地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

弘前の桜の見頃は?「弘前桜祭り」2017の見所を紹介!開花予想も!

弘前の桜の見頃は?「弘前桜祭り」2017の見所を紹介!開花予想も!
投稿日: 2017年2月27日最終更新日: 2020年10月7日

毎年200万人以上の観光客が集まる、「弘前桜祭り」。見頃がGWに重なることもあり、毎年たくさんの人でにぎわいます。今回はそんな弘前桜祭りの見頃や見所などについて調べてみました。今年は弘前の桜祭りを思い切り楽しんでみませんか?

弘前桜祭りを見てみたい!見出し

春と言えば桜。入学式といえば桜を連想するように、日本人と桜は切ってもきれないものですよね。中でも三代桜の名所と言われるのが長野県の高遠城址公園、奈良県の吉野山、そして今回紹介する青森県の弘前公園の桜です。今回は弘前公園で行われる桜祭りについて、開花予想の状況、その見頃やおすすめポイントなどを調べてみました。

弘前桜祭りの会場は?アクセスは?見出し

弘前桜祭りは青森県弘前市の弘前公園で行われる桜祭りです。弘前公園は弘前藩津軽氏の居城として江戸時代に築城された弘前城と、その周辺の曲輪などから成り立つ公園で、弘前城は江戸時代の天守がそのまま残る「現存12天守」の一つであり、その中でも日本最北かつ最東端の城として、城郭ファンの人気も集めています。

弘前城の場所ですが、JR弘前駅から歩くこともできます。が、歩くと少し距離があるため、バスなどを利用して行くのがよいでしょう。路線バスもありますが、市内を回る市内循環100円バスが便利です。いずれもバス停は「市役所前」。降りると目の前が弘前公園の追手門になります。

JF弘前駅は、東北新幹線新青森駅から奥羽本線で約40分ほどです。飛行機の場合は青森空港が最寄りの空港になります。空港からは弘前駅前行のバスが出ており、これを使うと約1時間程度で到着します。

弘前桜祭りの見頃はいつごろ?見出し

弘前の桜は日本さくら名所百選、人と自然が織りなす日本の風景百選などにも選ばれており、毎年たくさんの観光客が訪れます。さらに弘前の桜は咲く時期が遅く、例年GW前後が見頃になるため、毎年200万人以上の観光客でにぎわいます。

ただ、どの観光地でもそうなのですが、ソメイヨシノだけではその年の気候によって開花時期が前後し、結果的に見頃もずれが出てきます。ところが弘前の場合、同じ弘前公園の中でもソメイヨシノの咲く時期にずれが生じます。具体的には例年外堀から咲き始め、公園の中に向かって咲いて行きます。そして西堀側が遅れて咲きます。その上、弘前の桜は約53種、2600本あり、遅咲きのものはGW後半でも十分に楽しめます。2017年の桜の開花予想はそろそろ出始めましたが、まだ変動する可能性があります。GWに当ることを期待したいところです。

弘前桜祭りの見頃と見どころは?見出し

弘前桜祭りですが、今年2017年の日程が先日発表になりました。2017年は桜祭り100年目の節目の年であることから、4月22日(土)~5月7日(日)が会期となります。実は弘前桜祭りの元となったのは1918年(大正7年)に始まった観桜会だとされていて、今でも「観桜会」と呼ぶ人もいるくらいなのです。

問題の見頃の時期に関してですが、例年通りであれば4月24日前後から外堀が咲き始め、1週間前後で見頃になると推測されます。中の有料区域はそれよりも少し遅めになります。現段階で出ている開花予想でもほぼ平年並みということですので、2017年もGWごろに美しい桜が楽しめそうです。

弘前桜祭り見逃し厳禁見頃ポイント見出し

それでは、弘前桜祭りで見逃し厳禁ポイントを紹介します。

外堀

バスなどで弘前公園に来るとまず目に入るのがこのエリア。弘前公園をぐるっと取り囲むようにある桜のボリュームにまず感動するのではないでしょうか。太くがっしりした幹と、堀の水面ギリギリまで枝を伸ばし、その先まで盛り上がるようについた花の迫力をぜひ近くで見てください。

下乗橋

弘前桜祭りを紹介する写真で必ず写るのがこの場所。後述しますが、現在は城が引越し中なので、景色が多少違いますが、美しい桜と赤い橋と石垣が美しいエリアです。

驚異の長生き桜

ところで、ソメイヨシノの寿命ってどのくらいだと思いますか?実はよく言われるのが寿命60年説で、ソメイヨシノはそのくらいで枯れてしまう、と言われます。ところが、弘前公園の二の丸にあるソメイヨシノは1882年に植えられたものでなんと樹齢が130年超!それが今でも毎年花を咲かせます。

さらにすごいのが1715年に植えられた「正徳桜」。こちらはカスミザクラという種類ですが、この年に弘前藩の藩士が京都から持ち帰った桜のうちの一本とされます。現在は根元から生えたひこばえが美しい花を咲かせ続けています。

これだけの長寿の桜が今でも花を咲かせ続けられるのは、特別な手入れがなされているから。実は弘前の桜は、名産のりんごの剪定技術を応用した剪定と、肥料などの管理によって毎年美しい花を咲かせています。弘前の桜が持つ迫力のある盛り上がったような桜も、この管理があればこそなのです。

