京都の料亭ランキング21選！ランチや有名老舗店もご紹介！

「京都に行ったら、料亭で茶懐石を味わってみたい。でも京都の料亭ってなんだか敷居が高そうで」と、なかなか料亭を見つけられない方も多いのではないでしょうか。早速、おすすめの料亭をご紹介していきましょう。

築地の老舗料亭「河庄双園」の女将がプロデュースする炭火焼肉の料亭「鹿六」。近江牛など、厳選された特選黒毛和牛だけを使用しています。コース料理は、鹿六コース7,500円（税・サービス料別）から。アラカルトでも楽しめます。二階にはデザートルームがあり、食後は美味しいデザートをゆっくり堪能。

店主自ら素材を厳選し、仕込みや盛り付けまでお一人で行っています。その時その場所でしか手に入らない山野草が、さりげなくお料理や店内に取り入れられ、季節の自然美を体感することができる料亭です。器にもこだわり、素材の美をさらに引き出すために、骨董品や現代作家の作品などを効果的に使用しています。懐石コース10,000円（税別）から。

名割烹「桜田」の精神を受け継ぎ「和ごころ 泉」を営む泉昌樹氏。お料理だけでなく、精選された器やお花、お軸などをとおして、季節の美を感じてもらいたいという信念のもと、匠の技を光らせます。夜のおまかせコースは11,000円。

京都人なら誰もが知る有名老舗料亭。旬の食材の持ち味を活かしたお料理や、贈ること・贈られることを想った「おもたせ」など、「和久傳」ならではのおもてなしや心遣いが素晴らしい老舗料亭です。高台寺「和久傳」の名物は、山椒のふくらんだつぼみを楽しむ「花山椒のしゃぶしゃぶ鍋」。ランチ20,000円（税・サービス料込）から、ディナー30,000円（税・サービス料込）から。

茶懐石の心と旬の味わいを大切に、お客様との会話の中で、その時にしか出せない味わいを追求しています。和の懐石16,000円、22,000円、30,000円（それぞれ税・サービス料別）。8,000円（税・サービス料別）のランチもおすすめです。

旬の上質な食材を使い、あまり手を加えず、その良さを存分に引き出した料理を味わうことができることで有名な「竹屋町 三多」。新鮮な素材を炭火で炙るというシンプルな調理法が、食材の香りと個性を最大限に高めます。

「室町和久傳」で料理長を務めていた緒方俊郎氏が開店した料亭「緒方」。旬の食材の味を活かすことをモットーに、厳選した素材を使って美しいお料理を生み出します。風情あふれる坪庭を眺めながら、美味しい日本料理をいただくことができます。

千利休の「この年、この月、この日、客を迎えてする菜は生涯中この一回の他に非ず」という一期一会の心がモットー。お客様の「美味しい」のために、伝統を大切にしながら新たな挑戦も続けています。ランチは15,000円（税・サービス料別）から、ディナーは20,000円（税・サービス料別）から。

食材にこだわる店主が、素材の味を存分に活かすべく腕をふるう「旬席 鈴江」。食材の品質は京都でも最高レベルと言われています。コースはおまかせコースのみでお値段は時価、3万円〜7万円ほど。お値段が高いので気軽に伺えるお店ではありませんが、特別な時間を過ごしたいときなどには訪れたい名店です。

「にくの匠 三芳」は、高級肉懐石のお店。店主・伊藤力氏は、さばいたばかりの牛肉の美味しさを味わって以来、多くの方にこの味を知ってもらいたいという想いで肉職人の道へ。信頼できる牧場から仕入れたA5ランク以上の和牛を使用。お肉の概念を覆されるかもしれません。

老舗料亭木屋町「菊乃井」料理長を経て、高台寺「和久傳」を開店、その後「祇園丸山」を開店した丸山嘉桜氏。「京料理とは五感（リズム、光、音、香、味）すべてに訴える総合芸術」をモットーに、素材の味を存分に活かし、季節のうつろいを感じることができるお料理を生み出しています。ランチは7,452円から、ディナーは18,630円から。

