竹原観光で小京都を満喫！アニメ「たまゆら」でも話題のおすすめスポットを紹介！

アニメたまゆらの聖地として有名な広島県竹原市、市内は小京都を感じる町並みで港から船で島へ渡れるそうです。竹原では多くの見どころがあるようですが、どんなスポットがあるのでしょうか。たまゆらに登場した建物も見られるそうなので、これからじっくりと特集したいと思います。

竹原市は江戸時代前期に塩や酒づくりで栄えた町、豪商やお屋敷があり美しい海が見られます。町には古い建物が点在し、昔懐かしい小京都の町並みを散策できます。最近では、外国人観光客に人気の大久野島のウサギたちがいる島にも、ここ竹原から船で15分ほどで行くことができます。広島グルメとあわせて市内を観光できます。

竹原市はお祭りも盛んに行われ、市内は活気にあふれます。そして、竹原はアニメたまゆらの舞台になった町、アニメに登場した町並みが実際に見られるので、アニメの聖地としても親しまれています。足を運んだ時期によって、見られる景色が変わるので何度も行ってみたくなる地域です。

広島県竹原市は平安時代に京都下鴨神社の荘園として栄えました。そのため、安芸の小京都と呼ばれる町並みが広がります。国の重要伝統的建造物保存地区に指定された町並み保存地区では、タイムスリップをしたような町並みを見る事ができます。道路がアスファルトから石畳に変わったら保存地域の始まりです。

広島県竹原市は江戸時代には製塩地として発展しました。豊かな経済力があったため、頼春水らの多くの優秀な学者を輩出した歴史があります。なつかしい町並みは、塩田と町人文化が生んだ貴重な建物ばかりです。保存地区以外にも、このような建物が点在しているので、お散歩がてら竹原の町並みを楽しんでみましょう。

今ではほとんど見ることが無くなった珍しい外灯。ここでは、ノスタルジックなデザインも、町並みに溶け込みます。昭和の時代を知る人は、この光景が懐かしく感じるでしょう。アニメたまゆらでおなじみの建物も町にあるので、聖地巡礼で探してみてください。

アニメたまゆらの舞台になった広島県竹原市。ここのお祭りでは、たまゆらも参加するアニメ好きの人にはたまらない内容になっています。2016年にはももねこ様祭が開催され、たまゆらに登場するももねこ様へ感謝をこめて慰労したそうです。アニメの聖地として、ももねこ様祭りは永久に不滅です。

アニメたまゆらの巡礼地めぐりで、多くの人が訪れる日の丸写真館。頼山陽銅像のある新港端から少し歩いたところにあります。なつかしい町並みに溶け込むように、大きく書かれた看板が目印です。たまゆらのアニメを見た人は、行ってみたい聖地のひとつですよね。忠実に再現された、たまゆらの世界観に感動しそう。

江戸時代に広島から移住し、塩田の経営や醸造業などを行った、沢田屋の邸宅です。竹原の町並みに溶け込むような古いお屋敷が現存しています。彫刻を施した出格子などの華やかな佇まいが見どころと言えるでしょう。アニメ聖地めぐりで訪れたら立ち寄ってみましょう。

松阪邸の室内も外からの印象と変わりなく清楚で風雅なたたずまいを見る事ができます。江戸時代末期ごろに建てられ、明治に改築されたもので、当時の様子を知る事ができるスポットです。

昭和初期に図書館として建てられました。小京都のような町並みとは少し違った、レトロモダンな洋風建築でひときわ目立ちます。ここでは、竹原に関する歴史や民俗、盛んに行われていた製塩業の歴史、今でも続く酒造に関する資料を見る事ができます。竹原市内の観光パンフレットもここでもらう事ができます。

今では資料館として使われていますが、もともとは江戸時代の儒学者、塩谷氏の旧宅跡です。頼山陽の叔父が志を受け継いで、学問所として使われていました。西洋を感じる外灯やなつかしい館内の雰囲気を楽しんでください。

