鹿児島水族館『いおワールド』の料金や営業時間は？割引情報も！

九州地方の最も南に位置する鹿児島県は、南国というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。他にも、屋久島を思い浮かべる方もいるかと思います。屋久島は、日本で初めての世界自然遺産に認定された場所なんです。鹿児島県の沖に浮かぶ、県内で2番目に大きな島です。

豊かな自然とその自然が独自に育む生態系が、世界的に知られ、1993年にはユネスコ世界遺産に登録されました。鹿児島は、一年を通して、平均気温はが18℃とまさに南国そのものです。過ごしやすい気候でいられるのですが、夏は台風に注意です！台風の頻度はとても多いです。そんな鹿児島は、観光地としても有名ですが、その鹿児島の数ある観光スポットの中から一つ、ご紹介いたします。

鹿児島にある水族館・いおワールドをご存知でしょうか？いおワールドは、鹿児島市立の水族館です。正式名称は、かごしま水族館だそうですが、愛称の公募を行った結果、いおワールドに決定したそうです。いおワールドは、鹿児島県民からも愛された水族館で、様々な生き物を展示・飼育しています。ちなみに、いおワールドのいおとは、鹿児島弁で魚を意味するそうです。

そんな鹿児島水族館・いおワールドについて、今回はたっぷりの情報をお届けいたします！営業時間・入館料金・アクセス方法などはもちろん、入館料金の割引はあるのか、館内はどうなっているのか、いおワールドについて徹底調査いたします。鹿児島に訪れた際には、ぜひ、いおワールドへ寄ってみてください。それでは、ご覧ください。

いおワールドの営業時間のご紹介をいたします。通常営業時間は、9時30分から18時までとなります。17時までには入館しましょう。また、ゴールデンウィーク・夏休み期間の土日祝日・お盆休み・クリスマスイブなどの日は、営業時間が長く、21時まで開園しています。休館日は、12月の第一月曜日から4日間おやすみになります。それ以外の日は、通常通り営業しています。

いおワールドの入館料金のご紹介をいたします。大人(高校生以上)1500円・小人(小中学生)750円・幼児(4歳以上)350円となっています。3歳以下は無料になります！また、お得な年間パスポートの販売もしています。2回分の料金で1年間何度もいおワールドを楽しむことができます。大人(高校生以上)3000円・小人(小中学生)1500円・幼児(4歳以上)700円となっています。

いおワールドでは、通常の入館料金から割引される日があるのをご存知でしたか？それが、こどもの日や敬老の日など祝日のイベントがある日は割引されることもあるそうです。実際に、ゴールデンウィークのこどもの日に来館した方は、小人(小中学生)750円が500円に割引され、幼児(4歳以上)350円が無料に割引されるんです！

もちろん、こどもの日なので大人の方は割引はなく、通常料金となります。その他の、敬老の日は70歳以上の方は無料に割引されたりします。祝日などに行こうと思われている方は、ぜひチェックしてみてください。少しの割引でも嬉しいでしょう。

いおワールドの館内のご紹介をいたします。いおワールドは、4階建てでできていて1階には、いるかプール・あざらし水槽・ワクワク発見広場・デンキウナギ水槽がある他、アミューズメントショップもあります。2階には、ジンベエザメがいる黒潮大水槽・アクアラボ・南西諸島の海があり、またレストランもあるので、ぜひランチなどで利用してください。

黒潮大水槽が、いおワールドでは一番大きな水槽となっています。ジンベエザメの他にも、マグロやカツオなどの魚も黒潮にのって泳いでいます。いおワールドのジンベエザメは幼魚の時から飼育し、5.5mほどに達したら海にかえしているそうです。

3階には、クラゲ回廊・鹿児島の深海・特別展示コーナーがあります。特別展示コーナーは、時期により変わるので今ある展示は期間限定になります。クラゲ回廊は、小さなお子さんからも人気があるコーナーで、海中にいるかのような空間でクラゲを見ることができます。

