば同じルートの「新葵橋」で降りたほうが近いです。こちらは表参道近くにある河合神社の側に降りる形となります。

なお、車でのアクセスなのですが、神社側では公共交通機関を利用してのアクセスを奨めています。京都駅からタクシーだと約20分、2000円~3000円くらいが目安とのことですので、できるだけバスや電車でアクセスすることをおすすめします。

京都下鴨神社の由緒とお守りの関係見出し

京都の下鴨神社は、正式名称を「賀茂御祖神社」(かもみおやじんじゃ)と言います。上賀茂神社という神社もありますが、あちらは「賀茂別雷神社」(かもわけいかづちじんじゃ)であり、共に賀茂氏を祀り、合わせて賀茂神社と言われます。鴨川の下流にあることから「下鴨神社」「下鴨さん」と呼ばれます。

この神社の歴史は古く、記録上は崇神天皇の7年(紀元前90年ころ)に神社の瑞垣の修復がなされたという記録があるところから、これ以前にさかのぼるとされています。神武天皇の時代に御蔭山に祭神が降臨したとも言われており、いずれにしても京都の社寺の中でも最も古い神社の一つと言えるでしょう。

奈良時代には既に大きな神社であったことが『続日本紀』の記録から読み取れ、平安遷都後には国と都の守り神として特に尊崇されます。『源氏物語』や『枕草子』などにも下鴨神社は登場しています。810年以降は斎院が置かれて、400年にわたり斎王が奉仕する神社ともなりました。その後は民衆の信仰により支えられて現在に至っています。

平安時代よりお守りする祭り見出し

さて、京都の三大祭りとして祇園祭、時代祭とともにあげられるのが葵祭です。これらはいずれも神社の例祭が基盤にあるのですが、このうちの葵祭は賀茂祭とも呼ばれ、下鴨神社と上賀茂神社の例祭として行われています。

もともとは今から約1400年前、凶作と疫病の蔓延が起こったため、当時の欽明天皇が勅使を遣わして「鴨の神」の祭礼を行ったことに始まると言われます。もともとは賀茂氏と朝廷の祭りを貴族が楽しむもので、平安時代には「祭」と言えば「葵祭」を指していました。

1694年に祭が再興された際に、内裏宸殿の御簾、牛車(御所車)、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、すべてを葵の葉で飾るようになったことから「葵祭」と呼ばれるようになったと言われます。現在知られているのは、斎王代などが平安時代の装束で行列をする「路頭の儀」と、勅使が祭文を奏上する「社頭の儀」があります。

京都下鴨神社の見どころとお守り販売場所見出し

下鴨神社は1994年制定のユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成遺産の一つであり、東西の本殿が国宝に指定されているほか、複数の重要文化財があります。ここではそれらを含めて、見どころをいくつか紹介していきます。

東本殿西本殿

国宝の東本殿、西本殿は境内の奥にあり、祝詞舎によってつながっています。三間社流造といわれる方法で作られており、現在のものは1863年の式年造営で建て替えられたものです。東本殿には玉依媛命、西本殿には賀茂建角身命がそれぞれ祀られています。

実は下鴨神社は平安時代以来、21年ごとに御神体以外のすべてを建て替える式年遷宮か行われていました。しかし国宝に指定されたことで、現在は一部修復を行うだけとなっています。

さざれ石

さざれ石、と言えば、「君が代」の中にある「千代に八千代に さざれ石の 巌となりて」を連想しますが、その「さざれ石」だとされています。「さざれ石」は本来、「小さな石」という意味なのですが、その中でも年と共に成長して大きくなっていく、神の力が宿った石なのです。パワースポットとしての力も期待できます。

御手洗社

下鴨神社の中には御手洗川という川が流れていて、その水源の上に建つのが御手洗社(井上社)です。この川は土用になると清水が湧き出るため、鴨の七不思議の一つとされているほか、土用の丑の日にこの水に足をつけると疫病にかからないなどのご利益があるとされています。

ちなみに、この湧き出る清水の泡をかたどって作られたのが「みたらし団子」。なぜ「みたらし」と言うのかというと、ここから来ているのですね。ここはみたらし団子の発祥地とされています。

糺の森

「糺の森」は聞いたことがある方も多いと思いますが、実は下鴨神社の境内にある原生林のことです。紀元前3世紀ごろの植生が今に伝えられていると言われており、全域が国の史跡となっています。その規模は東京ドーム約3個分にも当たります。中には貴重な神木のほか、祭祀の遺構なども残っています。

