東三河ふるさと公園に子供と一緒に！沢山の遊具やイベントで楽しめる！

東三河ふるさと公園は、2006年3月にオープンした愛知県豊川市にある県立公園です。東三河の歴史や自然の紹介をコンセプトとして設計され、それぞれ特長をもったエリアにわかれています。今回は憩いの場所、楽しい遊び場として親しまれている東三河ふるさと公園の見どころを紹介します。

東三河ふるさと公園の開園時間は4月から9月は7時から18時30分、10月から3月は7時から17時30分です。管理棟の開館時間は9時から17時となっています。休園日は無いので、年中入園が可能です。管理棟は12月29日から1月3日は休館となります。

住所:愛知県豊川市御油町滝ケ入11-2 電話番号:0533-87-9301

東三河ふるさと公園の中には売店や喫茶室はありませんので、お弁当やおやつを持ってのおでかけがおすすめです。四阿(あずまや)と呼ばれる屋根付きの休憩所や、ピクニックに最適な広場やベンチ、お弁当を食べる場所はたくさんあります。また、園内各所の自動販売機では飲み物とアイスクリームが販売されています。

東三河ふるさと公園は東名高速道路の音羽蒲郡ICから約15分あるいは東名高速道路の豊川ICから約25分の場所です。北駐車場は軽自動車大型車専用を含んで計405台、南駐車場には36台及びイベント時等に解放される臨時駐車場があります。駐車場は無料で利用出来ます。

公共交通機関を使って東三河ふるさと公園へ行く場合は、名鉄本線国府駅下車徒歩約25分または御油駅下車徒歩約15分です。国府駅には公園と駅からの案内図が掲示されています。各駅から東三河ふるさと公園までのバス運行はありません。

北側駐車場のメインゲートを過ぎると御油(ごゆ)側管理棟があります。ここでは七夕飾りやパステルアート体験など楽しいイベントが開催されています。建物内には輪投げや積み木の遊具、外には水路やスプリンクラーがあり夏には子供たちが水遊びをしています。このエリアにはトイレ、自動販売機、水飲み場、AED があります。

東三河ふるさと公園の東側に位置する東三河あそび宿は、宿場町をイメージした遊び場です。渡しの砦という名前のローラーすべり台とトンネルすべり台の2つのすべり台がある遊具があります。また同時に何人もで滑れる大型のすべり台もあり、子供たちに大人気です。三河あそび宿のエリアにはトイレ、自動販売機が設置されています。

日本庭園を感じさせるエリアです。三河湾の広がりや豊川の流れ、山並みなどを表現しています。池では水遊びをする鳥や初夏にはスイレンを見ることもでき、子供だけでなく大人にも人気のスポットです。池の中に浮かぶ島は愛知県の竹島をイメージして作られています。

修景庭園の池の島へと続く赤い橋は渡る事ができ、この近くではアズマヒキガエルの産卵もあり、生き物観察といったいつもの水遊びとは違った水辺を楽しめます。このエリアにはトイレ、自動販売機が設置されています。

標高194.4メートルの遠見山頂上には町並みが一望できる物見台があります。遠見山の名前は昔徳川家康の家臣である林孫八郎がこの場所に遠見のものを配置し、敵が攻めてきたら鐘を鳴らして岡崎城まで知らせ、何度も勝利を収めた事から由来します。春にはツツジの観賞に人気のスポットです。トイレ、自動販売機、水飲み場があります。

芝生の広場と木製遊具があります。レジャーシートを敷いてお弁当を食べるのに人気の広場です。木やネットの楽しいアスレチックには子供に人気のすべり台もあります。北と南駐車場の中間程、標高160メートルの場所にありピクニック園地までの道のりはハイキング気分が楽しめます。近くにはトイレ、自動販売機、水飲み場があります。

赤富士という、名前の通り富士山のような形の赤いネットの遊具が子供に人気です。大きなネットは上に登ってもハンモックのように寝そべってみても楽しい遊具。農村風景の段々畑をイメージした広々としたエリアです。トイレ、自動販売機、水飲み場が設置されています。

大きな赤富士の近くには広場があり、すべり台等の遊具もあります。春にはたくさんの桜が咲く人気の場所となっています。この憩いの広場に向かうには、南駐車場から向かうのが坂道も少なく近くておすすめです。

上記の他にも、水田の風景をイメージしオタマジャクシ観察などの水遊びが出来る三河郷土の谷や、東三河で見られる植物が育てられている三河山野草園など見どころがたくさん。ロックガーデンではゴツゴツとした岩肌の中に、きれいに咲いた花が映えます。道には「のんびりコース」や「自然満喫コース」の名前がつけられていて公園全体が楽しい遊び場になっています。

東三河ふるさと公園ではどのような自然に人気があるのでしょうか。たくさんの野草や生き物がいるので全てを紹介する事は難しいのですが、特に人気があるものを紹介します。季節の移り変わりとともに、訪れる度に違った魅力を感じる事が出来るはずです。季節に合わせて自然散策を楽しんでみてください。

三河ふるさと公園はお花見スポットとしても人気があります。桜の広場や憩いの広場ではソメイヨシノが見られます。また東三河ふるさと公園ならではのお花見として、大島桜や寒緋桜といった野生の野生の山桜も観賞できます。春には桜の他に、桃や芝桜やツツジの花も咲いています。

5月を過ぎると、東三河ふるさと公園の修景庭園では紫陽花が見頃となります。夏になると、この修景庭園の池ではスイレンが咲き始めます。スイレンは午後には花が水面にはいってしまうので、花を見るなら午前中に訪問することをおすすめします。また、三河郷土の谷ではハスの花が咲きます。8月まで花が見られるスイレンとは違い、ハスは7月頃までが見頃となります。

東三河ふるさと公園では秋から冬にかけても様々な花か楽しめます。三河山野草園では色とりどりのコスモス、ロックガーデンでは彼岸花が人気です。修景庭園ではキンモクセイが咲き、見た目だけでなく香りでも秋を感じられます。そして冬には修景庭園でカンツバキと梅の花が咲きます。

東三河ふるさと公園では多くの野鳥たちがいます。小さくて可愛いカワセミやメジロに、水遊びをしているカルガモや大きなアオサギも観察できます。運がいいと、カルガモの親子にも出会えます。自然がいっぱいの東三河ふるさと公園で、バードウォッチングに行くのも楽しいですね。

東三河ふるさと公園では四季折々の楽しいイベントがたくさん開催されています。春祭りや、田植え、大自然の中でのヨガ体験教室といった大人から子供も楽しめるイベントがあります。夏にはヨットハーバーとの合同企画で、東三河ふるさと公園で山のイベントを楽しんだ後、海へ移動しヨットに乗ったり水遊びが楽しめるイベントも大人気です。

東三河ふるさと公園は赤ちゃん連れやわんちゃんにも楽しめる公園です。せっかくなので家族みんなでお出かけしたいですね。園内にはバリアフリーマップがあり、坂のきつい道と緩やかな道の案内がされています。

東三河ふるさと公園は山丸ごとが公園になっているので、坂道は多いですが道は舗装されています。なので、ベビーカーを持って赤ちゃんと一緒にお出かけも可能です。また、各所にあるトイレは多目的トイレが設置されており、赤ちゃんのオムツ交換シートもあります。専用の授乳室はありませんが、管理棟で女子更衣室を授乳時に借りる事が出来ます。

東三河ふるさと公園はわんちゃんのお散歩にもぴったりです。たくさんの草花に触れたり、芝生で寝転んだり、水路で水遊びをしたりと楽しい時間が過ごせます。公園内での放し飼いは禁止されているので、マナーを守ってわんちゃんも家族も楽しい時間を過ごしましょう。

東三河ふるさと公園の魅力を紹介しました。いかがでしたでしょうか?東三河ふるさと公園は、現在も整備中で将来的には174.80haまで広がる予定です。広い園内を一日で全て満喫するのは難しいかもしれません。何度も訪れてあなただけのお気に入り東三河ふるさと公園を見つけてみるのも楽しいでしょう。ピクニックやハイキング、水遊びも楽しめる東三河ふるさと公園に、是非遊びに行って見てください。