4・5階には、展望ホール・溶岩トンネル・錦江湾水槽などがあります。展望ホールには、休憩できるスペースがあり、目の前には錦江湾や桜島の景色が広がっています。冷たいアイスや飲み物の自動販売機も設置されているので、一息つきたい時にぜひ利用してください。

その展望ホールには、謎に包まれたクジラ・タイヘイヨウアカボウモドキというクジラの標本があります。この標本は、いおワールドが発見するまで頭骨のみしか発見されていませんでした。2002年に、鹿児島県川内市西方海岸に打ちあがったのが、このタイヘイヨウアカボウモドキでした。それが、世界で最初の完全な骨格標本であり、なんと、いおワールドでしか見ることができないんです。

また、いおワールドでは車いす・ベビーカーの無料の貸し出しをしています。また、小さなお子さん連れの方も楽しめるように、授乳室やおむつ替え台などの設置もしています。ミルクを作る時のお湯などもあるので、男性の方も利用できます。子連れの方も、お年寄りの方も安心して楽しめるような館内になっています。

いおワールドには、様々な生き物が展示・飼育されています。水族館といえば、イルカ・アザラシなどを想像する方は多いと思いますが、もちろん定番のイルカやアザラシもいます。他にも、ウミガメ・ジンベエザメ・オオウナギ・サメなども暮らしています。サメやウミガメも水族館の定番な生き物でしょうか。

また、いおワールドの一番新しい生き物は、2016年11月6日に仲間入りした、ダンゴウオという魚です。2㎝ほどの小さな魚ですが、見た目がまんまるでダイバーからはとても人気のある魚なんです。まるまるした体の小さなダンゴウオを一度見に来てみてはいかがでしょうか。

そんな様々な生き物がいるいおワールドですが、その生き物の数、全部で500種類・約3万点もの生き物が暮らしています。たくさんの生き物の生活を見ることができるので、ぜひ隅から隅まで見て行ってください！

いおワールドの人気の生き物をご紹介いたします。ジンベエザメ・イルカ・アザラシ・オオウナギ・トンガリサカタザメが、来館された方に特に人気のようです。中でも、ジンベエザメはあまりの迫力に思わず見入ってしまうほどです。ジンベエザメは、サメの中でも比較的おとなしいサメで、エビ・カニ・小魚を食べて過ごしています。体長は13mほどにも成長するそうです。

いおワールドのジンベエザメは大きくても5mほどですが、5mもあるといくら水槽越しだからといっても、圧巻の迫力ではないでしょうか。特に、お子さんは驚いてしまうかもしれません。また、イルカはどこにいっても人気のある生き物ですが、いおワールドには8頭のバンドウイルカが暮らしています。イルカの時間といったイベントもあり、そこではイルカの迫力あるショーも見ることができます。

ショーだけでなく、イルカの素晴らしい能力も見ることができるので、イルカ好きにはたまらないと思います。トンガリサカタザメは、3mほどの体長になりますが、こちらはサメではなくエイの仲間なんです。鹿児島県では比較的数も多い生き物です。サメのように見えることから、名前にもサメがついているのでしょう。

そして、いおワールドにいるオオウナギは九州最大の湖・池田湖で天然記念物に指定されているオオウナギを展示しているんです。成長すると、180㎝もの大きさになり体重も28kgになります。南西諸島や屋久島では、オオウナギは普通に見ることができるそうです。都内では絶対に見ることのできない生き物でしょう。

いおワールドでは、イベントも盛りだくさん用意しています。ジンベエザメの食事をバックヤードから間近で見たり、イルカの見る能力を紹介する他、イルカに目隠しをしていても音を使って、ものを見分ける実験も行うそうです。他にも、あざらしの食事の時間やデンキウナギの放電を見たり、水族館に宿泊イベントなどもあります。

