水戸の神社で御朱印をゲット！パワースポット巡りでご利益を授かろう♪

茨城県の県庁所在地水戸は、栄えた街でありながら偕楽園や千波湖など豊かな自然を満喫できるスポットも多い人気の観光地です。パワースポットとして知られる有名な神社もたくさんあり、遠方からも多くの人が参拝に訪れています。

今回は水戸でおすすめの神社を厳選してご紹介します。ご利益や御朱印情報なども参考に、参拝したい神社をお選びください。

偕楽園近くの桜山に位置している「茨城県護国神社」は、昭和16年11月に創建されました。幕末から明治維新、大東亜戦争にかけて国を守るために生命を捧げられた方々63,496柱の英霊をお祀りしています。

境内の桜宮に鎮座している「しあわせ石」は、恋愛成就や縁結びのご利益のある水戸の新パワースポットとして有名に。願いを込めて両手で石を撫でると願いが叶うとされています。春には桜の名所としても知られているので、花見を目的に訪れるのもおすすめです。

茨城県護国神社の御朱印は社務所で受けられ、初穂料は300円です。拝殿の横にある御守りの授与所とは別の場所ですが、案内があるので迷うことはないでしょう。

御守りは、開運まもりの「桜御守」や招福まもりの「花菱御守」が華やかな色や柄で人気です。他にも様々な種類の御守りがあるので、じっくりと自分に合ったものをお選びください。

「常陸三宮吉田神社」は、創建年は明らかになっていないものの古文書などの記述から485〜498年の間に創建されたのではないかと考えられている由緒ある神社です。日本武尊（やまとたけるのみこと）を御祭神とし、必勝祈願・家内安全・良縁成就などのご利益が受けられます。

境内には、徳川光圀公(水戸黄門)が手植えしたとされる「縁結びの笹」があり、「利き手と反対の手で笹の葉を結ぶことができれば、良縁に恵まれる」という言い伝えも。学問の神様として有名な菅原道真公をお祀りする「吉田天満宮」も必見です。

常陸三宮吉田神社の社務所で受けられる御朱印は初穂料300円で、1月にはお正月限定の御朱印もあります。御朱印は吉田神社と吉田天満宮の2種類です。

開くと桜が飛び出る御朱印帳やおみくじで凶を引いた方が無料でもらえる御朱印帳も。ペットの健康長寿や交通安全の御守りは肉球のデザインが可愛いと評判で犬や猫を飼っている方に人気です。

「別雷皇太神（べつらいこうたいじん）」の歴史は724年に京都の加茂別雷神の御分霊をお祀りしたことに遡ります。別雷命（わけいかずちのみこと）を御祭神としており、ご利益は落雷避け・雨乞い・学業成就・合格祈願などです。

地元の方には雷神社という名前で親しまれています。境内には電気神社や淡路神社など複数の境内社が鎮座。

社務所の前には「六福六蛙」と呼ばれる蛙の石像があり、交通安全・金運上昇・不老長寿・知徳上昇・無病息災・出世の6つのご利益をもたらしてくれるとされています。

授与所では別雷皇太神の他、3つの境内社の御朱印も受けられます。見開きの御朱印には大きく力強い雷の神様のお顔も。

御守りも雷の神様や神様に召していたとされる蛙のデザインなど、他ではあまり見かけないものを見つけられます。御朱印帳は蛙模様でとても可愛いと評判です。

「常磐神社」では水戸藩を代表する徳川光圀公（義公）と徳川斉昭公（烈公）をお祀りしています。明治の初めに偕楽園内に創立された祠堂がはじまりで、明治7年に社殿が造営されました。

現在見られる社殿は昭和33年に再建されたものですが、境内には戦火を免れた能楽殿（鎮座当時の神楽殿・神饌殿）が残っています。

商売繁盛・交通安全・学業成就のご利益があるとされており、遠方からも合格祈願に訪れる受験生が多いです。境内社である三木神社は、安産祈願や子授けのご利益が受けられるとされています。

常磐神社の御朱印はシンプルなものですが、偕楽園の印や徳川家の家紋である三つ葉葵の印も入っており、御朱印めぐりをしている方の間では人気が高いです。摂社の東湖神社の名が入ったものや、末社である全ての神社の名が入った御朱印もあります。

