ハウステンボスのアトラクションで人気は何？料金や気になる待ち時間も紹介！

ハウステンボスは約152万㎡もの広大な敷地を持つテーマパークです。まるでヨーロッパに来たかのように感じられる園内は「ウェルカムゲート」「アドベンチャーパーク」「アトラクションタウン」「アートガーデン」「スリラーシティ」「アムステルダムシティ」の各エリアに分かれていて、エリアごとに特色のあるアトラクションを楽しむことができます。今回は人気アトラクションのご紹介です。

ハウステンボスに来たら、何と言ってもお花を楽しまなくては始まりません。広い園内の至るところに庭園やテーマガーデンがありますが、メインとなるアートガーデンでは、チューリップやバラなど、季節ごとに趣向を凝らしたデザインのお花畑が一面に広がります。色とりどりのお花の美しさや香りに包まれるだけで、心が落ち着きそう。待ち時間を気にせず、ゆっくりと散策できるスポットです。

夜はアートガーデンがライトアップされ、昼間とは違った美しさを味わうことができます。ハウステンボスのイルミネーションは、全国イルミランキングで4年連続第一位に選ばれた圧倒的なスケール。イルミネーションを見るために、夜になってから来場する人も多いという人気のエリアです。

アトラクションタウンにある「ホライゾンアドベンチャー・プラス」は、高さ18m、幅52mの巨大な舞台装置と、大迫力のデジタル映像や音響・振動装置、800トンもの水を使用した体感シアターです。観客は、物語の主人公と同じように、実際にオランダで起こった大洪水の猛威を体験できます。オランダの風景を再現したジオラマも必見。人気アトラクションのため、混雑時には30分ほどの待ち時間が発生することもあるようです。

アトラクションタウンは、ハウステンボスの人気アトラクションが多く集まるエリアです。中央には噴水とハートの広場があり、さまざまなイベントが行われます。試食が可能な「カステラの城」や「お菓子の城」など、お土産屋さんもたくさんあり、ハウステンボスの中で最も賑わっているエリアと言えます。夜のライトアップも煌びやかです。

「カナルクルーザー」は、ハウステンボス内を流れる運河を巡るクラシカルなクルーザーです。ウェルカムゲートと、園内の中心にあるタワーシティの各ステーションから約15分間隔で運航されていて、パスポートをお持ちの方は無料で上下船できます。散策チケットをお持ちの方の料金は、大人600円、小人300円です。船内での案内を聞きながらハウステンボスの全体像をつかむことができ、広い園内の移動にも便利です。

2017年3月にアトラクションタウンにオープンした「VRの館」には、国内外各メーカーのVRコンテンツが一同に集まっています。ホラー体験やシューティングゲーム体験、恋愛シミュレーションなど、お好みに合わせてさまざまな楽しみ方ができます。有料体験ブースでは、VRチケット（料金:1枚200円）が必要になります。人気のコンテンツは、混雑時には120分ほどの待ち時間になることもあるようです。

アドベンチャーパークにある「恐竜の森」は、タブレット端末を使用して、制限時間内にミッションを遂行する期間限定アトラクションです。QRコードから恐竜の骨格データを集めたり、コードを端末に入力したりしながら森からの脱出を目指します。知力と体力が必要で、成功率はたった1％という難しさ。大人も子供も夢中になってしまいそうです。混雑時には60分ほどの待ち時間になることもあるようです。

アトラクションタウンにある「I.S.ラビリンス～光と音の迷路～」は、2315年の宇宙空間に迷い込んだという設定の、新感覚の迷路です。鏡が張り巡らされた迷路の内部は、レーザー光を使用したエリアや鏡の柱部分に映像を使用したエリアなどがあり、幻想的な雰囲気が楽しめます。反響する音楽も印象的で、大人でも十分に楽しめます。

「シューティングスター」は、高さ6mのスタート地点から、運河の上を全長300mものワイヤーロープで滑り降りるアトラクションです。小学生のお子様も、保護者同伴で滑ることができます。屋内のアトラクションだけでなく、体を動かして遊びたい方には特におすすめ。パスポート対象施設ですが、2回目以降は料金500円がかかります。

