【2時間で完売】京都のムジャラは強烈スパイスが病みつきになるカレーの名店！

一口にカレーと言ってもさまざまなタイプがありますが、京都のムジャラはスパイスカレーの名店として知られています。大きなお皿にカレー、ライス、副菜などが盛られており、いわゆる関西系スパイスカレーとも呼ばれるスタイルです。ここではそんなムジャラの魅力をたっぷりお届けします。

もともとは趣味として楽しんでいたカレー作りが本職になったのがムジャラの店主である佐藤さんです。自分たちで手掛けたという内装やほかでは味わえないスパイスカレーの味など、とにかく唯一無二の存在であるムジャラ。まずはムジャラとはどんなお店なのかをご紹介しましょう。

ムジャラのお店に入るとたくさんのスパイスが並んでいることからも分かるように、ムジャラはスパイスカレーのお店です。ただ、一般的なスパイスカレーのお店と違うのはスパイスの種類をかなり絞っている点です。

スパイスの種類を入れすぎると味が似てくるという佐藤さんの考えにより、数を絞った各スパイスをたっぷり入れることでムジャラの人気カレーの味が出来上がります。

SNSなどでも京都の名店として人気のムジャラ。お店は決して大きくないので常に行列が出来ています。また、カレーが売り切れになると閉まるので、どうしても食べたいという場合は開店と同時の来店がおすすめです。早く閉店する時にはムジャラの公式Twitterで告知があります。

ムジャラは基本的にはランチタイムのみの営業です。ただ、金曜日だけは夜営業があり、金曜日限定メニューのビリヤニが提供されます。ビリヤニは、ライスにスパイスや肉などを加えて炊き上げるスタイルのカレーで、ライスの上からソースをかけるタイプのカレーとはまた違った味わいです。

ムジャラの店内はとにかくカラフル。もともとはスナックだったという店内は、基本的には青い塗装がされており、真っ白な棚には眺めているだけでも楽しい多国籍なグッズが並んでいます。そしてキッチンの壁はなんとピンク！大きな日本人形もあります。

ムジャラで一番人気なメニューはもちろんカレーですが、お酒を注文した時に一緒についてくるスパイシーな豆のおつまみも人気です。常連さんの中には、この豆をカレーに混ぜて食べるという人も多いとか。人気ビールのハートランドもあります。

ムジャラのメニューは、店内の黒板に書かれており基本的に日替わりです。通常は3種類のカレーメニューがあり、例えばある日は「ブタバラカレー、チキンカレー、ブタ肩ロースカレー」の組み合わせ、ほかの日は「ブタバラカレー、チキンカレー、豆と野菜のカレー」などとなっています。

せっかくムジャラに行ったのですからカレーを数種類食べてみたいという方におすすめなのがカレーのあいがけです。ムジャラでは、本日のカレーから1種類選ぶと1,050円、2種類あいがけすると1,200円、そして3種類あいがけすると1,400円という料金システムになっています。

ムジャラでは、お米にもこだわりがあります。スパイスカレーのお店ではインドのバスマティライスが使われていることが多いですが、ムジャラではなんと日本米とバスマティライスが半々のシステムです。

さっぱりしてスープをたっぷり吸い込むバスマティライス、もっちりしてほのかな甘みのある日本米と、それぞれのカレーとの相性が楽しめます。

ムジャラのカレーは、何種類注文しても一つのお皿にのせて提供されるワンプレートのスタイルです。ほかにもムングホール、ピクルス、ライタなどの副菜も載せられているので目にも鮮やか！写真にもよく映えます。それぞれの味を別々に食べてもいいですし、混ぜて食べるのもおすすめです。

京都や大阪などの関西圏はもちろん、日本全国から熱心なカレーファンが詰めかけているムジャラ。SNSには日々美味しそうなカレーの写真がアップされています。特集の最後にムジャラの店舗情報をご紹介しましょう。

ムジャラの営業時間は午前11時30分から午後3時（ラストオーダー午後2時30分）までですが、売り切れ次第終了となります。金曜日のみは夜の営業もあり、午後6時から午後9時までです。定休日は日曜日です。

ムジャラの最寄駅は、阪急京都線の大宮駅、京福嵐山線の大宮駅です。どちらの駅からも徒歩5分ほどの場所にあり、高辻通りと大宮通りの交差点を西に少し入った住宅街にお店はあります。道を挟んだ反対側は京都市立松原中学校です。

京都の繁華街からは少し外れたところにあるスパイスカレーの名店ムジャラ。お店の前には常に行列が出来ているのでそれもアクセスの目印になります。ほかでは味わえないユニークなカレーを味わいに、京都に行ったらぜひムジャラに立ち寄ってみてください。