福岡城は九州一大きい巨城！歴史と自然に触れ合えるおすすめ観光スポット！

筑前国福岡52万石の初代藩主黒田長政が築城した、九州で一番大きな巨城と言われる福岡城は、天守閣のないお城として幾多の歴史的遺産を残しているお城で有名です。

現在では、内城を中心に48万平方メートルが国の指定遺跡として残されています。福岡城に残された歴史は、様々な城跡の一つ一つに歴史の重みが感じられます。福岡城は、歴史好きにはおすすめの観光スポットです。そんな福岡城を紹介します。

天守閣を持たない福岡城は梯郭式の平山城で、大中小と大きさの異なる天守台と47の櫓で造られていたと云われています。1601年（慶長6年）から7年をかけて築城された福岡城の大きさは、九州で一番の巨城と言われています。

そんな福岡城の大きさは、城下の武家屋敷まで含むと2百46万平方メートルという規模の城郭をなしていたと伝えられています。その規模は、熊本城をしのぐ程の九州一の巨城とも云われています。

福岡城とは、福岡県福岡市中央区にある江戸時代初頭に築城されたお城です。関ケ原の合戦で功績を認められた外様大名の黒田長政が、築城した天守閣のないことでも有名なお城です。

以来明治まで、福岡藩黒田家の居城としていました。福岡城は、博多湾から見るお城の景観が、鶴が羽ばたいているように見えることから、別名舞鶴城とも呼ばれています。

天守閣のない47の櫓と大きさの異なる天守台からなる平山城の福岡城は、黒田長政が警固村福崎の丘陵地に1601年から7年をかけて築城されたお城です。

そして築城に際して、警固村福崎の地名を黒田家ゆかりの地備前国福岡の地名にちなみ、福崎を福岡に改めたたと伝えられています。福岡城築城の歴史には、筑前国名島にあった名島城に入城した後に廃城し、福崎丘陵地を新城地に選定し福岡城が築城されたとあります。

本丸を中心に置かず偏った場所に配し、山や丘にお城の重要部（本丸）を造り、平地部も取り込んだという構造の梯郭式平山城の福岡城です。

そして、そのお城は天守閣のない潮見櫓や多門櫓と言った櫓が47箇所にあり、お城のシンボル的意味合いのある天守閣としてでなく、大中小という大きさの異なる天守台を、構造的に配置した造りの福岡城です。

そんな福岡城の現在は、現存された櫓や移築復元された櫓や城門が点在して保存されています。そして、南二の丸の多聞櫓と南隈櫓は、国の重要文化財。伝潮見櫓や大手門や移築されて復元した祈念櫓などが県指定の文化財として保存されています。

そして、本丸から三の丸一帯が舞鶴公園として整備され、市民の憩いの場所や観光スポットになっています。福岡城は、周辺の自然も豊かな場所で歴史と自然を感じながら散策ができる、現在でも九州で一番の巨城の様相を呈している場所です。

福岡城の見どころは、九州で一番の巨城であったという面影を探索すると、意外な発見があります。別名舞鶴城と呼ばれるように、鶴が羽ばたく様に見えると言われた福岡城の、博多湾からのロケーションや天守台や櫓などがあります。

そんな福岡城には、見どころがいっぱいあります。福岡城で九州で一番の巨城と歴史を体感して、大濠公園や舞鶴公園で自然に触れるなどして、楽しめる福岡の観光スポットです。

博多湾や玄界灘の状況を監視する役割を担ったと言われる潮見櫓は、何回かの移築を繰り返し、1956年に現在の場所に移築再現されています。大濠公園駅から福岡城址に向かうと一番最初に見えてくる潮見櫓です。

潮見櫓は、玄界灘を見張る監視塔の役割を果たし、海上防衛に貢献していたと伝えれれます。近年の研究で、城内に太鼓を鳴らして時を伝えていた太鼓櫓ではなかったのか、と言う説もあります。福岡城のおすすめの見どころ潮見櫓です。

福岡城の多聞櫓は、戦国時代の城にあった兵士の宿舎を櫓として使えるように改造したものと言われています。そんな意味合いを持つ福岡城多聞櫓は、二の丸南西隅にあります。

福岡城にある47の櫓の中で、唯一元の場所にある遺構と言われています。そんな多聞櫓も、1970年から2年半の時を経て、解体され復元されて現在に至っています。福岡城おすすめの見どころの多聞櫓です。

福岡城の祈念櫓は、本丸の東北隅に鬼門封じの祈念をするために建立された櫓と言われます。大正年間には、陸軍省から譲り受けた黒田家の菩提寺の手により移築されたりしています。

いわゆる末寺の北九州市八幡区の大正寺で観音堂として使用されていたという経緯もある祈念櫓です。1983年に福岡城の旧位置に移築されています。そんな祈念櫓も福岡城おすすめの見どころです。

福岡城の下之橋御門（大手門）は、本来の位置に唯一現存する門です。福岡城の三の丸の堀に2箇所橋がかかっていました。東側を上之橋・西側を下之橋があり、橋を渡った先に城門がありました。

