関東の名物グルメランキングをご紹介!
関東地方には、それぞれの関東地方ではよく知られていても、全国的にはほとんど知られていない名物として、知る人ぞ知る関東地方ならではの絶品グルメがあり、秘かな人気を呼んでいます。
昨今では、インスタグラムやフェイスブック、ツイッターなどのソーシャルネットワークサービスを通して全国区的に知られるようになりました。一度は口にしてみたい、巷で人気の関東地方の絶品グルメ、厳選21点を、ここでは詳細な内容を交えながら、ランキング形式にて順に紹介します。
人気絶品グルメが食べられるお店もチェック!
関東地方のグルメといっても実際にどういうものがあるのか、そして名物グルメを食べたいと思っても、実際にどこのお店で食べられるのか、どうやって調べたらいいのか気になるところです。
ここでは、実際に関東地方の名物グルメが食べられるおすすめ店を具体的に紹介していますので、参考にしていただき、ぜひ一度足を運んで見てください。関東地方の1都6県それぞれに、関東地方ならではの名物や観光目玉となるものなど、おすすめの絶品グルメが揃っています。
関東の名物グルメランキング:21位~17位
まずは関東地方の名物グルメ、21位から17位の紹介です。ランキングに大意はありませんが、あまり知られていない関東地方の名物グルメから全国的に有名な関東グルメを順に紹介しています。
関東地方の名物グルメの21位から17位は、関東地方観光の目玉として発案されたものや、古くから関東地方の町で親しまれているものなど、一味違う美味しさで、一度食べたらクセになります。
21位 とて焼き(栃木県塩原町)
栃木県の名湯、塩原温泉にある名物グルメ「とて焼き」は、温泉街を散策しながら食べ歩きができる関東地方で人気の絶品グルメです。絶妙な厚みのスポンジ生地は、やみつきになる新食感です。
塩原温泉でとて焼きが生まれたのは、2011年の比較的最近の話です。きっかけは東日本大震災の影響によって、町から人が少なくなったことで、最初に地元製菓店により考案されました。現在は、塩原温泉にある13店舗の飲食店で、和風スイーツから野菜やお肉までいろんな味が楽しめます。
とて焼きの特徴
とて焼きの特徴のひとつは、ラッパのような形です。塩原温泉にある観光客を運ぶ「とて馬車」に使われていたクラクションがラッパの形をし、トテトテーという音を出すことに由来します。
とて焼きのもうひとつの大きな特徴は、具材を包み込んでいる生地です。クレープでもなく、どら焼きでもない、ふわふわ新食感で絶妙な厚さのスポンジ風の生地には、塩原町産の卵と牛乳がふんだんに使われており、いろんな具材とマッチします。一度食べたら病みつきになるおいしさです。
とて焼きが食べられるおすすめ店
とて焼きが食べられるお店は、製菓店やフルーツ店、そば処やお寿司屋さんなど、塩原温泉街の中に全部で13ヶ所あり、とて焼き片手にそれぞれの特徴ある味わいを楽しむことができます。
中でも、老舗の今井屋製菓「黒ミツきな粉とて」は、とて焼き発案のお店だけあって、伝統の温泉饅頭と黒蜜寒天、キャラメルホイップ、炒った大豆が絶妙に絡み合ったおすすめのとて焼きです。それぞれに異なる食感と甘味を楽しみながら食べ進むことができる逸品として満足感十分です。
20位 黒タマゴ(神奈川県箱根町)
箱根観光屈指の観光スポット、大涌谷には、1個食べれば寿命が7年は延びるといわれるおすすめの名物「黒タマゴ」があります。黒い殻のタマゴは、大涌谷に湧く温泉池で茹でられています。
タマゴの殻が黒くなっているのは、温泉の成分である鉄分が気孔の多い殻に付着し、硫化水素が反応してできたものです。黒いタマゴの殻を割ると、白身と黄身の見た目普通の茹でタマゴと一緒ですが、味の方は地熱と火山ガスにより硫黄の香りが染み込んで濃厚な味が楽しめます。
黒タマゴの特徴
黒タマゴの特徴は、温泉で茹でてあり普通の卵と比べると硫黄の香りがします。この硫黄が染み込んでいることによって、タマゴの旨味成分が普通のタマゴよりも20%ぐらい多く含まれています。
奥箱根観光株式会社独自の測定データによれば、白身成分は、塩味が普通のタマゴがマイナス1.0に対して、黒タマゴは3.0、黄身成分は、塩味が普通のタマゴがマイナス1.0に対して、黒タマゴは0.0、旨味成分は、普通のタマゴがマイナス1.0に対して、黒タマゴは0.0となっています。
黒タマゴが食べられるおすすめ店
箱根温泉の名物グルメ、黒タマゴは、大湧台散策コースから延命地蔵尊を通り過ぎて15分ほど歩き閻魔台にある黒タマゴの売店、玉子茶屋で購入して食べることができます。