御守りの種類も豊富にあり、なかでも水戸黄門が持つ印籠をモチーフにしてつくられた印籠守や八角形の方災除けのお守りなど珍しいデザインのものが有名です。

徳川家康公をお祀りする「水戸東照宮」は1621年に創建され、戦前の焼失前は社殿が旧国宝に指定されていました。現在は徳川頼房公もお祀りされており、家内安全・厄除開運・交通安全・商売繁盛・事業繁栄などのご利益があるとされています。

境内には頼房公が奉納した銅灯籠，徳川光圀公が造らせた常葉山時鐘，安神車（戦車）などが現存しており、見どころがたくさん。いくつかは水戸指定文化財に選ばれています。

水戸東照宮の御朱印は真ん中に東照宮の文字が大きく書かれたもので、初穂料は300円です。北海道から九州まで全国に47社ある東照宮をまわる東照宮御朱印めぐりをしている方もたくさんいるとか。紫色の御守りには水戸徳川家の葵のご紋が刺繍されており、裏には立派な門が描かれています。

「弘道館鹿島神社」は1857年に水戸藩の藩校である弘道館の神殿として創祀されたもので、武甕槌神（たけみかづちのかみ）をお祀りしています。ご利益は勝利祈願・旅行安全・武芸上達・事業成功・出世開運など様々。

弘道館公園内にあり、春には梅の花がとても綺麗に咲き誇り多くの観光客・参拝客で賑わいます。小さな神社ですが、弘道館公園見学と合わせて訪れるといいでしょう。

御朱印は初穂料300円で受けられますが、社務所の方が不在ということもあります。白のもの以外に金色はがきに直書きされた御朱印もあり、梅の花の印がされて華やかな印象です。

国の特別史跡になっている弘道館は偕楽園とともに梅の名所となっているので、予定が合うのであれば梅の時期に訪れることをおすすめします。

「水戸八幡宮」は1592年に佐竹義宣公によって創建された神社で、誉田別尊（ほんだわけのみこと）・息長足日売尊（おきながたらしひめのみこと）・姫大神（ひめのおおかみ）をお祀りしています。

那珂川の清流を見下ろす高台に鎮座しており、茨城百景や茨城観光百選にも選ばれている有名なスポットです。農・工・商業の神であり、厄除けや子育てのご利益もあるとされています。

水戸八幡宮と天満天神宮の2種類の御朱印を受けられます。水戸八幡宮の御朱印には国の天然記念物である御神木のイチョウの葉や国指定の文化財である御本殿がデザインされており、和歌の印も。

お正月限定で授与される「幸せを呼ぶ羽守り」は、成人の日に行われる稲の作柄を占う羽根つき神事にちなんだものでとても人気です。

水戸から足を伸ばして訪れてほしいおすすめのパワースポットもたくさんあります。ここではそのなかから、ひたちなか市と日立市にある2つの有名なパワースポットをご紹介するので、時間に余裕がある方は水戸の神社と合わせて訪れ、ご利益を受けられるよう祈願してきてはいかがでしょうか。

御岩山の麓に鎮座する「御岩神社」は、188柱もの神様がお祀りされている茨城県随一のパワースポットです。SNSなどで日本最強クラスのパワースポットとして話題になり、5〜6年前から参拝者が一気に増えています。

参道の両側には背の高い木々が林立しており、荘厳とした雰囲気。御神木の三本杉は推定樹齢600年でこの場所がパワースポットといわれることに納得できる不思議な空気を醸し出しています。

参拝後に御岩山山頂まで登山して、山頂からの景色を楽しむのもおすすめです。豊かな自然に囲まれた日立の街並みを一望することができ、御神体の小さな祠も見られます。

御朱印は休日限定のものや春と秋に開催される回向祭限定のものもあるので気になるものがある場合は日程を合わせて参拝に訪れましょう。

ひたちなか市にある「酒列磯前神社」は宝くじが当たる神社として有名なパワースポットです。その歴史は856年頃に遡り、御祭神に少彦名命をお祀りし古くから深く信仰されてきました。美しい参道も人気が高く、写真家なども訪れています。

宝くじが当たるとして有名になったのは、ひたちなかの宝くじ売り場で祈願祭を執行し、その売り場で高額当選者が出たからです。当選者が神社に御礼として亀石象を奉納し、以降この亀石像を触るとご利益があるとして評判になりました。

水戸でパワースポットとして有名な神社をご紹介してきましたが、いかがでしたか？水戸には水戸黄門にまつわる神社や珍しい御朱印や御守りが受けられる神社など人気の神社が目白押しです。ゆっくり時間をとって、水戸市内の複数の神社めぐり・御朱印めぐりをしてはいかがでしょうか。