愛知県・道の駅巡り！温泉があるおすすめの施設や人気のお土産など

現在では約1200の道の駅が日本各地に存在しますが、愛知県内には16か所の道の駅があり、それぞれテーマや施設なども様々です。温泉が併設されている道の駅や、地域の特産品をテーマにした道の駅、食事が人気の道の駅などと、愛知県ならではのご当地グルメが味わえるおすすめの道の駅をご紹介します。

愛知県渥美半島の中ほどにある道の駅「田原めっくんはうす」は、渥美半島の観光情報の拠点として、メロン狩りやイチゴ狩りの情報や、フェリーの運航状況などをリアルタイムで発信しています。地元特産の高級マスクメロンや野菜なども格安で販売しているほか、「ふれあいマーケット」では産直の野菜を110円均一で販売しています。

産直市やお土産などの販売店の他に、お手頃な価格のそば処や渥美半島産の田原ポークや三河湾近海の海鮮類などを使った料理を提供するレストランがあります。その他にも、イカの姿焼きやたこ焼きなどの軽食屋では、ご当地グルメであるメロンソフトクリームも販売しています。最寄り道路は国道259号で、営業は年中無休となっています。

住所:愛知県田原市東赤石5-74 電話番号:0531-23-2525

「せともの」の町として有名な愛知県瀬戸市にある道の駅「瀬戸しなの」は、東海環状自動車道せと品野ICからも近いことがあって、瀬戸市周辺の観光途中の休憩スポットとしても人気があります。「瀬戸しなの」のおすすめは何といっても瀬戸物で、道の駅自体が「品野陶磁器センター」の敷地内にあります。

「品野陶磁器センター」では、瀬戸品野で焼かれた食器類やギフトセットなどを格安の値段で販売しています。「ギャラリー科野」では、陶芸やクラフト作品の展示販売をしていて、センター内では陶芸教室も催されています。毎年9月には「せともの祭」が催され、多くのイベントは観光客に人気があります。

「産直とれたて市場」では漬物、スイーツ、切り花、お土産などの他に、ハムやソーセージなどの加工品、瀬戸豚肉のコーナーや、瀬戸豚を使って作られたコロッケや餃子などの冷凍食品も販売しています。その他にもコーチンやアローカと珍しい種類を販売する卵コーナーも人気があります。最寄り道路は県道中水野品野線、休館日は12月30日から1月4日となっています。

住所:愛知県瀬戸市品野町1-126-1 電話番号:0561-41-3900

愛知県新城市の標高550メートルの作手高原にある道の駅「つくで手作り村」は、「農業・自然・手作り」をコンセプトにした様々なサービスを提供しています。野菜直売所の「山家市」では、地元の新鮮な野菜だけではなく、施設内の「勇気工房」で作られる手作り味噌やお惣菜、民芸品などのお土産を販売をしています。

お食事処「味彩館」では、地元産の材料を使った料理を提供していて、特に作手高原の高原トマト「桃太郎」を使用したハヤシライスは絶品で人気があります。手作り体験施設「とんちん館」では、料理教室も開かれていて、日によっては工芸品作りの体験もすることができます。最寄り道路は国道301号、休館日は毎週木曜と12月31日から1月3日となっています。

住所:愛知県新城市作手清岳字ナガラミ10-2 電話番号:0536-37-2772

道の駅「どんぐりの里いなぶ」があるのは、愛知高原国定公園がある自然豊かな地方です。稲武町にある愛知県農業総合試験場の研究所では、昭和の時代からお米の品種改良に取り組んで数々の品種を造り出しました。そのため稲武町は「お米のふるさと」とも呼ばれ、道の駅「どんぐりの里いなぶ」でも地元産の「ミネアサヒ」やお米を使ったオリジナル商品などを販売しています。

道の駅「どんぐりの里いなぶ」には2階建ての温泉施設「どんぐりの湯」があります。岩盤浴・露天岩風呂・露天壺風呂・露天石風呂・岩盤スチームサウナには、地元段戸山で産出される「段戸石」という石が使われています。神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・疲労回復などが効能がある「どんぐりの湯」温泉は、ドライブ休憩には日帰り温泉施設です。