そのうちの西側の下之橋の城門が、下之橋御門（大手門）です。現存する大手門は、1層ですがもともとは2層の櫓門だったといわれています。そんな下之橋御門（大手門）も福岡城おすすめの見どころです。

福岡城の鉄御門（くろがねごもん）は、本丸から天守台に上がる小さな門で、そこには鉄板を打ち付けた扉が二重にして設置されていたと伝えられています。

鉄御門は、大正時代に老朽化が進み崩落してしまいました。その後に修復されてはいますが、現在は門はなく石積みの景観でその状況を保っています。そんな鉄御門跡も福岡城おすすめの見どころです。

福岡城址では、年間を通して楽しめるイベントが多く催されています。梅まつり・桜まつり、そして藤まつりと2月から6月まで毎月のようにイベントが続きます。

そして、7月には七夕まつりのイベントが催されます。この他にも親子イベントや福岡城下町サムライフェア・福岡城内サムライライディング等のイベントやお祭りが盛大に開催されています。イベントを楽しみに福岡城に遊びに来る観光客も多くいます。

九州で一番の巨城と言われる福岡城では、様々なおすすめのイベントが行われています。城内外の桜など季節の花々や自然に触れ合う癒やしを体感するイベントやサムライライディングや親子で遊べる参加型イベント等、年間を通して催されています。

そんなイベントの中でも通年的に、且つ四季折々福岡城に咲く梅・桜・藤がテーマのイベント。そして、7月の風物的イベント七夕祭りなどが、盛大に催されています。福岡城で行われるおすすめのイベントを紹介します。

早春の舞鶴公園に咲く約270本の梅の花は、福岡城址に春の訪れを知らせてくれます。毎年2月下旬に、福岡城本丸に続く舞鶴公園二の丸梅園では、2日間梅まつりが開催されます。

2月下旬の見頃の時期に行われる福岡城 梅まつりには、福岡城址の歴史探訪と舞鶴公園の梅園を散策して、福岡城の春を満喫する事ができます。福岡城 梅まつりの時期に合わせた観光は楽しめます。おすすめの観光プランです。

福岡城 梅まつりは、舞鶴公園二の丸梅園を中心に開催されます。毎年2月下旬の土日の2日間（2019年は2月23日と24日に開催）10時から16時まで行われます。

梅まつりには、梅Cafeが期間限定でオープンしたり、猿まわしなどの見世物や体験コーナーそして、着物（レンタル）で梅の花の下を散策するなどのイベントが盛り沢山です。基本、入園は24時間可能ですが、梅まつりや福岡城施設などでは、時間制限があります。

舞鶴公園に咲く約1000本の桜は、桜花爛漫の一言では言い尽くせない見事さがあります。毎年3月下旬の咲き始めの頃から4月上旬にかけて催される福岡城さくらまつりは、おすすめの観光イベントです。

梅まつりから続く春のイベントは、咲き始めの桜から満開の桜・散りゆく桜と、どのタイミングで福岡城に来ても福岡城400年の歴史と桜が楽しめるというおすすめのイベントです。満開の桜の下を散策する楽しみがあります。

福岡城さくらまつりは、さくらの開花時期で開催日に若干の変更はありますが、大体3月23日頃から4月5日頃までの間、舞鶴公園を中心に開催されます。イベントは、開催期間中の10時から22時まで催されています。

福岡城の桜は、日中に咲く桜も見事ですが、夜間（18時から22時）に咲くライトアップに映えるさくらの見事さにも感銘を受けます。さくら屋台や子供遊園地や大道芸などイベントも盛り沢山です。福岡城さくらまつりは、歴史探訪と桜に和むおすすめの観光プランです。

福岡城では、梅の花が早春を彩り、満開の桜が春を楽しませてくれます。そして、新緑の葉桜が公園内を彩る頃から咲き始めるボタンやしゃくやくも見事です。そして舞鶴公園の藤棚には、紫色一色に染まる藤の花も咲き始めます。

毎年4月下旬に催される福岡城藤まつりには、多くの人が藤の花が咲く藤棚の下で、雅に咲く藤の花を愛でています。福岡城藤まつりの頃に訪れる福岡城址は、黒田官兵衛の歴史に感銘し藤の花に癒やされるというおすすめの観光プランです。

福岡城藤まつりは、例年4月下旬（4月20日頃から29日頃まで）に催されています。舞鶴公園内の藤棚では、期間中10時から16時までイベントを開催しています。

お菓子やほうじ茶が楽しめるほうじ茶カフェでは、着物で来た人にはほうじ茶セットをプレゼントするなどのイベントがあります。また、コケ玉づくり（先着20名）等の体験イベントやお城めぐりツアーやミニ演奏家など、おすすめの観光プランがあります。

7月7日（一部地域は、8月7日）の七夕の日は、夜空に乳白色の星座群が川のように流れて見える天の川を挟んだ、織姫と彦星のロマンスが語られます。そんなロマンチックな夜に、日本のあらゆるところで七夕まつりは行われています。

福岡城でも言うに及ばず、七夕まつりが催されています。しかし福岡城の七夕まつりは、2019年7月にイベント開催するのが最初（第1回）のことです。それまでの夏の風物詩西日本大濠花火大会が終了し、その後を引き継いだ福岡城下町七夕まつりです。