400年もの歴史をもつ老舗料亭「瓢亭」。ミシュラン三つ星獲得、言わずと知れた有名老舗料亭です。伝統を大切に引き継ぎながら、新たなものへの挑戦も続けることで、瓢亭玉子や朝がゆなど、時代のニーズに合った名物料理が生まれました。ランチは23,000円（税・サービス料込）から、ディナーは27,000円（税・サービス料込）から。朝がゆは6,000円（税・サービス料込）、鶉がゆは12,100円（税・サービス料込）。

「吉泉」では、おもてなしの心を表した「酒一献」から始まり、ストーリー性のあるダイナミックな料理へと続きます。ランチは9,000円（税・サービス料別）から、本懐石は15,000円（税・サービス料別）から。

一見さんお断り、完全予約制の有名料亭「川口」。店内はまさに、シンプルの美。写真撮影NG。丁寧に作られたお料理をしっかり味わいながら、ゆったりとした時間が流れていきます。非日常の空間で、心のこもった美味しいお料理がいただける、本物の京都の料亭です。

祇園の有名老舗料亭「菊乃井」の村田吉弘氏は、「京都府文化功労賞」ほか多くの受賞歴をもつ凄腕シェフ。「人生の大切な時に、特別な時間を菊乃井で過ごしてもらいたい」との想いから、最高の素材と匠の技で、美しいお料理を生み出しています。メニューは、「季節の懐石料理」、20,000円（税・サービス料別）から楽しめる「今月のお献立」、ランチ限定「時雨めし弁当」など。

「吉兆」で長年修行を積んだ石原仁司氏がその腕をふるう料亭「未在」。「未在」とは、禅の言葉で「目的を達成しても、次の目標に向かってまだまだ」の意で、石原氏の信条を表しています。茶懐石の心に基づいた、温かいおもてなしと美味しいお料理を堪能できることで有名な料亭です。コースは1種類のみで、一斉にふるまわれます。なかなか予約が取れない超人気料亭。お料理の写真撮影はNGです。

京都の名店で腕を磨いた西川正芳氏の料亭「祇園にしかわ」。祇園ならではの味を作りたいと、出汁に使用しているのは八坂神社の「美人の水」。その日に仕入れたものでコースを仕立てます。リニューアルした数奇屋造りの建物は、どの場所からも趣あふれるお庭を眺めることができ、京の自然美を感じながら美味しいお料理をいただけます。ランチは5,000円（税・サービス料別）から、ディナーは15,000円（税・サービス料別）から。

女性や地元の方に人気の、予約がなかなか取れない超人気料亭。店主塚本氏の人柄と、抜群の料理センスに魅了され、再訪する方が後を絶たないそう。地元の方が通うお店は本当に美味しいお店と言われています。写真撮影はNGです。

東京と京都で22年の修行を積んだ松木和也氏の有名料亭「御料理 樋渡」。最大限のおもてなしをしたいという松木氏の信念で、完全予約制、昼夜各1組限定というスタイルを貫き通しています。お料理は、ランチのコースは5,000円（税抜）から、ディナーのコースは15,000円（税抜）から。

器の魅力に傾倒し、骨董店に自ら出向いて器と向き合ってきた店主飯田真一氏。大正時代のものから現代のものまで、料理をもっとも引き立たせる厳選された器は、食べる者をもその世界観にグッと引き込みます。永楽や魯山人などの美しい器も登場し、お料理の美味しさだけでなく器も楽しめる料亭です。ランチのコース5,250円（サービス料別）、ディナーのコース10,500円（サービス料別）から。

大地からいただいた大切な命を、無駄にすることなく、知恵をもって食べ尽くすこと。丁寧に調理されたお料理が、「草喰 なかひがし」の信条を物語ります。高級食材だけなく、身近にある山野草などの恵みをいただき、その素材の味を存分に引き出す。自然と大地の生命力に感謝したくなる、そんなお料理をいただくことができます。ランチ6,000円から、ディナー12,000円から。

予約が取れない人気店が多い京都の料亭ですが、予約さえ取れれば、一見さんだからとお断りされることは多くはないようです。京都をまるごと凝縮したような美しい料亭の世界を、ぜひ味わってみてください。