西堀の桜のトンネル

西堀の桜のトンネルは、まさに頭の上に咲き誇る桜を堪能することができるエリアです。ここの堀にはボートもあり、ボートに乗ってお花見を楽しむこともできます。前述したように咲く時期が遅めなので、もし開花予想で早咲きになったとしても、こちらは桜が残っているかもしれません。

夜桜

弘前の桜祭りの中でも特に人気なのが、夜桜見物。日没から22時までと時間が長く、昼に見てもう一度来るという観光客も多いです。夜になると、桜がライトに照らされて白く浮かび上がり、さらにボリューム感が増すような印象。堀の水面に写り込む白い桜は「水鏡」と言われ、圧巻の美しさです。

花筏

残念ながら開花予想が早くて、予定した時期に葉桜になってしまった、という場合も、あきらめることはありません。前述したように弘前の桜は種類が多く、ソメイヨシノが終わったあとも楽しめる桜がたくさんあります。そしてもう一つ美しいのがこの「花筏」。堀の水面を散った桜の花びらが覆うのですが、堀が一面真っ白に埋め尽くされてとても美しい姿が見られます。桜の花数が多く、花びらが多いからこそできる光景です。

弘前桜祭り「今だけ」見頃ポイント見出し

ニュースなどで御存じの方もいるかもしれませんが、現在、「今だけ」見られるポイントがあります。それは桜と天守と岩木山の組み合わせ。

現在弘前城は石垣の修復のために天守を移動させています。「下乗橋」のところで「城が引越し中」と書いたのがそのことで、天守のみをそのまま70メートルほど移動させる「曳屋」が行われました。石垣修復には約10年かかるため、その間は景色が大きく変化することになります。とはいえ、移動したことで今まで見られなかった「城と桜と岩木山」の組み合わせが楽しめるのは、まさに「今だけ」見頃のスポットと言えるでしょう。前に見たことがあるという方も、ぜひこの変化を楽しんでください。

弘前桜祭りの見頃の時期に行われる観光イベント見出し

弘前桜祭りの見頃のこの時期、弘前公園周辺ではいろいろなイベントが行われます。

ひろさき手ぶらで観桜会

文字通り「手ぶらで」「観桜会」を楽しむ、と言うイベントです。満開の桜の下で郷土料理とお酒に舌鼓を打つというもので、場所の設定から料理、お酒の手配、片付けまですべてやってもらえる、というのがメリット。完全予約制で、申し込みは2017年度の場合、4月9日までとなっています。

津軽三味線世界大会

桜祭り期間中に行われるイベントで、2017年は5月3日、4日に行われます。2017年度で36回を迎えました。特に本大会は津軽三味線奏者の登竜門として位置づけられ、毎年白熱の演奏が繰り広げられます。

弘前桜祭りの見頃の時期に食べたいグルメ見出し

黒コンニャク

弘前桜祭りの屋台で売られる「黒コンニャク」。大きなコンニャクが串に刺さったものなのですが、おどろくのはその真っ黒な色。その黒い理由は企業秘密とか。意外と肌寒いことも多い桜祭りの中では人気抜群の一品です。

トゲクリガニ

昔は「観桜会にはカニ」と言われていたとのことで、まさにこの時期に旬を迎えるカニが「トゲクリガニ」です。ちょうどこの時期、周辺のホテルなどでは、このカニをたっぷり使った「トゲクリガニ汁」をふるまうとか。温かい味噌仕立ての汁で体も心も温まってください。

アップルパイ

弘前の名産といえばりんご。市内の菓子店では、名産のりんごを使ったアップルパイを売り出しています。「弘前アップルパイガイドマップ」というパンフレットがあり、各店のアップルパイが紹介されているのですが、その種類にびっくり。りんごのカットの仕方、使われている品種、シナモンの量などによってこれほどちがうものか、と思うほどです。甘い物好きな方はぜひ食べ比べてみてください。

見頃はいつ?弘前桜祭りの時期に咲く花たち見出し

どこの地方でもそうですが、桜が開花する時期はようやく春らしくなってきて、植物が芽吹く時期でもあります。弘前も例外ではなく、桜の開花とともにいろいろな花が咲き始めます。ここでは、桜と同じくらいの時期に咲く花を紹介してみます。

梅って桜よりも先よね?という人が多いかと思いますが、実は桜の開花予想は温かくなると一気に北上し、弘前あたりではほぼ同時に咲くことが多いです。民家の庭先などにある梅と桜が同時に咲く光景が見られるかもしれません。

りんご

桜が終わるころから咲き始めるのがりんごの花です。ちょうど弘前桜祭りが終わった後には「りんご花まつり」というイベントも行われます。りんごは知っているけど、花は見たことないな、という方も多いのでは?白いりんごの花が咲く光景はとても美しいですよ。巨大アップルパイの販売なども行われます。

弘前桜祭りの見頃を楽しむために見出し

現段階での2017年の開花予想は4月22日前後ということで、まずまず平年並みといったところです。ただ、現在まだ積雪がある状態でもあり、これからの気候によって変動する可能性があります。計画を立てるのであれば予想などを確認しておきたいところです。また、弘前の桜は咲き始めの時期などに「花冷え」することがあります。特に夜桜を見る予定がある場合は、温かい服装を用意した方がいいでしょう。日本一の桜、ぜひ楽しんでくださいね。

関連キーワード

投稿日: 2017年2月27日最終更新日: 2020年10月7日

アイコン

RELATED

関連記事

ライター

この記事を書いた人

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote