《広島市》のおすすめ観光情報2023♡水の都の魅力に迫る！

広島県の西部に位置する広島市。中国・四国地方最大の都市であり、さまざまな商業施設や文化施設が立ち並ぶ活気あふれるまちです。

利便性の高さを誇りながらも、瀬戸内海に代表される海や山々といった美しく豊かな自然がすぐ近くにあるのも魅力。街中に6本の川が流れていることから、水の都とも呼ばれています。

世界で最初の原子爆弾による被爆体験を原点に、国内外の多くの方々に平和を願う「国際平和文化都市」としての側面を持つ広島市。

世界遺産の原爆ドームや広島平和記念資料館などに代表されるように、世界平和への祈りを発信し続ける都市として大きな役割を担っています。

見どころ満載の広島市。その中でも、絶対に足を運んでほしい定番の観光名所を厳選して3つご紹介します！

初めて広島市に遊びに行く人はもちろん、何度も広島市に行っている人でも楽しめるよう、おすすめの観光時間帯や季節も合わせてご紹介！！

行き慣れた観光名所を、いつもとは違った方向から満喫してみませんか？

広島市の観光地としてまず最初に挙げられるのが、世界遺産「原爆ドーム」。
見るだけで戦争の悲惨さを感じられます。

人類史上最初の原子爆弾による被害の惨禍を伝える歴史の証人として、被爆から77年経った今でも被爆当時とほぼ変わらぬ姿を残しているのが特徴。

核兵器による被害の惨禍を伝えるものであり、核兵器の廃絶と世界恒久平和を求める誓いのシンボルです。

原爆ドームのほか平和記念公園内には、被爆者の遺品や被爆当時の惨状を伝える資料が展示されている「広島平和記念資料館」や、犠牲となった方々の慰霊碑である「原爆死没者慰霊碑（広島平和都市記念碑）」も、合わせて訪れ、平和について思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

広島の観光名所なら「広島城」も外せません。

1589年（大正7年）に、戦国武将・毛利 元就（もうり もとなり）の孫である毛利 輝元（てるもと）が築いたお城で、1945年（昭和20年）に原爆の影響で全壊してしまっていましたが、1958年（昭和33年）に外観が復元されました。

天守の中にはミニチュアサイズの広島城やたくさんの資料が展示されている展示室、ここでしか買えないグッズを多数取り揃えているミュージアムショップなどが併設されており、思わず時間を忘れて長居してしまいます◎

天守は2025年（令和7年）後半に閉館予定のため、行くなら今がチャンスです！また、御城印を集めている方も、お早めに！

中でもおすすめしたいのが、よろいや兜、かみしも（江戸時代の武士の礼装）、打掛（女性用着物の一種）などを着られる体験コーナー（※1）。

衣装を着たまま記念撮影もできるので、小さい子どもでも楽しめること間違いなし！
当時の人々になりきって、素敵な写真を残せますよ♪

※1…2023年1月現在、コロナの関係で休止中

広島でたっぷり遊びたい！広島グルメを堪能したい！！
そんな方におすすめなのが、飲食店や居酒屋が立ち並ぶ中国・四国地方最大規模の繁華街「流川（ながれかわ）」です。

広島県内から質の高いお店が集まる流川だからこそ、料理はハイレベルなものばかり。舌の肥えた食通の方も満足間違いなしですよ♪

また、バーやクラブといった遊興施設も多いので夜遅くまで楽しめるのも魅力。
ネオンの明かりが美しい流川で、朝まで飲み明かしちゃいましょう♡

長い歴史と文化、そして豊かな自然が生み出した広島ならではの極上グルメが集う広島市。どれも美味しそうで、何を食べようか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか？

そこで今回は、広島市民が胸を張ってすすめる「絶対食べてほしい広島グルメ」をご紹介！
広島市に初めていく方もそうではない方も、ぜひ一度ご賞味あれ♪

広島グルメといえばやっぱりこれ！広島県民のソウルフードと言っても過言ではない「お好み焼」は、なんとしても食べてほしい料理の一つです。

薄く敷いた生地の上にキャベツや豚肉を重ねて蒸し焼きにするのが特徴で、ソースはお好み焼のために開発されたもので、鉄板やお皿へこぼれにくいトロリとした濃厚ソース。お好み焼の具材によく絡みます。