アトラクションタウンの「スーパートリックアート」は、遠近法や照明を駆使して作り出された不思議なトリックアートを一堂に展示したアトラクションです。全ての作品は触れたり、写真を撮ったりすることができます。少し離れて見たり、カメラのレンズを通して見たりすると、より立体的に見えるのでおすすめ。どの世代も楽しめる、遊べるアート作品です。

アートガーデン内にある「ドームシューティング360」は、アジア最大のドームシアターを使った大迫力のシューティングゲームです。最大40名が同時にプレイできるので、人気アトラクションにも関わらず、待ち時間が少なくて済みます。360度から襲ってくるエイリアンを、連携プレーで撃破しましょう。パスポート対象施設ですが、2回目以降は料金600円が必要です。

「ハウステンボス歌劇団」は、宝塚歌劇団やOSK日本歌劇団の出身者を中心に結成されたハウステンボスの専属劇団です。「チーム光」「チーム華」「チーム心」の3つのチームが、アトラクションタウン内のミューズホールで一日2回から3回の公演を行っています。パスポートをお持ちの方は無料で、散策チケットをお持ちの方は一回500円で楽しめます。

スリラーシティにある「サモナーバトル」は、常設施設としては日本初のAR（拡張現実）システム「HADO」を使った対戦アトラクションです。２つのチームに分かれ、ゴーストを召喚して戦います。8歳以上のお子様から、保護者の同意があれば遊ぶことができますので、家族でチームを組んで戦うのも楽しそうです。

スリラーシティの人気アトラクション「ニュー監禁病棟≒2 」は、2階建ての廃病院を進むウォークスルー型のホラーアトラクションです。実際に使われていたかのような病室のセットや病院内に立ち込める消毒液の匂いなど、リアルな演出が怖さを倍増させています。ホラー好きな方には外せないアトラクションです。

スリラーシティは、ホラー系のアトラクションが集まった、世界最大級のホラーエリアです。VRを駆使した最新のホラー体験や、日本の怪談をテーマにしたお化け屋敷などもあり、ホラー好きなら全制覇したくなるアトラクションがいっぱい。スリラーシティでは、トイレまで仕掛けが満載のホラートイレになっています。

世界中で愛されているぬいぐるみ、テディベアが大集合する「テディベアキングダム」では、テディベアの歴史を学べます。世界中から集めたテディベアたち、著名なアーティストが作り上げた特別なテディベアなど、約700体ものテディベアを見ることができる博物館です。待ち時間はほぼゼロで入場できます。

アトラクションタウンにある「ショコラ伯爵の館」は、チョコレートをテーマにした驚きの仕掛けがいっぱいの不思議な館です。パスポート対象施設ですが、散策チケットをお持ちの方は300円の別料金がかかります。この300円には、インビテーションチョコが含まれています。

カカオチケットを購入すると、ここでしか手に入らないインビテーションチョコにデコレーションができたり、蛇口から出てくるチョコドリンクが飲めたりと、チョコづくしの楽しい体験ができます。カカオチケットの料金は1000円で11枚、500円で5枚となっていて、各コーナーごとに必要な枚数が変わります。

ハウステンボスに来たら、お食事もアトラクション感覚で楽しみたいものです。ブッフェレストラン「変なレストラン」では、ロボットのシェフが料理やドリンクを作ってくれます。各テーブルでは「タピア」というロボットのホール係との会話も楽しめます。料金は、ランチが大人1980円（60分間）、ディナーが大人2980円（時間制限なし）です。

ハウステンボスは、広大な園内にアトラクションが分散しているため、週末でも比較的待ち時間が少なくて済むのが特長です。お子様に人気のゲームやアスレチック、女性が好むガーデンや美術館、ショーなど、アトラクションもバラエティ豊かで、老若男女問わず楽しめるのもポイント。いつ、誰と行っても快適に楽しめるハウステンボスで素敵な思い出を作ってみませんか？