玉子茶屋の営業時間は、毎週月曜から土曜の9時から16時半で、日曜定休日です。箱根温泉では他にも、大涌谷くろたまご館、ゆ~らんど、極楽茶屋「黒たまご」でも購入することができます。
19位 しもつかれ(栃木県)
「しもつかれ」は、栃木県を主に群馬県、茨木県などの北関東地方にある伝統の郷土料理です。鮭の頭と大豆、大根や人参などの根菜類を、すりおろして酒粕と一緒に煮込んだものです。
「しもつかれ」は、調味料を用いずに、鮭や酒粕の分量を加減し味を調整して食べますが、地域やそれぞれの家庭によって製法や材料が異なり、地域や家庭ごとに特徴的な味をしています。
しもつかれの特徴
「しもつかれ」は、もともと江戸時代中期の天明の飢饉の頃に、食料が乏しくなる旧暦の2月初午の時の神社への供え物として、残り物を巧みに利用して供えたのがその始まりとされています。
材料には、塩引きの鮭の頭、大豆、油揚げ、酒粕、それに大根、人参を使うのが一般的で、鬼おろしという木製のおろし道具でおろして混ぜ合わせます。
しもつかれが食べられるおすすめ店
茨木県古河市にある「古河のお休み処 坂長」は、しもつかれが食べられるおすすめ店です。古川市に点在する蔵を改装した複合施設で、しもつかれの他、お土産や工芸品なども購入できます。
もとは江戸時代より両替商を経て坂問屋として栄えたお店で、他にもギャラリーやホール、資料室などもあり歴史的な建造物として平成12年に国の登録有形文化財に指定されています。
18位 柳川鍋(東京都台東区)
柳川鍋は、ドジョウを使った江戸生まれの絶品鍋料理です。文化元年に浅草駒形で越後屋がドジョウの鍋料理を始め、その後、江戸横山町新道の柳川という店が定番の柳川鍋を考案しました。
柳川鍋は、開いたドジョウを割下で煮込んで卵とじにしている点が一般的なドジョウ鍋と大きく異なります。カルシウムがうなぎの9倍もあるとされるドジョウは、精力のつくものとして考えられており、夏バテ予防として夏の暑い時期に好んで食べられています。
柳川鍋の特徴
柳川鍋の特徴は、開いたドジョウと笹掻きにしたゴボウをみりんと醤油の割下で煮て鶏卵で綴じています。気になるドジョウの味は、臭みはなくあっさりとした白身の味わいです。
食べ方は、まず鍋の中が沸騰して湯気が立つまで3分待ちます。その後に溶き卵を全体に回し入れます。再度蓋をして卵が固まるまで30秒ほど待ちます。卵が固まったら出来上がりです。
柳川鍋が食べられるおすすめ店
関東の名物グルメの柳川鍋が食べられるおすすめ店は、東京台東区の駒形にある1801年に創業された歴史ある「駒形どぜう」です。1階には座敷が広がり、店内には江戸の情緒が溢れています。
お店の看板メニュー「どぜうなべ」は、どじょうがお酒や味噌汁とともに鉄鍋で煮てあり、ネギがたっぷりとのせてあります。都営浅草線の浅草駅のA1出口から徒歩2分の便利な場所にあります。
17位 みそポテト(埼玉県秩父市)
みそポテトは、埼玉県秩父市にある関東地方の郷土グルメで、一口サイズの蒸かしたジャガイモを小麦粉の衣をつけて揚げ、上から味噌だれをかけた秩父市おすすめの絶品グルメです。
2009年に開催された第5回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦にて優勝の栄冠を勝ち取り、関東地方の名物グルメとして知名度がアップしました。ご当地では、定番の軽食として知られています。
みそポテトの特徴
埼玉県秩父地方では、小昼飯と呼ばれる農作業の合間や小腹が空いたときに食べる郷土料理がいくつかあり、みそポテトはその代表的な関東地方の名物グルメとして有名です。
みそポテトの特徴は、サクサクとした衣とホクホクとしたジャガイモが味噌だれの味覚によく合い、おやつやおつまみ、おかずなど、日常の中で食べられており癖になる美味しさです。
みそポテトが食べられるおすすめ店
みそポテトが食べられるおすすめ店は、秩父駅から徒歩10分、御花畑駅方面に向かい秩父神社の先の番場通り沿いにある秩父郷土料理の「食彩秩父じんじんばあ」で、おすすめのグルメ店です。
食彩秩父じんじんばあでは、名物みそポテトの他にも、奥秩父で獲れた天然の猪を使ったジビエ料理や川魚の塩焼きなど、秩父の美味しい郷土グルメがふんだんに食べられます。
関東の名物グルメランキング:16位~12位
次は、関東地方の名物グルメランキング、16位から12位の紹介です。こちらの名物グルメは、中華料理やおかずとしての一品料理、鍋物など、身近な存在として価格的にも安いものばかりです。
また日頃馴染みのある食べ物の中にも、その土地土地の名物グルメが存在します。それぞれが関東地方の郷土愛を大事にしており、古くから地元の人によってこよなく愛され続けています。