お食事処「どんぐり食堂」では、ミネアサヒを使ったうどん、五平餅や、稲武特産のブルーベリーが入った「ブルーベリーカレー」を食べることができます。売店では地元特産品のお土産だけではなく、稲武名産の菊、シクラメン、シンピジウムなどの鉢植えや、ソフトクリームなどのスイーツも販売しています。最寄り道路は国道153号、休館日は木曜(4月から11月は無休)となっています。

住所:愛知県豊田市武節町針原22-1 電話番号:0565-83-3200

道の駅「筆柿の里幸田」は、筆柿で有名な愛知県の幸田町にあります。幸田町では全国出荷量の9割の筆柿を生産していて、「筆柿の里幸田」では関連商品を数多く販売しています。筆柿を餡に使用したオリジナルまんじゅう「柿ちゃんまん」は柿の自然な甘みを生かした珍しいおまんじゅうで、幸田町のお土産にぴったりです。

その他にも、柿リキュール、柿シャーベット、柿ペーストなど、筆柿に関連する商品が盛りだくさんです。産直販売所では、ハウス栽培の桃や梅、ビワなどの果物も販売されています。お食事処「レストラン笑意軒」では筆柿が入ったカレーや、筆柿味噌カツ丼など、柿づくしの料理を味わうことができます。最寄り道路は国道23号岡崎バイパス、休館日は1月1日と1月2日となっています。

住所:愛知県額田郡幸田町須美東山17-5 電話番号:0564-63-5171

道の駅「伊良湖クリスタルポルト」は、三重県鳥羽市や知多半島などの間に運航するフェリーの乗り場も兼ねた道の駅です。施設内には、島崎藤村の椰子の実の詩をテーマにした「やしの実博物館」があり、フェリーまでの待ち時間を無駄なく楽しむことができます。

「伊良湖クリスタルポルト」のお食事処では、三河湾で獲れたシラスをふんだんに使用した「みさき丼」や、しょうゆと日本酒で味付けされた伊良湖名物である焼大あさりなどを味わうことができます。売店では伊良湖のお土産として人気の伊良湖のり や地酒などを買うことが出来ます。フェリーに乗らなくても十分楽しめる道の駅です。最寄り道路は国道42号、年中無休となっています。

住所:愛知県田原市伊良湖町宮下3000-65 電話番号:0531-35-6631

道の駅「つぐ高原グリーンパーク」は、標高900メートルの位置にあるアウトドア施設「つぐ高原グリーンパーク」に併設する道の駅です。パーク内にはバンガロー、キャンプサイト、オートキャンプサイトや、テニスコートやグラウンドも整備されていて、家族で楽しめる施設です。週末や夏休みには星空観察会も無料で開催されています。

総合案内所の中に産直販売所があり、売店では地元産のトマトを使った加工品や、隣県の長野県のお土産も販売しています。道の駅「つぐ高原グリーンパーク」で食べておきたいのが、地元産の完熟トマトを使ったトマトソフトクリームです。さっぱりした甘みが人気の商品です。最寄り道は主要地方道設楽根羽線、休館日は毎週木曜(7月から9月は無休)となっています。

住所:愛知県北設楽郡設楽町津具字東山2-156 電話番号:0536-83-2344

道の駅「立田ふれあいの里」は愛知県北西部の愛西市にあり、れんこんが特産品として知られています。お食事処「レストラン立田」には坪庭や掘りごたつがあり、リラックスした雰囲気の中でレンコンうどん、レンコンラーメンなど、地元の食材をアレンジした料理を楽しむことができます。最寄り道路は県道佐屋多度線、休館日は毎週木曜と1月1日から1月3日となっています。

住所:愛知県愛西市森川町井桁西27 電話番号:0567-23-1011

愛知県の道の中でも、特におすすめな場所を8か所ご紹介しました。主に特産品の販売が売りの道の駅が多いですが、温泉施設や伊良湖の景色を楽しめる道の駅まで、楽しみ方は色々あります。ドライブのついで、休憩として立ち寄るだけではもったいない愛知の道の駅を是非楽しんで下さい!