京都下鴨神社のご利益とお守り見出し

媛守と彦守

媛守と彦守はペアになっており、媛守は女性の、彦守は男性の心願成就のご利益があるとされています。なかでも媛守は下鴨神社のお守りとしては一番人気ともいえるほどのお守り。観光などの際に参拝して購入した方も多いでしょう。その理由は同じ柄が二つとない、というほどのバリエーションがあること。彦守の方は一種類なのですが、こちらもデニム地でできているという珍しいものです。

縁結び守

縁結び守は下鴨神社の末社である「相生社」のお守りです。男女の縁を結ぶだけではなく、お金や就職などの縁を結ぶという意味もあります。大小があり、小のほうは紅白のお守りが箱に入れられているので、恋人やお友達など、縁を結んでいたい相手とペアで持つのもいいですね。

ちなみにこの相生社の横には「連理の賢木」という御神木があります。2本の木が1本につながっている木で、良縁を結ぶご利益があるとされています。良縁を願うならぜひお参りしておきましょう。

葵の御守

前述しましたが、下鴨神社は葵祭をつかさどる神社です。その御神紋である「二葉葵」をデザインしたお守りで、ハートの形をしているかわいらしいお守りです。心願成就、縁結びの効果が高いと言われています。

仕事守

一見すると名刺に見えるのですが、立派なお守りです。下鴨神社の正式名称である賀茂御祖神社の名前のほか、社務所の住所などが記載されています。葵の社紋が会社のロゴのようで、持ち歩きやすいお守りになっています。

京都下鴨神社のお守りでパワースポットの力見出し

下鴨神社は自然が多く、そのパワースポットの力も京都でも最高クラスと言われます。なかでも糺の森は外せないパワースポットと言えるでしょう。とても街の中にあるとは思えない別世界の森閑とした雰囲気があります。下鴨神社の観光の際はぜひこの中にある参道を通ってパワースポットの力を存分にいただきましょう。

また、前述した相生社は縁結びのパワースポットとして有名です。連理の賢木には触れることはできませんが、お参りのしかたがありますので、前もって確認して行くといいですね。縁結びのパワースポットの力もぜひいただきましょう。

また、下鴨神社の摂社である「河合神社」は美麗の神社として特に女性に人気があります。玉依媛命を祀っているのですが、この神様は別名「日本第一美麗神」と言われるとか。「鏡絵馬」があり、この絵馬の顔に自分で化粧をして奉納するとご利益があると言われます。

もう一ヶ所、できたら参拝しておきたいのが「言社」です。これは十二支を祀る神社で、それぞれの干支が祀られている神社が並んでいます。自分の干支に参拝するといいですね。

下鴨神社でお守りを買ったらランチも見出し

下鴨神社の参拝をしたら、やはり近くでランチをしたいところ。洋食ならば「下鴨デリ」、「のらくろ」などはいかがでしょうか。「下鴨デリ」は契約農家から届けられる野菜をふんだんに使ったデリメニューが食べられます。また「のらくろ」は1934年創業の老舗で、ちょっと懐かしい雰囲気を味わえます。

京都を観光するならやはり和食を、という方には「下鴨茶寮本店」がおすすめです。京都らしい懐石料理が楽しめるのですが、ランチタイムは比較的リーズナブルな値段でミニ懐石などが味わえます。せっかくの観光ならば、京都らしいお料理をいただくのもいいかもしれませんね。他にもランチができるお店は近くにあるので、好みに合わせて選ぶといいでしょう。

京都下鴨神社周辺でお守りも見出し

下鴨神社周辺には、京都五山の一つである相国寺のほか、和宮が幼少期を過ごした宝鏡寺などがあるほか、京都御所や京都迎賓館などの観光スポットもあります。また出町柳の駅が近いので、京阪電車、叡山電鉄を使うことで、京都の南北を行き来するのも便利です。

また、「阿闍梨餅本舗 満月」の阿闍梨餅や、「出町柳ふたば」の豆大福は京都でも有名なお菓子です。どちらも個数限定で、すぐ売り切れてしまうので、もし食べてみたいならば早めに行くことをおすすめします。ランチのあとのおやつにちょうどいいですね。

京都下鴨神社でパワーを得よう見出し

下鴨神社はアクセスも便利ですし、周辺には観光スポットやおすすめのランチスポットなども多くあります。神社としての歴史も古く、見どころもたくさん。ぜひ、ランチや観光を楽しみつつ、そのパワースポットの力をたっぷり体験してきてくださいね。

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投稿日: 2017年4月25日最終更新日: 2020年10月7日

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