16位 崎陽軒のシウマイ(神奈川県横浜市)
横浜の地で生まれた崎陽軒のシウマイは、1928年の発売以来、国産豚肉と千帆立貝柱という変わらぬレシピで、豊かな風味をした一口サイズのシウマイです。またシュウマイ弁当も大人気です。
崎陽軒のシュウマイは、全部で6種類あり、定番の昔ながらのシュウマイのほかに、季節限定商品や通信販売限定、おせち限定など、バラエティに富んだメニューが揃っています。
崎陽軒のシウマイの特徴
発売以来変わらぬレシピの崎陽軒のシウマイの特徴は、1個16.5gで、干しホタテの貝柱を入れることによって、冷めてもおいしい味を保てるようにしています。
またグリーンピースは上に乗っているのではなく、中に練りこんであるのが特徴です。シウマイ弁当は、幕の内弁当の定番である焼魚、玉子焼き、カマボコにシウマイを加えたメニューとなっていて、そのシンプルさが人気を得ています。
崎陽軒のシウマイが食べられるおすすめ店
崎陽軒のシウマイが食べられるお店は、神奈川県と東京都を中心に、千葉県、埼玉県、静岡県まで広がり、全150店舗あります。シウマイ弁当の1日の販売数は、2万食を誇ります。
おすすめ店は、東京駅一番街にある「シウマイBAR」で、昔ながらのシウマイやえびシウマイなど5種類のシウマイを常時アツアツの状態で食べられます。その他、季節限定のシウマイを加えた6種類のシウマイ全種盛り合わせや人気のシウマイ弁当のおかずまで提供しています。
15位 スープ入り焼きそば(栃木県那須塩原市)
スープ入り焼きそばは、栃木県那須塩原市の塩原温泉郷で食べることができるおすすめの絶品グルメです。ソースで炒めた焼きそば麺に、鶏ガラや醤油で味付けしたスープをかけています。
見た目はラーメンによく似ていますが、中身は焼きそばそのもので、焼きそばの風味がする味付けです。塩原温泉郷の名物グルメとして、ガイドブックやテレビ番組の特集などで紹介され、斬新さと意外性が人気を得ています。
スープ入り焼きそばの特徴
スープ入り焼きそばは、栃木県の那須塩原市の塩原温泉郷で食べることができますが、塩原市内に約6店舗のスープ入り焼きそばを提供しているお店があり、それぞれに特徴があります。
ソース味で炒めた焼きそばが醤油系のスープとマッチして、ラーメンとは全然違う味わいなのに、しっくりとくる不思議な味わいです。ソース味の濃いものから麺にラーメンの麺を使っているものまで、店舗によって違いがあります。
スープ入り焼きそばが食べられるおすすめ店
スープ入り焼きそばが食べられるおすすめ店は、塩原温泉郷にある「釜彦」と「こばや食堂」のスープ入り焼きそばの元祖といわれる2店舗で、それぞれに特徴が違います。
「釜彦」のスープ入り焼きそばは、出前の焼きそばとそれにつけるセットのスープを一緒してあり、一方「こばや食堂」のスープ入り焼きそばは、ソースの味が強いことと、麺に焼きそば麺ではなく、ラーメンの麺を使用しているという特徴があります。
14位 納豆料理(茨木市水戸市)
茨木県水戸市の名物グルメといえば、納豆というぐらい、水戸は納豆で有名です。納豆の生産が盛んな水戸では、納豆を使った多種多様な料理メニューを楽しむことができます。
明治22年に常磐線が開通したことにより、もともと水戸市内だけで土産品として売られていた天狗納豆が他の関東地方でも販売されはじめ、水戸が納豆の産地として有名になりました。
納豆料理の特徴
水戸市内では、納豆を醤油やタレ、刻みネギなどで簡単に食べるだけでなく、納豆と和食、洋食、スイーツなど、さまざまな食材と組み合わせたお店が豊富にあり、より楽しめるのが特徴です。
水戸市役所では、様々な納豆料理を提供している市内のお店を紹介するマップを作成しています。干し納豆のかき揚げや納豆カツカレー、納豆御膳、納豆アイスなど、豊富なメニューのお店が紹介されています。市内観光施設や宿泊施設に配布してあり、観光の際に活用でき便利です。
納豆料理が食べられるおすすめ店
水戸市笠原町にある「とんかつ八戒」は、茨木県が生んだ銘柄豚肉のローズポークと納豆を組み合わせた納豆とんかつがおいしいおすすめ店です。柔らかい豚肉との組み合わせが絶妙です。
とんかつ定食のメニューは、オリジナルと納豆、みそ味、おろし味の4種類あり、それぞれに楽しめますが、とんかつと納豆との組み合わせが楽しめるのは「とんかつ八戒」だけです。水戸市内へお越しの際は、ぜひ一度ご賞味されてはいかがでしょう。
13位 中華街の肉まん(神奈川県横浜市)
関東有数の観光名所「横浜中華街」で定番のおすすめグルメといえば、何といっても「肉まん」です。中華街そのものの店舗数は、2010年6月現在で620店舗、その内中華料理店は226店舗です。