関西のお好み焼きとはまったく違う料理です。

お店や地域によって細かな作り方や食材、トッピングに違いがあるので、食べ比べをするのもおすすめですよ♡

日本一の生産量を誇る広島の「牡蠣」も、一度は食べてほしい逸品の一つ。
広島湾に流れる6本の川が中国山地の栄養分を運ぶことで、栄養価が高い上にコクも強く、風味豊かな牡蠣に育ち上がります。

さらに、その質の高さからどんな調理方法でも必ず美味しくなるのも魅力。
シンプルな生牡蠣や蒸し牡蠣、牡蠣鍋、カキフライにかきめしなど…シーンや好みに合わせて選ぶことができますよ◎
牡蠣以外の魚介類も新鮮＆絶品で評価が高いので、ぜひ一緒に味わってみてください。

最後にご紹介するのは、夏の時期におすすめの「広島つけ麺」。ほどよい辛味とさっぱりとした食べ心地がクセになる広島の定番グルメです。

冷たくしめた中華麺に、チャーシュー、ゆで野菜、ゆで卵の具材を合わせるのが広島つけ麺の一般的なスタイル。
通常のつけ麺よりも少し多めに用意されたつけダレは、醤油ベースで、唐辛子やラー油を入れ、辛口に仕上げられています。

辛さは調整可能なので、辛いものが苦手な方も美味しく食べられるのが嬉しいポイント。もちろんより辛くすることもできるので、辛党の方にもおすすめですよ♪

広島が誇るご当地つけ麺、ぜひご堪能ください！

広島市には、インスタ映えするフォトジェニックな観光名所が沢山♪思わずシャッターを切ってしまうような映えるスポットの宝庫なんです◎

写真映えする名所を観光＆記念撮影して、素敵な思い出を残しちゃいましょう♡

冒頭で紹介した「原爆ドーム」の東隣にある「おりづるタワー」は、広島の過去と未来、そして今を一望できる新観光名所であるとともに、宮島とあわせて、2つの世界遺産を同時に望める名所でもあります。

屋上にあるウッドデッキの展望スペースから見る平和記念公園と原爆ドームは、地上で見るときとはまた違った印象をうけること間違いなしです。

また、展望スペースから望む夜景や広島市内の風景はとても鮮やか。さらに晴れた日は、宮島の弥山（みせん）も見られますよ！

窓ガラスがないので、反射光などを気にせずシャッターを切れるのも魅力♡
ウッド仕様でおしゃれにまとめられた柱や屋根まで写真映えする、人気のフォトジェニックスポットです◎

1200年以上の歴史を誇る「三滝寺」もおすすめの撮影スポットの一つです。

清水の流れる手洗い鉢やさまざまな表情を見せる石像や、広島県の文化財である三滝寺多宝塔（たほうとう）、名前の由来にもなった滝はどれも趣深く、美しいものばかり。
どこを切り取っても絵になる名所ですよ♡

春夏秋冬楽しめる三滝寺ですが、特におすすめの季節は秋。鮮やかな紅葉が視界いっぱいに咲き誇り、幻想的な風景を演出してくれますよ！

「広島市環境局中工場」は、知る人ぞ知る穴場のインスタ映えスポット。

世界的な建築家・谷口 吉生氏が手掛けたこちらのごみ焼却施設は、これまでのごみ焼却施設のイメージを一掃するだけでなく、まるで美術館にいるかのような印象すら受ける洗練されたデザインが特徴です。

建物の中央は「エコリアム」という貫通通路が通っており、銀色の配管を見ながら通路を抜けると、建物内のメカニカルな雰囲気とは異なる、開放的な空間が広がり、正面には海が見えます。

フォトジェニックな空間を満喫しながら、リサイクルや分別、ゴミの減量などを意識してみてはいかがでしょうか？

ここまで広島市の魅力をご紹介してきましたが、今回紹介できたのはほんの一部。広島市には、まだまだたくさんの観光名所や絶品グルメが盛りだくさんなんです♪

特にご当地グルメでは、今回ご紹介したお好み焼や牡蠣、広島つけ麺以外にも、都内で見かけることも増えてきた「汁なし担担麺」や、ウニとクレソンをかけ合わせた「ウニクレソン」、広島の鉄板焼屋では定番の「コウネ（牛の肩バラ肉）」なども外せません◎

見どころ満載で、何度来ても・いつ来ても楽しい広島市。広島目当ての旅行はもちろんのこと、近くに来た際にもぜひ足を運んでみてください！