すき家のキングはどのくらいの量？牛丼とカレーのカロリー＆値段をそれぞれ調査

大人気の大手牛丼チェーンすき家では、あまり知られていない裏メニューが存在します。すき家の裏メニューは、とにかくボリュームたっぷりのキングサイズで、キング牛丼とキングカレーが注文可能。そんなキング牛丼とキングカレーの量やカロリー、コスパなどをご紹介します。

あまり時間をかけずにコスパよく美味しい牛丼を食べたいときにぴったりのすき家。牛丼に代表されるようないわゆる丼もののサイズ展開は豊富で、小さいサイズからミニ、並盛、中盛、大盛、特盛、メガの6種類揃っています。

そして今回ご紹介するキングサイズはメガよりも更にボリュームたっぷりです。裏メニューと一口に言っても、お店によってはレシートに印字されないような裏メニューもありますが、すき家のキングの場合はメニューには存在しませんが、レシートには印字される裏メニューです。

まずは、すき家ではどのような裏メニューが存在するかについてご紹介しましょう。どれもレギュラーメニューでは人気のメニューばかりです。

すき家のキングサイズ、まず一つ目は牛丼です。すき家のキング牛丼は見た目にも大迫力のサイズ感！詳しい量やカロリーは後の項目でご紹介しますが、すき家のキング牛丼はメガ牛丼の約2倍、肉だけで言えば並盛の6倍ものボリュームです。

ちなみに、すき家のキング牛丼ですが、以前すき家では期間限定で「牛丼キング」という名前で発売されていました。当時はその量とコスパで大きな話題になったので覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

その後、「牛丼キング」はすき家の公式メニューからは消えましたが、現在でも当時と同じ量ですき家の裏メニューとして残っているのが現在のキング牛丼です。

すき家は、カレーが美味しいと思う牛丼チェーンランキングでも常に上位に入るほどカレーの味に定評があり、すき家の牛肉がたっぷりのった牛カレー、チキンがのったほろほろチキンカレーなど、常時10種類以上のカレーメニューが揃っています。

すき家のカレーは牛丼と異なり4種類のサイズ展開ですが、裏メニューとしてキングサイズも注文が可能です。すき家のキングカレーは、ご飯だけだと並盛の約3倍、ルーはなんと約4倍もの量です。

牛丼やカレー以外にも人気メニューが多くあるすき家。特に、栄養バランスにも優れたすき家の定食メニューをキングサイズにしたいという方も多いですが、すき家では定食メニューをキングサイズにはできません。

すき家でキングサイズにできるメニューは、牛丼とカレーのみです。ただし、この記事の最後の項目でご紹介する方法を使えば、牛丼をカレー以外でもキングサイズを再現できることがあるのでぜひチェックしてみてください。

まず詳しくご紹介するすき家のキングサイズはキング牛丼です。写真で見るだけでもそのボリュームに圧倒されそうなすき家のキング牛丼ですが、実際にはどれぐらいの量があるのでしょうか。気になるすき家のキング牛丼のカロリーや値段、コスパについてもご紹介します。

すき家のキング牛丼の量は、全体としてはすき家のメガ牛丼の2倍、肉だけで言うと並盛の6倍です。グラム数で計算すると、すき家の並盛の肉が約85gと言われていますので、すき家のキング牛丼の肉の量はなんと約510gにもなる計算です。

肉510gと言えば、一般的な焼肉チェーンで3人から4人前の肉の量に相当します。それがご飯の上にのせられて牛丼として提供されるわけですから、迫力も相当なものになります。

そしてすき家のキング牛丼のご飯の量は、なんと約625gにもなります。ご飯625gと言われてもあまりピンとこない数字ですが、例えば一般的な家庭で食べるときのお茶碗1杯のご飯は約150gです。

したがって、すき家のキング牛丼のご飯は4回おかわりした量以上となります。合で換算すると約1.9合、コンビニのおにぎりでは約6個分に相当します。これだけの量のご飯の上に、お肉がのってくるのがすき家のキング牛丼なのです。