西方寺本堂横にある高台にある普明閣。1758年に建築されたもので、西方寺の場所に妙法寺があったころの本尊です。中には、県重要文化財でもある、木造十一面観音立像が祀られており、おごそかな雰囲気を感じられる場所です。峡との清水寺を模して造られた建物なので、非常によく似た造りになっています。

朱塗りの舞台からは、竹原の小京都の町並みを一望でき、高い建物が少ないので、夕日に染まる海まで見る事ができます。竹原観光にきた人は必ず立ち寄る位有名な場所です。また、町のどこからからでも普明閣を見ることができるので、聖地めぐりで迷ったらここを目印にするといいですね。

竹原市の忠海港から船で15分ほど揺られると、広島で人気のある観光スポット大久野島へ到着します。国立公園に指定された島で、海外からの観光客も多くみられます。島内には、宿泊施設や温泉、ご当地グルメが食べられる場所があり。島ならではの楽しみ方ができます。

観光客のお目当てはうさぎさん。ここでは約700羽のうさぎが自由に暮らしており、島のあちらこちらで出会う事ができます。かわいらしい仕草を見るためにわざわざ遠方から広島まで来る人もいるそうです。自由にのびのびと暮らすうさぎを眺めていると、とっても癒されそうですね。

こんな感じにエサがあると、群がってくるうさぎ達。お目当てのキャベツにピョンピョンとダッシュで集まります。これだけの数が集まると迫力のある光景、動物園では見られない光景です。野生のうさぎさんなので、毛色がいろいろで触り心地も良さそう、いっぱいかわいがってあげましょう。

この島には、かつて毒ガス工場があり地図上から消されていた歴史があります。戦争中は毒ガス製造で、陸軍の管理下にありました。昭和20年頃まで毒ガス工場として使われていました。当時はここで毒ガスが製造されていることはあまり知られていなく、昭和59年にやっと一般の人が知ることになりました。様々な歴史をここでは知る事ができます。

このように島内には当時を感じる建物が多く残っています。毒ガスの製造過程で多くの犠牲者を出すことになり、死没者慰霊碑が建てられ手を合わせる事ができます。現在、島は保養地となり開発されていますが、当時を偲ばせるものが、ごくわずか残っていますので、聖地めぐりの帰りに足を伸ばしてみませんか。

観光に疲れたらカフェでひと休みをしましょう。Drewは庭師・橋本善次郎氏がデザインした美しい庭を見る事ができます。建物は「いらかの波」をイメージした小京都に溶け込む瓦屋根。お昼はカフェとして利用でき、夜になるとイタリアンの洋風居酒屋に変わります。いつまでも居たくなる居心地のいいカフェです。

1階では庭を眺めながらお食事ができ、2階は普明閣を遠くに眺め景色を楽しみながら過ごせます。店内にはジャズが流れ、ゆったりとした大人のひと時が感じられそうな雰囲気です。パスタやカレーなどランチメニューが食べらるので、お腹が空いたら立ち寄ってみたくなりますね。

町並み保存地区にある老舗醤油醸造元が営むお店です。築200年を超える醤油蔵を改装して作られたお店は雰囲気がとてもいいです。和モダンな落ち着いた店内で、テーブル席に座って会話を楽しみながら広島焼きが食べられます。とってもおいしいお店だと市内で評判です。

濃厚なソースにふわふわに生地、広島のお好み焼きはそばが入っているのでボリューム感があります。ほり川は、午前と午後にわけて営業をしますが、材料が無くなると営業終了となります。絶対食べたい人は、ランチでおじゃまするといいですよ。

小京都のなつかしい町並みが広がる竹原観光いかがでしたか。たまゆらのファンなら一度は行ってみたい場所ですね。とってもコンパクトな地域ですが、見どころが多くあり、歩いて観光できるのも便利でした。そして、クルーズ気分で行ける大久野島も魅力的でした。たくさんのうさぎに囲まれてみたくなりました。ぜひ、広島に行ったら竹原でノスタルジックな体験をしてみてください。