数多い「肉まん」が食べられる横浜中華街のお店では、それぞれに違った味の肉まんが楽しめます。より多くの肉まんを楽しみたいところですが、食べられる限度もあるので、ここでは関東地方を代表する横浜中華街の肉まんの特徴といくつかのおすすめ店を厳選して紹介します。
中華街の肉まんの特徴
横浜中華街の肉まんは、どれも大きくて餡もぎっしり入っているのが特徴のひとつです。ほとんどのお店がお持ち帰りのみですが、中にはイートインできるお店もあります。
冷凍ものを売っているところもあり、作りたてを蒸かしている店もあり、具材もフカヒレや黒豚、野菜炒めなど、お店によってさまざまな工夫が凝らしてあり、いろいろな味が楽しめます。
中華街の肉まんが食べられるおすすめ店
華正樓は、肉まん激戦区の横浜中華街の中でも、おいしい肉まんが食べられる人気抜群のおすすめ店です。具材は、豚肉と筍が入っていて、もちもちとした弾力ある皮との相性がぴったりです。
横浜中華街メインストリートの端に位置する華正樓の肉まんは、お土産のみの販売で、自宅で蒸かして食べられます。具材に豚肉、野菜、筍、かに、えびが入っていて、品質のいい小麦粉を低温でじっくり発酵させた皮がほのかな甘みを生み出し具材の旨味を引き立てています。
12位 ちゃんこ鍋(東京都)
相撲部屋で日常的に食べられている鍋料理のことを「ちゃんこ鍋」といい、東京都内では、相撲部屋が多い両国を中心に、おいしい「ちゃんこ鍋」が食べられる人気のお店がたくさんあります。
相撲の聖地とされる両国では、国技館で本場所が開催される時期になると多くの相撲ファンで賑わいます。ぜひ一度、本場東京の絶品ちゃんこ鍋をご賞味されてみてはいかがでしょうか。
ちゃんこ鍋の特徴
栄養豊富でボリューム満点のちゃんこ鍋は、さまざまな食材やアレンジがあり、何かを入れないといけないというルールはなく、いろいろな食材を加えた寄せ鍋になっているのが特徴です。
ただし、ちゃんこ鍋の出汁には、相撲の立ち合いで4つの足は負けを意味することから、豚や牛などの4つ足ものは使わないという相撲部屋での風習があり、野菜や鶏がらの出汁がメインとされています。もちろん具材としての4つ足ものは大丈夫です。
ちゃんこ鍋が食べられるおすすめ店
ちゃんこ鍋が食べられるおすすめ店は、JR両国駅東口から徒歩1分の場所にある「安美 両国総本店」です。伊勢ヶ濱部屋直伝の極上鍋は、相撲部屋そのままのボリューム満点のちゃんこ鍋です。
気軽に食べられる「ちゃんこランチ」は、醤油味、味噌味、キムチ味の3種類から選べて1000円以内のお得な人気メニューです。ほかにも火を通した地鶏をゴマ油で炒め、鶏ガラでとった塩出汁で野菜と一緒に煮込んだオリジナルの「焼きちゃんこ」が人気です。
関東の名物グルメランキング:11位~7位
続いて関東地方の名物グルメランキング11位から7位までの紹介です。こちらのランキングも、関東地方ならではの生産品を活かしたグルメやオリジナルに発案されたグルメなど勢揃いです。
近年はネットショッピングなどで全国から取り寄せ出来るようになっていますが、やはり関東地方ならではの名物グルメは、関東の地で食べるのが鮮度も抜群で一番です。関東地方のグルメ観光の旅で、関東地方ならではの雰囲気を満喫しながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
11位 こんにゃく料理(群馬県下仁田町)
群馬県下仁田町は、こんにゃくとネギの生産で有名です。特にこんにゃくは群馬県全体で全国の約90%のこんにゃくイモの生産を行っており、こんにゃくを使った絶品グルメが数多くあります。
下仁田町は、妙義山や荒船山などの山間を流れる鏑川に沿って集落が多く、畑は山の斜面を利用した段々畑になっており、平地の多い関東地方の中でもこんにゃく生産に適しています。
こんにゃく料理の特徴
こんにゃくにはいろんな種類があり、生タイプの刺身こんにゃくや豆乳を練り込んだ湯葉こんにゃく、梅の香こんにゃく、こんにゃく豆腐、みそ漬けこんにゃくなどがあります。
こんにゃく料理の特徴は、それぞれにお惣菜や麺類、揚げ物、煮物など、いろんな料理のメインディッシュを引き立たせる場合や、こんにゃくそのものがメインと成り得るものまで、さまざまな料理シーンに使われます。
こんにゃく料理が食べられるおすすめ店
世界遺産の富岡製紙工場から車で約30分、コスモス街道沿いの風光明媚な場所に位置する「下仁田こんにゃく観光センター」は、敷地内に製造工場が併設されたこんにゃく製造販売店です。