すき家では多くの方が注文する牛丼の並盛サイズがあります。すき家の並盛は、ご飯が約260g、肉が約85gです。すき家のキング牛丼は、ご飯が約650g、肉約510gですので、ご飯だけだと並盛の2.5倍、肉に至っては並盛の6倍もの量となります。

すき家のメニューに載っている一番大きなサイズであるメガ盛り。このメガとキングを比較すると、だいたいですが、メガ牛丼の2杯分の量に相当するのがキング牛丼です。

すき家のキング牛丼にチャレンジしてみたいけれど食べきれるか不安だという方は、まずは持ち帰りですき家のメガ牛丼を2つ注文してみるのもおすすめです。これで問題なく食べきれた場合は、すき家のキング牛丼も美味しく食べられるという計算になります。

すき家の牛丼は美味しいので量がどれぐらいあっても食べられてしまいそうですが、気になるのはそのカロリーです。すき家のキング牛丼のカロリーは、2,946kcalです。すき家の牛丼の並盛のカロリーは733kcalですので、その4倍以上のカロリーに相当します。

農林水産省が推奨している成人男性の1日の摂取カロリーは2,200kcalにプラスマイナス200kcalです。したがって、すき家のキング牛丼を完食すると1日の摂取カロリーとほぼ同等のカロリーとなります。

カロリーと同じく気にしておきたい糖質ですが、すき家のキング牛丼のご飯の量が625gもあるので、ご飯の糖質だけでも約230gもの糖質が含まれます。ここに肉やタレの糖質が加わりますので、カロリーと同じく糖質もかなりの量となるのがすき家のキング牛丼です。

すき家のキング牛丼は美味しいのでどうしても食べたいという場合には、摂取したカロリーを消費するだけの運動を組み合わせるのも一つの方法ですが、現実的にはどうなのでしょうか。

カロリーの消費におすすめなのは有酸素運動です。手ごろな有酸素運動としては水泳やジョギングが挙げられますが、一般的に水泳やジョギングをして消費できるカロリーは、1時間あたりでは約500から600kcalとなります。

すき家のキング牛丼のカロリー2,946kcalを消費するためには、約4時間もの有酸素運動が必要となります。あまり現実的な数字ではありませんので4時間の運動をするのは無理だとしても、すき家のキング牛丼以外の食事を控えめにし、なるべく運動をするようにしましょう。

すき家のキング牛丼を注文するときには、量やカロリーも気になりますが値段も知っておきたいです。特に、すき家のキング牛丼はメニューには載っていない裏メニューですので、どれぐらいの値段かは気になりますが、すき家のキング牛丼は、2023年4月現在税込みで1,230円です。

かなりの量が入っているすき家のキング牛丼ですので、税込み1,230円という値段は安い印象がありますが、実際のコスパはよいのでしょうか。すき家の牛丼は、並盛が税込み400円です。値段だけ計算すると、すき家のキング牛丼は並盛の3倍の値段となります。

そしてご飯と牛肉の量を比較してみましょう。並盛のご飯が250g、牛肉は85gですので、それを3倍してみるとご飯750g、牛肉255gとなります。キング牛丼はご飯625g、牛肉510gですので、特に牛肉の点ですき家のキング牛丼はコスパが非常によいという結果になりました。

牛丼と並んで熱狂的なファンが多いすき家のカレー。すき家では、キング牛丼と同じようにキングカレーという裏メニューも存在します。ここからは、すき家のキングカレーについて、気になる量や値段、コスパなどについてご紹介します。

すき家のキングカレーの量は、だいたいの目安としてご飯の量はカレーの並盛の3倍、そしてカレールーの量は並盛の4倍と言われています。全体では、すき家のキングカレーは約1.4kgものボリュームになります。これは先にご紹介したすき家のキング牛丼よりも重いことになります。

すき家のキングカレーのご飯とルーの量は、並盛の3倍と4倍でした。すき家のカレーの並盛のご飯は約260g、ルーの量は約150gですので、キングカレーのご飯の量は約780gと予測できます。

すき家のキング牛丼のご飯の量が625gでしたので、それよりもかなり多く、コンビニのおにぎりで考えると約7個分にも相当します。

では、総合的な重さで比較するとすき家のキングカレーと並盛はどれぐらいの差があるのでしょうか。すき家のキングカレーの重さは約1.4kgでした。

並盛のカレーは、ご飯とルーで約410gです。つまり、ご飯とルーを総合した量で比較すると、すき家のキングカレーは並盛カレーの約3.5倍ものボリュームということになります。