福岡城下まつりは、7月5日から7日にかけて開催されています。福岡城址周辺エリア（福岡城むかし探訪館・鴻臚館跡展示館・三の丸スクエア・福岡市美術館）で、様々な七夕イベントが催されます。参加型イベントには、地元の人や観光の人もまじり盛大に催されます。

七夕まつりでは、福岡城きものフラワーサポーターによるきものや福岡おもてなし武将隊と歩く福岡城など参加型イベントが目白押しです。楽しい七夕のひと時を福岡城と一緒に楽しもうと企画されています。福岡城下町七夕まつりは、おすすめの観光プランです。

福岡城の歴史は、関ケ原の合戦で功績のあった黒田長政が、7年の歳月を費やして築城したことから始まります。舞鶴城とも言われる福岡城は、博多湾から見ると、鶴が羽ばたくように見える九州で一番の巨城と云われています。

そんな現在の福岡城址は、舞鶴公園の中にあり、後ろには大濠公園が控えています。そして、前方には玄界灘というように自然に囲まれた中に存在しています。そして天守閣を持たない巨城は、福岡の観光スポットとしてシンボル化されています。

福岡城を囲む様にある舞鶴公園と大濠公園は、市民の憩いの場として親しまれています。そんな舞鶴公園には、梅・桜・つつじ・藤などと言った花々が、四季折々に咲き誇ります。散策が楽しめる舞鶴公園は、福岡城観光にはセットで楽しめる公園です。

一方の大濠公園は、大きな池の中に島が点在していて、島とは橋で繋がり池全体を散策して見る事ができます。そして、野鳥が生息するなどして自然を楽しむ事もできる公園です。大濠公園も福岡城観光にはセットで楽しめる公園です。

九州で一番の巨城と言われる福岡城は、天守閣を持たない47の櫓と城門で築城されているお城です。そして、大河ドラマでも知られる黒田官兵衛が築城した、九州で一番の巨城です。

九州で一番の巨城は、福岡市の中ほどの小高い丘の上にあり、舞鶴公園・大濠公園や玄界灘を見下ろすようにあり、そこには現存する櫓や移築・復元された櫓や城門があります。そんな九州福岡城の基本情報を紹介します。

福岡市のほぼ中央部にある福岡城は、アクセスは電車など公共交通機関を利用しても便利で、車で行くにも便利な場所にあります。

大濠公園駅から歩いて約5分という、駅から近い所在地に福岡城はあります。そんな福岡城の所在地は、福岡県福岡市中央区城内です。

福岡城では、様々なイベントなどが催されています。それぞれに主催団体等がありますが、福岡城に関する問い合わせ先は、福岡市役所担当課になります。

実際には、福岡市経済観光文化局文化財活用部文化財活用課と言う部所が、問い合わせの窓口です。問い合わせ先の電話番号は、092-711-4666 文化財活用課です。

九州福岡城は、城址や舞鶴公園や大濠公園は、自由に散策ができる環境になっています。そして、所々にある櫓や城門などを見て、福岡城の歴史を探訪できます。

そんな中にも福岡城赤坂門石垣が公開されています。毎週土曜日の10時から15時まで、福岡城の外堀石垣を見ることができます。この石垣は、昭和53年の地下鉄工事のときに発見され、玄武岩で石積みされた幅約50m・深さ約3.5mの規模だったと伝えられています。

福岡城は、博多駅から約5kmの場所に位置しています。アクセスの方法は、地下鉄を利用するアクセスが便利です。博多駅から地下鉄空港線で5駅目の、大濠公園駅で下車して徒歩約13分でアクセスできます。バスを利用したアクセスも便利にできます。

博多バスターミナルから乗車して赤坂三丁目バス停で下車、歩いて約10分でアクセスできます。因みに福岡空港からのアクセスは、空港線福岡空港駅から大濠公園駅まで約15分でアクセスできます。福岡城へのアクセスは、最寄り駅から近い距離のアクセスができます。

福岡城に車でアクセスすると、駐車場の場所が気になります。福岡城には舞鶴公園愛内専用の駐車場が整備されています。3箇所ある駐車場は有料駐車場です。駐車料金は格安に設定されています。

タイムズ福岡城三の丸駐車場（241台）は、60分200円で24時間最大500円の駐車場料金です。舞鶴公園 第一駐車場（68台）・第二駐車場（70台）は、営業時間内60分150円の駐車場料金です。いずれの駐車場も平面駐車場です。この他にも周辺には駐車場があります。

歴史の散歩道？福岡城には、1601年に黒田長政によって築城されて以来、様々な歴史の変遷があります。福岡城址・舞鶴公園そして大濠公園と、歴史と自然に触れる散策は、まさに歴史の散歩道と言えるシチュエーションがあります。

天守閣のない福岡城は、47の櫓と城門のお城で博多湾から見る福岡城は、鶴が羽ばたくように見えることから舞鶴城とも言われています。九州で一番の巨城とも言われる福岡城の歴史や自然を満喫しませんか。福岡城を紹介しました。参考になれば幸いです。