いろんな種類のこんにゃくだけでなく名物下仁田ネギなどの販売のほか、店内ではハイキングに最適の手作り弁当の販売、本場のこんにゃくを使った七変化のこんにゃく料理が堪能できます。
10位 なめろう(千葉県房総半島沿岸)
房総半島沿岸の郷土料理なめろうは、獲れ立ての青魚を材料に作られる関東地方の房州おすすめの名物グルメです。千葉県を含む広範囲の房州地方の家庭や居酒屋などで食べることができます。
なめろうの名前の由来は、盛られた皿についた身まで舐めるほど美味かったからという説があります。漁師が漁船の上で作る漁師料理に発することから別名、沖膾とも呼ばれます。
なめろうの特徴
なめろうは、新鮮な魚を叩いて味噌で味付けしたものが基本ですが、なぜ味噌なのかというと、揺れの大きい船上では液体の醤油だとこぼれてしまうため、という漁師の智恵が生きています。
なめろうの特徴は、粘りが出るまで叩いて味噌と混ぜ合わせることです。魚と味噌を合わせただけではなく、叩くことで魚と味噌の旨みが合わさり、相乗効果によるおいしさが生まれます。
なめろうが食べられるおすすめ店
千葉県南房総市の千倉漁港から房総フラワーライン方面へ歩いて約4分の場所にある「寿司と地魚料理 大徳家」は、漁師料理のなめろうを商業的にお店で出した元祖なめろう提供店です。
大徳家で提供されるなめろうは、150年続いている伝統のレシピを守り続けてあり、薬味や調味料は一般的で奇をてらったものではありません。あくまでも基本に忠実に、叩きの技によるこれぞなめろうの原型という関東地方を代表する房州の名物グルメです。
9位 江戸前天丼(東京都)
東京日本橋にある「日本橋 天丼 金子半之助」は、感動ものの美味しい天丼が食べられるおすすめ店です。平日、休日、昼も夜も関係なく常に行列のできる人気の老舗天丼専門店です。
金子半之助は実在する人物で、東京浅草に生まれたとされ、日本の食文化に精通し和食界の重鎮といわれていました。その孫にあたる現在の板長、金子真也が幼き頃に祖父から閻魔帳を譲り受け、そこにあった秘伝江戸前丼たれのレシピを元に完成させたのが今日の江戸前天丼です。
江戸前天丼の特徴
江戸前天丼最大の特徴は、丼から溢れんばかりの天ぷらがてんこ盛り状態になっているインパクト大の見た目です。天ぷらに使われている食材は、毎日築地で仕入れる新鮮具材です。
天ぷらは胡麻油で揚げられており、香ばしさとサクサクした食感が楽しめ、海老に穴子、イカ、海苔、半熟卵が秘伝の丼たれと絶妙に絡み合います。これだけの具材でさぞかし値が張るのかと思いきや、何と950円という驚きの値段で食べることができるコスパ最強の人気天丼専門店です。
江戸前天丼が食べられるおすすめ店
江戸前天丼を食べるならば、「日本橋 天丼 金子半之助」をおいて他にないといっても過言ではありません。お店は、日本橋本店以外にも関東中心に10店舗、アメリカや台湾にも7店舗あります。
日本橋本店の店内は、1階にカウンター6席、2階にテーブル14席しかなく座れる人数が限られており、そのため常に行列ができている状態です。開店時間は平日11時、土日祝が10時からで、お昼前後は込み合うので開店直後が狙い目かもしれません。
8位 よこすか海軍カレー(神奈川県横須賀市)
よこすか海軍カレーは、カレーの街を宣言する神奈川県横須賀市で楽しめる関東地方おすすめの名物グルメです。横須賀市内の各お店では、海軍割烹術参考書のレシピを導入しています。
よこすか海軍カレーは、明治41年に作られた海軍割烹術参考書にあるレシピを元に復元してあり、各店舗では原則なルールを守った上で、原則、横須賀市内のみで提供されています。
よこすか海軍カレーの特徴
よこすか海軍カレーの特徴は、現在のカレーライスの基本形に近く、牛肉または豚肉に、人参、玉ねぎ、ジャガイモの具材を使い、カレー粉と塩で味付けした昔懐かしい味をしています。
またよこすか海軍カレーには、栄養のバランスを考慮し、必ずサラダと牛乳をセットで提供するのがルールとなっています。牛乳はそのまま飲んでもいいし、カレーにかけて食べるのもありです。
よこすか海軍カレーが食べられるおすすめ店
京急横須賀中央駅東口改札からすぐの場所にある「よこすか海軍カレー本舗」は、気軽に本格的な「よこすか海軍カレー」を楽しむことができるおすすめ店です。
戦艦三笠をイメージした店内では、よこすか海軍カレーを基本に、常時10種類以上の本格的なカレー料理を楽しむことができます。また、よこすか海軍カレーのレトルトや横須賀土産が揃った物販コーナーなどもあり、横須賀観光の楽しみが広がる人気ショップです。
7位 サンマーメン(神奈川県横浜市)