一般的にカロリーが高めのカレー。すき家のキング牛丼よりもさらに量が多いキングカレーですので、カロリーがどのぐらいになるか気になるところです。

すき家のカレーのカロリーは、ミニが397kcal、並盛が703kcal、大盛が1,060kcal、そしてメガが2,126kcalです。それよりも大きいキングカレーのカロリーはなんと約2,580kcalもあります。

先にご紹介したように、農林水産省から出ている成人男性の1日の推奨摂取カロリーは2,200kcalにプラスマイナス200kcalでした。すき家のキングカレーはこのカロリーを上回ります。

キング牛丼の項目で計算したように、ランニングや水泳の有酸素運動でも、これだけのカロリーを消費するのには約4時間かかってしまいます。

糖質のことを考えても、すき家のキングカレーを食べた日を含めた前後はなるべく歩き回る時間を増やし、ほかの食事は控えめにするのが健康のためには良いと言えるでしょう。

すき家のキングカレー、量やカロリーはもちろんのこと値段も気になるところです。すき家のキングカレーの値段は、2023年4月現在では税込み1,220円です。

ちなみに、すき家の並盛カレーの値段は、2023年4月現在税込み490円、大盛が630円、メガが790円、そしてキングカレーが1,220円となっています。

一般的にはサイズが大きくなればなるほどコスパがよくなりますが、すき家のキングカレーのコスパは並盛に比べていいのでしょうか。

すき家の並盛カレーの量がご飯とルーで約410g、値段が490円ということは、1gあたり約1.2円という計算になります。

対して、キングカレーの量はご飯とルーで約1.4kg、値段は1,220円でしたので1gあたりの値段は約0.9円となりますので、キングカレーは並盛よりもかなりコスパがよいと言えるでしょう。

美味しい味、たっぷりの量、そしてコスパも大変いいすき家の裏メニューキングサイズ。次にすき家に行ったらぜひ注文してみたいと思う方も多いのではないでしょうか。

ただ、すき家に限らず裏メニューは注文方法が少し複雑なことがあります。ここからはすき家で裏メニューのキングサイズを注文する方法、知っておきたい注意点についてご紹介します。

すき家でキングサイズのキング牛丼、キングカレーを注文するときには、直接店員さんに「キング牛丼を1つ」や「キングカレーを1つ」と注文するだけです。すき家の公式メニューには載っていませんが、れっきとしたメニューの一つですので問題なく注文できます。

気を付けたいのは、すき家のタッチパネルからはキングメニューは注文できないという点です。これは、すき家の公式メニューにはキングサイズの記載がないためです。すき家に行ったらまずは店員さんを探しましょう。

すき家によっては、キングサイズの注文を受け付けてもらえない可能性もあります。主な理由は2つあります。1つ目は、キングサイズに対応できるお皿の準備がないという理由です。

すき家では、メニューのサイズによって量がぴったり入るお皿が決まっています。キングサイズもそれ専用のお皿が準備されています。

ただ、このキングサイズ用のお皿がすき家の全店舗に置いてあるわけはないので、お皿がないすき家の店舗ではキングサイズの注文もできません。

2つ目の理由は食材です。すき家などのレストランでは、その日の集客数を天候やイベントなど考慮したうえで計算し、それに見合った食材を準備しています。

こうすることで食材のロスが減らせるためです。その点、キングメニューはどれも量が大変多いですので、計算外の注文となるので断られてしまう可能性もあります。

これらの情報はすき家の公式ウェブサイトには載っていませんので、キングメニューを注文してみたい場合は直接店舗に行って尋ねるか、電話をして尋ねるしか方法がありません。

すき家のキングサイズはかなり量が多いので、数回に分けて食べたいという場合には店内で食べるよりも持ち帰りにしたり、宅配にしてもらえるとチャレンジがしやすいです。

また、一人で食べるというよりも数人で分けたいという場合にも、お店で食べるよりも持ち帰ったり宅配にして自宅で食べるほうが便利です。かなりの重さになることが予想されるキングメニューですが、持ち帰りにしたり宅配をお願いすることは可能なのでしょうか。