特に宿泊イベントには、ジンベエザメと泊まろう・イルカと泊まろうの2種類あります。ジンベエザメの場合は、黒潮大水槽前で宿泊し、イルカの場合は、イルカプール地下2階に宿泊することになるそうです。真夜中の水族館、そして真夜中に見る魚たちはいったいどんな過ごし方をしているのか、わくわくします。ぜひ参加してみてください。

先ほども少しご紹介しましたが、ゴールデンウィーク・夏休み期間の土日祝日・お盆休み・クリスマスイブなどの日は、夜間も営業しているので、夜の水族館を楽しむことができます。夜の水族館を楽しむことができる機会は、なかなかないので、ぜひこの期間に行ってみてください！

普段は見ることのできない、生き物たちの夜の過ごし方を見ることができるのはもちろん、夜というだけでまた雰囲気も違ってくると思います。また、ゴールデンウィーク期間は営業時間が変わり、9時から21時までと、早い時間の開館にもなっています。

他の水族館でも夜間営業するところもありますが、その場合、一旦閉めてからまた開館するというパターンが多いです。そして夜間の入館料金も発生します。しかし、いおワールドでは、日中からずっといられ、夜間の入館料金も発生しません。そういったところも嬉しいところです。再入場できるので、一旦出てまた夜に来るということもできます。夜の水族館は、誰もがワクワクするそうで人気があります。

いおワールドには、イベントとは別に学習や交流ができる体験があります。大人のための体験飼育係・体験！一日飼育係・ワクワクきびなご塾など、大人向けの体験学習だったり、親子でできる体験学習だったり、学習や周りの人との交流を目的としたプランを豊富に用意しています。

いおワールドには、見どころがたくさんありますが、中でもやはりジンベエザメが一番の見どころだと思います。ジンベエザメの優雅に泳ぐ姿を見るのはもちろんですが、バックヤードへ行き、迫力のある食事を間近で見たりもできるところは、貴重な体験になるのではないでしょうか。また、宿泊イベントも2ヶ所でできることから、いおワールドならではかと思います。

いおワールドまでのアクセス方法をご紹介いたします。車で来られる場合は、九州自動車道から薩摩吉田ICまたは、鹿児島北ICを下車し、鹿児島市内方向へ進み、約20分で到着いたします。長期休みなどの期間は、大変混雑されることが予想できるので、その場合は公共交通機関を利用したほうが良いと思います。

また、駐車場は県営第一・第二・大三駐車場を利用できます。普通車・大型車それぞれ、最初の1時間は無料ですが、普通車は1時間ごとに200円、大型車は1時間ごとに630円追加していきます。大型車のみ、第三駐車場を利用してください。

鹿児島空港を利用の場合、鹿児島空港からリムジンバスに乗り、停留所の金生町で下車し、徒歩約15分ほどで到着いたします。鹿児島空港から金生町までは約50分ほどです。または、リムジンバスを下車した後、金生町市営バス停留所より、15・16-2・24・25・26番線で、かごしま水族館前またはドルフィンポート行きに乗り、約3分で停留所のかごしま水族館前に到着いたします。

電車を利用した場合、JR鹿児島中央駅から市電に約15分乗り、水族館口で下車し、そこから徒歩約8分で到着いたします。または、JR鹿児島中央駅からバスに約15分乗り、かごしま水族館前で下車します。かごしま水族館前ぼ停留所からはすぐ到着いたします。

鹿児島水族館・いおワールドについて、ご紹介いたしました。いかがでしたか？いおワールドの人気の生き物・ジンベエザメは必見でしょう。とっても大きなジンベエザメをぜひ、間近で見てもらいたいと思います。水族館は、子供から大人まで誰もが楽しめる施設なので、家族旅行で訪れた際や、帰省中などでもぜひ行ってもらいたい場所です。

さらに、いおワールドは入館料金も安いのでとても行きやすいと思います。その入館料金をさらに割引でお得に入館したい場合は、ホームページで事前にチェックしましょう。何か割引があるかもしれません。近場の方は、お得な年間パスポートを持っていると良さそうでしょう。いおワールドでも、鹿児島を思い切り満喫してください。