神奈川県にある関東地方の名物グルメ、サンマーメンは神奈川県南部を中心に親しまれているラーメンの一種です。そのネーミングからサンマが入っているかと思いますが全く関係ありません。
サンマーメンは、戦後すぐに横浜市中区の中華料理店で生まれたとされ、語源は漢字で「生馬麺」と書く広東語です。生は新鮮でしゃきしゃき、馬は上にのせるという意味があり、新鮮な野菜を肉と一緒にサッと炒めてしゃきしゃき感のある具材を麺に乗せるという意味を持っています。
サンマーメンの特徴
サンマーメンには、白いもやしと白菜、黒いキクラゲ、赤い人参、黄色い筍、緑の葉物といった5色の食材が使われており、栄養価が高く色鮮やかな見た目を持っているのが特徴のひとつです。
中でも、しゃきしゃきした食感を持つ「もやし」の存在感がサンマーメンの特徴を引き出しています。もやしは、材料費としても安くて、食べやすくかつ食べ応えもあることから、サンマーメンの主体となる材料となっています。
サンマーメンが食べられるおすすめ店
サンマーメンが食べられるおすすめ店は、横浜駅にある相鉄ジョイナスの地下2階の「中国屋台料理 大龍」です。アクセス抜群で、気軽に中国料理が食べられるおすすめのグルメ店です。
大龍は、相鉄ジョイナス創業当時から続く老舗の中華料理店です。ここでの一番人気サンマーメンは、とろっとした餡に麺が絡み、シャキシャキとしたもやしなどが溶け合う絶品グルメです。
関東の名物グルメランキング:6位~2位
次は、いよいよ関東地方の名物グルメランキング、上位6位から2位の紹介です。いずれも関東地方でしか味わえない食材や、関東地方ならではのアイデアから生まれた逸品グルメです。
全国的に紹介されて全国各地で食べられるものもありますが、やはり本場関東地方で食べる名物グルメは、本格的でひと味違います。ぜひ本場関東地方の味を関東地方で味わってみてください。
6位 江戸前寿司(東京都・江戸)
世界的にも有名になった寿司の原点は、東京の江戸と呼ばれた現在の東京23区になり、江戸前寿司といいます。江戸の前にある東京湾で獲れる魚を寿司ネタにした寿司が江戸前寿司です。
東京都内には、古くから営まれている江戸前寿司を提供する寿司屋が数多くあります。高級なネタを提供するお店から大衆的な値段で食べられるお店まで、寿司職人による伝統的で本格的な江戸前寿司を、思う存分堪能することができます。
江戸前寿司の特徴
江戸前寿司の寿司ネタは、アナゴや小肌、漬けマグロなどですが、代表格といえば、何といってもマグロです。いかにいいマグロを提供できるかが、その店の格を左右するといわれるほどです。
また江戸前寿司では、しめた後の魚を少し寝かせて使う場合があります。寝かせることで身が柔らかくなり魚の旨みが出てきます。しめたり漬けたりしてネタにひと工夫を加えるのが江戸前寿司の特徴ですが、味のバランス面から、シャリはあっさりとした味付けになっています。
江戸前寿司が食べられるおすすめ店
東京駅から徒歩5分の丸の内ブリックスクエア地下1階にある「まんてん鮨」は、アクセスのよさもさることながら、予算1万円以内で本格的な東京の江戸前寿司を楽しめるおすすめ店です。
まんてん鮨のおすすめメニューは、3千円ぽっきりで江戸前寿司が食べられる昼のおまかせランチです。東京丸の内という立地で、素材の良さと品数、そして鮮度のよさを考えても驚愕のコストパフォーマンスです。ただし土日は倍の6千円になるので、平日の方が断然お得です。
5位 おっきりこみ(群馬県)
「おっきりこみ」は、手打ちの太麺と季節の野菜をたっぷりの味噌や醤油の汁で煮込んだ、上州郷土料理を代表する関東地方の名物グルメです。群馬県では無形民俗文化財に登録されています。
おっきりこみという呼び方は、群馬県内で広く使われており、こねた生地をヘラの上から直接鍋の中へ切り込むという調理法に由来しています。煮込みうどんと呼ばれることもありますが、製法の違いから一般的なうどんとは、麺やつゆに食感や味覚の違いがあります。
おっきりこみの特徴
おっきりこみは、麺に塩を加えないことと、麺をつゆに入れる前に茹でないことが一般的なうどんとは違う特徴です。生麺のまま茹でるために、打ち粉が溶けだしてつゆにとろみが出てきます。
また、おっきりこみの生地に加える水の量は、普通のうどんと比べると3分の2以下です。少ない水の量で練ることが良い味を生むコツとされ、強い力でじっくりと時間をかけて精製されます。
おっきりこみが食べられるおすすめ店
おっきりこみが食べられるおすすめ店は、群馬県北群馬郡吉岡町の上野田にある人気のおっきりこみ専門店「おっきりこみのふる里」です。古民家風で雰囲気のある店内に食欲がそそられます。