すき家のキングメニューですが、基本的には持ち帰りや宅配はできません。理由としては簡単で、持ち帰りや宅配にするための使い捨て容器がないというものです。

裏メニューですのでレギュラーメニューに比べると注文するも少なく、それだけのために使い捨て容器が用意されていないのは、コストの点からも納得のいく理由ではないでしょうか。

ただし、すき家の店舗によってはメガ牛丼やメガカレーの使い捨て容器2つにキングメニューを分けて入れ、持ち帰りができるようにしてくれることもあるようです。このあたりは店舗によって対応が異なりますので、ぜひ相談をしてみてください。

基本的には店内飲食のみのキングメニュー。そうなると今度はキングメニューほどの量を食べきれるかどうかが心配になります。

これもすき家の店舗によって対応が異なりますが、キングメニューを店舗で頼んで食べきれなかった場合、持ち帰りの容器を貰えることがあるようです。ただし、全店舗でこの対応をしてもらえるわけではないので、キングメニューを注文する前に必ず確かめておきましょう。

また、数人でキングメニューをシェアして食べたい場合には、取り皿を用意してくれたという口コミもあります。こちらも店舗に直接確認してみてください。

店舗でキングメニューを食べるにしろ、持ち帰りにして会社や自宅で食べるにしろ、気を付けたいのは食べきれる量かどうかです。

すき家のキングメニューは、公式メニューにある最大サイズであるメガの2倍以上にもなるボリュームです。キング牛丼よりも食べやすいと言われているキングカレーですが、ご飯の量だけでもコンビニおにぎり7個分に相当します。

チャレンジしてみたはいいけれど、半分も食べられなかったと食材を無駄にすることのないよう、まずは特盛2つを注文してみる、一緒に食べてくれる友人と行くなど、段階的に挑戦してみるのがおすすめです。

自宅や会社の近くのすき家に行ってみたけれど、キングサイズを取り扱っていなかったり、そもそもすき家が近くにない場合でもキングサイズを再現できる方法があります。それがすき家の通販です。

すき家、なか卯、ココスなどを展開しているゼンショーでは公式のネットストアを展開しており、そこからすき家のメニューを購入することができます。

通販では、キング牛丼、キングカレーとして販売されているわけではないので、すき家の牛丼の具(並盛)を6つ分購入し、キング丼分のご飯の上にのせればキング牛丼の再現ができます。

カレーに関しても同じで、カレールーが通販できますので、キングカレー分の量のカレーを注文し、自宅で準備したご飯の上にのせればキングカレーの再現となります。

もちろんコスパ的にはかなり悪くなりますが、すき家の通販では、牛丼の具もカレールーも冷凍で届きますので、いつでも好きな時にキングメニューが作れるという利点があります。

さらに、お腹いっぱい食べたいけれど糖質制限をしているのでご飯は少なめがいいといった細かい調整も自宅なら簡単です。

すき家の通販を利用する利点はもう一つあります。それはすき家の店舗にはないキングメニューが自宅で作れるという点です。

すき家の店舗では、2023年4月現在のキングメニューはキング牛丼とキングカレーのみです。しかし、すき家の通販を見てみると、牛カルビ丼の具、豚生姜焼き丼の具、炭火やきとり丼の具が冷凍で購入できます。

これらの具を複数購入してご飯の上にのせれば、自分のお好みのキングメニューが作れるのです。また、すき家のカレー関連で特にファンが多いほろほろチキンも通販ができます。

ほかにはとん汁や、すき家特製たまごかけしょうゆ、すき家和風ドレッシング、すき家フレンチドレッシングも購入できますので、ぜひ公式ネットストアをチェックしてみてください。

牛丼チェーンでは店舗数日本一を誇るすき家。そんなすき家の美味しい牛丼やカレーをお腹いっぱい食べたいときにぴったりの裏メニューキングサイズは、味だけでなくコスパよく食べられる点でもおすすめです。次にすき家に行ったらぜひキングサイズに挑戦してみてください。