無形民俗文化財として登録され関東地方の名物グルメを代表する「おっきりこみ」専門店ならではの本格的な「おっきりこみ」は、20から30品目の季節の野菜が煮込んであり、コシのある太麺ととろみのある出汁が絡み合い絶妙の旨みを作り上げています。
4位 ゼリーフライ(埼玉県行田市)
ゼリーフライは、埼玉県行田市で食べられている関東地方の名物グルメで、おからとジャガイモを材料に、衣を使わずに素揚げし、コロッケのような形をした手軽に食べられるご当地グルメです。
ゼリーフライのゼリーは、ゼラチンで固めたお菓子のゼリーではなく、形や大きさが小判に似ていたことで、銭富来、ぜにふらい、と呼ばれ、訛ってゼリーフライに変化したとされています。
ゼリーフライの特徴
ゼリーフライは、おからとジャガイモをベースに、人参やネギなどの野菜を加え、コロッケのような形にして素揚げしますが、おからとジャガイモの比率はお店によって異なります。
軽食としてソースをつけて食べるのが一般的で、棒に刺して食べやすくしているタイプも好評のようです。価格は平均して100円程度で、ご当地グルメとして、行田市内各所にある軽食スナックを販売するお店のカウンター越しや夏祭りのイベントなどで販売されています。
ゼリーフライが食べられるおすすめ店
埼玉県行田市本丸にある「かねつき堂」は、美味しい行田名物ゼリーフライが食べられるおすすめ店です。ゼリーフライには、近所の農家から仕入れた新鮮野菜のみを使用しています。
ゼリーフライ2個で1人前になっており、揚げたての外はカリっとして中はほくほくとした美味しさです。地元民も一押しする関東地方の名物グルメ「ゼリーフライ」のおすすめ店です。
3位 神奈川のしらす丼(神奈川県相模湾沿岸)
しらす丼は、新鮮なしらすを贅沢にのせて食べる関東地方神奈川の名物グルメです。鎌倉や江ノ島、茅ヶ崎の名物として有名で、新鮮な獲れ立てのしらすを生のままご飯にのせて食べます。
神奈川県では、毎年しらす漁が盛んに行われています。旬な時期の狙い目は、特に漁獲量が多い、4月から5月、7月、10月が漁獲量が多い時期とされています。10月は1日に何度も出漁するので、この時期は特に、新鮮な生しらすを思う存分食べることができる絶好の機会です。
神奈川のしらす丼の特徴
生しらすがキラキラと宝石のように輝く、神奈川名物のしらす丼は、少しの苦味と潮の香が混じり合い風味豊かな味わいが特徴的です。江ノ島でビール片手にしらす丼がよく合います。
しらす丼は、透き通るようなしらすに、海苔やねぎ、青じそなどの薬味をのせ、醤油やタレをかけて頂きます。生しらすのつるっとした食感と、口の中で広がる潮の香が絶妙のおいしさです。
神奈川のしらす丼が食べられるおすすめ店
しらす丼が食べられるおすすめ店は、江ノ島にある行列の絶えない「しらす問屋とびっちょ」です。江ノ島だけでも3店舗を展開しており、観光スポットとしても楽しめるおすすめ店です。
生しらす丼だけでなく、しらすかき揚げ丼や、その日のおすすめ品をたっぷり盛った「とびっちょ丼」も大人気です。また、しらすアイスやしらすパンなど、ちょっとトライしてみたいしらすフードも楽しむことができます。
2位 月島もんじゃ(東京都中央区)
西のお好み焼きに対し東の粉ものといえば「もんじゃ焼き」です。東京の月島は、もんじゃ焼きの本場といわれ、下町の雰囲気が漂う月島には、もんじゃ焼きの名店がひしめき合っています。
月島にある西仲通り商店街は、通称もんじゃストリートと呼ばれ、通りの両側には数多くのもんじゃ焼き屋が並び、連日多くの人で賑わっています。ここでは、関東地方の名物グルメを代表するもんじゃ焼きの特徴と本格的もんじゃ焼きが食べられるおすすめのグルメ店を紹介します。
月島もんじゃの特徴
月島もんじゃの作り方の特徴は、鉄板で具材を先に炒めてから、炒めた具材と生地をまぜ合わせ周囲に土手を作り、その中に残り生地を流し込むのが、月島風もんじゃの特徴です。
今やもんじゃ焼きの聖地として有名な月島のもんじゃですが、西仲通り商店街にもんじゃ焼き屋が登場したのは、昭和20年代のころで、歴史としては江戸後期からあった浅草の方が発祥の地といえそうです。
月島もんじゃが食べられるおすすめ店
月島もんじゃが食べられるお店は、月島もんじゃストリートに数多くありますが、東京下町の情緒が漂いドラマのロケ地にもなった「もん吉」は、月島界隈で有名なもんじゃ焼き屋です。
もともと店員さんの華麗な手さばきで作る美味しいもんじゃ焼きで人気のお店でしたが、ブラッドピットをはじめとする有名人が数多く訪れたことに加え、テレビ取材の紹介などで、人気に一層の拍車がかかっています。オムライス風やチゲ鍋風のもんじゃなどの創作もんじゃもおすすめです。
関東の名物グルメランキング:1位
関東地方の名物グルメランキング堂々の1位は、栃木県宇都宮市の餃子です。宇都宮餃子は、静岡県浜松市と餃子の年間消費量の首位の座を毎年争う、全国に知られる関東の名物グルメです。
平成に入り宇都宮餃子会が結成され、全国へ向けてのPRもより一層行われ、宇都宮餃子の存在が広く知られることとなりました。また知名度だけでなく、餃子そのものがおいしいのはいうまでもありません。宇都宮餃子は関東地方の名物グルメランキング1位の名に恥じない存在です。
1位 宇都宮餃子(栃木県宇都宮市)
宇都宮市内には約200店舗以上もの餃子店があり、宇都宮市民は週に数回は餃子を食べるといわれるほどです。総務省の家計調査でも1世帯あたりの年間購入額は2010年まで15年連続日本一です。
宇都宮で餃子が食べられるようになったのは、宇都宮市内に駐屯していた大日本帝国第14師団が昭和2年頃に中国へ出征した際に餃子の味を覚えて持ち帰り、市内に広めたのがきっかけです。スタミナ食の餃子は、内陸性気候の宇都宮の風土にマッチしたようです。
宇都宮餃子の特徴
宇都宮の餃子は、中身に入っている具材が野菜中心で、肉やニンニクは控えめになっているのが最大の特徴です。焼き餃子、揚げ餃子、水餃子など、いろんな種類の餃子グルメを楽しめます。
毎年、11月の第1土日には「宇都宮餃子祭り」が開催され大勢の人で賑わいます。宇都宮市内にあるたくさんの店舗が一堂に会し、効率よくいろんな餃子を食べることができます。
宇都宮餃子が食べられるおすすめ店
「生きてる餃子 バリス」は、宇都宮市内で業態の異なる飲食店を複数展開する株式会社チームバリスタが運営する人気のおすすめ餃子専門店です。カウンター19席のこじんまりとしたお店です。
メニューは、焼き餃子と水餃子に分かれていて、オーダーしてから目の前で作り始めるのは嬉しい限りです。餃子はやや小ぶりで、カリッともっちりとした皮に包まれた肉餡が口の中で広がります。餃子激戦区の宇都宮に満を持してオープンした新しい餃子店です。
関東の名物グルメランキング:番外編
関東地方の名物グルメは、ここで紹介した21選以外にもまだまだたくさんありますが、最後に関東地方の名物グルメ番外編として紹介したいのが、茨木県土浦市にあるツェッペリンカレーです。
1920年代初期に、ドイツで発明されたツェッペリン号は、当時日本にも飛来し、その異様な機体は大いに話題となりました。そのツェッペリン号にちなんだ関東地方の名物グルメがあります。
番外編:ツェッペリンカレー(茨木県土浦)
1929年8月19日に、当時世界最大級のドイツの大型飛行船ツェッペリン伯号が、世界一周の途中に茨木県土浦市にある霞ケ浦海軍航空隊の飛行場に降り立ち、30万人の見学者でごった返しました。
当時ツェッペリン号の乗務員たちに対して、土浦市民からジャガイモなどの地元の食材を使ったカレーを振舞って歓迎したとされています。土浦市では、ツェッペリン号ゆかりのカレーを土浦商工会議所女性会が現代風にアレンジして蘇らせました。それがツェッペリンカレーです。
ツェッペリンカレーの特徴
カレーに入れる具といえば、ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、牛肉、豚肉などが定番ですが、ツェッペリンカレーには、日本一の生産量を誇る土浦市のレンコンが使ってあります。
カレーとレンコンとの相性はどうなのか気になりますが、レンコンのシャキシャキした食感が、ほかの具材のジュワっとした食感と溶け合い見事なハーモニーを作り上げています。
ツェッペリンカレーが食べられるおすすめ店
ツェッペリンカレーは、土浦市内の約30店舗のお店で食べることができます。中でも亀城公園から歩いて約1分、中城通り商店街にある「喫茶 蔵」は、レトロな雰囲気のあるおすすめ店です。
明治中期に建てられた煉瓦作りの蔵を改装してあり、赤レンガにモスグリーンの入り口ドアが味わい深くシックな装いです。こちらのツェッペリンカレーは、ご飯とカレーとレンコンを分けてあり、具材だけを味わったり、混ぜ合わせたりお好みで楽しめます。
関東の名物絶品グルメを味わおう!
全国津々浦々、名物といわれるその地方ならではの絶品グルメは、自由気ままな旅を満喫する際の楽しみのひとつです。関東地方には、数多くの絶景スポットや名所、史跡などがあり、それぞれにおすすめしたい絶品グルメがあります。話題となっているものから出会ったこともないメニューまで、ぜひ一度関東地方の絶品グルメをご賞味ください。
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